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相馬武夫

忘れられた日々

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もう一つの入り口

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高松潤一郎

ヒフジンの乳母車

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小沢純

森の生活

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アンリの猫
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わたしはアンリ・ジュナンだと言い張る人もいて、
赤十字の設立者でもあり、
ジュナンは受難に関係していた。

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四谷シモン

Anges

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自画像

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銀座 香十 室内香

 自然をテーマにした、日本独特の優雅な香りを、それぞれのイメージカラーで封じ込めました。色と香りの両面からお選びいただけます。
 火気は一切用いずに蓋をずらしておくだけで、ほのかに香りが漂います。香りが薄れてきましたら、添付のヘラで表面を薄く削って下さいませ。(室内香ファンの方にはこの薄く削るということがとても大好きな方もいらっしゃいます。普通の市販の芳香剤とは違い、自ら香りの演出ができるそれがたまらなく面白いです)削る回数や量などにもよりますが、約半年から1年ほどお使いいただけます。

 玄関、寝室、居間などご使用になる場所によってお好きな香りをお選び下さいませ。

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ヨルク・シュマイサー

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一種のコラージュ。これは素敵。

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2008-04-18 銀座にて

朝から、雨。
細かい雨、霧よりは大きい。
風が吹くとイナゴの大群のようにうねるのが見える。
少し冷たい雨。

傘をさして霞ヶ関に出かける。
役所で用事を済ませて、銀座まで歩く。

有楽町のガード下、昔からの定食屋がいまもある。
遅い時間にもランチを出している。

数寄屋橋、ハンバーグの店がある。
数奇屋バーグ。
テイクアウトは電話しておけば待たなくていいそうだ。
200グラムで1100円。
晴れた日なら、ここで受け取って、日比谷公園で食べてもいいな。

雨のなか歩くといろいろな有名店。
ほとんどどれね関係ないが、
ポールスチュアートだけ立ち寄ってみる。
女性物のきれいな色。
パステル調が好きなのは春だけではない。
いつでも好きだ。

街には黒いスーツの女性が目立つような気がする。
ほとんど制服のように画一的。
女性の服装が男性サラリーマン並みに画一的になったと言えばいいのだろうか。

営業などはあの格好でないとまずいのだろう。
花柄プリントのノースリーブワンピースではまずいことは分かる。
花の盛りを惜しいと思う。

アップルストアに立ち寄る。
ますます薄くますます完成されている。
使いたくなる。
昔一時使ったアップルのデスクトップもノートもいいところもあったけれど、
結局はWinに移行した。
いまはかなり成熟していて、
アップルもいいような気がする。
30インチのディスプレイが気持ちいい。

伊東屋。
モンブランのインクカートリッジ。ブラック。
いろいろと見る。
手紙を書かなくなって久しい。
名刺を色付きの紙に印刷しようかと思う。

夕食は煉瓦亭にして、
混み合わないうちに食べて帰ろうと思う。
それまで松屋で買い物。

香水のあたりを歩く。
Giorgio Armani のAttitude。
さすがになかなかの男前だ。
今日体験した中では一番。

室内用フレグランスで terre d'Oc 。いろいろあるが
オギュア島の葡萄の花。甘い果実系。柔らかい。
むかしボディショップのシリーズを使ったことも思い出す。
それを贈ったことも思い出す。

アロマドロップディフューザー
見た目が化学実験のようで楽しげだ

かつてはアロマテラピーの部屋をひとつ用意して
いろいろとやったものだ

お香が好きで白檀を使いたいが
クリニックには合わないと思い、自粛している

煉瓦亭の並び香十とか鳩居堂に煙が出ないタイプもある
オリエンタルな香水がいい

香十やゲランのミツコが有名
ゲランのサムサラやディオールのフェレンファイト

ミツコは歯医者さんの娘さんが愛用していた

わたしは通販で格安品しか買わない
だから中身は偽者かもしれない
ビンは同じようだ

イッセイミヤケ ロードゥ イツセイ サマーフレグランス のキャンペーン
サマータイプによくあるやつと思う

narciso rodriguez のピンク色のリボンをもらう
あまり突出した特徴のない、
目立たないが好感の持てる香り

あまりにエッジィなものは販売が限られるし、
売れ筋と同じでもシェアを拡大できないし、
難しいところだ
いまさら革新的な香りも難しいし
その意味では成熟したマーケットのようだ

*****
九州物産展のチラシをもらい、8階に行く。
つまみ食いしながら、明日の昼と夜までを考えて、買う。
炙り鯖の前で、年配の婦人が炙りを買おうとしたら店員はその隣の、
昆布でしめた高級品を進めている。鯖の味が違うから、一度お試しをと勧めている。
とは言っても、500円しか違わないけれど。
わたしも炙りがいいと思ったのでいったん通り過ぎて、
あとで買う。1050円。

芝エビ一袋、うるめやめざしの隣にあった小ぶりなやつ一袋。
名前もよく分からない。二つで2000円くらい。

九州物産展ならやはり皿うどんを食べようと思い、
840円の蘇州林・皿うどん。
職員さんばっかり一杯。
奥の方で調理しているらしいが、
考えてみれば、ガスとか水周りとか、このイベントのためにだけ作るのだろうから、
大変に不経済なことだ。

店舗は安普請ながらあの朱色が戦前の上海という感じだった。
昨日の映画に影響されているようだ。
この安くさいけど、くっきりした感じは好きだ。

食べた後、調理品売り場で、タイマーを買う。
風呂の水の時間を計るタイマーにする。
単四電池式がよかったけれど、ないというので、ボタン電池式。

地下の食品売り場で、にんにく、豚肉などを買う。
煉瓦亭の前を通って、どうしようか迷ったけれど、
またなくて食べられる時間だったから、入る。

二階に上がって、席に座る。
ポークカツレツのみを注文。ご飯は省略。

一つの席に、「トーキョー」のタイトルの本を持った男女。
中国語で話している。男は耳にピアスをしている。

窓側の席に物憂げな女が一人。
髪に花をかざしている。
白い花、あれはなんだろう。
直径7センチくらい。

カレーライスを食べて、しばらく考え事をしていたようだ。
ウェイターが片付けたのを機に、帰った。

カツレツは完全な空腹ではなかったからか、
完璧なおいしさではなかった。
いつものようにジューシーでいつものように塩味でいつものようにラードの風味だけれど、
いつものように深くない。
こちらの体調のせいか。油がまだ新しいのか。
1250円。

カレーライスやハヤシライスは、
なんとなくだが、出来上がりに違いがあって、こくや風味が少しずつ違うような気がする。
最後の複雑な味のほうが好きだ。
これは邪推かもしれない。

煉瓦亭の隣に青木画廊があって、
ヨルク・シュマイサー銅版画展。
細密で幻想的、多色のエッチング。
京都市立芸大で教えていて、退官。
Before leaving と題する一文を寄せている。
To be passionate is important.との意味のことを書いている。
What we do is about communication.という。

Learn to see - not only to look.
There is no better way to draw.
If you have not draw it,you ha
ve not seen it.

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ほんものはもっと生々しい。
この瞬間、妄想が燃え上がるような激しさ。
「新旧の期待」は傑作。



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水を飲めばいい

ダイエットしたいなら、
水を飲めばいいとの言葉。

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長期経過による疾患区別

シゾフレニーとかMDIとか、現在症で区別するのは難しそうだということで、
長期経過を見て、区別したのが
クレペリン大先生の偉いところだ。

徐々にレベルダウンするものと、
まったく元に戻るものを概念的に立てて、
区別した。

しかし、その長期経過というものは、
一人の医者が何十年も観察を続けなければはっきりしたことは言えないもので、
その後に、振り返ってみれば、
長期経過と、どの現在症状が関係ありそうかと、議論できるのであって、
大変に気の長い話で、客観的検証も難しい話である。

現在ならば、ビデオで克明に、60年分くらいを記録して、
後世に残せば、天才的な人が何か考えてくれるかもしれない。

しかし今生きている患者さんはそんなことは言っていられない。
薬も飲みたいし、精神療法も受けたい。
そんなことのせいかどうか、
シゾフレニーもMDIも軽症化が言われている。
なぜなのか、何が起こっているのか、よく分かっていない。

したがって、クレペリン先生の言う、長期経過の概念に反する症例もたくさんあるのであり、
それは、長期経過というコンセプトが、
疾患の本体をとらえていなかったせいなのか、
現代の何かの環境のせいなのか、
分からない。

シゾフレニーについて、
two-hit セオリーなどはよく言われることで、
遺伝的に準備された状態Aに、
後天的な何かBが加われば、発病するのではないかといわれていて、
Aは単一とは限らないし、
Bも単一ではないだろうと想定されている。

それでも一つの病気なのかといわれれば、
実際かなり異なるものを含んでおり、
ヘベフレニータイプとパラノイドタイプはかなり違うし、
カタトニータイプは最近めっきり少なく、
単純型については、ジンプレックスと呼び習わされていて、
学問的にはおもしろいが、治療はなかなか難しい。
残遺型と言って、レジデューアルタイプと呼び習わされているが、
これも治療には長い時間がかかる。
年単位どころか、十年単位である。
それらの病型と、
躁とかうつとかてんかんがどれだけ近いのか遠いのか、
怪しいものだ。
もともと適応が悪くなるはずだから、反応性に躁にもうつにもなりやすいので、
内因性の波かどうか、見分けるのも怪しいところがある。

もう論文を書く必要のない老医師なので安心して言うのだが、
そもそも精神現象を客観的に測定する方法を発見しないうちは、
論じても、うまく行かないだろう。

たとえば、雷の研究をして、
写真を撮ったり、スケッチをしたり、音を比較しても、だめだった。
電気とか電子とかの概念に至り、
それを具体的に電圧とか電流として測定できるようになってから、
雷の本質が議論できるようになった。

たとえば、雷が地面まで届くとか届かないとかで区別しているなら、
あまり意味はないのだ。

正体不明なうちは、必ず超越的・神秘的なことを言いたがる人がいるもので、
精神病理については、多分、最後までそんなようすだろう。

病像については、
極期についてはかなり区別できるが、
始まりはどれも似ている場合があり、
最後はやはりどれも似ている場合がある。
final common pathway というような言葉もある。
個人的にはinitial common pathway という言葉を提案した。

まず何はともあれ、測定することだ。
糖尿病における血糖値やA1cのように。
高血圧における血圧のように。

将来は、セロトニン過剰症とか、
ドーパミン過剰症、
GABA早発性減少症、
前頭部グルタミン酸不安定症候群、
前頭側頭アセチルコリン老年期減少症などと言いたいものだ。

利根川先生などはさすがに天才的で、
脳研究の分野でも、
なにかブレイクスルーをもたらしてくれるかもしれない。



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躁うつ混合状態

躁うつ混合状態は、クレペリンも、若年者に多いと指摘していた。
だから典型的によくあるというものでもない。

レオンハルトも、なにか躁うつ混合状態について、肯定的なことを言っていたらしい。

観念奔逸があって多弁、易努的でありながら、自責的、抑うつ的で微小念慮を口にするといった例。

たしかに、現在は、薬剤の影響や精神療法の影響があるので、
純粋な自然状態で、躁うつ病の経過を見ることは難しいと思う。

躁状態で他人にいろいろと関与し、
うるさがられてかなり文句を言われたりしたとき、突然うつになり、
そんな場合には、
行動やイライラは躁状態に属し、悲観的思考はうつ状態に属し、などということがあり、
それを反応性というべきかどうか、迷う。

おおむねは、うつはうつでひとまとまり、躁は躁でひとまとまりなのだが、
そうでない場合もあるので、
病気の成り立ちとして、
何か単一の物質が多ければ躁で少なければうつで、
といったような単純な話ではないだろうと見当がつく。

興奮性うつ状態agitated depressionは
抑うつ感情に精神運動興奮、思考促進が加わったものと考える。

クレペリ ンは、気分↓、意欲↑、思考の早さ↑ などを記述していたらしい。

なるほど、そんな例もある。
それを測定できないから、難しい。
気分、意欲、思考、意識、行動、自我意識、自己評価、などと各方面について評価して、
ばらばらなことがあるのだ。
ばらばらなことをとらえて、
意識の障害ととらえるのも方法であるし、
非定型という概念も有効である。

大阪の満田の非定型精神病は、
東大グループがシゾフレニーと診断した家系に起こっているらしく、
そうなると、
部分的には躁状態、部分的にはうつ状態、部分的にはシゾフレニーで、遺伝的には区別できないということになる。
それとてんかんの要素、また、性的循環の要素など、関係してくる例が挙げられている。
しかしそういった珍しい例は、学問的に検討すべき価値があるというもので、
一般化してもよくないだろう。

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Angst-glueck Psychose

Angst-glueck Psychose
錯乱系病像の急性期に出現する幸福感と不安感の数分から数時間の間断なき交代。
現代的に言えば超急性のlapid cycling。

これは気分の病像なのか、意識の病理なのか、はっきりしない。
いずれにしても治療はできる。

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