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老賢者の治療

老賢者の治療というものを想像してみる

多分、単純化された方針・原則はなく
時に応じて、個々の工夫を大切にするのだろうと思う

偶然の要素も最大限利用される
親戚にどんな知り合いがいるとか、近くでどんな施設があるとか、そのようなこと

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大規模臨床試験で有効性が認定される治療法というものは
どんな時に適用すべきかを普遍的な原則として規定してあるし
治療者の個性によらず治療の原理原則が存在する
勿論その上に治療者の個性が上乗せされるのであるが
それはおまけとも言うべきもので
正味の治療要素は個性によらない部分であると考えられる

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そのように脱色された標準治療法でなければ
科学的にあるいは統計学的に有効であると主張する事は難しい

一方老賢者の治療は原則があるわけでもないし
再現性があるわけでもない
普遍性もない

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こうして「普遍的な治療原理」と
「その場限りの工夫」の二つの立場が鮮明に対立する事になる

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実際には両者とも大切な要素である




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