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堀切菖蒲園が見ごろ

堀切菖蒲園が見ごろだというので、
次の雨の日に、
人がやや少ないところを狙って行ってみようと思う。

摂食障害と向き合う:読者の反響特集 毎日新聞社

読者の反響特集 希望、後悔…切々と 摂食障害と向き合う 
 
記事:毎日新聞社提供:毎日新聞社【2008年6月10日】

摂食障害と向き合う:読者の反響特集 希望、後悔…切々と

 心理的な問題が要因となって食行動に異常をきたす心の病、摂食障害。心身をむしばむ深刻な現状や回復への取り組みを、今年4、5月に6回に分けて報告した連載「摂食障害と向き合う」には、読者から多くの声が寄せられました。その一部を紹介します。

 ◇「やせ」あおる風潮改めて

 15歳の時に拒食症になり、現在27歳です。一番やせた時は21キロにまでなりました。今も病気は治っていません。病気になった理由の一つに学生時代のいじめがあります。容姿(顔)を侮辱され、私という人間を否定されました。私は不登校→拒食→過食嘔吐(おうと)(継続中)→引きこもり気味・ニートという人生を歩んでいます。

 健康な人の中には「ぜいたく病だ」と非難する方もいると思います。しかし、そう言って切り捨てられると思うととてもつらい。もし自分の子供や孫がこの病気になった時は、心の奥にある気持ちに目を向け、寄り添ってあげてほしいです。周囲の支えが必要な病なのです。

 今の世の中、あまりにも「やせている」ことを良いことにしていると思います。メディアにはダイエットを必要以上にあおる風潮を改めてほしいと切に願っています。=福岡県、匿名希望(27)

 ◇下剤依存の青春

 高校の時からダイエットを始めました。昼間はダイエット食、夜は山ほど買い込んで食べては吐く、更に下剤を服用する。私の青春時代はそんな日々でした。

 結婚後は夫と姑(しゅうとめ)の手前、3食きちんと食べるようになりました。下剤は飲み続けていましたが、結婚して15年後に舅(しゅうと)が亡くなり、介護を終え、ふと思いました。私が年をとって便秘薬を使わなくちゃならない時に、効かなくなっちゃうなって。当時、適量の20倍ほどを毎晩飲んでいましたが、やめました。

 人生では自分ではどうにもできない難事が訪れます。それを上手に切り抜けられる人と、不器用で真正面から受け止めてしまう人がいて、受け止めたくせに処理できない。私がそうですが、逃げるしかない心境になるんでしょうね。過食も嘔吐も下剤も、一つの依存症だと思います。長い目でみると、後悔するのだと伝えたいです。=埼玉県、主婦(59)

 ◇DVで再び過食

 高1の時、引っ越しをして環境が変わったストレスから拒食症になりました。

 当時は病院で「思春期やせ症」と言われていましたが、食べ物をのみ込むと太るという恐怖から、そしゃくして吐き出す繰り返しでした。指を突っ込むだけでは吐けなくなり、スプーンや歯ブラシも使っていました。一度ティースプーンをのみ込んで救急で病院に行ったこともありました。

 そんな私も無事に結婚し、子供も奇跡的に授かりました。摂食障害も治ったはずが、主人のドメスティックバイオレンス(DV)により、また過食症が始まってしまいました。現在もまだ完治しておらず、どうしたらいいのかと思っています。=大阪府、匿名希望(40)

 ◇必ず治ると伝えたい

 今39歳ですが、29年前、拒食症と闘っていました。きっかけは単にやせたいためだった。初めは体重が減っていくのが快感で、そのうち少し食べただけでも下剤を飲み、常に胃が空っぽの状態じゃなければ気分が悪く感じた。生理が止まり、髪が抜け、体重は30キロまで減って入院した。一番女として美しい時に無駄なことをしたと、今は後悔している。

 その時のしっぺ返しか、歯は抜けているところがあり、子宮がんになり子宮全摘となった。でも、普通の生活ができている今は幸せだ。

 「必ず治る!」。今苦しんでいる人たちに大声で伝えたい。治った後の人生は、一回りも二回りも大きな人間に成長していることだろう。=大阪市、主婦(39)

 ◇心を開けば味方はいる

 私も体重を気にして食物を吐いたり、ストレスから過食をしていました。そんな私が過食や嘔吐から抜けられたのは、1人暮らしをやめて家族の元へ戻り、仕事の内容を変え、趣味を持つことができたからだと思います。

 人間一人一人、成長の速度は違います。無理をすれば悲鳴を上げます。「あなたは大丈夫」と認めてもらったり、自分自身で認めていけるようになった時、過食や嘔吐をしなくなりました。時間がかかりましたが、人は変われるものだとうれしく思います。今悩んでいる方がいれば「心を開けば、味方はたくさんいる」と伝えたい。=群馬県、女性会社員(30)

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 ■摂食障害への理解を深める本

 摂食障害への理解を深めたり、治療の参考になる書籍は数多く出版されている。

 ★切池信夫監修「拒食症と過食症」(講談社、1260円)

 症状から抜け出すきっかけをつかむ方法をイラストを用いて分かりやすく解説する。

 ★伊藤順一郎編「家族で支える摂食障害」(保健同人社、1200円)

 家族向けに、接し方や回復のためにできること、症状を理解するヒントなどを紹介。

 ★生野照子、新野三四子「拒食症・過食症とは―その背景と治療」(芽ばえ社、1995円)

 発症要因や経過、家族の対応などの基本知識とともに、患者会や家族会の活動を紹介。

 ★西園文「摂食障害治療サポートガイドブック」(女子栄養大学出版部、1890円)

 受診の仕方、タイプ別の治療法や経過などを示した、治療を始めたい人向けの1冊。

 ★香山雪彦「食を拒む・食に溺れる心」(思想の科学社、2100円)

 社会に漂う不安や生きづらさを象徴した摂食障害の実態を、患者の声を交えて考察。
 
 


韓国のデモ 反BSE 反大統領

BSE牛輸入禁止問題から発展して、
大統領退陣を求めるデモが続き、
ついに大統領室長、大統領首席秘書官が辞任、
さらに首相と全閣僚の辞任に至った。
さらにデモは続き、中学生や高校生の参加もあり、
ネットでの署名が相当数集まっているようだ。

韓国人はBSEに弱いという話から、
左派系教職員労組のかかわりまで、
韓国社会の一種の弱さを指摘する報道もあるが、
わたしはアテネの民主主義を見るようで、
まぶしく感じている。

愚かな民衆は救いがたいと語る人は、
誰が民衆よりも賢いのか示して欲しい。

愚かな民衆がみんなで決めるほうが、
一部のエリートに決めさせるよりもいいというのが
民主主義の知恵ではないか。

決定は遅いし、
しばしば扇動されるし、
多くは非合理的で感情的である。
しかし一部エリートが間違うよりは致命的ではないというのが
歴史の知恵だと高校生の時に習ったはずだ。

政治な参加しないのは奴隷だけ、
市民は政治に参加する、
これが民主主義ではないか。

ニュースの時間のうちどれだけをスピード社の水着問題に割り当てるのか、
その編集権の問題が直接、民主主義の質を決めることになると思う。
現状では、マスコミを通じて間接的に問題を把握し、
代議員を投じて間接的に問題を解決している。
どのように解決されたかを知るのもマスコミを通じてであって、
その編集権を行使している人間は、
日本の民主主義を圧殺している張本人かもしれない。
自覚なくやっているなら二重にまずい。

今のわたしたちはアテネの奴隷以上だろうか以下だろうかと考える必要がある。

屋台タクシーと名づけられて問題になっているが、
いまそんなことに報道の時間を割いている時期なのだろうか。
年金はどうなったのか。
どうして消費税増税論議なのか。

*****
そもそも注意して欲しいのは、
いま後期高齢者入用制度で騒いでいるが、
これは担当者はみんな知っていたことで、
法案が可決されたのは小泉時代である。
関係者は知っていたはず。
編集権のあるマスコミ人は知っていたはず。
それを法案可決の前に知らせて、
このように決まりましたと伝えるのがマスコミではないか。

今回このように後追いで騒いでいるのは、
いかにも無責任だと思う。
国民が騒がなかったら、
そのままで通り過ぎるつもりだったのだ。
騒いだから、75歳以上の人の負担金がどうなるのかと改めて騒いで見せている。
これはいかにもおかしな話である。

たとえば朝日新聞の法律担当や福祉医療担当は、
法案制提出時には問題の把握は出来たはずである。
それをきちんとレポートしたか?
していないなら落第である。
辞表ものだ。

きちんとしていたなら、いま堂々と、法案提出、法案審議当時の報道は
何日付の何ページ、これを読まなかった国民が悪いと
きちんと反論できるはずなのだ。
きちんと報道して、国民は読めば分かるはずであったとすれば、
やはり担当者は辞表を出すべきだ。
何の役にも立っていないからだ。

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