SSブログ

映画「アイリス」

作家アイリス・マードックが老年期認知症になり、
記憶が薄れ、認知が悪くなって行く。
その中で夫との過去が回想されつつ、
静かな死を迎える。

夫と過ごした豊かな時間があったから、
認知症となってからの時間も意義深いものになった。
たいていの人の場合には、生活が忙しく、
個人の心理に入り込むことも難しく、
理解できないままで終わってしまう。

おおむねふっくらとした体型の人が出てくる。
これもいいことだ。

脚本としては盛り上がりに欠ける。
しかし認知症そのものの悲しみが強いので充分に説得力がある。

共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。