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シューベルト ピアノソナタ No21 マレイ ペライア

Murray Perahia によるシューベルト ピアノソナタ No21 がとてもよかった。

Maurizio Polliniによる演奏、そのあとは内田光子、そのほか一杯あってどれも名演と思えるのは
曲がいいからなのだろうか。

これで2008年も終わり。さようなら。そして2009年こんにちは。

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不安をコントロールする方法

不安はいまゴルフボールの大きさで目の前にある
多分見つめ続けていればゴルフボールのままだ
目を離して気晴らしをしてまた見てみるとずっと大きくなってバスケットボールくらいになっている
それが不安というものだ

こんな意見があって
これはたとえば強迫性障害の不安の場合には対処行動をしないでじっと我慢してくださいというのに似ている
あくまでゴルフボールの大きさだと確認し続けなさいということだろう
何かで対処して気を紛らしている間に不安は大きくなってしまう

パニックもそのようなもので
電車が苦手で閉じこもっていると
電車の不安はゴルフボールからバスケットボールにまで膨張してしまう

戦陣を後退させると
不利になるということらしい
不安に攻め込まれる

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つらい過去を忘れるくらい幸せになろう

来年の目標は
つらい過去を忘れてしまえるくらい
幸せになること

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歴史ができるということ

不思議なことだと思うのは
昔特に意識せず会社の備品として買った椅子にいま部屋で座っていることだ
このような友人関係になるとは思わずにいた人とこうなっているし
いろいろな偶然が現在を作っている
それぞれのものや事や人の歴史があって
年をとることも悪くない

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日本の古い音楽

日本の古い音楽を再現することはできないものかと思うが
何か方法はないのだろうか

楽譜に似たような表記法がなかったものだろうか

ファン・ジニの話の中に独自の表記法で音楽を記録する部分があった

平家琵琶などは楽譜のようなものがないものだろうか

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自分の魂のために闘う人

自分の魂のために闘う人

アメリカ文学の中でこんな言葉を見つける

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ともに過ごす静かな気分のいい時間

ともに過ごす
静かな気分のいい時間

この気分の同調性を求めているが得られず
独りのままで過ぎてゆく

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不幸は心を目覚めさせる

このなまってしまった心を
目覚めさせるのは不幸しかないと
倒錯したことも思う

不幸を望まないのは当然であるが
それでも不幸は配達されてくる
その場合にせめて精神の覚醒をよい副作用としてとらえたいと思うのだ



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アメリカ・スラム文化の影響力

アメリカ文化の中で影響力が強いのは
安上がりにまねができる部分と
特に教養も必要としない部分で
当然多数に広がることになる



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ピターラビットと仲間たち

テレビでアニメ版「ピターラビットと仲間たち」を見る

動物たちがふさふさしていてかわいい

猫とネズミを比較するとネズミの方がずっと動きが素早いように思うが
どうして猫に捕まってしまうのだろう

*****
田舎のネズミが都会に行ったら落ち着かなくて帰りたいと思った
都会のネズミが田舎に行ったら退屈でたまらなくて帰りたいと思った
誰にでもそれぞれ自分の住む場所があるのだと語っていた

人間は生まれ落ちてしばらくして脳内のドーパミンレベルがセットされる
ドーパミンだけではなく全般に脳内の刺激受容レベルが設定される

田舎の静かに環境に適したセッティングがされると
都会の刺激の強い場所では落ち着かなくなるはずだ

都会の刺激に適したドーパミンレベルのセッティングだと
田舎ではドーパミンが足りないことになるのだろう

アニメでは
やっぱり田舎の方がいいという結論だった

たぶんどちらにいてもずっと同じ環境だと頭が固定されてしまうので
時間がたったら少し環境が変わる感じがいいのだと思う

時々旅行に行ったり別荘に行ったりするのがたぶんいいと思う

*****
都会のネズミが田舎にきても退屈するだけで精神病の発病はしない
田舎のネズミが都会に行ってドーパミンレベルが上昇してしまうと
精神病発病の危険があると思う

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気持ちの通じる人たち

日本の昭和30年代くらいを描いた映画
登場する人たちは悪くてもたかがしれているし
最終的には悪くない人だ
決定的に気持ちが通じない人は出てこないし
安心して暖かな気持ちになれる

現実の社会がそうだったのかどうかはよく分からない

生育環境の同質性が高くてほぼ気持ちが通じるという状況はあったかもしれない
しかし一方でほのぼのとした気持ちになるために都合の悪いものを排除しているだけなのかもしれない

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トマトジュース

最近トマトジュースを飲むと眠くなる

眠くなるような時間にトマトジュースを飲んでいるということなのだろうか

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言葉が通じない 解釈ミス

普段の言葉を使い
気持ちが通じ合っているように思うものだけれど
実は通じ合っていない場面がたくさんある

一人の人間が小説を書いたとすると
複数の人物はとにかく心は通じ合っている
決定的な言葉の通じなさはないはずだ

どうして言葉が通じないのかと思うけれど
いろいろな要因がある
病気である場合もある

背景にあるいろいろな要素が少しずつ微妙に違っていて
通じ合えない場合も多いものだ

たとえば言葉の深さの設定が違う

たとえば気持ちの根本が違う

とても単純にいうと
「嫌いだよ」と言ってどのくらい嫌いなのかは
状況判断による
言葉は状況判断を深く含む

だから言葉では伝えられないものを言葉は含んでしまい
伝えられないものに頼る伝達方式を好むことと
そんなことは考えない人とでは
意味が通じなくなってしまう

日本語を話す人同士で気持ちが通じなくなっている現実はなかなか厳しいと思う

異邦人と出会っている感覚なのだろう

その場合言葉の表面的で客観的な意味に頼ることになる

他人の心が見えない人はそのような態度になってしまう
解釈ミスを恐れるようになるからだ

解釈の違いはあってもいいし
違う深さの解釈を心の中に用意するのもいい

しかし普段の会話で解釈ミスが連発しているのでは暮らしにくい

暮らしにくいほどの解釈ミスが起こるのはやはり病気の可能性があると思うが
普通の意味では病気とは言わないだろう
だから何が起こっているのか理解に窮することになる

少しのところなのだけれど絶句してしまう

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愛のない人も

愛のない人も
共感性のない人も
自尊心のない人(すばらしい自分への志)も
いて
そんな人とどのように付き合うかは
苦痛である

しかし世の中の実体がそのようなものである以上、
そのようなものとして対処せざるを得ない

自分の人生が大切と思う人は
隠棲するだろう

隠棲と引きこもりの違いについて言えば
隠棲は好ましいものであり
引きこもりは好ましくないものであり
要するに
客体の属性ではなく
主観の内容の問題である

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どなた様でも地獄行き

生きた末
どなた様でも
地獄行き
隣り合わせた悪党に
説教される情けなさ



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実家に帰る気にはなれない

実家に帰る気にはなれない
という人たちも実際多い

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アメリカ貧困レポート 日本の未来

アメリカという国の貧困のレポートを読むとかなり絶望的
貧困が教育と病気と犯罪にも関係していてどうにも難しい状況である

戦後日本に起こったことは何だったのだろう
そしてこれからどんな風になるのだろう

日本の進む先は日本全体がアメリカの黒人社会のようになるのではないかという悪い予想

日本という社会の内部での格差が問題なのではなく
国際社会の中で日本が貧困国家になっていくということだろう

これまでは途上国と先進国の格差でしのいできたけれど
日本そのものが貧困国になる

国内の格差が本質問題なのではないらしい
国内の分配が問題ではなく
国際的分配が変更されてしまったことが問題なのだ

トヨタが生活互助会または社会主義的共同体みたいになって
職員に給料を配分するためだけに生産を続けたとして
売れる商品をどうやって作ったらいいのだろう?

いつのまにこうなったか
脱工業化社会で富を維持するためには何が必要か
英国がいい見本だけれどかなり戦略的に動かないと無理なようだ

資源がある国とものを作っている国は最終的には強いだろう
金融商品を作り出す能力がなくてもいいらしい

輸出で食べるためには競争力がなければならない
技術力で優位に立つか
安い労働力で優位に立つか

そんなことをいっていても現在では技術力で優位な会社が安い労働力を使って生産することになっている
つまり日本人はすごく頭のいいことを考えるか
すごく安く働くか
どちらかしかない
戦後しばらくはそのどちらもできた時代があった
いまはどちらもできなくなりつつある

格差問題ならば
裕福な人にお願いして
貧しい人に最低限の人間らしい生活を保障することもできるだろうけれど
日本にそもそも裕福な人がいなくなるかもしれない

戦後一所懸命働いて生活がよくなったというのは
何か一瞬の幻だったのかもしれない

やはりきちんと状況を考えて
何をしたら生きていけるのかを示さないと
精神的に持ちこたえられなくなりそうな気がする

節約しましょうとか縮む話ばかりでは資産があって老後を暮らすだけの人にはいいけれど
これから日本で育つ子どもにはつらいばかりではないか
節約もするけれど何をしたら自分は幸せになれるのか
具体的な形で提示したいものだと思う
それが大人の役割だろう

ここで一気に自給自足とか農業などというのも現実的ではない
できるならば食糧自給率を上げることは望ましいが
たぶん現実的ではないだろう国際的な仲良くして貿易を発展させるのが普通の考えだと思う
地産地消はいいけれどそれと組み合わせて貿易も活用しないといけないだろう

それにしても日本人は何を貿易すればいいのだろう
自分たちの子孫に借金をつけて、買い物を続けるか
もちろんいいことではないし
為替レートとか問題が出てうまくいかないようだ

子孫のために収入の一割くらいは貯金しておいてあげたいくらいだけれど

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苦労続きの人生

苦労続きの人生を送ってきたからといって
それだけで聖人になれるわけじゃない

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折り紙と超越 子供絶対尊敬作戦

子供さんがいる家庭では
折り紙を楽しむことがあると思う。

折り紙で、任意の角の三等分ができます。
直線定規とコンパスでは不可能なのですが、
折り紙では可能なのです。

折り紙における「芳賀の定理」というものがあります。
いくつかあるのですが、それらにより、
折り紙の正方形の一辺をn等分することが可能です。
芳賀の第一定理 によれば
「正方形の一辺の中点にその辺に含まれない頂点を合わせて折ると、一辺が他の辺の一辺を三等分する」となります。
意外ですね。

これって、絶対に、子供が尊敬しますよ。

ページはこちら。
http://www.nikonet.or.jp/spring/origami/origami.htm

もともとは
与えられた円と等しい面積をもつ正方形を作ること
というのが有名な問題で、
これはできない。
なぜなら、円周率パイが、
画像:Squaring the circle.png
超越数だからである。

部分的な解がいくつか発見されたこともあり、長年にわたって円積問題への肯定的な見込みが抱かれていた。上図では、影の部分の面積と三角形ABCの面積が等しい。
部分的な解がいくつか発見されたこともあり、長年にわたって円積問題への肯定的な見込みが抱かれていた。上図では、影の部分の面積と三角形ABCの面積が等しい。

えーーー、これも驚き。
まだまだ世界に神秘はある。

要するに、\sqrt{\pi}を解とする代数方程式が書ければいいのだけれど、それはできなくて、
まずパイが無理数だと証明された。
つまり、小数点以下が、無限に循環することなく続く。(これだけでも無限にすごいけれど。)
次に超越数だと証明された。

でも超越数は珍しいものではなくて、
ほとんどの、つまり非可算個の実数は超越数であることが示されている。

有理数というのが実は珍しいのに属するんですね。
繰り返しのない無限小数というのは、難しいような気がするけれど、そうではないらしい。

α が任意の ε > 0 に対して不等式
\left|\alpha-\frac{p}{q}\right|<\frac{\epsilon}{q}

の有理数解 p / q をもつとき、α は無理数である。多くの無理数性の証明はこれを用いている。

なるほど、こんな風にして、「無限」を考えるんだな。

ところで実際には、

\pi \approx \sqrt{{40 \over 3} - 2 \sqrt{3}\ } = 3.141533\dots
これだと小数点以下4桁で近似できるという。
すごい。


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うつ病は脳が捻挫しているようなものだから

入院していた人。
少しよくなったから退院した。

うつ病はマラソンで言うと、
捻挫しているようなものだから、
どんなに一所懸命気合を入れても、
うまく仕事がはかどらないし、
場合によっては捻挫を悪化させてしまう。
捻挫もうつ病も無理しないで休んで、
きちんと治すことが大切なんです。
捻挫もすっかり治れば、
またもとのように走れるようになるでしょう。
うつ病も同じですよ。
と説明する。

整形外科に行って
捻挫を治してくださいって言って
整形外科は確かに頚椎の捻挫ですねと
写真を見て言ったそうで、
そのあと痛み止めと胃薬とビタミン剤が出た

たとえ方が悪かったですね、うつ病は、セロトニンとそのレセプターの加減が悪くて、
起こるのではないかというのが最近の説明なんですよというと、
それはうつ病であって
わたしは適応障害だからセロトニンは関係ないはずだと言い張り、
うつとうつ状態と抑うつとうつ病とは名前が違うから
治療も違うのだと独自の理論を語り、
DSMとICDで確定診断できるのを知らないのかと言い、
信用している整体の先生に
あなたは適応障害に当てはまるからということである漢方薬を勧められたという

一年ほどして
やつれてやってきて、
そのあと口腔外科でかみ合わせがすべての原因だといわれ
いろいろあって
電話をしたら
割り箸を噛んでいなさいと言われて
いまは毎夜割り箸を噛んでいますという事だった

言葉と言葉はキャッチボールのようなものだから
といったら
実際に道路でキャッチボールを始めて近所から怒られた

もちろんこんな時に疑うのは別の病気で、
年齢、性別、社会適応の程度、などを勘案しつつ、検査結果とあわせて診断を絞り込んでいく。
30前、45前、45以降くらいで疑うものもかなり異なる。

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凡庸の徳

凡庸であることは良いことだ
私は若い人に凡庸である事を望む
余計な苦労をして欲しくない

そして凡庸であれば傲慢から遠くなる
それが一番価値のあることだ

凡庸かつ謙虚
それでも前向きに生きる
そのようであって欲しい

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ソフトボール金メダリストへの生インタビュー

NHKでニュースの時間に放映していたので見かけた。
生放送とのこと。
質問も今ひとつ。「あなたにとってソフトボールとはなんですか」
「あなたにとって金メダルとはなんですか」そんなことどうでもいいじゃないか。今はただうれしいだけだろう。
答えも今ひとつ。それはもちろんで、この人たちは気のきいたコメントを答えるのが仕事ではないのだから、
それでいいのだ。凡庸な答えでいいし、言葉に詰まるくらいでいい。
みんな裏に脚本家のいるインタビューになれすぎている。
無意味な威勢のいい事を言って失笑を買うのはサッカーだけでいい。
編集して、短く放送すれば充分だった。
試合に価値があったのだから。そのあとにまで物語を作ろうというのは欲が深すぎる。

他の金メダリストは
ニュースではすでにロンドンでも期待しているとインタビューされていた。
まじめに答える必要なし。質問が悪い。

また
敗者を遇する礼というものもあるだろう。余りに浅ましい。

*****
選手団長とかという人が
野球とマラソンについて苦言を呈していた。
愚かなことだと思う。
第一、批判が高まっていることに乗じて自分も批判するという、機に乗じる態度が卑しい。
第二、思っていたのなら、訂正できる立場にあった人だろう、団長なのだから、
思った時点で各人に伝え、訂正してもらい、団長の意思を浸透させればよかった。
それをすべてが終わった後で、あと出しじゃんけんのように、責任のないような顔をしていうのも、おかしなことだ。上に行くほど責任は重いはずなのだ。星野監督を個室でしかってもいいが、公の場では、星野監督をかばうのが正しい。かばえないと途中で判断したのなら、最後の会見でかばえるように行動すべきだった。
第三、要するに弱くなったのはお金が足りないからだと言ってのけた。それをいうなら、金メダルなどなくて結構。人々の日々の生活の方が百倍大切だ。そして私としては、ボルトの走りを見ただけで充分に楽しかった。予算編成で大盤振る舞いが各所で見られるので、その流れでの発言というつもりなのだろうが、金メダルよりも、生活が大事、医療福祉予算が大事である。メダルを取れと言っているのは国民ではなくてマスコミなのであって、金を取るならマスコミからとればいい。強化予算を国に要求するのはおかしい。



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エビ天丼

スーパーに立ち寄ったら
600円のエビ天丼が3割引でつい買ってしまった。
食べてみたらついついおいしかった。
私の舌なんてこの程度のものなのだと思い知り、
安上がりでよかったと親に感謝する次第である。

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リスタートでプレイボール

正直言って、他人がこう言っては不遜ですが、
人生をそんな風に判定はできないでしょう。

どれがいいとか、
どちらがいいとか、
しかも、もう起こってしまったことは起こってしまったのであって、
どんなに嘆いても、変えようもない。

まあ、その人なりの背景を頭に入れれば、
ぢっちがいいだろうなあと言うことはいえますよ、
でも、それだけのことで、
本当はどっちとも言いがたい。

嘆いて、泣けばいいんです、
一時はね。
もう充分に。

でも、そこからはいつもスタートじゃないですか。
リスタートですよ。

気持ちに区切りがつかないうちは、
なんだかいつも敗戦処理投手のような感じでしょう。

区切りをつければ、
いつもそこから新しい人生でしょう。

野球の試合を、9回で終わらせないで、
いつまでも続けて、いま187回の裏、なんて言ってたらどうです?
やってられないですよね。
9回で終わらせるんですよ。
で、また次は新しい試合。

過去は変えられない。
未来はまだ来ない。

未来を考えようと言いますが、
そうですよね、それは正しい。
未来に向けて自分を投企する。正しい。

でもね、考えどおりにいく未来なんてないですよ、
いつも思いがけなくて、
あるのは今だけでしょう、
とりあえず目の前のことを片付けていく。
それしかないじゃないですか。

どんなページがあるのかなんて、
所詮分からないでしょう。

未来なんてわかんないよなんて言ってるから、余計分かんなくなるかな。
考えたとおりの未来を生きるぞって
固く決意すれば、ある程度そのとおりに行くものなのかもしれない。

わたしは個人的にはそんな風には思えない。
いろんな人生を見ていると。
分かんないことばっかり。

神様って一体何を見てるんだかって思うけど、
それが不遜というもので、
そんなことだからろくなことにならないよ、
分かっています、はい。



世界の国々とかいうページをめくっていると、
こんな写真。
子供たちの顔はもうみんな150パーセントって感じでしょう。
それで、持っている絵がこれでしょう。

気持ちもからだも重いけど、
もう一回、起き上がろうという感じでいきましょうか。

まず区切りをつけましょう。
もう延長戦じゃないってところまで、
とにかく行こうじゃないですか。

そこからまたプレイボール。



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雛の家にも雪の降り積む

節分の賑わいもなく過ごしけり
雛の家にも雪の降り積む

けじめもなく過ごす日々なり
ただ涙のみあり

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冬は午後起き。雪の降りたるはいふべきにもあらず。

清少納言。

冬は、つとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし。

冬は、朝早い頃がよい。雪の降ったのはいうまでもない。
というわけで、この人は低血圧でも自律神経失調症でもなかったようだ。

わたしはだめ。冬は、午後起き。雪の降りたるはいふべきにもあらず。

*****
こんな日を過ごしていると、あの暑い日々は本当だったのだろうかと思う。
人間の体温よりも暑い夏だった。

清少納言は
夏は、夜。月の頃はさらなり。闇もなほ。

という具合で、なかなか余韻がある。



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語りえないものを語る

語りえないものを語る
それが詩の試みである

定型詩は
呪術のように
語りえぬことを語る

それが定型の血脈である

言葉の意味とリズムと音と形
そこまでは文章と同じである
その先、
定型のみが語りうる何かがある
万葉の昔から引き継がれている言葉に宿る
何かがある

それは諸言語でも同様で、
そのような呪術的血脈を持たない言語は、
人工の、たとえばコンピュータを動かす言語と同じような意味しかないだろう

言語は人間を教育する
言語は脳の鋳型となる
だから脳は言語の内部に収監される
しかし収監し切れない部分が残る
そこを言語は表現しようとするが
共有された言語習慣はそれを許さず
個人的な言葉になる

個人的な言葉?
何という矛盾だろう

完全に個人的なことに言葉は要らない
完全に個人的なことを言葉は表現できない

共有のものであるから共有の言葉で表現できる
言葉は成立した瞬間に共有物である
あるいは、生成の瞬間だけ、個人的である。

語りえぬものを語りたい衝動は常にある。
その運動も言語自体の能動的本質である。
一歩外側に行けば、それまでの体系にひびが入り、
修復に時間を要しつつ、それでも拡張を続けるが、
いつでも外側がある。

語りえぬ領域はいつでも罠のように待ち受ける。

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邪悪な人間と悲しむべき人間との差

邪悪な人間と
悲しむべき人間との差

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宇治 平等院

歴史上の格差社会の頂点のような建物に
平等院とぬけぬけと名前を付けるセンスもなかなかである
藤原氏のやりそうなことだ

ビデオで改修の様子などを見た
50年ごとくらいに改修され続けているとか解説していたような気がする

10円玉と一万円札に使われていてさっさと世界遺産である。当然だろう。
宇治十帖の舞台。

宇治市源氏物語ミュ-ジアムでは人形による映画「浮舟」。
紫式部の声は岩下志麻。浮舟の声は葉月里緒菜。

末法も極楽往生も平等も
夢幻である。

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梵語と強迫性

お経とかお墓の卒塔婆に筆で書かれる記号で梵語があり
実に何か呪文そのものという雰囲気がある
これが日本人の強迫性を刺激する

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どうしてこんなにもこうかなと思うくらいこんなだ

どうしてこんなにもこうかなと思うくらいこんなだ

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公務員の終身雇用

各企業は終身雇用をやめて
成果主義などといっている

そんな中で公務員は終身雇用が約束されているようだ
その分給料が安くても仕方がないと
自分たちは言っている

しかし東京の大企業社員並みにはもらっているようで、
退職金や年金も含めると
むしろかなり有利だというデータもある。

電話や郵便のように
入社は公務員で
途中で株式会社になるとかなり大変だ。

中学生にアンケートをとると、
公務員は人気があり、
どうしてかを聞くと、
安定している
仕事が楽
などと答えるという。
中学生が実際の仕事を知っているはずはないので、
多分、母親の認識なのだろう。
母親も実際はよく知らないで子供に何か話しているのだろう。

*****
このあたりは不思議な話で、
公務員は、自分をハッピーと思っていないし、
他人には羨ましがられているということのようだ。
どちらも自分を不幸だと感じているようである。

逆に、
勘違いでもいいから、
自分はいい仕事をしていてハッピーだと思い、
他人は、あんな仕事に就かなくてハッピーだったと思う、
というパターンも考えられる。

どうせなら、
みんなハッピーな方向に勘違いしていて欲しいものだ。

勘違いしているうちにあっという間に人生は終わってくれる。
それも人生のありがたいところだ。

重要なことになかなか気がつかない。
それもありがたい。

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先祖の写真を見る

田舎に行けば
たいてい先祖の写真がある

じっと見ていると
自分が赦せるようになる

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歳末の街の物産展

歳末の街で物産展を見かける
鹿児島のウィンナーとハム
ウインナーがあれば便利だと思ったので
切り落としハムと一緒に買う

25歳くらいの食肉屋さんの白いユニフォームを着た男性が
もう最後だしおまけだと言って
約半額にしてくれた
うれしい

やっと帰れるという感じかなと思った
黒字になったのだろうか
ノルマは達成したのだろうか
いずれにしてもハム自体はおいしい

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みんなある程度は強迫症

眠れぬ夜の長いこと
だからネットで時間をつぶしてしまうらしい

ネットに熱中するから眠れないこともあるれけれど
多少はネットに際しての強迫性傾向があるからだとも思う

スポーツや田植えなども同じ強迫性の発露だろう

*****
薄い塩味や薄い砂糖味、また薬で言えば薄いブシなど、
薄くすることで役立つものがたくさんある

強迫性や自己愛性は薄く混入することでとても役立つものになる

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乾燥マンゴー

マンゴーはなるほど乾燥させたらいいのではないかとアイディアのわく食べものだと思う
マレーシアのお土産
ヨーグルトにしばらくつけておけばいいとの話もあり

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翻訳

翻訳を読んでいて比喩がよく分からないことがあり困る
アメリカのテレビ番組のようだがそれは分からないし
ましたやその登場人物の口真似をしているらしいと分かっても
まったくよく分からず

それが連続すると翻訳が悪いのかなと疑ったり

たまに誤訳を見つけるとそれはそれで楽しみである

翻訳者のおおよその年齢とか普段使っている言葉とかを推定できるが
ときどき変な調子が混ざっている場合もあり
それは下訳を使って吟味しないままなのかなと疑う

古いタイプの接続詞などが出てきたりすると
いったいどういう経路でこんな言葉が出てくるのだろうと驚く
新聞にも使われずテレビでも語られない言葉が
現代翻訳小説にだけ登場する
ちょうどゲーテの翻訳で森鴎外などが使ったような言葉



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地方のコマーシャル

地方に旅行すると
久保田刈り取り機とか
ヤンマーとかのコマーシャルを見る
楽しいものだ

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話が通じない現象について

昔、蛸壺文化と言われたものだ

それぞれの専門化がそれぞれの領域に閉じこもり
蛸壺に閉じこもるように生きていること

最近は学問の世界ではなくて
一般の人の生き方さえも
蛸壺的になってきて
生きている領域が違うと共感しにくいくらいになってきているのではないかと思う

何を言っているのかというと
昔ならばたとえば職人さんとお役人とお医者さんなどでも
それぞれの専門はありながら
専門外の人と話すときにはどの程度のものが共有ざれているかについて
ある程度共通の認識はあって
だからかなり話は通じたのだと思う

ところが最近はそうでもなくて
世間話が通じない具合になってきつつあるのではないか

専門の話について共有できないのは当然としても
一般の人間としてならばどんな話をするかというところがずれてしまっているように感じる

共通基盤を失ってしまっているというべきか
ずれを認識しないでずれてしまっているというべきか

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tidal model

人生を考える時
いつも一定の状態にあるものではなく
波を描いているのだというので
tidal modelというような言葉を当てる。
人間の内部の波の一部は、月経周期もあるし、バイオリズムのような波もあるかもしれない。
外部の波としては経済周期や戦争と平和の周期、保守と革新の周期もある。

バイオリズムというと根拠付けが難しいものの、
もっと一般的に、がんばりすぎたあとには、疲れがでる時期があり、
休んだあとには、また頑張りがきく時期が来ると、
平たく言えば、それは自然な波というものになるだろう。

松井ほどのバッターにも好不調の波はある
それが何に起因するものかすべてを知ることもできないだろう

人生には波があるのだ。
じっと待つ時期も必要なのだ。

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フランダースの犬

そうねえ
ぎりぎりといえば
そうだわねえ

フランダースの犬って、
ちゃんと見た?
あれはひどいわ、
あたしだったら、もう、子供には見せないと思うの、
フランケンシュタインも、
四谷怪談も、
みんなそう、子供には見せられないわ。
ぞくぞくするから。

みんな大人になってないのよ
簡単に欲望にからめとられて

それでも残っているのは
やっぱり世の中がそうだからよね、
子供にも大人になるまでには見せないといけないことなんだわ、
大変なのね、
お互い様で
ぎりぎりのところで生きていて

塀の上を歩いている感じ
内側に落ちればアウトだし
外側に落ちてもやっぱりアウト
こんな世界観は曲がっているでしょう
あなたはいいわ、まっすぐで好きだわ

あなた、あたしを悪党だと思ってるでしょ

どの人も、自分の経営資源を活用して生きているわけでしょ
中国はシリコンで
ロシアは原油と天然ガス、
南アフリカはダイアとか金とか
インドは頭脳で
アメリカは金融工学で
あたしはあたしなりのもので
生きているわけよ

円が上がっても下がっても
当面は関係ないし
課金されても農産物でもないから
当面は関係ないけど
経営資源を磨いてるの

だんだん苦しくなるのも
本当だけど
なんだかだんだん楽になるところもあるのよ
覚悟ができるっていうか
早く覚悟した人の勝ちなんだわ
どうせ覚悟しないといけないんだっていうその覚悟がいつできるかなんだけどね

あんたはなんだか覚悟が出来てるわね、
なんかあったの?

フランダースの犬で出てくる
ネロとアロアは
タイタニックの
画家と金持ちの婚約者と似ているでしょう、
貧乏画家っていうのは
いいものなんだわ

貧乏画家が
お金持ちのお嬢様を妊娠させちゃうのが世の中ね、
でも落ち着くはずもなくて
画家はどこかに消えて
早く死んじゃうの
子供は一番下の弟として
ばあやが育てる
韓国でも一緒
天国への階段は画家の男の子が出てるでしょう、いい役で

生産能力のない男性という
特別なポジションなのね、
実業家の反対の極にいて
でもお笑い芸人とも違うポジションにいる

ネロとパトラッシュ、アントワープで消えてゆく

そろそろ旅に 出かけましょう



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貧乏はどういうものか

愛のしぐさも今はもう欲しくない

*****
小説を読んでいるうちに
貧乏はどういうものかを思い出していた

クリスマスの日でももちろんケーキなどはない
知り合いにケーキ屋さんがいたので
ケーキを作るときに出る切れ端をもらってきていた
もちろん誰も食べなければ捨てる分である

スポンジの切れ端もおいしかったけれど
さくさくのパイの切れ端がおいしかった

紅茶と一緒に味わうでもない
そんな生活があった

私は今でも肉が嫌いだけれど
たぶん子どもの頃に肉を一切食べない生活が続いたからだと思う
カレーライスにも焼きそばにも肉は入っていなかった
魚もほとんど関係がなかった
卵は食べた記憶がある
必然的に一種の厳格ではないベジタリアンになった

それでも多分今よりは幸せだったと思う
そして私がその後いろいろと見聞した豊かな家庭の人たちよりも幸せだったと思う

いいものを食べて嘘をつき意地を張っている人たちよりは心安らかな日々だったと思う
私は間違った世界に迷い込んでしまった

*****
愛の言葉も今は虚しい

人間は最大限自分を許そうとする生き物だ
厚顔無恥に生き延びようとする
自分は正しいと理由なく確信し
都合の悪いものは見ないことにしてしまう

卑劣だが今はそれもかわいいとも思える
どうでもいいことだから
限りなく許せる

あくせくしているのはご苦労様だ

考えてみれば
何も気付かずあくせくしているのが一番いいのだろう
気付いてしまったあとからの苦しみはたとえようもない

汚れた苦しみの中で生きるのか
その平面を抜けたとして限りない虚無の中で生きるのか
二つに一つだとすれば
選択は難しい

私の場合は選択するまでもなく一つしか道はなかった

*****
愛の喧噪がいまは懐かしい
つまらないスケジュールが日常を埋めてくれるなら
それはそれで大きな祝福である
お似合いの祝福である

*****
こうして愛を拒絶して生きているのも
一種の環境の結果である

ただそれだけのことだと私は承知している
ここには必然も本質もない

*****
人は必然を求めることがある

何をしてもいいといわれて
どちらにも歩けないことがある
それが真に自由である証だ

しかしそれは苦しくて必然を求めるのだ

しかしまた必然と思えるものは幻である

*****
私には少女らしく愛にあこがれた日もあった
しかしそれは私の外見のせいで一ミリも前に進まなかった
それでよかった
加えて性格も恋愛向きではなかった

私には物語があれば充分だった
愛はいらなかった

年老いて思うことは
こんなことだ



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オリエントエクスプレス的楽しみ

趣味は自動車ですという人がいて
でもドライブは趣味ではない

車の部品を手入れしたり交換したり
そんなことで楽しいのだという
ちょっと油まみれになる楽しみ

車を三台くらい集めて部品をいじりながら一台の気に入った車を作るとかそんな人たち

オリエントエクスプレスが代表的だけれど
移動するために乗るのではなくて
乗ることを楽しむ列車というものもある
私は新幹線が意外と好きだ

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ネット社会が軽んじられるのは

ネット社会が大人にバカにされているのは
ネット社会で目立つ人間があまりにも情けない種類の人間だからと言うのも
一つの原因なのだと思う

*****
ネット社会に生きる安岡正篤みたいなイメージの人が増えて
経営者を指導したりすればいいのだろう

現在でも経営の専門家たちは必死に専門用語で何か言い続けている
もっと能率のいい儲け方があると思うが
それが好きだからそれでいいのだろう

現状では安岡正篤は師であり道の人である
横文字を使って何か言う人たちは専門技術者である

*****
ネットとコンピュータは知性の道具であるはずなのに
それで何か今までにない質の知的な達成ができたとも聞かない

達成されているのは大量の悪口とアダルトだけかもしれない
そこから始まって上質のものに至るまで年月を要するのだろう

*****
そういえば
85歳の安岡正篤が細木数子と婚姻問題で裁判所を舞台にもめたとのことだ。

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ネット社会ではなぜ成熟できないか

ネット社会ではなぜ成熟できないか

先輩が少なすぎるから

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だからこそ若者にとってのビジネスチャンスだ

*****
ネット社会に生きて
死んで充実した人生だったという実例を積み重ねていかないと
世間というものは納得しないだろう

つまりあと50年くらいはかかる

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大人とは

いつまでも大人になれないと心配される

でも実際大人がそんなにいいものとも思わない

ところで大人って何ですかと聞けば
なかなか満足のいく答えもない

そんな曖昧な大人の定義で
自然にあなたは大人で
わたしは子どもというわけだ
少しずるい

楽しみを後回しにして
刹那的でなく生きるというなら
私はまさにそんな生き方ができる

自己中心的でなくて
他者中心にと言うのなら
充分な他者配慮をして自分の利益も確保できる

子どもの方がクリエイティブかもしれない

結局定職に就いているかどうかで
定職を二十年も続けていれば
大人ということらしい

この先二十年は黙っていろということなんだな

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京都の水

京都の水にはアンフェタミンでも入っているのではないかと思うくらいだ

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中国流ネット検閲主義

中国流ネット検閲主義がいったいどこまで有効なのか興味はある
検閲を逃れるための工夫が果てしなく繰り返されるのではないかと思う
その中でいろいろなアイディアが生まれるはずだ

困難があれば成長の圧力になるはず

*****
考えてみれば検閲する人間は必ず読むはずで
その人の精神に何かの影響は与えるだろうと思うが
どうだろう

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箸を使えない人

箸を使えない人は
とりあえず栄養学的には不自由はしないけれど
長い目で見ると損をしているかもしれない

ネットの使い方を間違っている人も多分そうではないかと想像する

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ワーオ

アメリカ人っぽく
ワーオって言う勇気ある?

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不安定を拡大する装置

いろいろな理由で精神不安定になってしまう人はいるものだ

原因としては脳障害もありストレス性障害もある

ネットやマスコミがなくても不安定になっていたのかもしれないが
それらが不安定を増幅したことは間違いない

不安定を拡大して不安を増大して
さらに自分たちの方を向かせる
それが彼らの仕事だからだ

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魂に悪い社会

援助交際がなぜいけないかという問題で
河合先生は魂に悪いからだと言っていた。

現代社会はまことに魂に悪い社会である。

浄化装置が必要である。
しかし浄化するのだと言っている人たちがまた実に現代的に堕落した魂をしている。

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マスコミは猫を豹だという

情報化社会は物事を激しく拡大する

たとえば猫を紹介するときに拡大の仕方によっては豹みたいになる

マスコミは猫を猫といっていたのでは商売にならない

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その人の本質

気になる人がいたとして
あなたはその人の友達と二十人か三十人くらい会ってみたらいいと思う

人間の思考や価値観は
脳のネットワークの中で形成されるもので
その人の脳の中身を形成している環境要因がどんなものかを見ておけば
かなりのことが分かるものだ

半数以上がゴルフをしていたらそのうちゴルフがしたいと言い出すのだし
音楽やお受験に懸命になっている人が多ければ当然そうなるのだし
不倫が文化として考えられているならば当然それもありだろう
信仰を持っている仲間が多ければそのうちそんなことも言い出すだろう
信頼できる未来予報みたいなものだ

人間は個人で存在しているわけではないから
その人の周辺を合わせて三十人くらいとつきあってみて
ネットワークというかチームとして評価できるならば
つきあって間違いはないと思う

そのようにしてあなたがこの人ならいいと思った場合、
まあ、十中八九、あなたが好きだといってもむこうが難色を示すだろうと思う

あなたはその人に紹介できる友人を三十人くらい持っているかと言えばどうだろうか

*****
本箱を見て立派だと思っても信用しない方がいい

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恋愛の不思議

最近は恋愛している二人という人たちに会うと不思議な感じがする
何がよくてくっついているのか
よく分からない

もちろんきれいな人もいるし
言葉や発想のおもしろい人もいるのだけれど
その人の母親とかおばさん、おばあちゃんも合わせて考えると
だいたいそのあたりに収束していくのだと分かる

だとすれば特に天使にも見えないわけだ

性格的な美点にしても
最近は性格の評価は二面的だという事にも納得できているので
明るければうるさいのだし
控えめだと陰気だし
よく気がつくのは嘘つきでもある

*****
こんな風にいじけて見せてはいるが
もちろん遠くからあこがれてはいる
あこがれているうちが一番いい

一番いい状態にとっておけるのが知恵というものだろう

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文学・音楽と絵画の違い

できることなら心豊かに過ごしたい

音楽や文学は昔ほど重要ではなくなった
音楽を聴くとして昔のものを繰り返す
文学は楽しみとしてはとても能率が悪い
並んでいる活字の中で意味がきらめいている部分はどれだけあるかといえば
きわめて少なく
最近図書館で手に取る本はますます能率が悪い

人に聞いてみるとそれほど失望はしていない様子で
やはり私の感受性がずれてしまっているのだと分かる

文学や音楽は人々は最新流行をおもしろがるのだけれど
絵画については相変わらず印象派などを好んでいるし日本画でもかなり少女趣味的な部分が好まれている

これは絵画が一目で分かるわかりやすさを持っているからだろう
宣伝文句で曇らされることもないのだろう


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夜の部屋

昼に二人きりになる
Aと濃密な時間
手を求め合い腕を絡める
堰を切ったように

元同僚で友人の妻
なぜこの人をいままで自分に禁止していたのか
愚かに思われる

夜Aはいったん家に帰り夜のうちに
また部屋にやってくる
つまらない差し入れで恥ずかしいといいながら
手早くサンドイッチを作ってくれる

そのあとしばらく在室
お互いの気持ちはよく分かっている

そのうちBが来室
少し仕事があるという

Bも元同僚 わたしと同年

Aがいることを見てとがめる
しかし何もないことを説明
実際起こる直前だったので嘘でもない
超自我的に責める
BはB自身が今ここにいることについては不問

Aは帰った様子
Bがいて
Cは奥のベッドで寝ているらしい
なぜだかきちんとしたホテルの部屋のような宿泊の場所がある

そのあとDが訪れてやはり仕事だという
この人は何もとがめない
やや年配の人
やはり何か差し入れてくれる

みんな年をとったなかで
Cだけが若くて美しい

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