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夏目漱石の草枕

悲しくってつらくって
指先をけがしたので何もできなくて
夏目漱石の草枕を手に取ってみた

この春から本を本棚に広げているので
欲しい本がすぐに見つけられるし
どんな本があるのかなと眺めていても楽しい

夏目漱石の日本語が古くならず
観察も思想も古くならないのは実に驚きだと思う

太宰治の日本語も古くならない

これは夏目漱石と太宰治の日本語が日本語の標準となっているから
古くならないだけなのだと思うが
それでも、長い間、国語の標準となり続けることができるのは
すごいことなんだと思う

手元の漱石全集では草枕と二百十日、野分の三作が一冊になっていて
明治39年9月から40年1月に書けての創作となっている

こんなにたくさん書けるなんてどうなっているんだ
町田康なんかよりもっとすごいじゃないか
天才だ
文豪だ


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