水俣病
水俣病について、古いフィルムを見たことがある。
お母さんが泣きながら話す。
「この子に丈夫に育って欲しくて、たくさん魚を食べさせました。
自分が食べない時でも、まずこの子に食べさせていました。」
結果として、魚の中に蓄積した有機水銀が子供に蓄積してしまった。
まず猫がふらふらしてまっすぐ歩けなくなった。
これも魚をたくさん食べていたせいである。
親のありがたい心が、この場合には子供を先に病気にしてしまった。
悲しいことだ。
光熱水大臣証人喚問へ
でも、こんな程度のみえみえの問題で
大げさに正面からやってしまうのも大人ではないだろう
こんな場合は、何か別の辞任理由をつけてあげる
たとえば秘書が大きな不祥事を起こして、
引責でやむなく辞任
秘書を切り捨ててもよかったが、それは忍びなく、
男らしく大臣を辞任したことにするとか
そうでないと、きちんとやっている人たちが絶望する
きちんとやっている人たちはきちんとした社会だと信じているのだから、
その確信を壊すようなことをしてはいけない
*****
この辺のしきりをする人間がいないのだろうか
それではうまく回らないだろう
禍根を残す
やられた方は逆恨みして反撃の機会を待つようになるだろう
それは賢くない
大げさに正面からやってしまうのも大人ではないだろう
こんな場合は、何か別の辞任理由をつけてあげる
たとえば秘書が大きな不祥事を起こして、
引責でやむなく辞任
秘書を切り捨ててもよかったが、それは忍びなく、
男らしく大臣を辞任したことにするとか
そうでないと、きちんとやっている人たちが絶望する
きちんとやっている人たちはきちんとした社会だと信じているのだから、
その確信を壊すようなことをしてはいけない
*****
この辺のしきりをする人間がいないのだろうか
それではうまく回らないだろう
禍根を残す
やられた方は逆恨みして反撃の機会を待つようになるだろう
それは賢くない
動物園の猿も花粉症
動物園の猿も花粉症との報道があった。
人間の場合も花粉症になる人とならない人がいるのだから、
杉などの花粉は原因の半分で、
半分は身体の側の問題だろうといわれている。
花粉症になった人と花粉症になった猿との距離は近く、
花粉症になった人とならない人との距離は遠いということになる。
住みにくい国になったものだ。
人間の場合も花粉症になる人とならない人がいるのだから、
杉などの花粉は原因の半分で、
半分は身体の側の問題だろうといわれている。
花粉症になった人と花粉症になった猿との距離は近く、
花粉症になった人とならない人との距離は遠いということになる。
住みにくい国になったものだ。
井上ひさし「円生と志ん生」
これもこまつ座公演記録。
面白くするする読める。
「ゴヤ」も戦争で大変、井上ひさしも戦争で大変。
戦争してみようと思うのは人間の本性らしいが、
なんとかしたいものだ。
面白くするする読める。
「ゴヤ」も戦争で大変、井上ひさしも戦争で大変。
戦争してみようと思うのは人間の本性らしいが、
なんとかしたいものだ。
雪印の再生
雪印が「北海道100」というブランドを発売したとのこと。
会社というものが、ここ最近急に悪くなったはずはなく、
昔からそんなものだったのだろうとも思える。
それが最近は報道機関が何でもかんでも伝えるので、
国民が知ることになっただけだろう。
しかしまた一方で、これが日本の「劣化」なのだとも思う。
学級崩壊している社会が、会社は崩壊していないと考えるのはおかしい。
会社も崩壊しつつあるだろう。
そこで、他の会社はどうだろうかと見渡すと、盛りだくさんである。
日興については、「会社ぐるみでやったわけではない」との
途方もない言葉で、上場取消は見送られたとのことだ。
結局、大会社になれば何でもありということではないか。
モラルも崩壊している。
せめて子供の前で取り繕おうという気持ちはないものか。
未来の国民に、こんな歴史を残しては申し訳ないと思わないものか。
「どうせこんな程度だった」と思っているのか。
ライブドアよりも専門的で大がかりな経理操作と伝えられていたと思う。
吉野家の骨入り牛丼の話といい、不二家の話といい、失望する話ばかりだ。
今日、株価はいったん持ち直したけれど、難しい未来だ。
会社というものが、ここ最近急に悪くなったはずはなく、
昔からそんなものだったのだろうとも思える。
それが最近は報道機関が何でもかんでも伝えるので、
国民が知ることになっただけだろう。
しかしまた一方で、これが日本の「劣化」なのだとも思う。
学級崩壊している社会が、会社は崩壊していないと考えるのはおかしい。
会社も崩壊しつつあるだろう。
そこで、他の会社はどうだろうかと見渡すと、盛りだくさんである。
日興については、「会社ぐるみでやったわけではない」との
途方もない言葉で、上場取消は見送られたとのことだ。
結局、大会社になれば何でもありということではないか。
モラルも崩壊している。
せめて子供の前で取り繕おうという気持ちはないものか。
未来の国民に、こんな歴史を残しては申し訳ないと思わないものか。
「どうせこんな程度だった」と思っているのか。
ライブドアよりも専門的で大がかりな経理操作と伝えられていたと思う。
吉野家の骨入り牛丼の話といい、不二家の話といい、失望する話ばかりだ。
今日、株価はいったん持ち直したけれど、難しい未来だ。