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最近のパニック障害

最近はパニック障害については
Gormanの仮説が有名
恐怖条件付けの脳機構

phobic avoidance
フリージング防御反応

パニック障害のとき
SSRIを服用したとき
認知療法を施行したとき
それぞれで脳血流の変化を測定したりしている

母子分離ストレスの研究は相変わらず続いている
早期の母子分離を経験するとやはり多少過敏になる
これは牛若丸みたいなものかなと思ったりする

セロトニンが不足である
セロトニン・レセプターが過敏である
すこし方向が違うのだけれど
部分部分で違う方向に動いていると考えてもいいわけだ

Panicとひとまとめにしていうけれど
実際はいろいろな病像があって
周辺的な事情についてどの範囲でひとまとめにしていいのかは難しい
ずいぶん違う

DSM4では列記してある症状のうち4つ以上となっていて
4つというのはなかなか絶妙であるらしい

4つ以内だとだいたい1年以内に治療が終わる感じもある
例外は多いけれど

Barlowの誤った警報モデルが有名

具体的な恐怖の原因がないのに警報だけが鳴っている
これがパニック発作

海馬恐怖と
扁桃体恐怖

恐怖の内容を
言語化する事
明確化する事
これで大分治療は前進する

たとえば
地球は丸いというのは最近の人であれば常識である
しかし5千年前の人類の立場に立ってみたらどうだろうと考えてみる
するとたぶん地球は平たくてどこまで行っても平たいのだと考えるのではないだろうか
そう考えたくなる理由もあって
5千年前の人類を想像してみればずいぶんと考え方も感じ方も広がる

非合理的確信を
合理的思考や合理的反応に置き換えられないか考えてみる

不安だからどきどきするのか
どきどきするから不安なのか

悲しいから涙が出るのか
涙が出るから悲しいと思うのか

不安とどきどきと確信の三角形の悪循環
リラクセーション
認知の訂正
行動療法
がそれぞれの部分で効果がある

パニック障害と非定型うつ病の近縁性が言われている
さらに社交恐怖が近い

体をメタルで飾る人がいる
ピアスとかリングとか
攻撃性の亢進を思わせる

認知療法は前頭葉の血流を増加させる
そのことが治療効果に関係しているのではないかと推定されている

自己肯定感を引き出して増大させる事が有効である場合も多い
過剰に自己否定的な人がいる

怒り発作
怒りはときに大切


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