従順なイルカ
完璧な流線型
発達した神経系
戦争を好まない性格
イルカはせっせと餌をもらって曲芸をしている
何と哀しいことか
支配する者にしてみれば、
人間にイルカのように従順になって欲しいだろう。
自分が従順なイルカであると意識する時、
どんな気分がするものだろう
勝手に泳ぎ回りたい
発達した神経系
戦争を好まない性格
イルカはせっせと餌をもらって曲芸をしている
何と哀しいことか
支配する者にしてみれば、
人間にイルカのように従順になって欲しいだろう。
自分が従順なイルカであると意識する時、
どんな気分がするものだろう
勝手に泳ぎ回りたい
朝日新聞ディベート経済より
1.これまで、「市場の欠陥を政府の介入と、再配分によって、正すのが政治だ」とするのが、保守にも革新にも共通する認識だった。
1-1誰に手厚く再分配するのかで、保守と革新は別れた。保守は農家、大企業。革新はサラリーマン。
2.これからは、「市場自身の発展によって、市場の欠点を正していく。それを助けるのが政治の役目だ。」という認識を保守と革新の双方の共通土台とする政治文化が求められている。
2-1市場の欠点を市場自身の発展によって正していくことがどのようにして可能なのだろう。そのプロセスで、犠牲またはマイナス面が多すぎるということはないのか?
1-1誰に手厚く再分配するのかで、保守と革新は別れた。保守は農家、大企業。革新はサラリーマン。
2.これからは、「市場自身の発展によって、市場の欠点を正していく。それを助けるのが政治の役目だ。」という認識を保守と革新の双方の共通土台とする政治文化が求められている。
2-1市場の欠点を市場自身の発展によって正していくことがどのようにして可能なのだろう。そのプロセスで、犠牲またはマイナス面が多すぎるということはないのか?
社会格差
現在、各人にとって、社会格差を切実に感じさせられる場面は、
たとえばどんな場面だろう。
そんなに格差は拡大しているのか?
所得の差、労働時間の差、自由時間の差、通勤時間の差、
有給休暇の差、これらが一体となり、格差を構成している。
しかし、所得の格差であれば、支出の工夫をすればいいだろう。
自由時間の格差であれば、これも、時間の工夫をすればいいだろう。
格差が拡大しているとして、
それは、「上昇志向」を産む種類のものなのか、
それとも、「意欲喪失」を招く種類のものなのか。
この点も問題である。
根本までさかのぼり、
なぜ同じだけの汗を流したのに、
能力の違いだけで、
報酬に違いがあるのか、と
いきり立っていても、すでにその議論は終わっているのだ。
自由主義市場経済の勝利なのである。
そして、その制度の難点を微調整するのは、
やはり自由主義市場に内蔵された仕組みである。
そのような思想。
これは解決でもなく目標でもない。
ほとんどこじつけたに過ぎない
結論である。
社会格差を少なくしたいのなら、
社会格差についての報道を制限すればよい。
拉致被害者の問題を国民的感心にしたいのなら、
マスコミを動員すればいいだけの話である。
格差があるのかないのかという事実認定さえも、
蜃気楼のようなあやふやなものである。