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恋愛至上主義者

わたしは結婚していて夫がいます。子供はいません。
彼は結婚していて子供もいます。
でも、好きなんです。
わたしは夫とはもうずっとセックスもありませんし、キスさえありません。
同居人と思っているだけで、
恋愛感情はないんです。
社会的な責任は感じます。夫を不幸せにしたくありません。
両親は悲しむでしょうし、夫の実家も悲しむでしょう。
彼の妻も、子供も、困るでしょう。
それは理解できます。

でも、恋愛感情は、止められないんです。
彼だけが、好きで、恋愛感情が溢れてくるんです。

*****
この場合、恋愛至上主義者を擁護する人は少ないだろう。
分別のある人なら、ほとんどが否定するだろう。
それは、余裕のある人の趣味であり、道楽である。
生活を壊すほどのものではない。

彼に対する恋愛感情が、
夫の場合と同じく、さめてしまう可能性も無視できない。
自分が何を壊そうとしているのか、
見極めた方がいい。

しかし、このままの婚姻関係を続けることは誠実ではないというのも本当なので、
まず婚姻関係の解消を考えるのがいいと言われれば、それも道理である。

このままで続けていれば、現在の婚姻関係も、
それなりに落ち着いた外見をとるものだとの意見にも一理ある。
結婚と恋愛は別のものである。
その方が世間は受け入れるだろう。
不潔な話だろうが、そうなのだから、仕方がない。
婚姻は続ける、恋愛は人に言わないで続けるのである。
それが知恵なのかもしれない。

そんなことを人に話してしまうのが、
弱さなのかもしれないし、すでに恋愛の資格がないのかもしれない。

悩みなんかひとつもありません、という顔で平然としているなら、
世間は受け入れる。

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あるサイトで、ある人のアドバイスである。
実際、よくもそんなに面倒なことをするものだなと感心する。
わたしは和歌を読んでいるだけで充分だ。

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