疲れも流れてゆく
タクシーに乗ると憂鬱さも少しずつ流れてゆく。
夕暮れの東京タワーは淋しい。
真夜中になるとそれなりに美しいのだが。
裁判所。
検察。
江戸城。
お堀に沿ったいつもの道。
お城の周りをジョギングする人。
犬の散歩。
タクシーを追い越してゆくオートバイ。
今日は小さな車に一人で乗っている人が多かった。
失われてゆく時間をどうすることもできない。
略奪
1993年11月23日朝、西宮市で将棋の森安秀光九段(当時44歳)が
自宅で死んでいるのを妻のY子さんが発見し、警察に通報しようとしたところ、
長男のA少年(当時12歳)がY子さんを包丁で切りつけてきた。
A少年は「ボクの逃げ場がないんや」と絶叫して、そのまま家を飛び出していったという。
Y子さんは隣の家の女性に、「110番して」と助けを求めた。
警察の取り調べに対して、A少年は母を刺したことは認めたものの、
父親に関しては「知らない」と一貫して否認したという。
関西にファミコンショップがあり、そこではファミコンを一部店内で無料開放し、
子どもたちに自由に遊ばせていた。A少年もそこで遊んでいたらしい。
「1万円近くするようなソフトを、そう簡単に子どもが買えるわけがないですから。
店に来る8、9割の子は買うことを目的にしていなかった。
だから、店は子どもたちがたむろする場所になっていました」
「私はそれでも良かった。ただ子どもたちには、冗談半分に、
『日ごろ、ここで遊んでいるんだから、ソフトを買う時はうちで買えよ!』
とだけ言っていました。しかし阪神大震災の時に、
ファミコンソフトの在庫が 600万円相当分あったのに、全部略奪されたんです。
正直ハラが立ちましたね。そして私が今までやってきたことは何だったんだろうと思い、
完全にやる気をなくしました。
だから店を閉める時に、これといった感慨はありませんでした」
このあと、A少年とのエピソードが綴られるのだが、
ファミコンソフト600万円相当分略奪とは驚く。
阪神大震災に関しては、奇跡的に助かったという人の話を聞くことが多い。
生き残った人だけが話せるのだから当たり前だけれど、
中にはこのような、アメリカで起こりそうな略奪もあったらしい。
米軍自殺者増加
同紙が入手した陸軍内部資料によると、昨年自殺した兵士は前年より20%近く増えた。また、自殺を試みたり、自傷したりした兵士は約2100人で、2002年の6倍に達した。
同紙は、イラクやアフガニスタンでの戦いが予想以上に長期化し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状を訴える兵士が増えているのに、米軍のメンタルケアの対応が追い付いていないと指摘している。
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そろそろ、別の公共事業も考えないといけません。
きれいなままの二人でした
そんなにも汚くなったものなのでしょうか。
現代では、
きれいなままの二人という言い方はおかしいと思います。
汚れるってどういうことでしょうか。
バカなはなし。
セックスして汚れるくらいなら最初から汚れているのだし、
精神的に汚れていないなら、
セックスはきれいなものだ。