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映画「スコア」

デ・ニーロ主演の泥棒もの。
時間を忘れさせてくれる。
役の中でもデ・ニーロはマニアックな奴で、
いろんな道具を駆使する。

「これが最後の仕事だ。」

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ヴィスコンティ監督「白夜」

原作はドストエフスキー。マストロヤンニなどが出演。
フォーカスのくっきりとした分かりやすい話になっている。
しかしそれにしても、こんな結末か。
恋愛というものがこうしたものである以上、
仕方のない結末ではある。
納得は行かないが、
これが現実だと認めざるを得ない。
二股かけないだけ誠実だということだ。
無邪気な女は男を苦しめる。

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小沢一郎 国会代表質問

ていねいかつ平易な言葉で論点はすっきりまとめ、
説得力があったと思う。
地方の疲弊、農村の貧困、老後の不安、
そういったことと地方分権を関係づけていた。

果たして、地方分権は解決になるのだろうか?
権力が分散すれば、悪行の機会が増えるだけではないかと疑う。
きっとそうだ。

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堀江敏幸「熊の敷石」小説

短編小説。
何か文章を読んで、自分として得られるものがあることが喜びである。
そして文章の手触りが、温かければ、また、荒々しければ、
それぞれに楽しい。
この小説では、筋書きも、舞台も、登場人物も、ちょっとしたネタも、教訓も、よく備えている。
読後の感想として、誰かに話す時も、いろいろと話せるだろう。
よくできた話である。古典的な結構を備えている。

しかしそれだけなのだ。
これが現代の小説の限界なのだろうか。筆者の好みなのだろうか。
よく分からない。
例えば、NHKの8時くらいの歌謡ショーで、細川たかしがいつもの歌をいつものように歌っているような、
非凡なのだが、風景としてはすでに平凡になってしまっている、
そんな感じがする。
現代のような情報過多社会では、ネタはもう出尽くしているのだろう。
最先端企業や最先端学者を登場させて話を引っ張るくらいしか、
novel新奇さは出ないのだろう。
読んだあげく、トリビアが一個でした、というような気の抜ける感じは
嫌だな。

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