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我慢しすぎもよくない

我慢しすぎもよくないと思う

人間なのだから我慢の限度もあるし
ほどほどということもある

他人に我慢させすぎるのもよくない
結局恨みばかりが残る

無理しないで
無理させないで
いくしかないだろう

ピカソ的再構成

ピカソ的再構成はよく分かるところがあって、
相談者の生活史とか家族歴とかを再構成することはなんだかそんな感じだ

少しだけ奇妙

そんなに目立たないんだけれど
どことなく少しだけ奇妙という人がいて
不思議だと思う

重ね着のセンスなどで少しだけ感じる

よく見ないと分からないのだけれど
よく見て分かってしまえば
やはり奇妙で
じわじわと微妙に奇妙である

奇妙系の雑誌などを読んでいるわけでもないし
やはり生まれ持ったテイストらしい

ブリティッシュ風とか
アイルランド風とかいろいろあるのかもしれないが分からない

これを人によってはナイスと思うのだろう
私はセンスがないので奇妙に見えてしまう

もてる という現象

多くの異性に好まれる事をもてるというが
偏見を交えて言うと、
もてる人はたいてい軽躁状態なのではないかと思う。

仕事に一所懸命にならなければいけない世代で、
異性のことにエネルギーをさき、
しかも複数の異性を相手にしているとすれば、
大変な無駄である。
本命の一人に絞って、あとは仕事をしたほうが賢明であるに決まっている。

賢明でない事をしているのは、
要するに軽躁状態なのだと思う。

たくさんの異性にもてるということは、
つまり絞りきれていないということで、
注意が転導しているのだ。
集中できていない。

冷静に考えれば、
たくさんの異性を相手にすることは無駄なのだと分かるはずである。

同じくらいの力量のライバルがいたとすれば、
当然異性に振り分けるエネルギーを絞って、
仕事に集中しなければならない。

異性たちは結局のところ何を評価しているかといえば、
いろいろあるけれど、
容姿や家柄、財産はもうどうしようもないから、
仕事ができるかどうか、自分に優しいかどうかである。

しかしここで罠があり、
自分などに優しくしてくれる人はどうせたいした人ではないと判断される。
やさしくしなければ、どうせ興味はないと思われてしまう。
だから、やさしくしすぎてもダメだし、
やさしくしなくてもダメということになる。

結局、仕事に一所懸命になる人が業績も上げて、
異性にも恵まれるということになる。
仕事が出来ないのに、異性に持てるという場合、
そんな人に選ばれてうれしいという異性はあまりいないと思われる。
仲間内からははずれを掴んだと結論される。

もてるという現象は、
広く浅く交流しているだけで、
無駄なことだ。
映画の最初の30分を10回も見ているようなものだ。
早く全部見たほうがいい。

*****
たいていの場合は、
異性にもてる人は仕事も出来ているはずで、
それは結局のところ軽躁状態で、
結婚したとすれば、その後で苦労するだろう。

全身倦怠感と漢方薬

今回は全身倦怠感のお話をします。大学病院総合診療部に来院される患者さんの主訴で、全身倦怠感はベスト3に入るほどよく見かける症状です。漢方では全身倦怠感の原因を、生命エネルギーの不足(気の不足気虚)と考えます。生命エネルギー()は、十分量のバランスの良い食事から作られますので、胃腸の調子が悪ければ、生命エネルギー(気)を作ることができず、全身倦怠感が起こります。また、試験などを受けて緊張した後では、どっと疲れませんか? 気の使いすぎも全身倦怠感の原因になります。

 本稿では、この2つの原因による全身倦怠感を取り上げます。初期のうつ病患者さんも全身倦怠感を主訴に来院します。

症例1 胃腸の調子を崩して全身倦怠感を生じた患者さん
患者さんは身長 150cm、体重 40kgと小柄な68歳の女性です。体がだるく、食欲がないと8月下旬に当科を受診しました。話をよく聞いてみると、暑いのでクーラーを効かせ、冷たいものをたくさん飲んでいるうちに食欲が落ち、体が疲れやすくなったそうです。

 身体診察では、体温 35.2℃、血圧 102/52 mmHgと低体温低血圧傾向でしたが、そのほかには異常所見を認めませんでした。初診時の一般検査として検尿血算生化学検査を行いましたが、こちらも異常ありませんでした。

 次の診察前に胃カメラの検査の予約を取った後、患者さんに対し、西洋医学的な検査で異常がみつからない場合でも、漢方という別の見方で診察すれば、病気の原因が分かるかもしれないと説明し、漢方の診察・治療に移りました。

 漢方診察の所見:問診にて、もともと冷え症で胃腸も弱く、体調を崩すと下痢をするタイプ。食後はなんとなく体がだるくなることが多いようです(胃腸虚弱タイプ、漢方用語では脾虚)。
視診では、色白で、やせ型、体力がないような印象(虚証)。
脈診では、脈の力は弱く、指で押し付けると脈は消えてしまいます(虚証)。
腹部診察では、やせていて、筋肉や脂肪があまりついていません(虚証)。

 以上から、胃腸の調子を悪くしたために全身倦怠感が生じたと考え(脾虚からくる気虚)、補中益気湯ツムラTJ-41)3パックを処方しました。2週間後の来院時には、ほぼ症状は消失しており、胃カメラの結果も慢性胃炎でしたので、さらに2週間、補中益気湯を服用するように説明して、終診としました。

 補中益気湯はその名のとおり、「お腹(中)を補って益々元気(気)にする薬(湯)」です。胃腸の調子を良くすれば、患者さんは元気になるな、と考えられる場合には、どんな症状であっても試す価値はあると思います。最近では、免疫力を高める作用も報告され、特に横隔膜より上の癌の術後の体力と免疫力増強の目的で用いることがあります。

症例2 気を使いすぎて全身倦怠感を生じた患者さん
  患者さんは身長 158cm、体重 50kgの中肉中背の16歳女子高生。夕方になると体がだるくなるため、5月中旬に家族に連れられて当科を受診しました。高校に入学するまでは元気な中学生で、希望する高校にも入学でき、楽しい学校生活を送っていると本人も家族も話していました。

 5月の連休を過ぎたころから、学校から帰宅するとぐったりして夕食も十分に取れなくなりました。ただし、休日にはこの症状は出ないそうです。全身倦怠感以外に症状はなく、睡眠障害も認められませんでした。両親に退席してもらって、友人関係の悩みなどがないかを確認しましたが、特に問題はないとの返事でした。

 身体診察では顔の表情も快活で、心肺腹部に異常所見を認めませんでした。初診時の一般検査でも検尿、血算、生化学検査は異常なしでした。面接した印象では元気で良いお嬢さんに見え、この時点で全く鑑別診断が思いつきませんでしたので、困った時の漢方頼みとばかりに、患者さんと家族に漢方診察の説明を行い、診察に入りました。

 漢方診察の所見:冷え症生理不順生理痛は認めません。中学校からバレーボールをしていて体力はありそう(実証)。
脈は力があるがやや速い印象(実証、緊張しやすい?)。
腹部診察では腹直筋が緊張していて、触られるとくすぐったいと言う(緊張しやすい)。

 以上の所見から、緊張しやすいタイプであり、慣れない学校生活で緊張のあまり気を使いすぎて疲れきっているのではないかと考え、その旨を説明すると、そうかもしれないという答えでした。

 緊張しすぎて疲れる場合は、交感神経(肝)の緊張を抑える(抑)という名の抑肝散が効きますと説明し、抑肝散(ツムラ、TJ-54)3パックを処方し、2週間後の予約を取りました。2週間後の予約日になって母親から電話があり、すっかり元気になったので、今日の受診はキャンセルしたいといううれしい連絡があり、終診となりました。

 抑肝散はもともと赤ちゃんの夜泣きの薬ですが、最近は高齢者の夜間せん妄などによく用いられます。過度の緊張からくる症状によく、緊張から生じる眼瞼けいれん、チックなどにも使われています。

 最近の学生・生徒は、仲間はずれ、いじめ、失敗を極度に恐れるためか、友人関係が過度の緊張状態になっているように思われます。私はこの患者さん以外にも、全身倦怠感で来院し、抑肝散の効果が認めた学生さんを数人経験しています。数少ない経験ではありますが、抑肝散はストレス社会にいい薬なのかもしれません。

*****
他にもいろいろあり、柴朴湯、桂枝加竜骨牡蠣湯、半夏厚朴湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、柴胡桂枝乾姜湯など、ストレスに有効な漢方薬はいろいろある。


銀杏の散る音を充分に味わいたい

「指導者に求められる資質は、次の5つである。
知力。説得力。肉体上の耐久力。自己制御の能力。持続する意思。
カエサルだけがこのすべてを持っていた」。
歴史小説『ローマ人の物語』などで知られる塩野七生氏の著作『ローマから日本が見える』

というわけなのだが
別にどれも欲しくはない。

カエサルみたいな人が近くにいたら迷惑だし
私とは合わないと思う

*****
私はこの世界の甘美さを味わう器官を持っていたい

銀杏の散る音を充分に味わいたい

漢方薬でぽかぽか

漢方薬をインスタントコーヒーみたいにして
お湯に溶かしてしばらくの時間をかけて飲んでいる

かなり甘いのでビックリする
甘草が入っているかららしい

生姜や乾姜がはいっているとやはり少しジンジャー風味でぴりぴりして体が熱くなる

桂皮はシナモンのことでやや柔らかいシナモン

芍薬も私は好きで自分にはあっていると思う

大棗も落ち着く感じがしてなかなかよい

コーヒーや紅茶の代わりに漢方薬を飲んでいて
まるでうちのおばあちゃんのようで
やはり体質は遺伝するようだ

ワーキングプア

自分の未来について夢を持ち
こつこつ努力して実現していく
そのための条件がいまの日本には
あるという人たちと、足りないという人たちとがいる

公立学校があって公立図書館があれば
充分ではないかという人たちがいて、
それでは不充分でいまの公立学校は荒廃しているという人たちとがいる

ワーキングプアは
個人の努力の問題だという人と社会の仕組みの問題だという人とがいる

「反貧困」という本の中で
貧困ともっとも因果関係の強い要因は健康であるという。
また、貧困が自己責任でないことは証明されているという。

しかし誰の責任であろうとなかろうと
将来は理想的な制度と社会が用意されるとしても、
現状で、とりあえず明日を、どう生きるかが問題なのだ。

病気と貧困 ため息の出る話だ

現実を言葉によってねじ曲げる力

言葉で現実をねじ曲げ
もう一つの現実を作り出してしまう人たち

場合によっては嘘つき
場合によっては物語を語る人

またつらすぎる現実を少しだけ耐えやすくする方法でもある

自分の内部だけで一時的にだけ思っているならそれもいい
しかしそれを他人にも永続的に主張するなら
それは嘘つきだし嘘でないなら妄想だということになる

物語の世界・ファンタジーの世界と
自分の生きている現実の世界とを区別しておく方がいいと思う

そんなことは当たり前のことだけれど
境界の部分が少し曖昧になっていて
周囲の人に迷惑になっている場合がある

暴力で人間を威圧することに比較して
言葉で現実をねじ曲げて、そのことで他人を操作することは
たぶん同等くらいに卑劣である

ポイントだけ

短く思いつきのポイントだけ伝える文章がいい

背景については
分かる人がけが分かればいい

それでいいと思う

そしてそれらの点と点を
自分でつなぐのがいいと思う
他人につないでもらっても
どうしようもないだろう

恋愛マーケット

恋愛マーケットまたは不倫マーケットは
不景気の時代にも一定の経済駆動力になっている

無駄なものを買わせるのが商売だと心得ている人にとっては、
恋愛・不倫を動機として、
レストランを使い、ブランドものを買い物し、ホテルを使う人たちは
大切なお客さんである。

もともと何もなければ何もなくていいものである。
それを恋愛至上主義のようなことを吹聴して、
無駄なお金を出させる。

だいたいその人との将来を真剣に考えるのであれば、
無駄なレストランで実質のないものを食べて、
くだらないホテルで遊んでいるよりは、
将来を考えて、食べ物も選び、住まいも整え、お互いの経済観念をチェックしたいところだろう。

それなのに節約できるところも節約しないような男性女性が
将来のことを真剣に考えているとも思えない。

女性の側にしても、どうして私にだけお金を使ってくれると考えるのだろうか?
そんな男性は、浮気をしてもこんなお金の使い方をするに違いなく、
浮気はするわ借金はするわで、
大変になりそうだと考えるのが順当ではないか。

接待マーケットと
恋愛マーケットに
ミシュランが連動しているわけだ。
だからミシュランの内容はその程度のもので
隣の席もその程度ということになるらしい。

8丁目の女性たちはすでに飽き飽きしているようで、
ダイエットをしなくてはいけないのに、
そんなところで何を食べろというのかと少し怒っている。
思いやりがあるなら、
そんなところでお金を使って脂肪を付けられるよりは、
お金だけが欲しいのだそうだ。

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