謙虚であること
謙虚であることといっても抽象的なものだ
具体的にいえば
金
異性
プライド
について
わたしは一番最後で良いと貫くことである
損をさせられても
それがまわりまわって誰かの得になっているのだと
静かな気持ちでいることである
広い意味の寄付である
社会のピラミッド構造があるとして
上に行かなくても平気でいることである
むしろ上に行けば堕落なのだとできるだけ最後になることである
ピラミッド構造の上に行きたいと思うのは
男性ホルモンの作り出す本能であるから
その本能に反して謙虚になることは難しい面があって
脳の中ですこし納得させる作業が必要である
みんなが先に行きたいなら
自分は最後でいい
みんなが良いものをほしがるなら自分は余り物でいい
誰にも出来ることではないし
多分誰にも出来ないことだろう
しかしそれでもときどき謙虚になれば
それだけで人生は変わるだろう