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ドラマ「水戸黄門」再放送

古いドラマが再放送されていて、
昨日偶然見たら懐かしい吉沢京子がでていた。
今日は中村敦夫がでていて、女優さんはえーっと、忘れた、最近見ない人だったな。
懐かしい人の顔が見られて、なかなか面白い。
安定した脚本もよい。苦労したものだろう。

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映画「パフューム」 井上ひさし「箱根強羅ホテル」

いま宣伝上映されている映画「パフューム」であるが、
中に、媚薬の話が出てくるらしい。

井上ひさし「箱根強羅ホテル」では、
帝国陸軍が本土決戦用に計画した珍作戦がいくつも紹介されているが、
その中にHH剤という話も出てくる。
ヒトに用いるホレグスリのHHということで、
アメリカ兵に向けて爆発させて、
振り袖姿の娘たちを並べ、その前に穴を掘っておく作戦。

シナリオの技術というものがあり、
例えば、読んでいて人物が入り乱れて混乱しない工夫というのもある。
文字だけで追っていると誰の発言か混乱しそうであるが、
そうならないように工夫している。
うまいもんです。

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映画「アメリカンビューティ」

最後のシーンはやはり何度見てもいい。
あとの部分は早回しで終わった。

レンガの壁。風に吹かれて舞い上がる袋。
死は一瞬ではなかった、というナレーション。

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井上ひさし「シャンハイムーン」

こまつ座公演記録。
いい話だなあ。
魯迅先生の話。

シナリオは、話の要点だけが書かれている感じで、スピードがある。



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西の空が青い朝

やあ、こんにちは
どう?
今朝ね、起きて外を見たら、西の空が深く深く青いんだ、
春の始まりだね

などと挨拶をされる

季節を少しだけ先取りして感覚するのはよい習慣である
楽しくもある
しかし
私はもう少し先の、もの憂い晩春を想像し始めている
時間を失う恐ろしい感覚を反復している

西の空の果てでは
魂を失った怪物が泣いているのではないか

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ローマに近づくほど

ローマに近づくほど、カトリックは堕落する、と批判されたことがある。

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旅館の女将という仕事

あるドキュメンタリーで、旅館の女将の仕事を紹介していた。
その北陸の旅館では旅館の評価ランキングで第一位を十何年も続けて獲得していた。
それは現在の女将の力量に負うところが大きい。
しかし世代交代の時期でもあり、若女将がデビューすることとなり、
カメラが密着したという設定である。

評価第一位を続けなければならない重圧を感じつつ、
どう仕事をしてゆくか。
それはそれでいい話で、何も文句はない。
ビジュアルにも見栄えがする。
仕事にも興味を持ち、共感する人も多いだろうから、
テレビの仕事としてはいい。
しかし私が感じたのは別のことだ。

その旅館が、全国一位を続けてきたのは立派なことだが、
そのようにがんばればやれるということが分かったわけで、
何もそれ以上がんばる必要はないのではないか?

もっと別の方向で力を発揮してみようという気になってもよいのではないか?
例えば、財産もたんまりあることだし、それを豪華に浪費してみることだって、
とてもいいことだと思ったのである。
よりどりみどりの掛け軸だって、売り払えば、かなりのお金になる。
そのお金で、本当に好きなことにチャレンジしてみたらどうだろう。
本当にやりたいことが女将業だとして、それは先代や先々代が極めてしまっているではないか。

当時、その意見に賛成してくれた人はいなかった。
全員が、世の中そんなに甘いものではない、との断定だった。

いまは世の中の人の判断がよく分かる。
そのような気がする。

偶然にも手にしている幸運を
軽々に手放してはいけないのだ。

人生がどんなにこわれやすいものか、知る必要があった。

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有名旅館

旅館 温泉名 スコアー
あさば 修善寺温泉 料理部門第1位
風情部門第1位
24
玉の湯 大分 湯布院温泉 料理部門第1位
接客部門第2位
風情部門第5位
24
亀の井別館 大分 湯布院温泉 温泉部門第4位
風情部門第5位
18
花仙庵 仙仁温泉 
岩の湯
長野 仙仁温泉 接客部門第1位
風情部門第3位
16
鶴の湯温泉 秋田 乳頭温泉郷 温泉部門第1位 16
蓬莱 静岡 伊豆山温泉 料理部門第4位
温泉部門第4位
15
山荘 無量塔 大分 湯布院温泉 接客部門第3位 11
洋々閣 佐賀 唐津市 料理部門第3位 11
俵屋旅館 京都 中京区 風情部門第2位
接客部門第3位
11
10 あらや滔々庵 石川 山代温泉 料理部門第4位

少し古い資料で有名旅館。
俵屋旅館については本が出ていた。買っただけでどこかに紛失した。

まだ湯布院が隆盛を誇っていた頃のデータらしく、三つの旅館がランクインしている。
特に上位の二つは有名で、昔から競い合ってきた仲だという。
職員さんに聞いた話では、
二つの旅館は、競い合ってはいるけれど、お互いにノウハウを提供し合って、
「湯布院」という地域ブランドを高めていきたいという方針があったとのことだ。
なるほど。思いついたことがあって、成功したことがあったなら、共有していけば、
先々うまく行くわけだ。
悪口を言っているうちはまだ素人である。

職員さんには質問しなかったけれど、旅館職員さんという人の中には、
事情のある人もいると思われ、当然、旅館を「はしご」して歩いている、
渡り鳥さんもいるのだと思う。
とすれば、ノウハウは自然と共有されてしまうだろう。

病院の看護婦さんなども地域の仲でグルグル回っているものです。
その間にノウハウが共有されるようです。

乳頭温泉は、人の話によれば、
ずっとずっと奥の方だという。

加賀の有名旅館が入っていない。
私も泊まったはずなのだが、全く記憶になく、
多分、下っ端だったので、きちんと接待されなかったのだと思う。

個人的には国民宿舎が気持ちがいいと思う。
あるいは、「冬のソナタ」に出てくるような、韓国式の簡易な宿がいい。
豪華な食事なんかいらない。
刺身とか天ぷらとか、土鍋とか、興味がない。土台、趣味が合わない。
板前さんという人たちと味が合わない。
酒も飲みたくない。
お茶漬けくらいで充分である。
こんな時代だから、スーパーで買ってきて、さっさとすますのでも構わない。
というへそ曲がりである。

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