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サンタクロースの存在

わたしは、
サンタクロースが本当に存在すると思ったことは、
一度もない。
子どもの頃から、それはお話だと思っていた。
プレゼントは、リクエストして、実際にもらったけれど、
親にもらったと思っていた。
小学生の頃、他の子どもが、本当に信じているらしいのを知って、
驚いた。
当時はまだ他人がこんなにも愚かで卑劣で下品だとは知らなかったのだ。

その後、タクシー運転手の話を聞いた。
彼は、子どもに、すこしの間でも、サンタクロースの存在を信じるような子どもであって欲しいと願っているそうだ。だから今年もサンタクロースを演じるそうだ。

何ということだろう。
しかしそれも親心だ。こころ温まる話だ。いいだろう。

それでもやはり、それは子どもが馬鹿であることを前提にした話ではないか。
そのような、物理的に不可能であることが明白であるものを、信じる方がおかしいのだ。
そんな子どもでいいはずがない。
そんな子どもはそもそも情けなくないか?

夢を持つならもっといい夢を持った方がいい。

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