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インフルについての見解-2

1.もともと水際で止められるとは思っていなかったらしい。やっぱりだめですねと確認して、未来の鳥インフルに備えるはずみとする。

2.それにしても。成田など検疫業務に携わった人たちはフラストレーションが高かっただろう。食い止めるのではなくて、食い止めようと思ってもだめですよと証明するだけの仕事。テレビ映像では必死に走り回っていた。

3.検査しなくては豚インフルとは分からない軽い風邪。それを見つけたというのもなかなか興味深い。Bが多い中で、なんだかAがずいぶんいるなという印象はあったらしい。

4.隔離作戦も結局いざとなればベッドが足りない、人員が足りないということが分かった。足りないからといって、一般開業医にお願いするのも無理らしいと分かった。分かって、世間にも周知できたというところで成果あり。あとは豚インフルに関しては普通のインフル対策に切り替えて行けばよい。しかしそれにしても、鳥インフルに対してどうするか、全然だめということが気がかり。

5.学校をたくさん休みにして親が仕事を休むことになり困ったといっている。この経験があれば、鳥インフルの時はゴールデンウィークの旅行などは自粛するように呼びかけることができるだろう。

6.しかしいずれにしてもうつるのだから仕方がない。はやくかかって免疫を獲得した方が賢いという見解もあり。万一変異して強毒性になった場合にその免疫がありがたい。しかしそれは鳥インフルには通用しない。

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7.健康な人はまだいいけれど、免疫系の弱っている人や呼吸器の弱い人は困っているはず。

8.第二波、第三波で、変異して致死率が高まっていないかについてはやはり心配。

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9.普通のインフルくらいだろうということになれば、普通のインフルの時に大々的に宣伝しているワクチンが今回はない。ということは、逆に言えば、ワクチンの効き目が分かるということになる。豚インフルで死んで欲しくないけれど、大きな被害はないとわかれば、そのときは、ワクチンとは一体何だったのだろうという話になりかねない。

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10.それにしても、大阪や兵庫の一件で、学校というものは、実に強力な感染装置なのだと分かる。インフル以外に、原因不明のいろいろな病気について、感染が発症メカニズムの一部となっていることは考えられないではない。日本でいえば明治以降、学校制度や軍隊制度が出来て以降、発生している病気について、感染が一因になっていないか、考える必要があるかもしれない。近代とともに始まった病気というものもいくつかあるようだから。


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