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巨人第41、42戦目

41戦目 中日川上に負け。仕方ない。
42戦目 なぜかデーゲーム。李はまたホームラン、復調か。
チームは首位陥落。中日は実際に強いから、仕方がないと思う。

交流戦が始まれば、パ・リーグから移籍してきた強打者が
機能すると思うので楽しみである。
パ・リーグのエースを見るのが楽しみである。
交流戦が終了して、3位以内なら、オーライだと思う。



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大江健三郎「話して考える」と「書いて考える」14

○考えるというのは、つまり言葉で考えるんだと気がついた。

●そう、だから、言葉を使わないで考えるということがどういうことなのかも、知りたいものだ。それは思考とは呼べないかもしれない。直感といった方がいいのだろう。考えるといえば不正確なので、言葉によらずに、結論を出す、その方法ということになるだろうか。

●深く理解する時は、図示できる時だとの印象がある。解説書でも、図解方式は分かりやすい。

●考えるからよい選択ができているのだとも思わない。何も考えずにいい選択ができているのかもしれず、考える過程はそのあとに発生して、すべてを追認しているのかもしれないのだ。無意識の研究はそういうことになる。

○相手を説得できなかった時、一人になってから、紙に書いてみる。

●そのようなことができるならば、かなり誠実なのだと言えるだろう。



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オーデン「新年の手紙」

風呂本武敏訳。
いやー、参りました。
詩を読んでパッと頭に灯りがつくような詩ではないです。
たとえば、訳詞の世界でも、アポリネールとか、
堀口大学の「月下の一群」とか、そんな感じで分かるものではないようだ。

分かろうとする人のために、
オーデン自注、訳注がたっぷり掲載されている。
これがまたすごいです。

自注の中にはおびただしい引用。
ウィリアム・ブレイク、イェイツ、などこれまた分かりにくい人の言葉を引用されても、
ますます分かりにくいのだった。
他に、ニーチェ、ミード、キルケゴール、リルケ、シェイクスピア、キプリング、
コリングウッド、カフカなど。なかなか難物。
この手のものを翻訳するのは極めて困難である。
無難に、几帳面に既訳文献を引用しているが、断片により意味を正確に
伝達することは難しいのだ。
断片を自分なりに翻訳したいと思ったに違いないが、
多分、放棄したと思う。
大学の先生だから、講義の準備として、
一つ一つの引用について、翻訳をあたり、引用したものだろうけれど、
理解するには、引用部分周辺をさらに理解する必要もあり、
なかなか困難である。
少なくとも時間と覚悟が必要である。

というようなわけで、
理解のハードルは高く、
感動のハードルはさらに高く、
私のような無教養な人へのオーデン導入の書が必要である。

オーデンと、ブレイクについて、初心者への導入書を強く要望する。
ブレイクについては、版画を見ながら読んでも、なお難しい。
霊感がなければ無理なのか。



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山本周五郎「虚空遍歴」

いいものだ
教訓のためではなく
ただ楽しみのために読んでいる

金沢に向かう途中で
パニック発作を起こす。
不安発作の要点を簡潔に描いていて、
わかりやすい。

抜き書きしてメモしておきたいがその気力なし。



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