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こんなにも親身になってくれた人

自分が苦しいときに
こんなにも親身になってくれた人がいたことを
ずっと忘れないでいようと思う

これはいま、強く、思う

人を援助することが仕事になってしまうと
「親身」の度合いもやや薄くなってしまうものだ
それが毎日の仕事だといえばそうであるが
本当に苦しい思いをして専門家を頼ってやってきた人が
事務的な扱いをされたりすると
やりきれないことはよく分かる
困っている人にとってはそれは人生に一度か二度の特別なことなのだ
しかし医者にとっては病気に接するのは毎日のことである
そこの立場の差はやはりどうしても微妙に存在する

苦しむ人はどうしてこの気持ちが伝わらないのだろうと
自分を無力にも思い
この世界を理不尽にも思い
また誰か特定の人を恨んだりもし
結果としてあまり未来建設的にはならないことも多い

苦しむ人は自分を客観的に過不足なく表現することも難しい
それが苦しむということの本質でもある
ポイントを平明に短く言えたら
そろそろ卒業ということになるはずだ

わたしとしては、まず未来を向こう、そして少しでも幸せになろう、
そのために何が必要なのか、一緒に考えよう、そう思う

過去への怨念に凝り固まって幸せになれるはずもない
そんなことのために生まれてきたのでもないはずだ

しかし人間はしばしば視野狭窄に陥る
これが孤独というものだ
孤独の中で過去の不幸しか見えなくなってしまう

だから連帯するのだ
脳と脳をつなげて
並列コンピュータにするのだ
そのようにして助け合おう

わたしも苦しいときにこんなにも助けてもらったのだ
その身にしみてありがたい体験を忘れないでいよう
苦しいときにどのようにしてもらったらありがたかったか忘れないでいよう
自分なりに体験があれば
それを参考にすることはできるはずだ

忘れないために
ここに書き記す


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