人生と読書
あわれなり
私の人生よ
どこへ行く
などと言ってしまいたい
自分の人生でなければこんなに細かいところまでは分からない
自分の人生だからどうしようもなくて途方にくれる
細かく知っているからうつになる
自分の人生だから距離をおけない
おかしなものだ
自分ではどうしようもない
そういう面があるのだとうすうす知っている
困った挙句
逃避したくて
柄でもなく小説などを読んでみて
最近の結論は
何が描かれているかを知るなら映画でもいいし
そもそもいまさら新しい「何が」を期待しても得られない
「どのように書かれているか」
「語り口はどうか」そんな部分が興味の中心らしい
同じせりふでも若い女性に言わせてみたいとか
そんな辺りも興味になるようだ
だとすれば
そんなものは限りなく退屈である
私にとっては
だって私は人生について途方にくれているのだ
そんな人間が慰めも得られず
解決の糸口も得られないとしたら
文章は一体何のためにあるのだろう
巨人二戦目
昨日巨人はホームランで勝ったものの
今日は点が取れなくて負け
完封リレーされた
相手は横浜だし
つなぐ野球ができるかどうか
なんて早くも課題の指摘
走塁も悪いし
ランナーを進める打撃もできないし
ポストモダンな野球になっている
勝つことを笑い
フォアザチームを笑う
自分の給料を上げる野球
それでいいよ
口で何といっても
あんたらはそんな野球しかできない
そしてそれが制度というものだ
口で言った通りの理想を貫くなんて人間は
巨人にはいられない
上から思想教育をする、優勝が大事
下からは物欲の教育、結局給料を上げること
挟み撃ちにあって、口は上からの教育を語り、
身体は下からの欲求を表現する
結果としてはこんな巨人になりました
それでいいんだよ
-----
甲子園では大阪桐蔭の中田敗戦。
背番号5の控え投手が、センバツ史上に残る“省エネ投球”。関西・川辺郁也投手(3年)が創造学園大付(長野)戦で、わずか77球、3安打、無四球の完封勝利。80年以降では85年、PL学園・桑田真澄(天理戦=83球)の記録がある。
78年にパーフェクトを達成した前橋・松本(78球)よりも1球少ない驚異的な投球数。
3安打ということで打者30人、77球だから、一人あたり2.6球というところか。
見ていて興奮するというものではないが、
ひとつの極致がある。
今日は点が取れなくて負け
完封リレーされた
相手は横浜だし
つなぐ野球ができるかどうか
なんて早くも課題の指摘
走塁も悪いし
ランナーを進める打撃もできないし
ポストモダンな野球になっている
勝つことを笑い
フォアザチームを笑う
自分の給料を上げる野球
それでいいよ
口で何といっても
あんたらはそんな野球しかできない
そしてそれが制度というものだ
口で言った通りの理想を貫くなんて人間は
巨人にはいられない
上から思想教育をする、優勝が大事
下からは物欲の教育、結局給料を上げること
挟み撃ちにあって、口は上からの教育を語り、
身体は下からの欲求を表現する
結果としてはこんな巨人になりました
それでいいんだよ
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甲子園では大阪桐蔭の中田敗戦。
背番号5の控え投手が、センバツ史上に残る“省エネ投球”。関西・川辺郁也投手(3年)が創造学園大付(長野)戦で、わずか77球、3安打、無四球の完封勝利。80年以降では85年、PL学園・桑田真澄(天理戦=83球)の記録がある。
78年にパーフェクトを達成した前橋・松本(78球)よりも1球少ない驚異的な投球数。
3安打ということで打者30人、77球だから、一人あたり2.6球というところか。
見ていて興奮するというものではないが、
ひとつの極致がある。