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安心gooスティック

「安心gooスティック」は、青少年がツールバーを介し検索サービスを利用する際、無防備にアダルトコンテンツへアクセスしてしまうケースを考慮し、「goo ウェブ検索」「goo画像検索」のサービスについて、アダルトコンテンツを検索結果に表示しない機能を搭載しました。

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いえいえ高齢者にこそ必要です。青少年には学習の時間がありますが、高齢者にはありません。
振り込め詐欺に引っかかるのも高齢者です。
高齢者保護バーとして、アダルト、自殺、高額買い物、変な健康情報などの遮断をしてくれればよいと思います。
昼はまともでも夜中には判断が間違っている人もいますので。

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googleでは
セーフサーチ フィルタリング
があります
google⇒表示設定⇒セーフサーチ フィルタリング
と進むと設定できます。



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失策 あとの祭り

2008年6月10日、イギリス銀行協会のグリーン会長が「投資銀行のレバレッジ金融モデルは破綻した。今後は預金集めの伝統的銀行経営に戻らざるを得ない」と宣言した。
そのあと北京でオリンピック。9月14日、投資銀行リーマンブラザーズ破綻。オリンピックの間はまずいという心理だったのだろうか。星野がどうとか言ってないで対策すれば良かった。
リーマンを救うには、600億ドル程度が必要だったが、これは米当局が出せない金ではなかった。米当局が、今回だけ「モラルハザード」に最後まで固執したのは、明らかな失策であると批判されている。グリーンスパンやバーナンキは自滅主義者つまり米覇権の自滅を画策する人たちと噂されている。
というわけで、あとの祭りである。Posto festum.

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中国のサッカー ナルシスティック・イレブン

中国のサッカーについて朝日新聞の記事にあった。2008-8-26。
一時は人気が盛り上がったが、民間クラブはほとんどつぶれたという。
79年から始まった一人っ子政策が関係している。
教育熱があがり、親は勉強させることにお金をかける。スポーツはけがもするからとやらせたがらない。サッカーへの関心もなくなった。
記者によると、中国のサッカーの五輪代表は、選手それぞれの運動能力は高いのに、相変わらず組織プレーは苦手だ。
協調性に欠けるのは甘やかされがちな一人っ子ならではなのか。
エゴイストで自己主張の強い有能なストライカーは出てきやすいのかもしれないが、と結んでいる。

*****
組織プレーが苦手、協調性に欠けるという指摘は、当たっているかどうか分からないし、
一人っ子との因果関係も分からない。
甘やかされるという言葉もどのように定義して使っているのかとも思う。
中国は広いので育てられかたも一様ではないだろう。

しかし何となく納得できる感じではある。

共感能力の低い・目立ちたがりの・自信家の・ナルシストにはサッカーは向かない、
タレントの方がいいとの結論のようだ。
トライアスロンとかいいように思うが。

日本でも全般的にそんな傾向だと思う。
協調性欠如、共感欠如、他人の気持ちが分からないので被害的になり、
怒るときも歯止めがなくて徹底的に怒ってしまう、
一方では少し怒られただけで引きこもってしまう、
それではたぶんチームにならない。

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私の上に降る雪はいと貞潔でありました

私の上に降る雪は
いと貞潔でありました

と中原中也に泣かれると
とても悲しくなる

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新聞に吉田秀和が中原と映画を見たことなどを書いている。

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踏みなれた生活の軌道

私達は踏みなれた生活の軌道から
放り出されると、もうダメだ、と思います。
しかし、実際はそこに、
ようやく新しい良いものが始まるのです

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トルストイもやはりそうだが
作家はみんな嘘つきである。

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漢字検定

先日は江戸検定が終わりまして、
今週末は漢字検定です。

漢字検定の勉強の仕方はこちら
http://www.ima.me-h.ne.jp/~sano/study/kanken.htm

DDwin
http://homepage2.nifty.com/ddwin/
電子辞書検索ソフトウェア 辞書を指定した検索、複数の辞書をグループ化した串刺し検索、見出し語だけでなく説明文も対象にした全文検索、条件キーワードによる複合検索など、辞書をフル活用できる超便利ソフト。
というのが紹介されていて、なるほどと思う。

WZ+DDwinで運用とのこと。パソコンに内蔵している『広辞苑』や『漢字源』など複数の辞書が瞬時に開くという。いまではネットで検索してもほぼ同じだと思う。

電子辞書の分野はあまりなじみがないけれど、漢字検定に挑戦したいとか、
きちんとしたい人にはいいらしい。

無料辞書とかいろいろと出ているが辞書を拡張してしまうと、
普段使いたい漢字がすぐに出てこなくなって、結局元に戻したりしている。

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孤独死

2003年に日本で死亡者数100万人を突破。
このまま増えて2040年には166万人に達する。

75歳以上の単身世帯は2005年で197万世帯、
2030年には429万世帯。
3人に1人は1人で老後を過ごす。

孤独死も増える。

特徴は生活が乱れていることだという。
部屋は乱雑、テレビは映らないチャンネルがあり(この新聞記事ではどうしてそんなことになるのかよく分からないが)、
窓は割れたまま、体調が悪くても病院に行かない、「ひきこもり」になる。

それでは現在引きこもりの人はずっとひきこもりで孤独死を迎えることになりそうだ。

最近は孤独死は、高齢者ではなくて、50~60代に多いのだと書かれている。

困った困った。

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家でネットをつながない

デジタル世界のデータは正しいかどうかを自分で確認しないと使えない。効率が悪いんですよ。
との意見。
この人は職場でネットを使うけれど、家ではネットはつないでいないという。
それも流儀だと思う。

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創作系の人は調べるのが仕事ではないし、
その上正しくない情報を読んで時間をとられていたのでは
いつまでたっても何もできないことになる。

ネットで調べていたのでは人と同じ情報しかとれない理屈だから
プロとしては不足だろう。

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心理的距離

現代が心理的にどのような環境であるかを考えると、
他人との距離がどのくらいかが問題になる。

昔ならば他人と1メートルの範囲にいれば1メートルの関係だっただろう。

いまはそうでもない。
他人と電車で1メートル、映画館のシートで1メートル、そんなことはいくらでもあるが、
心理的にはずっと遠い。
携帯は心理的な距離をずっと縮めてくれる。
いつでも、どこでも、つながっている感覚になる。
しかしまた、だから嘘もつけるようになる。
操作可能になる。

電話は距離を縮めてくれるがリアルタイムなので考えや思いを圧縮することはできない。

手紙はたいていは長い時間をかけて各もので、時間が圧縮されている。その分濃厚な交流になる。

現実の距離を描いたものが地図で、これは客観的で共通である。
心理的距離は個別で個人的である。個人的心理距離の図を描けばおもしろいだろうと思う。
近いの要素と大きいの要素を描き分ければおもしろそうだ。
たいてい、近いものは大きい。
しかし近いけれど小さいものもある。遠いけれど大きいものもある。

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リアルとバーチャルの境界

リアルとバーチャルの境界も考えてみると曖昧である

リアルの代表はたとえば食べ物だ
コンピュータ画面を見ていても満腹にはならない

しかし本当にそうかといえば
脳が動き始めるとずいぶんとバーチャルになってしまうようだ

たとえば目の前にある食べ物がおいしいのかどうか
それは脳にインプットされている情報によってずいぶん違う
いつでも新しいごちそうがあり
新しい健康食品があり
それをありがたがっているのだから
かなりの部分はバーチャルなのだと思う

無農薬とか有機栽培とかという表示も
素人が思うようなものではなくて
無農薬と表示していい期間、種類が決められていて、
その範囲内で農薬がたっぷり使われている。
これはバーチャルというより言葉の取り決めの問題か。

*****
リアルな対人関係とバーチャルな対人関係といっても、
境界がはっきりしない。
中間に何か介在すればバーチャルなのか、
コンピュータなら、手紙なら、どうなのか。
複雑で間接的でも最終的には向こうに人間がいるならやはりリアルなのか。

最近あるような大衆宗教はかなりバーチャルなものになっていて
昔のような人格と人格の接触というような伝道ではないようだ

*****
脳の都合からいえば、
実際に楽器が鳴っていても、スピーカーやイヤホンから出ている音でも、
たいして変わりがない。
全然違うという通の人もいるが
その場合でも、境界を限りなく曖昧にすることはできる。

夢と現実の境界は昔からいわれていることで
難しい。

*****
心理的なことが現実の身体的病気を引き起こすというのは
むかし心療内科の第一ページに書いてあるようなことだった。
リアル、肉体、脳、心理、バーチャル、と並べることができるかもしれない
しかしやはり境界は曖昧である

心を傷つける言葉がバーチャルとも思わない。それはリアルだ。
時間も場所もエネルギーも指定できる。

*****
典型的にはたとえば映画をバーチャルな体験というのだろうか。
宇宙旅行をして爽快になったり不安になったり冷や汗をかいたりどきどきしたりする。
脳の体験としていえば、リアルとバーチャルを区別することは特にないと思う。
バーチャルの質が悪いときにはリアルに遠いのだろうけれど、
それはたとえば近眼の人がめがねを忘れて観光旅行に行ったらどうかというようなもので、
いずれにしても、体験であるには違いない。

子どものごっこ遊びでもリアルな対人関係はあり
それに重なる形でバーチャルな対人関係がある。
ごっこ遊びの方が現実の社会生活よりも複雑かもしれない。
取り決めた役割をこなしているのだから。

*****
暫定的に定義すれば、
脳の内部の変化が予想する外部の変化が外部に起こっているならば、リアル。
起こっていなければ、バーチャル。
街が燃えたと脳は感覚していても、実際に起こっているのはスクリーン上の光の明滅であるなら、
それはバーチャル。

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ネット空間における誇大感

ネット社会で生きていると誇大的になると言われていて
理由がよく分からない

変なことを言えば批判されるし
誰にも相手にされなくなるのは
現実世界と同じだ

自民党はバカだと言って盛り上がったとしても
特にその人たちの言論が広く支持されるわけでもないので
それだけで誇大的になるとも思えない

特に誇大的になる理由はないように思うが
こじつけて考えれば
ネット社会にじっとしていられるなら
現実社会とは接触しないでいられるわけで
その分、自分に幻滅しなくてすむのかもしれない

オンラインゲームで何かしている分には
傷つかないですむ

ただ傷つきたくないからそうしているのかとも
思われる

そんなにも傷つきやすいから
現実社会に踏み出せないのだし
ネット社会にとどまりたいのだ

*****
本気で、ネット上だけでできる公共事業を考えたらどうだろう
新しい景気対策
ばらまき政策
地方の道路を造ったり壊したりしている代わりに
コンピュータで何かしてもらって
その労働にたいして報酬を支払ったらどうだろう

そんな仕事はないものか

たとえばアラブ産油国と交渉して
アラビアの手書きの古文書をコンピュータ入力する仕事とか。
これは難しそう。

単純コンピュータ入力は中国や東南アジアの人たちと仕事が重なるので
無理と言えば無理かもしれない。

バーチャルシティで公共事業をして道路を造って、土地を造成して、
それを現実のお金持ちに買ってもらえばいいわけだ。
はっきり分からないが、それはすでに実現している。政府が関与していないだけ。
しかし今後税金をどうするかで関与せざるを得ないと思う。
もう課税は始まっているのかもしれないが知らない。



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ニュースキャスター的批評態度

飲み屋でサラリーマンが政治家などを批評しているのを聞くと
ニュースキャスターそのままだと思うことがある

最近の若い人は新聞を読み比べることもないようで
新聞の影響力は弱くなっている様子だ

人の話を聞いていてもオリジナルな意見は少なく
同じことを繰り返し言っているようだ

オリジナルなことを言っている人は間違っている人が多いのも事実だろう

たぶん情報源が限られているので新しい解釈も考えられないのだろう
同じ言葉が繰り返し言われることが安心感につながるのかもしれない

ニュースキャスターと同じことを言って、一体この人は何をしているのだろうかと思う
話相手にとって見れば、聞いても聞かなくても同じことだ
カラオケの歌につきあっているのと同じである

それでも話すのはたぶん自分は正しいと認められたいからだろう
できれば自分を大きく見せたいと思っている
本当は誰も知らないようなニュースソースを握っていて
それを解説して得意になっていたいものだが
現代の社会ではそのような秘匿情報の管理は厳重である

せめてカラオケのようにニュースキャスターの発言を繰り返す
ひどい批判を受ける心配はないから安心して話していられる

だいたいが全く責任のない立場からの発言だ
外野からのヤジのようなもので
どうでもいいものだけれど相変わらずわめいている
どこか心地よいのだろう

とても臆病な自己愛と見える
攻撃されない範囲で誇大性を発揮している

矛盾しているのだが
自分は優れていると確認したいのだが
わずかの批判にも弱いことを知っている

だから反対されないことを言って肯定されたい
しかしそれでは圧倒的に支持された感覚にはならない

不全感を残しながら
しかし傷付きは回避する

そのような回路なのだろう

まあまあの誇大感と言うべきか
傷付きを回避する用心深さは感じる

どうにかなるという楽観性はないようで
むしろ悲観的に傷付きを防衛している

そのあたりは全然自己愛的ではない
むしろうぬぼれてはいけないと自戒しているようでもある

しかしその範囲内で精一杯威張っているのだ

そんなわけで日本の社会に「父親」がいなくなったわけだ

政治ではリーダー不在
サッカーでは決定力不足
といわれているもの

困ったことに本当の父性的存在ではない人が
おだてられてその気になって
筋違いの発言を繰り返し
おだてた自分たちの愚かさに
みんなうんざりしている
そこまで図に乗るとは思わなかったと言っている
誰でもそうまで持ち上げられれば
そうなると思うけれど

日本男性のだいたいがおばさん顔をしてテレビでしゃべっていて
画面が切り替わると
アメリカのおばさんがおじさん顔で何かしゃべっているので
これも驚く



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子どもへの性的虐待

子どもへの性的虐待  森田 ゆり 著  岩波新書 2008-10月

*****
日本カトリック司教協議会
子どもへの性的虐待に関する司教メッセージ
日本の教会の聖職者、修道者、信徒のみなさんへ

  最近アメリカでの聖職者による子どもへの性的虐待と、その問題に対する全米司教総会に関する報道がなされています。私たち日本の司教も、このたび2002年度定例司教総会において、この問題に重大な関心を持ち、討議いたしました。

  虐待は、無防備な子どものからだ、たましいに傷を負わせる恐ろしい犯罪です。とくにそれが、子どもの信頼している人々、つまり、司祭やその子どもの親たちによって犯された場合、とりわけ罪深いものです。教皇ヨハネ・パウロ二世は、「子どもたちに危害を加えるような者には、司祭職や修道生活での居場所はありません」、またそのような者は、「司祭職の恵みを裏切る者である」と明言しておられます。

  こうした事態にあって、私たち神の民である信者一人ひとりは、社会においてカトリック教会が真に救いのしるしとなることができるよう、それぞれの司牧と生活の現場で今まで以上に聖なるものとなるように努め、真摯に働かなければならないと思います。

  私たち司教は、日本において教会のために働く人々が誠実であり、献身的であると確信しています。しかし、不幸にして日本の教会において聖職者、修道者による子どもへの性的虐待があったことが判明いたしました。私たちはこの点に関してこれまで十分に責任を果たしてこなかったことを反省します。私たち司教は、被害者の方々に対し誠実に対応するとともに、その加害者である聖職者、修道者に対しては厳正に対処いたします。

  子どもを保護し、心身ともに成熟した人間に成長させることは、すべての大人の義務です。とりわけ、大人の保護なくしては生きていくすべのない子どもたちを守り、育てていくことは、貧しい人、小さい人々に心を砕かれたイエスの道を生きる教会の使命です。人々の救いのために奉仕するという、この教会本来の使命を忠実に果たすことができるように、日本の教会は今後とも、子どもの人権擁護のための活動、またかれらの育成に携わる学校・施設で働く者、および聖職者、修道者の養成に力を注ぎます。

  皆さん、すべてのキリスト者とともに傷ついた被害者の方々の悲しみと苦しみを理解し、彼らのいやしと回復のために、いつくしみ深い神に祈り、また、全世界の教会がこの困難な状況を乗り越えるために、神からの恵みと力づけを祈りましょう。
  私たち日本の司教は、聖職者、修道者、信徒のみなさんとともに、日本においてこのようなことが起こらないよう、自らを正し、教会の刷新に励んでいきたいと思います。
 
2002年6月21日
日本カトリック司教協議会
司教一同



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グーグルブック検索

たとえば、グーグルブック検索で
聖書と「甘え」 著者: 土居健郎
を表示すればしばらく読める。

言葉で検索することもできる。
便利だ。

「おためごかし」で検索したら
上記の土居先生の本が一番上に表示された。

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観光立国

http://www.cool47.jp/

今まさに観光立国を目指す日本にとって、ありのままの日本の姿・魅力を、その地域はもちろん日本中へ、そして世界へと発信し、大いなる活性化を目指します。

と書いてある。

京都も鎌倉もガイジンさんに楽しいところになるのだろうか。

360度パノラマビューで、
これを大画面で季節ごとに見られたら、
または今日の嵐山という具合に見られたら、
別に行かなくてもいい。

このページなども広告募集

いい仕事をして
お得意さんがいて
というようなビジネスモデルではない

流れてゆく観光客を
目立つ広告で誘導する
それだけの商売

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小さな白い球との長い戦いが終わったことを知りました

小さな白い球との長い戦いが
終わったことを知りました

長嶋茂雄
引退試合の2日前

*****
最近は「相手との駆け引き」を言う人が多い
確かにそうなのかもしれないが多すぎる



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小さなボールと一本のバットには運命と人生がつまっている

小さなボールと一本のバットには
運命と人生がつまっている
長嶋茂雄

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おかしいなと思うのは
世間にあふれているビジネス指南書に何が書かれているかだ

ゴルフについての本を読みふけっていてもほとんど益はない
ゴルフについての本を書く人のビジネスに協力するだけだ

ゴルフについての本を読むだけなら暇つぶしだからいいようなものだが
ゴルフについての本を書いている人は一体何をしているのだろう
ゴルフの達人でもないし文章の達人でもないし
ゴルフ産業の軒先を借りて雨宿りしているようなものだ

*****
コンサルタントという職業も不思議だ
社長業を転々として歩く人も不思議だ
特殊な技術には違いないけれど

プロ野球の監督としてチームを渡り歩くようなものか
そんな人も確かにいる

最近は監督のテレビ露出が多い
それは視聴者が選手にではなく監督に同一化しているからなのだろうか
サッカーの監督に至っては同一化さえしにくい

観客からの声も選手に対しての愛ではなく
監督からのメッセージのようでもある

野球はできないけれど
選手を将棋のコマに見立てての監督ならばできると感じるのだろうか

テレビで解説をしている人がそのまま監督になるので
たいして難しい仕事ではないのだなと誰にでも分かる

自尊心のかたまりのような選手たちを前にして
どのようにして求心力を形成するかが問題だろう

相撲の親方のようにすっかりなめられているケースもある

*****
コンサルタントが社長に進言して取締役会が人事を発令すれば
コンサルタントは何か仕事をしたことになるのだろうか

失敗したときコンサルタントは自分がクビになるだけで借金は残らないのだろうか

*****
プロ野球の監督はどんなに負けても観客が入らなくても赤字でも
本質的には痛みはない

オーナーは赤字で頭が痛いけれど
監督は平気

監督も結局雇われているだけだ

*****
現場で苦労している人たちがいて、
その人たちの処遇を、社長と相談しあっている税理士とかコンサルタントとかが話し合って決めているとしたら
現場の人たちは心穏やかではいられない

数字が伸びませんね
能力の限界でしょう
同じ給料でもっといい人がいますから入れ替えましょうと
平気で経営判断を進言する
巨人軍状態である

無論、業界の標準もあり平均もあるだろうが
それを振り回されてもかなわない

いい気になって振り回して
それでみんなが幸せになるものか
考えて欲しい

*****
社長に進言する合理化計画や増収増益計画が
その人の専門でもかまわないけれども、

小さなボールと一本のバットには運命と人生がつまっている
これが原点だと思う



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スーパースターの条件

スターというのはみんなの期待に応える存在。
でもスーパースターの条件は、
その期待を超えること
長嶋茂雄

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苦しむ力 いかに苦しむか

苦しみを私が確実に苦しむ力を与えて欲しい。
苦しみを味わい、記憶し、記録する力を与えて欲しい。

苦しみを与える邪悪なものに対して、
ただ苦しみを味わい、記憶し、記録することで徹底的に抵抗する。

積極的な反撃はしないけれど、
長い年月の後、人生の収穫という点で、私は報われたい。



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謙虚であるように

私たちは謙虚であるようにと言われて育てられた。
それは我々が自力でできることは少なく、
注意深く生きていれば、
人間は自立などしていない存在であり、自然に依存して、
生かされていることを知る日々だからである。

自然からの恩恵は抜きにして、
人間同士で比較したときにも、
他人にお世話になったり、他人のお世話をしたりして生きているわけで、
どの人もほぼ同じ平面に生きていると思うのだが、
そしてDNA分析をしてみれば単なる偶然ほどしか違わない遺伝子であって、
能力の差など、何も自慢するほどのこともない。
歴史上で回顧してみても優れた人はたくさんいるもので、
恵まれた現代に生きていれば、当然ということの方が多いような気がする。
この世で、有能な人ほど謙虚であり、
無能な人ほど傲慢であるのは不思議なことだ。

理由の一つをあげれば、有能な人には現実がよく見えるから、
自分の周囲にいる優れた人々の謙虚な様子がよく見えて、その結果、謙虚になるのだろう。
無能な人には何も見えないから、自分を誇る気持ちばかりが大きくなるのだろう。

また実際有能な人は他人の役に立つことができるので、感謝されるものだ。
人に感謝されていれば、自分が有能であることを誇る必要はなくなる。
むしろ謙虚にしていればますます褒められるというものであり、
それに誇るよりも謙虚にしている方がエネルギーが少なくて済むので、
大変に好都合であるらしい。
無能な人は自分を誇ることにエネルギーを費やしてしまっているのではないかと思う。

自己愛人格障害の場合にも、巨大に才能に恵まれていれば、かなりの自己愛的振る舞いがあっても、周囲は我慢するものだ。
その人の才能と自己愛が釣り合わないから、怒られるし、無視されるし、さげすまれる。
それだけのことであって、つまりは、現実把握力の問題なのだと思う。

ずいぶんな才能があっても謙虚すぎるのもむしろ周囲が気を遣ってしまうところがある。
ほどほどに自己愛的に振る舞ってもいいと思うのだが、
そのような人たちは謙虚に振る舞うことの楽しみを知ってしまっているし、
謙虚であることが最大の効果を生むと知っているので、なかなか謙虚をやめることができない。
その人にとっては、謙虚であることが一番楽なことで、むしろ趣味の一つである。



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拒食症と過食症とうつ

うつ・50話:第49話 摂食障害とうつが密接に関連

 若い女性の病気に拒食症と過食症があります。拒食症は、強いやせ願望や肥満恐怖などのため、「食べない、食べられない」で食べる量が極端に減り、その反動で「食べたら止まらない」と過食しては、体重増加を防ぐために嘔吐(おうと)して、著しいやせとさまざまな心身の症状を生じます。

 一方、過食症は、短時間に大量の食物を過食しては、過食による体重増加を防ぐために、過食後に嘔吐や下剤の乱用、翌日の食事制限や絶食などを認めます。しかし、体重は拒食症ほど減少せず、正常範囲内にあります。そして、過食後に無気力感、抑うつ気分、自己嫌悪や自己卑下を伴います。

 これらの摂食障害において抑うつ症状を生じることは古くから知られ、うつ病と摂食障害は密接に関連しています。

 摂食障害では、急激な体重減少や低栄養状態により抑うつ症状を生じます。さらに、過食や嘔吐後に強い自己嫌悪を伴う抑うつ気分、過食や下剤の乱用などの排出行動を止めた時や、食べ過ぎで体重をコントロールできなくなったと感じた時にも抑うつ症状を生じます。また、治療により体重が増加していく過程においても不安や抑うつ症状を生じます。これらの場合には、抑うつ症状が1日のうちで、または日替わりで、良くなったり悪くなったりと、動揺が激しいことが特徴です。

 (大阪市立大大学院医学研究科教授・神経精神医学、切池信夫)

毎日新聞 2008年3月8日 大阪朝刊

*****
摂食障害の一部は、心理とは関係のない、体の病気です。
しかし大部分は心理的要素が強く、うつや性格構造と関係して発生し、
無意識のうちに完治を拒否しています。
きっかけは多くが若い頃のダイエットです。
無力感、自己否定、無価値感などが背景にあることが多く、
そのあたりを話し合っていくことになります。



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