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経済激動の世の中で

サミットが開催されていて
地球温暖化、原油高騰、食糧高騰、テロ、経済格差、いろいろな議論があるのだろう。
CO2枠売買でもうけるのは先進国といわれていて、
途上国の枠を先進国が買って商品を生産して儲けるらしい。

一見、世界の工場である中国とインドが年老いた先進国の枠を買って
生産するとコスト高になり、
先進国は、枠を売って得たお金で、今度は製品を買えばいいわけで、
先進国の丸儲けかなと思うのだが、そういうものでもないらしい。
CO枠の値段がどうなるかによるわけだろう。
いずれにしても先進国は損をしない仕組みのようだ。

自分たちが通った時はただだったけれど
今度から通る人には通行税をかけるというような話で、
困ったものだが、
でも実際、このまま中国もインドもブラジルもどこもかしこも日本みたいに
なったらみんなが困る。

それにしても排出CO2量の合理的な測定ができるものなのだろうか。
この工場で、この製品がこのくらい生産されているということは、
CO2排出はこの程度と認定する人たちが今度は大きな権力を持つことになるだろう。

マスコミという新権力が登場したように、
これもまた新権力なのだと思う。

*****
サブプライムショックでかなり世界の様相が変化し、
さらに原油が高騰して道路がすいてきたり、
諸物価高騰したり、
変化というものについてだが、
私たち貧乏人にとっては、
むしろ変化した方がいいのではないかと思うこともある。

変化しないでいれば、
経済格差は固定したままである。
変化すれば、多少は良くなる人もいるかもしれない。
悪くなる人もいるだろうが、
どうせ最初から悪いのだから、
それはそんなに心配ではない。

むしろ、アラブのお金持ちたちは、遊びたくってうずうずしているし、
ロシアの金持ちは日本の高級クラプのお得意さんだから、
日本の地方の金持ちに、税金の再分配とかでお金がばら撒かれるよりは、
ロシアの金持ちに支払った方が、銀座8丁目従業員互助会としては希望が持てる。

銀座も4丁目を中心にして丸の内と有楽町の側、1丁目側に開発がどんどん進んで、
7丁目、8丁目と新橋は完全に取り残されて、
とても被害的になっている。

汐留も立派になり、日比谷、有楽町、丸の内とみんな新しい高層オフィスに衣替えしているのに、
森ビルは新橋には手をつけないらしい。
浜松町から愛宕まで来て、あとは日比谷までジャンプのようだ。
ニュー新橋ビルは、全然ニューじゃないし、現在はピンクビルになってしまい、
歩いていると焼き魚のにおいしかしないのだが、
名前に「ニュー」と「新」がダブルブッキングしていて、
とにかくなんだか絶望的である。

汐留に高層ビルが建って、風が遮られ、
霞ヶ関と虎ノ門はまた高層ビルで、山の手線沿いに見ると、
三田が一番のオフィスビル集積地で浜松町も開発が進んで、
新橋は風がよどみ、有楽町と東京でまた高層ビルになる。
都市計画で言うと、そのうち築地方面から銀座を抜けて新橋、虎ノ門方面を
貫く素敵な風の道がデザインされているのだが、
石油がなくなる前に実現するとは思えず、
私が生きているうちに見ることはできないだろう。
とにかく新橋と銀座8丁目はビルに囲まれて、暑い。

事情は品川でも似ていて、
港南口に高層ビルが建ってしまって、品川駅あたりの窪地は風も通らない。
ビルが建つと地下水の流れが変わってしまい、
思わぬ場所で陥没したりする。
困ったものだ。

山の手線にのっていると、
品川から三田までの間が長すぎて、
地下鉄の泉岳寺の近くに駅を作ろうという話はずっとあるのだが、
実現していない。

泉岳寺のあたりは、このままで、古きよき町並みで、不便で、車がないと何をするのも大儀、
そんな地域のままでいいと思う。
どこもかしこも銀座や丸の内になる必要はない。

泉岳寺の不便さはあの地下鉄の不便さで分かる。
東京の地下鉄なのに、10分も待たなくては高輪白金に行けないのだ。
うっかり乗ると京急に接続してしまう。

その京急だが、先日集会があって久々に品川のパシフィックホテルに行ったところ、
何と、3階ロビーのソファがやっと新しくなった。
何年ぶりだろう。大変質素で物持ちのいいホテルである。
しかも、あたらしいソファは一段と安物になったようで、ますます誰も待ち合わせをしなくなるはずで、
わたしとしては歓迎だ。

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自宅での血圧モニタリング+患者ウェブサイト利用+インターネットを通じた薬剤師の管理支援

自宅での血圧モニタリング+患者ウェブサイト利用+インターネットを通じた薬剤師の管理支援
によって血圧コントロールが十分にできたとの
米国の報告。このようなケアモデルを検討しつつあるということだ。

自宅で血圧を自分で測定し、
食事の塩分などについてサイトを読み、
さらに季節ごとの注意点などをサイトでチェックして、
月に1回程度薬剤師、保健師、看護師などにネット上で相談して、
年に1回程度医師の診察を受ける、
そんな程度にすれば、財政負担は安く済むだろう。

血液検査と尿検査も、近くのコンビニに自分で持ち込んで、
結果をネットで配信してもらい、アドバイスを受け取れば、
それで安上がりにできる。

コンビニに眼底写真自己撮影装置でも置けばいいだろうし、
頚動脈エコーを置いて自分で写真を撮ればいい。
うまくとれない人は仕方がないが、
これで間に合う人もいるだろう。
骨密度なんかは簡単だ。

高血圧、高脂血症、糖尿病の範囲は、
自己責任で、できるところまで自分でするという選択も作ればいい。
今までどおりに、通院する人もいてもいい。

何か見つかったときには手遅れということも多くなるだろうが。

手遅れだろうがなんだろうが徹底的に治療するとすれば、
まめに早期発見に努めたほうが安上がりになる。
これが従来の日本型モデルだ。

今要請されている「安上がり」は、
手遅れだったら、それなりに、と言うことらしいので、
本当に安上がりになってしまうらしい。

*****
考え方としては、
食品を売る人、食料品店とレストランであるが、
定期的採血、採尿、細血管変化像、血圧測定、体重側底、
などを義務付け、個人カードに記録してもらう。
販売するときには、一ヶ月以内の
血圧、コレステロール、血糖値が合格でないと、自由な買い物はできない。
支障のある人には、専用の食品が推薦される。
無理強いはしないが、安く買えるように誘導する。
肉だけ買う人には魚も推薦し、野菜も推薦する。
こうすると、食糧を買うためには、少し走っておかなきゃということになる。

そうならないように願いたいが、
ほとんど可能になっていて、実現直前のような気がする。

寝た時間や起きた時間、消費カロリー、吸収したカロリー、
そんなものまでたぶんすぐに管理可能である。

個人データが蓄積されてくれば、
次の旅行はどこに行って、
どんなことで楽しみ、どんな食事をして、
どんなお土産を買ってくればいいか、
推薦がたくさん並ぶだろう。
そしてそれは実に便利で楽しいものになるはずだ。
現在のアマゾンの推薦サービスの延長だと思えばいい。
個人情報を提供すれば、分析も、推薦もあっという間で、
各企業は無駄な広告をやめて、
テレビという存在が大きく変化するだろう。

結果として確かに健康で長生きできるだろう。
楽しいかどうかは疑問である。

*****
専門的な話で言うと、
児童思春期に、適切な生育環境にない子供がいて、
その場合には、その子の親は、
世間の親は、子供の遠足にどのような用意をしてあげるものか、
よく分かっていない。
そんな時、その親の流儀でやらないで、
子供の個人情報を読み込ませて、
適切な指示をもらい、親はその通りに実行するということにすれば、
子供の不利益はかなり防げるような気がする。

そんな標準的なサービスなんか無視してもっとすばらしい子育てをするという人はそれでいいが、
どうすればいいのだかよくわからない人には、
そのようなガイダンスがあると便利だと思う。

親とは言っても、自分の事だけで精一杯の人たちも多いものだから。



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