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カメラ

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そういえば
昔はストロボも貴重品だった
子供の頃は何回も使えるストロボではなく
使い捨てのフラッシュだった
人生の途中からストロボになり連続して使えるようになった
とても重い電池部分がついていた
その頃はカメラは高価でメカニックで重いもので
男性の占有物だったと思う
露出を決めるのにも名人業があった

ビックカメラなどで
フィルムをまとめて買ったりした
業務用のパッケージ
そのころから
ヨドバシカメラ、サクラヤなどが競っていた

現代のデジカメ世代には
まるでちょんまげや
太平洋戦争みたいな話に聞こえるだろう

ヌードはいつも
名人がいたものだが
いま、昔のヌード写真を見ると
あまりにも色気のないおばさんなので
そのことに驚く

あと30年もすれば
現代のヌードも
同じように驚かれるのかもしれない

時代の目は
不思議なものだ

白黒写真で紹介される
昭和の作家の愛人なども
写真を見て驚いてしまう具合である
文章家は
写真など残すものではない

眉毛のかき方なども
時代を写している

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もりのくまさん

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不思議なことに
子供のキャラクターの世界では
ウサギさんと並んでくまさんが人気である

実際の熊は大きくて怖くて獰猛である

描きやすいからということもありそうだ

うさぎは耳が長いということで
書き易いのだろう

犬と猫はあまり特徴がない
キリンや馬は首や鼻が長くて描きにくい
像は書き易いのでやや人気がある

たったそれだけのことで人気がありそうだが
不思議なことだ

パンダは実際に可愛いので
人気があるのももっともだが
絵に描くとちっょとどぎつい

くまくんとうさちゃんはちょうどいいペアなのだ

くまのプーさんというイメージも強いと思う

*****
パニック発作の説明に時々
森で熊に出会ったら
死んだふりをするかもしれず、
これもひとつの緊急ストレス反応であり、
一方、
アドレナリンが一杯出て、
必死で戦うか、必死で逃げるかで、
fright or fleet と表現することもある。

それくらい恐ろしい相手なのに
子供の世界では
人懐っこく楽しいくまさんである。

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東山魁夷と川端康成

往復書簡がたくさん残っている
乙女のような文通である

恋をしていたのかもしれない

*****
東山も川端もある種の幼形成熟と言っていいかもしれない。

あるいは
技術は大人だが
思想が子供である
純粋であるともいえるが
足りないともいえる

アニメとかオタクもこの線上のことであるようにも思われる。

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