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シューベルト ピアノソナタ No21 マレイ ペライア

Murray Perahia によるシューベルト ピアノソナタ No21 がとてもよかった。

Maurizio Polliniによる演奏、そのあとは内田光子、そのほか一杯あってどれも名演と思えるのは
曲がいいからなのだろうか。

これで2008年も終わり。さようなら。そして2009年こんにちは。

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不安をコントロールする方法

不安はいまゴルフボールの大きさで目の前にある
多分見つめ続けていればゴルフボールのままだ
目を離して気晴らしをしてまた見てみるとずっと大きくなってバスケットボールくらいになっている
それが不安というものだ

こんな意見があって
これはたとえば強迫性障害の不安の場合には対処行動をしないでじっと我慢してくださいというのに似ている
あくまでゴルフボールの大きさだと確認し続けなさいということだろう
何かで対処して気を紛らしている間に不安は大きくなってしまう

パニックもそのようなもので
電車が苦手で閉じこもっていると
電車の不安はゴルフボールからバスケットボールにまで膨張してしまう

戦陣を後退させると
不利になるということらしい
不安に攻め込まれる

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つらい過去を忘れるくらい幸せになろう

来年の目標は
つらい過去を忘れてしまえるくらい
幸せになること

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歴史ができるということ

不思議なことだと思うのは
昔特に意識せず会社の備品として買った椅子にいま部屋で座っていることだ
このような友人関係になるとは思わずにいた人とこうなっているし
いろいろな偶然が現在を作っている
それぞれのものや事や人の歴史があって
年をとることも悪くない

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日本の古い音楽

日本の古い音楽を再現することはできないものかと思うが
何か方法はないのだろうか

楽譜に似たような表記法がなかったものだろうか

ファン・ジニの話の中に独自の表記法で音楽を記録する部分があった

平家琵琶などは楽譜のようなものがないものだろうか

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自分の魂のために闘う人

自分の魂のために闘う人

アメリカ文学の中でこんな言葉を見つける

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ともに過ごす静かな気分のいい時間

ともに過ごす
静かな気分のいい時間

この気分の同調性を求めているが得られず
独りのままで過ぎてゆく

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不幸は心を目覚めさせる

このなまってしまった心を
目覚めさせるのは不幸しかないと
倒錯したことも思う

不幸を望まないのは当然であるが
それでも不幸は配達されてくる
その場合にせめて精神の覚醒をよい副作用としてとらえたいと思うのだ



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アメリカ・スラム文化の影響力

アメリカ文化の中で影響力が強いのは
安上がりにまねができる部分と
特に教養も必要としない部分で
当然多数に広がることになる



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ピターラビットと仲間たち

テレビでアニメ版「ピターラビットと仲間たち」を見る

動物たちがふさふさしていてかわいい

猫とネズミを比較するとネズミの方がずっと動きが素早いように思うが
どうして猫に捕まってしまうのだろう

*****
田舎のネズミが都会に行ったら落ち着かなくて帰りたいと思った
都会のネズミが田舎に行ったら退屈でたまらなくて帰りたいと思った
誰にでもそれぞれ自分の住む場所があるのだと語っていた

人間は生まれ落ちてしばらくして脳内のドーパミンレベルがセットされる
ドーパミンだけではなく全般に脳内の刺激受容レベルが設定される

田舎の静かに環境に適したセッティングがされると
都会の刺激の強い場所では落ち着かなくなるはずだ

都会の刺激に適したドーパミンレベルのセッティングだと
田舎ではドーパミンが足りないことになるのだろう

アニメでは
やっぱり田舎の方がいいという結論だった

たぶんどちらにいてもずっと同じ環境だと頭が固定されてしまうので
時間がたったら少し環境が変わる感じがいいのだと思う

時々旅行に行ったり別荘に行ったりするのがたぶんいいと思う

*****
都会のネズミが田舎にきても退屈するだけで精神病の発病はしない
田舎のネズミが都会に行ってドーパミンレベルが上昇してしまうと
精神病発病の危険があると思う

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気持ちの通じる人たち

日本の昭和30年代くらいを描いた映画
登場する人たちは悪くてもたかがしれているし
最終的には悪くない人だ
決定的に気持ちが通じない人は出てこないし
安心して暖かな気持ちになれる

現実の社会がそうだったのかどうかはよく分からない

生育環境の同質性が高くてほぼ気持ちが通じるという状況はあったかもしれない
しかし一方でほのぼのとした気持ちになるために都合の悪いものを排除しているだけなのかもしれない

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トマトジュース

最近トマトジュースを飲むと眠くなる

眠くなるような時間にトマトジュースを飲んでいるということなのだろうか

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言葉が通じない 解釈ミス

普段の言葉を使い
気持ちが通じ合っているように思うものだけれど
実は通じ合っていない場面がたくさんある

一人の人間が小説を書いたとすると
複数の人物はとにかく心は通じ合っている
決定的な言葉の通じなさはないはずだ

どうして言葉が通じないのかと思うけれど
いろいろな要因がある
病気である場合もある

背景にあるいろいろな要素が少しずつ微妙に違っていて
通じ合えない場合も多いものだ

たとえば言葉の深さの設定が違う

たとえば気持ちの根本が違う

とても単純にいうと
「嫌いだよ」と言ってどのくらい嫌いなのかは
状況判断による
言葉は状況判断を深く含む

だから言葉では伝えられないものを言葉は含んでしまい
伝えられないものに頼る伝達方式を好むことと
そんなことは考えない人とでは
意味が通じなくなってしまう

日本語を話す人同士で気持ちが通じなくなっている現実はなかなか厳しいと思う

異邦人と出会っている感覚なのだろう

その場合言葉の表面的で客観的な意味に頼ることになる

他人の心が見えない人はそのような態度になってしまう
解釈ミスを恐れるようになるからだ

解釈の違いはあってもいいし
違う深さの解釈を心の中に用意するのもいい

しかし普段の会話で解釈ミスが連発しているのでは暮らしにくい

暮らしにくいほどの解釈ミスが起こるのはやはり病気の可能性があると思うが
普通の意味では病気とは言わないだろう
だから何が起こっているのか理解に窮することになる

少しのところなのだけれど絶句してしまう

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愛のない人も

愛のない人も
共感性のない人も
自尊心のない人(すばらしい自分への志)も
いて
そんな人とどのように付き合うかは
苦痛である

しかし世の中の実体がそのようなものである以上、
そのようなものとして対処せざるを得ない

自分の人生が大切と思う人は
隠棲するだろう

隠棲と引きこもりの違いについて言えば
隠棲は好ましいものであり
引きこもりは好ましくないものであり
要するに
客体の属性ではなく
主観の内容の問題である

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どなた様でも地獄行き

生きた末
どなた様でも
地獄行き
隣り合わせた悪党に
説教される情けなさ



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実家に帰る気にはなれない

実家に帰る気にはなれない
という人たちも実際多い

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アメリカ貧困レポート 日本の未来

アメリカという国の貧困のレポートを読むとかなり絶望的
貧困が教育と病気と犯罪にも関係していてどうにも難しい状況である

戦後日本に起こったことは何だったのだろう
そしてこれからどんな風になるのだろう

日本の進む先は日本全体がアメリカの黒人社会のようになるのではないかという悪い予想

日本という社会の内部での格差が問題なのではなく
国際社会の中で日本が貧困国家になっていくということだろう

これまでは途上国と先進国の格差でしのいできたけれど
日本そのものが貧困国になる

国内の格差が本質問題なのではないらしい
国内の分配が問題ではなく
国際的分配が変更されてしまったことが問題なのだ

トヨタが生活互助会または社会主義的共同体みたいになって
職員に給料を配分するためだけに生産を続けたとして
売れる商品をどうやって作ったらいいのだろう?

いつのまにこうなったか
脱工業化社会で富を維持するためには何が必要か
英国がいい見本だけれどかなり戦略的に動かないと無理なようだ

資源がある国とものを作っている国は最終的には強いだろう
金融商品を作り出す能力がなくてもいいらしい

輸出で食べるためには競争力がなければならない
技術力で優位に立つか
安い労働力で優位に立つか

そんなことをいっていても現在では技術力で優位な会社が安い労働力を使って生産することになっている
つまり日本人はすごく頭のいいことを考えるか
すごく安く働くか
どちらかしかない
戦後しばらくはそのどちらもできた時代があった
いまはどちらもできなくなりつつある

格差問題ならば
裕福な人にお願いして
貧しい人に最低限の人間らしい生活を保障することもできるだろうけれど
日本にそもそも裕福な人がいなくなるかもしれない

戦後一所懸命働いて生活がよくなったというのは
何か一瞬の幻だったのかもしれない

やはりきちんと状況を考えて
何をしたら生きていけるのかを示さないと
精神的に持ちこたえられなくなりそうな気がする

節約しましょうとか縮む話ばかりでは資産があって老後を暮らすだけの人にはいいけれど
これから日本で育つ子どもにはつらいばかりではないか
節約もするけれど何をしたら自分は幸せになれるのか
具体的な形で提示したいものだと思う
それが大人の役割だろう

ここで一気に自給自足とか農業などというのも現実的ではない
できるならば食糧自給率を上げることは望ましいが
たぶん現実的ではないだろう国際的な仲良くして貿易を発展させるのが普通の考えだと思う
地産地消はいいけれどそれと組み合わせて貿易も活用しないといけないだろう

それにしても日本人は何を貿易すればいいのだろう
自分たちの子孫に借金をつけて、買い物を続けるか
もちろんいいことではないし
為替レートとか問題が出てうまくいかないようだ

子孫のために収入の一割くらいは貯金しておいてあげたいくらいだけれど

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苦労続きの人生

苦労続きの人生を送ってきたからといって
それだけで聖人になれるわけじゃない

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折り紙と超越 子供絶対尊敬作戦

子供さんがいる家庭では
折り紙を楽しむことがあると思う。

折り紙で、任意の角の三等分ができます。
直線定規とコンパスでは不可能なのですが、
折り紙では可能なのです。

折り紙における「芳賀の定理」というものがあります。
いくつかあるのですが、それらにより、
折り紙の正方形の一辺をn等分することが可能です。
芳賀の第一定理 によれば
「正方形の一辺の中点にその辺に含まれない頂点を合わせて折ると、一辺が他の辺の一辺を三等分する」となります。
意外ですね。

これって、絶対に、子供が尊敬しますよ。

ページはこちら。
http://www.nikonet.or.jp/spring/origami/origami.htm

もともとは
与えられた円と等しい面積をもつ正方形を作ること
というのが有名な問題で、
これはできない。
なぜなら、円周率パイが、
画像:Squaring the circle.png
超越数だからである。

部分的な解がいくつか発見されたこともあり、長年にわたって円積問題への肯定的な見込みが抱かれていた。上図では、影の部分の面積と三角形ABCの面積が等しい。
部分的な解がいくつか発見されたこともあり、長年にわたって円積問題への肯定的な見込みが抱かれていた。上図では、影の部分の面積と三角形ABCの面積が等しい。

えーーー、これも驚き。
まだまだ世界に神秘はある。

要するに、\sqrt{\pi}を解とする代数方程式が書ければいいのだけれど、それはできなくて、
まずパイが無理数だと証明された。
つまり、小数点以下が、無限に循環することなく続く。(これだけでも無限にすごいけれど。)
次に超越数だと証明された。

でも超越数は珍しいものではなくて、
ほとんどの、つまり非可算個の実数は超越数であることが示されている。

有理数というのが実は珍しいのに属するんですね。
繰り返しのない無限小数というのは、難しいような気がするけれど、そうではないらしい。

α が任意の ε > 0 に対して不等式
\left|\alpha-\frac{p}{q}\right|<\frac{\epsilon}{q}

の有理数解 p / q をもつとき、α は無理数である。多くの無理数性の証明はこれを用いている。

なるほど、こんな風にして、「無限」を考えるんだな。

ところで実際には、

\pi \approx \sqrt{{40 \over 3} - 2 \sqrt{3}\ } = 3.141533\dots
これだと小数点以下4桁で近似できるという。
すごい。


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うつ病は脳が捻挫しているようなものだから

入院していた人。
少しよくなったから退院した。

うつ病はマラソンで言うと、
捻挫しているようなものだから、
どんなに一所懸命気合を入れても、
うまく仕事がはかどらないし、
場合によっては捻挫を悪化させてしまう。
捻挫もうつ病も無理しないで休んで、
きちんと治すことが大切なんです。
捻挫もすっかり治れば、
またもとのように走れるようになるでしょう。
うつ病も同じですよ。
と説明する。

整形外科に行って
捻挫を治してくださいって言って
整形外科は確かに頚椎の捻挫ですねと
写真を見て言ったそうで、
そのあと痛み止めと胃薬とビタミン剤が出た

たとえ方が悪かったですね、うつ病は、セロトニンとそのレセプターの加減が悪くて、
起こるのではないかというのが最近の説明なんですよというと、
それはうつ病であって
わたしは適応障害だからセロトニンは関係ないはずだと言い張り、
うつとうつ状態と抑うつとうつ病とは名前が違うから
治療も違うのだと独自の理論を語り、
DSMとICDで確定診断できるのを知らないのかと言い、
信用している整体の先生に
あなたは適応障害に当てはまるからということである漢方薬を勧められたという

一年ほどして
やつれてやってきて、
そのあと口腔外科でかみ合わせがすべての原因だといわれ
いろいろあって
電話をしたら
割り箸を噛んでいなさいと言われて
いまは毎夜割り箸を噛んでいますという事だった

言葉と言葉はキャッチボールのようなものだから
といったら
実際に道路でキャッチボールを始めて近所から怒られた

もちろんこんな時に疑うのは別の病気で、
年齢、性別、社会適応の程度、などを勘案しつつ、検査結果とあわせて診断を絞り込んでいく。
30前、45前、45以降くらいで疑うものもかなり異なる。

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凡庸の徳

凡庸であることは良いことだ
私は若い人に凡庸である事を望む
余計な苦労をして欲しくない

そして凡庸であれば傲慢から遠くなる
それが一番価値のあることだ

凡庸かつ謙虚
それでも前向きに生きる
そのようであって欲しい

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ソフトボール金メダリストへの生インタビュー

NHKでニュースの時間に放映していたので見かけた。
生放送とのこと。
質問も今ひとつ。「あなたにとってソフトボールとはなんですか」
「あなたにとって金メダルとはなんですか」そんなことどうでもいいじゃないか。今はただうれしいだけだろう。
答えも今ひとつ。それはもちろんで、この人たちは気のきいたコメントを答えるのが仕事ではないのだから、
それでいいのだ。凡庸な答えでいいし、言葉に詰まるくらいでいい。
みんな裏に脚本家のいるインタビューになれすぎている。
無意味な威勢のいい事を言って失笑を買うのはサッカーだけでいい。
編集して、短く放送すれば充分だった。
試合に価値があったのだから。そのあとにまで物語を作ろうというのは欲が深すぎる。

他の金メダリストは
ニュースではすでにロンドンでも期待しているとインタビューされていた。
まじめに答える必要なし。質問が悪い。

また
敗者を遇する礼というものもあるだろう。余りに浅ましい。

*****
選手団長とかという人が
野球とマラソンについて苦言を呈していた。
愚かなことだと思う。
第一、批判が高まっていることに乗じて自分も批判するという、機に乗じる態度が卑しい。
第二、思っていたのなら、訂正できる立場にあった人だろう、団長なのだから、
思った時点で各人に伝え、訂正してもらい、団長の意思を浸透させればよかった。
それをすべてが終わった後で、あと出しじゃんけんのように、責任のないような顔をしていうのも、おかしなことだ。上に行くほど責任は重いはずなのだ。星野監督を個室でしかってもいいが、公の場では、星野監督をかばうのが正しい。かばえないと途中で判断したのなら、最後の会見でかばえるように行動すべきだった。
第三、要するに弱くなったのはお金が足りないからだと言ってのけた。それをいうなら、金メダルなどなくて結構。人々の日々の生活の方が百倍大切だ。そして私としては、ボルトの走りを見ただけで充分に楽しかった。予算編成で大盤振る舞いが各所で見られるので、その流れでの発言というつもりなのだろうが、金メダルよりも、生活が大事、医療福祉予算が大事である。メダルを取れと言っているのは国民ではなくてマスコミなのであって、金を取るならマスコミからとればいい。強化予算を国に要求するのはおかしい。



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エビ天丼

スーパーに立ち寄ったら
600円のエビ天丼が3割引でつい買ってしまった。
食べてみたらついついおいしかった。
私の舌なんてこの程度のものなのだと思い知り、
安上がりでよかったと親に感謝する次第である。

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リスタートでプレイボール

正直言って、他人がこう言っては不遜ですが、
人生をそんな風に判定はできないでしょう。

どれがいいとか、
どちらがいいとか、
しかも、もう起こってしまったことは起こってしまったのであって、
どんなに嘆いても、変えようもない。

まあ、その人なりの背景を頭に入れれば、
ぢっちがいいだろうなあと言うことはいえますよ、
でも、それだけのことで、
本当はどっちとも言いがたい。

嘆いて、泣けばいいんです、
一時はね。
もう充分に。

でも、そこからはいつもスタートじゃないですか。
リスタートですよ。

気持ちに区切りがつかないうちは、
なんだかいつも敗戦処理投手のような感じでしょう。

区切りをつければ、
いつもそこから新しい人生でしょう。

野球の試合を、9回で終わらせないで、
いつまでも続けて、いま187回の裏、なんて言ってたらどうです?
やってられないですよね。
9回で終わらせるんですよ。
で、また次は新しい試合。

過去は変えられない。
未来はまだ来ない。

未来を考えようと言いますが、
そうですよね、それは正しい。
未来に向けて自分を投企する。正しい。

でもね、考えどおりにいく未来なんてないですよ、
いつも思いがけなくて、
あるのは今だけでしょう、
とりあえず目の前のことを片付けていく。
それしかないじゃないですか。

どんなページがあるのかなんて、
所詮分からないでしょう。

未来なんてわかんないよなんて言ってるから、余計分かんなくなるかな。
考えたとおりの未来を生きるぞって
固く決意すれば、ある程度そのとおりに行くものなのかもしれない。

わたしは個人的にはそんな風には思えない。
いろんな人生を見ていると。
分かんないことばっかり。

神様って一体何を見てるんだかって思うけど、
それが不遜というもので、
そんなことだからろくなことにならないよ、
分かっています、はい。



世界の国々とかいうページをめくっていると、
こんな写真。
子供たちの顔はもうみんな150パーセントって感じでしょう。
それで、持っている絵がこれでしょう。

気持ちもからだも重いけど、
もう一回、起き上がろうという感じでいきましょうか。

まず区切りをつけましょう。
もう延長戦じゃないってところまで、
とにかく行こうじゃないですか。

そこからまたプレイボール。



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雛の家にも雪の降り積む

節分の賑わいもなく過ごしけり
雛の家にも雪の降り積む

けじめもなく過ごす日々なり
ただ涙のみあり

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冬は午後起き。雪の降りたるはいふべきにもあらず。

清少納言。

冬は、つとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし。

冬は、朝早い頃がよい。雪の降ったのはいうまでもない。
というわけで、この人は低血圧でも自律神経失調症でもなかったようだ。

わたしはだめ。冬は、午後起き。雪の降りたるはいふべきにもあらず。

*****
こんな日を過ごしていると、あの暑い日々は本当だったのだろうかと思う。
人間の体温よりも暑い夏だった。

清少納言は
夏は、夜。月の頃はさらなり。闇もなほ。

という具合で、なかなか余韻がある。



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語りえないものを語る

語りえないものを語る
それが詩の試みである

定型詩は
呪術のように
語りえぬことを語る

それが定型の血脈である

言葉の意味とリズムと音と形
そこまでは文章と同じである
その先、
定型のみが語りうる何かがある
万葉の昔から引き継がれている言葉に宿る
何かがある

それは諸言語でも同様で、
そのような呪術的血脈を持たない言語は、
人工の、たとえばコンピュータを動かす言語と同じような意味しかないだろう

言語は人間を教育する
言語は脳の鋳型となる
だから脳は言語の内部に収監される
しかし収監し切れない部分が残る
そこを言語は表現しようとするが
共有された言語習慣はそれを許さず
個人的な言葉になる

個人的な言葉?
何という矛盾だろう

完全に個人的なことに言葉は要らない
完全に個人的なことを言葉は表現できない

共有のものであるから共有の言葉で表現できる
言葉は成立した瞬間に共有物である
あるいは、生成の瞬間だけ、個人的である。

語りえぬものを語りたい衝動は常にある。
その運動も言語自体の能動的本質である。
一歩外側に行けば、それまでの体系にひびが入り、
修復に時間を要しつつ、それでも拡張を続けるが、
いつでも外側がある。

語りえぬ領域はいつでも罠のように待ち受ける。

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邪悪な人間と悲しむべき人間との差

邪悪な人間と
悲しむべき人間との差

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宇治 平等院

歴史上の格差社会の頂点のような建物に
平等院とぬけぬけと名前を付けるセンスもなかなかである
藤原氏のやりそうなことだ

ビデオで改修の様子などを見た
50年ごとくらいに改修され続けているとか解説していたような気がする

10円玉と一万円札に使われていてさっさと世界遺産である。当然だろう。
宇治十帖の舞台。

宇治市源氏物語ミュ-ジアムでは人形による映画「浮舟」。
紫式部の声は岩下志麻。浮舟の声は葉月里緒菜。

末法も極楽往生も平等も
夢幻である。

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梵語と強迫性

お経とかお墓の卒塔婆に筆で書かれる記号で梵語があり
実に何か呪文そのものという雰囲気がある
これが日本人の強迫性を刺激する

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