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ねえムーミン

ねえムーミン こっちむいて
はずかしがらないで
モジモジしないで おねんねネ
あらま どして けどでも
わかるけど 男の子でしょ
だからねえ こっち向いて

ねえ!ムーミン  藤田淑子

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大学ノートの裏表紙にさなえちゃんを書いたの

大学ノートの裏表紙に
さなえちゃんを書いたの
一日中かかって
一生懸命書いたの でも
いつのまにか消えたの
大学ノートの裏表紙の
さなえちゃんが消えたの
もう会えないの もう会えないの
二度と会えないの

さなえちゃん  古井戸  

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泣いて一生むだに暮らすな 

ある日何かでこれを読んだら 恋人あなたはわかってくれ
泣いて一生むだに暮らすな すぐにも幸せさがしてくれ
もうあなたの所へは 帰らないだろう
一人一人旅に立つ 雪の降る街へ

冬の旅/森進一

*****
どういう事情があるのか分からないが
分かるわけはないと思う

こんな男のために泣いて一生過ごすはずもないと思う

もう少し細かく設定を工夫すれば
納得できる場合もあるのだろうか

日本陸軍とか北朝鮮工作員でも出さないと無理みたいだけれど

*****
愛してるってことは
そんなことなのかな

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悪いことばかりじゃないと 想い出かき集め

壁ぎわに寝返りうって 背中で聞いている
やっぱりお前は出て行くんだな
悪いことばかりじゃないと 想い出かき集め
鞄につめこむ気配がしてる
行ったきりならしあわせになるがいい 
戻る気になりゃいつでもおいでよ
せめて少しはカッコつけさせてくれ
寝たふりしてる間に 出て行ってくれ

勝手にしやがれ/ジュリー

*****
悪いことばかりじゃないと
女は思っていると男は思っている
という
心の理論ですね

たぶんこの男は何か間違えているけれど

寝てるわけないけどね

せめて少しはカッコつけてくれ

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いのち短し 恋せよ乙女

いのち短し 恋せよ乙女
紅き唇 あせぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日は ないものを

ゴンドラの唄

あせぬ間
とか
冷えぬ間
とか
個人的には受け付けない言葉である

明日の月日は ないものを
というのもなんだか
受け入れられない

で、ゴンドラ?

この人の状況がよく分からないが
命はけっこう長いし
明日の月日はやっぱりある

焦ってはいけません

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愛の積荷と しあわせ乗せて 鶴と亀との 祝い船

今度港に 着くときは
子舟孫舟 連れて来い
今日はめでたい 二人の船出
愛の積荷と しあわせ乗せて
鶴と亀との 祝い船

祝い船  門脇陸男  1982

*****
こんな感じの祝福の歌があってもいい
かなりの定型イメージでもすんなりと受け入れられる

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わたしを置き去りに 過ぎていく白い朝

市場へ行く人の波に 身体を預け
石畳の街角を ゆらゆらとさまよう
祈りの声 蹄の音 歌うようなざわめき
わたしを置き去りに 過ぎていく白い朝
時間旅行が心の傷を
なぜかしら埋めていく不思議な道
さよならだけの手紙 迷い続けて書き
あとは悲しみをもてあます異邦人

異邦人 久保田早紀

*****
傷心を慰めようとして旅という発想は私には無理
そんな元気はない
わたしを置き去りに過ぎてゆく白い朝という感じはよく分かるけれど
こんなデパーソナリゼーションの状態でも
さよならの手紙を書くなんてとてもきちんとしているんだなあと感心する

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信じた私が いけないの

心変わりを 責めてはみても
しょせんもどらぬ 恋だもの
妻あるひととは 知らずに惚れた
ばかでした ばかでした
信じた私が いけないの
花から花へと 花から花へと
行ったひと

花から花へと   島津ゆたか

*****
昔はよかった
今では病気が怖い

妻あるひととは 知らずに惚れた
なんて 第一歩で間違ってます

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通り過ぎたらその後に 花の香りが残るような

通り過ぎたらその後に 花の香りが残るような
そんな娘になりたいと いつも心で思ってた
同じ言葉をあの人に 不意にいわれてうつむいた
頬の熱さが気にかかり 三歩小走り立ち止まる
この恋をかなえてと いちずに思いつめ
花のようにひそやかに 待ちわびる想い

花のようにひそやかに/小柳ルミ子

*****
通り過ぎたらその後に 花の香りが残るような
そんな娘になりたいと いつも心で思ってた

というのはきれいだけれど
実用的じゃない

同じ言葉をあの人に 不意にいわれてうつむいた

ろくな男じゃない

この恋をかなえてと いちずに思いつめ
花のようにひそやかに 待ちわびる想い

かなわないこともないだろうけれど
待っているだけで実るようなら大したものじゃない

言葉はきれい
娘にはこんな娘になって欲しいかどうか疑問ではある

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霧にあなたの 名前を呼べば

霧に抱かれて しずかに眠る
星も見えない 湖にひとり
ちぎれた愛の 思い出さえも
うつさぬ水に あふれる涙
霧にあなたの 名前を呼べば
こだま切ない 摩周湖の夜

霧の摩周湖/布施明

ナルシスナル君

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からめた指が 運命のように

今夜の恋は 煙草の先に
火をつけて くれた人
からめた指が 運命のように
心を許す
北の酒場通りには
女を酔わせる恋がある

北酒場/細川たかし

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泣かない約束したばかりなのにもう涙

泣かない約束したばかりなのにもう涙
一人でお祭りのひとごみを逃れて
紅い鼻緒がなぜか うらめしくて
あの人あの町に行っちゃうなんて
今日初めてきかされたの 遠い笛太鼓

お祭りの夜/小柳ルミ子

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もしも許されるなら眠りについた君を

ああだから今夜だけは君を抱いていたい
ああ明日の今頃は僕は汽車の中
旅立つ僕の心を知っていたのか
遠く離れてしまえば愛も終わるといった
もしも許されるなら眠りについた君を
ポケットに詰め込んでこのまま連れ去りたい

心の旅 チューリップ

*****
なぜためらうのか分からない

*****
こんな時に眠れる女の気持ちも分からない

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キャンドルがうるむ瞳の中で

甘いときはずむ心
ひと夜のきらめきにゆれる
キャンドルがうるむ瞳の中で
無邪気に踊ってみせる
ダンシング・オールナイト 言葉にすれば
ダンシング・オールナイト 嘘に染まる

ダンシング・オールナイト   もんた&ブラザーズ

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森の小さな教会で

あなたと私が夢の国
森の小さな教会で
結婚式をあげました
照れてるあなたに虫たちが
くちづけせよとはやしたて
そっとあなたはくれました

てんとう虫のサンバ/チェリッシュ

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サルビアの花

いつもいつも思ってた サルビアの花を
あなたの部屋の中に 投げ入れたくて
そして君のベッドに サルビアの赤い花を敷きつめて
僕は君を死ぬまで抱きしめていようと
なのになのにどうして 他の人のところへ
僕の愛の方が素敵なのに
泣きながら君の後を 花吹雪舞う道を
教会の鐘の音は なんて嘘っぱちなのさ

サルビアの花 ジャックス

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水割りをください 涙の数だけ

水割りをください 涙の数だけ
今夜は思いきり 酔ってみたいのよ
ふられたんじゃないわ あたしが降りただけよ
遊びの相手なら 誰かを探してよ
ゆらり 揺らめいて そうよ あたしは ダンシングドール
踊り疲れても もう何処へも行けない

メモリーグラス  堀江 淳

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二度咲き 夢咲き 狂い咲き

花ぬすびとの伝説が 別れ話のはじまりでした
私が話す伝説を 貴方は笑って聞き流す
ごめんね ごめんね ごめんなさい
ごめんね ごめんね ごめんなさい
あなたは私のひざの上
白河夜舟の波枕
二度咲き 夢咲き 狂い咲き
季節でないのに花が咲く
二度咲き 夢咲き 狂い咲き
人の心も また同じこと

花ぬすびと  明日香  1982年

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私の事好きかしらはっきりきかせて

真赤なリンゴをほおばる
ネイビーブルーのTシャツ
あいつはあいつはかわいい
年下の男の子
淋しがりやで生意気で
にくらしいけど好きなの
LOVE 投げキッス
私の事好きかしらはっきりきかせて
ボタンのとれてるポケット
汚れてまるめたハンカチ
あいつはあいつはかわいい
年下の男の子

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今夜は離さない 離れられない

抱いて欲しいなんて女の口から言えるわけなどないわいじめないでね
すねた君の顔がたまらなく好きさこのまま二人きり踊りつづけよう
恋は魔法さ お酒のようね 知らず知らずに二人を酔わす
今夜は離さない 離れられない

今夜は離さない/橋幸夫・安倍里葎子83

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からめた指が 運命のように

今夜の恋は 煙草の先に
火をつけて くれた人
からめた指が 運命のように
心を許す
北の酒場通りには
女を酔わせる恋がある

北酒場/細川たかし

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雨が身をきる なみだ川

離しはしない 離れない
死ぬも 生きるも ふたりづれ
雨が身をきる なみだ川
小さなからだを 寄せ合いながら
たどり着きたい 岸がある

なみだ川   神野美伽  1984年

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抱きあうたびに 夢が色あせてゆく

てのひらのキー・ホルダー 合鍵はずし
眠るおまえが脱いだ Tシャツにのせる
抱きあうたびに 夢が色あせてゆく
やすらぎがつらいのさ 生まれて始めて
たぶん今度が LAST GOOD-BYE
二度と帰らないだろう

LAST GOOD―BYE(映画「凶弾」主題歌)   1982年

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少女A

上目使いに盗んで見ている 蒼いあなたの視線がまぶしいわ
思わせぶりに口びるぬらし きっかけぐらいはこっちでつくってあげる

少女A/中森明菜82

TATOOなども

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愛されて捨てられて忘れられた部屋の片隅

顔も見たくないほど あなたに嫌われるなんて
とても信じられない 愛が消えた今も
埃にまみれた人形みたい
愛されて捨てられて忘れられた部屋の片隅
わたしはあなたに命を預けた

人形の家 弘田三枝子

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ネット社会との親和性

人間は一人でいると寂しい
しかし二人でいると時には傷つけあう
そこで傷つけずしかし寂しくもないちょうど良い妥協線を見つける
それがヤマアラシのジレンマである

人間の中には傷つくことに極度に敏感な人たちがいて
仲間と付き合うよりはむしろ引きこもっていたほうが楽である
しかし一方寂しいので少しだけ勇気を出して仲間のいるところや
自分を否定しないやさしい場所に出かけていくことがある

ネット時代になって
一人で引きこもっていて、寂しさはネットで満たしてもらうとすれば、
対人関係で傷つくことなくしかも寂しくもない
ましてオンラインゲームで遊ぶようになれば
現実世界での対人関係の不得意さを忘れて仲間と遊ぶことができる

対人関係が苦手な人たちも結局人々の中に出て生きるしかないのだと納得すればそれなりに自分の生きる場所を見つけるものだと思うのであるが、
ネット社会に吸い込まれて時を過ごしているとそんな必要も感じないし
自分が人生の中で克服すべき問題点も忘れて
時を過ごすことができる。

小此木啓吾はこのあたりの事情を1.5の対人関係と呼んでいたと思う。
一人きりの1でもない、二人でヤマアラシのジレンマを学習する2でもない、
基本的には一人で、必要なときだけ傷つかない程度の関係を持つのが1.5の関係である。

もちろん人格の発達は1から2、さらには3と複数へと進展するのだが、
1.5の場合は、そこでずっと立ち止まってしまうことができる。
それで退屈かといえばそんなことはない。
刺激的な世界がいつまでも続く。

対人関係から退却した人たち、退却症候群の人たちの一部は、
ネット社会に吸い込まれ、
ネット社会に見事に適応し、
たとえばオンラインゲームでは、無限の時間を使える引きこもりゲーマーが圧倒的に有利なのであって、
その仮想世界では、彼はヒーローである。

ならば、その退却をやめて、現実世界で生きていこうとする動機はなくなる。

*****
引きこもり傾向の人が現実世界に出て行く動機は、
異性と職業である。
しかしネット社会ではたくさんの異性を供給している。
職業に就かなくてもしばらくは生きていける社会になっている。
登校刺激を控える学校と
就業刺激を控える社会が
1.5のままで引きこもる若者を量産している。

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どうぞこのまま どうぞやまないで

それはばかげたあこがれか 気まぐれな恋だとしても
雨はきっと降り続くくもりガラスをたたく
雨の音かぞえながら 
どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで

どうぞこのまま/丸山圭子

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はなれていても さみしくないと

ラブレター フロム カナダ
あなたの愛を たしかめたくて
わがままばかり いいました
ラブレター フロム カナダ
ふたりの恋が 真実ならば  
はなれていても さみしくないと
ふたりの夜を 思いだして
街の灯りを みつめています
息がとまるような くちづけを
どうぞ私に 投げてください
ラブレター フロム カナダ
あなたのいない ひとり旅です

カナダからの手紙  平尾昌晃&畑中葉子

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飾る言葉も 洒落もない

もしもきらいでなかったら
何か一杯 のんでくれ
そうね ダブルのバーボンを
遠慮しないで いただくわ
名前をきくほど 野暮じゃない
まして 身の上話など
そうよ たまたま居酒屋で
横にすわっただけだもの
絵もない 花もない 歌もない
飾る言葉も 洒落もない
そんな居酒屋で

居酒屋  五木ひろし&木の実ナナ

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りんごのふるさとは 北国の果て

りんごのふるさとは 北国の果て 
うらうらと山肌に 抱かれて夢を見た 
あの頃の想い出 ああ今いずこに 
りんごのふるさとは 北国の果て

津軽のふるさと/美空ひばり

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オレンジ村から春へ

オレンジ村から春へ

オレンジ村も花ざかり 村長さんもうかれ出て
相変わらずの俺たちさ
裏のお山でおまじない 君に送ろう手紙など
紙ヒコーキでとんで行く
ラララ 春の心がつたわるならば
    早く帰ってきておくれ
    春がきいてたよ
    オレンジは好きかい?

冬からはいでたつくしんぼ 菜の花畑もたんぽぽも
君に見せたいものばかり
ラララ 春の心がつたわるならば
    早く帰ってきておくれ
    春がきいてたよ
    オレンジは好きかい?

ラララ 春の心がつたわるならば
    早く帰ってきておくれ
    春がきいてたよ
    オレンジは好きかい?
    オレンジは好きかい?

*****
リリイが歌う
ときのすぎゆくままに
があるはずだが

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マイ・ピュア・レディ

いつもとおんなじ口笛
あ 気持ちが動いてる
たった今 恋をしそう
ダイヤルしようかな
ポケットにラッキーコイン
ノートに書いた
テレフォン・ナンバー

マイ・ピュア・レディ   尾崎亜美

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着てはもらえぬセーターを

あなた変わりはないですか
日毎寒さがつのります
着てはもらえぬセーターを
寒さこらえて編んでます
女心の未練でしょう
あなた恋しい北の宿

北の宿から/都はるみ

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あなた以上 冷ややかな人はいない

哀しみの裏側に 何があるの?
涙さえも凍りつく 白い氷原
誰でも心に冬を
かくしてると言うけど
あなた以上 冷ややかな人はいない
君の手紙読み終えて 切手を見た
スタンプには ロシア語の小さな文字
独りで決めた別れを
責める言葉探して
不意に北の空を追う

さらばシベリア鉄道  大滝詠一・太田裕美

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駄目なあんたに似合いさと

愛想づかしの言葉が
駄目なあんたに似合いさと
いつもお前は笑うのさ
男の心の裏側に唾を吐きかけ なじる
そんなことのできる奴

銃爪 ツイスト

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ニレの木陰に 弾む声

赤い夕陽が 校舎を染めて
ニレの木陰に 弾む声
ああ 高校三年生 ぼくら
離れ離れに なろうとも
クラスの仲間は いつまでも

高校三年生/舟木一夫

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3年目の浮気ぐらい大目にみろよ

馬鹿いってんじゃないわ
馬鹿いってんじゃないよ
あそばれてるのわからないなんて かわいそうだわ
3年目の浮気ぐらい大目にみろよ
ひらきなおるその態度が気にいらないのよ
3年目の浮気ぐらい大目にみてよ
両手をついてあやまったって 許してあげない

三年目の浮気  ヒロシ&キーボー

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明日のことなど どうでもいいわ 罪は薔薇色

罠 罠 罠に落ちそう 
誘惑の恋私を誘う キッスは目にして罪は薔薇色
あなたの鼓動をハートで感じる
kiss kiss kiss kiss fall in love
やさしいだけの言葉はいらない 君と僕 愛の そうよ喜びを知ったわ
明日のことなど どうでもいいわ

キッスは目にして/ヴィーナス81

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そこで二人はネオンの字を読んだ

誰も知らない夜明けが明けた時 町の角から素敵なバスが出る
若い二人は夢中になれるから 狭いシートに隠れて旅に出る
昼間のうちに何度もキスをして 行く先をたずねるのに疲れはて
日暮れにバスもタイヤをすりへらし そこで二人はネオンの字を読んだ
ホテルはリバーサイド 川沿いリバーサイド
食事もリバーサイド Ohリバーサイド

リバーサイドホテル/井上陽水

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いま愛を捨ててしまえば 傷つける人もないけど

青春のうしろ姿を 人はみな忘れてしまう
あの頃のわたしに戻って あなたに会いたい
いま愛を捨ててしまえば 傷つける人もないけど
少しだけにじんだアドレス 扉にはさんで帰るわ あの日に

あの日に帰りたい/ユーミン

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頬をよせあった 夢の夢のかけらを 

頬をよせあった あなたのにおいが
私の一番 好きなにおいよ
目をとじて いつまでも
踊っていたい 恋に酔う心
泣きたくなるほど あなたが好きよ

抱擁/箱崎伸一郎

涙枯れても夢よ枯れるな 二度と咲かない花だけど
夢の夢のかけらを せめて せめて心に ああ 永久にちりばめ
逢わずに愛して いついつまでも

逢わずに愛して/内山田洋&クールファイブ

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親のある奴は くにへ帰れ

親のある奴は くにへ帰れ
俺とくる奴は 狼だ
吠えろ!吠えろ!吠えろ!
俺らにゃ 荒野がほしいんだ
だけど ルルル・・・
あしたはきっと なにかある
あしたは どっちだ


あしたのジョー  尾藤イサオ

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やっぱり器用に生きられないね

やっぱり器用に生きられないね
似たような二人と笑ってた
鳳仙花鳳仙花 はじけてとんだ花だけど
咲かせてほしいの あなたの胸で

鳳仙花/島倉千代子

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バラが咲いた

バラが咲いた バラが咲いた
真っ赤なバラが
さびしかった僕の庭に
バラが咲いた
たった一つ咲いたバラ
小さなバラで
さびしかった僕の庭が
明るくなった

バラが咲いた  マイク真木

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同棲時代

ふたりはいつも
傷つけあって くらした
それがふたりの
愛のかたちだと 信じた
できることならあなたを殺して
あたしも死のうと思った
それが愛することだと信じ
よろこびに ふるえた
愛のくらし 同棲時代

同棲時代  大信田礼子

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月のしずくの やどるころ

根なし明日なし 浮草に
月のしずくの やどるころ
夢の中でも この手をもとめ
さぐりあてれば 小さな寝息
きめた きめた
おまえと みちづれに

みちづれ 牧村三恵子

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みんなの手とあわせれば 何かできる

ひとりの小さな手 何もできないけど
それでもみんなの手とあわせれば
何かできる 何かできる

一人の手/本田路津子

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不幸せ数えたら両手でも足りない

幸せを数えたら片手にさえ余る
不幸せ数えたら両手でも足りない
いくら心が綺麗でも
醜いアヒルの子では嫌だと
泣いた夜さえいつの日か
笑い話になるものさ
SACHKO 思い通りに
SACHKO 生きてごらん

SACHKO  ばんばひろふみ

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わらって わらって わらってキャンディ

いじわるされても きにしない
わるくちだって だって だって
へっちゃらよ
ケーキに クッキー だいすき
みどりの ドレスも だいすき
わたしは わたしは わたしはキャンディ
ほしをかぞえていると ちょっぴりさみしい
そんなとき こういうの ウインクしながら
わらって わらって わらってキャンディ
なきべそなんて サヨナラね
キャンディ キャンディ


キャンディ キャンディ  堀江美都子・ザチャーブス

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ボクらのように 名もない星が

見上げてごらん 夜の星を
小さな星の 小さな光りが
ささやかな幸を 歌ってる
見上げてごらん 夜の星を
ボクらのように 名もない星が
ささやかな幸を 祈ってる

見上げてごらん夜の星を/阪本九

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顔を見合わせたわ しみじみと楽しくて

いつも雨降りなの 二人して待ち合わす時
顔を見合わせたわ しみじみと楽しくて

ひとかけらの純情 南沙織

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フランシーヌの場合は あまりにもおばかさん

フランシーヌの場合は あまりにもおばかさん
フランシーヌの場合は あまりにもさびしい
三月三十日の日曜日
パリの朝に燃えたいのちひとつ フランシーヌ
ホントのことを云ったら オリコウになれない
ホントのことを云ったら あまりにも悲しい

フランシーヌの場合/新谷のり子/1969

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時の過ぎゆくままに

時の過ぎゆくままに


阿久 悠 作詞
大野克夫 作曲


あなたはすっかり つかれてしまい
生きてることさえ いやだと泣いた
こわれたピアノで 想い出の歌
片手でひいては ため息ついた
時の過ぎゆくままに この身をまかせ
男と女が ただよいながら
堕ちてゆくのも しあわせだよと
二人つめたい からだ合わせる


からだの傷なら なおせるけれど
心のいたでは いやせはしない
小指にくいこむ 指輪を見つめ
あなたは昔を 思って泣いた
時の過ぎゆくままに この身をまかせ
男と女が ただよいながら
もしも二人が 愛せるならば
窓の景色も 変わってゆくだろう


時の過ぎゆくままに この身をまかせ
男と女が ただよいながら
もしも二人が 愛せるならば
窓の景色も 変わってゆくだろう



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せせらぎに素足で水をはねた

ひとときの盆帰り すぐにまた振り返り
気ぜわしく上りの汽車 乗り込むのは何故
せせらぎに素足で水をはねた
夕暮れの丘で星を数えた
突然の雨を木陰に逃げた
故郷の君の姿
ぬぐいきれないと知りながら

盆帰り  中村雅俊

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立ちどまるなふりむくあなた

立ちどまるなふりむくあなた
ちぎれた糸をたぐってはいけない
誰かがブルース口ずさむ道を
コートの衿をたて走ってゆけよ
・・・

立ちどまるな ふりむくな/ジュリー

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さらば涙と言おう

さよならは誰に言う
さよならは悲しみに
雨の降る日を待って
さらば涙と言おう

さらば涙と言おう 森田健作

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人に勝つより自分に勝てと 

人に勝つより自分に勝てと 言われた言葉が胸にしむ
つらい修行と弱音を吐くな 月が笑うぞ 三四郎

姿三四郎/村田英雄

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野の花が ノートにありました

忘れてしまいたいことが 今の私には多すぎる
私の記憶の中には 笑い顔は遠い昔
いつの日にか あなたがくれた
野の花が ノートにありました
そして私は蝶になり 夢の中へとんでゆくわ
とんで とんで とんで とんで とんで
とんで とんで とんで とんで

夢想花  円 広志

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交わってただ遠い果て

夢の夕陽はコバルト色の空と海
交わってただ遠い果て
輝いたという記憶だけで
ほんの小さな一番星に
追われて消えるものなのです

俺達の旅(原題:ただこの時だけを) 中村雅俊

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二度が三度に たび重なって

最初は好きだと思わなかった 
一度だけお茶なんか飲んではみたけど
なんとなく 二度が三度に たび重なって
好きになったの あなたの事を

恋泥棒/奥村チヨ

*****
接近の法則とか言うんでしたっけ?

慣れ、安心、愛情、恋、いろいろとごちゃ混ぜ

*****
そういえば最近何かで読んだばかりだ。
最初はそんなに素敵だと思わなかったけれど、
二、三回付き合って、お茶とか飲んだりしているうちに、
この人素敵だなあって思うようになって、とか。

心理学的に言えば
一目ぼれは心理学的投影であって、
正確な意味で対象を愛しているとはいいにくい。

憧れや理想を投影をせずに客体として観察して
好きになるというのは
誠につまらないが実に正しい恋愛の仕方である。

正しくない恋愛は一目ぼれであり、
それは自分の内面の憧れや理想を誰かに投影しているだけであって、
最初がいきなりピークで、
徐々にさめる運命にある。

さめたあと再び似た様な誰かに一目ぼれをしている。
これはもう法則だから仕方ないけれど、
情けないものだ。

片方が一目ぼれをしている間に
片方が上記のような徐々に見つめる恋愛をしているとすれば
一目ぼれが終わった頃に破局が来る。
一目ぼれしたほうから去っていくことになる。

すると一目ぼれされた方は遅れて好きになっていきなり振られるわけで
誠に割に合わない。

しかも一目ぼれされるくらいだから
割と美人であるはずで
このあたりも美人は幸せになれない理由のひとつだろう。

不実な男を引き寄せてしまうのである。

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