SSブログ

目白駅前は質実で上品

山手線、池袋の隣、それでこの静けさ
さすがです



共通テーマ:日記・雑感

回り道の果て

人生を思えば、回り道をしたと思う。
遠い遠い回り道である。
果てしのない徒労である。
余力があったことがかえって災いしたかもしれない。
どう言ったらいいのだろう。
人生を大切に思えば生活は成り立たず、
生活を立てようと考えれば、人生を忘れてしまうのだった。

共通テーマ:日記・雑感

痛ましい現実の中の希望の光

痛ましい現実の中の希望の光

壁のシミが天使に見える瞬間

共通テーマ:日記・雑感

善への自然な欲求

ある人は語る

何かするならいいことをした方がいい
善行への自然な欲求が私にはある

何か楽しいこと
何か人を幸せにする人
思いがけない幸運
それを演出できるなら悪いことではないだろう

それを考えていると
心が温かくなる

善なるものが伝染してくれるならとも願う

献身
無私
清らかなこと
美しいこと
正しいこと
善いこと

人間が生きるということは
自分を作り上げることだ
意識して行動を調節して人生を作り上げることだ

善いこともできる
悪いこともできる

人生はたいていは苦痛の連続だ
そのときに押しつぶされずに前を向けるかという問題だ

神は問題を与えてそのあとはじっと見つめている
時間の上に展開されるのは
神の意志ではなく人間の意志なのだ

人間はどう応えるか

神の問いかけはたいていは苦痛だ
なぜかは分からない
たぶん人間が生きると言うことは究極的にはすべてを失うというプロセスだからだろう

問題設定、つまり苦痛の設定は
偶然が原因のこともあるし他人が原因のこともある
どちらにしてもそれは神からの問いかけであって
我々が応答すべきなのは神に向かってである

*****
豚を殺して食べて
善も何もないものだとも思うのだが

共通テーマ:日記・雑感

隣人愛と自己愛

その人は言う

隣人愛に駆り立てられる瞬間はある
しかし私はこれはうぬぼれまたは自己愛なのではないかと点検する
賞賛を浴びるために、
あるいは自分が自分を賞賛できるように、
行動しているだけではないかと疑う

隣人にとって何が一番いいことなのか
それはとても難しい

善意を演じている自分という意識がないわけではない
しかしそのことも含めて
すべては隣人の幸福を増しているかどうかだ
しかしそこが難しい

善意を施される側の心理は
単純ではない

結局人間は自分に都合のいいように解釈するものだ

だとすれば各人の利己心の集合が結果として各人の幸福につながっているならば
それでいいではないかとも思えるのだ

すべての自己愛を抑制することと
すべての隣人愛を抑制することとは
関係があるものかどうか

隣人愛は美しい心だ
しかし美しいと思っているのが自分だけだとしたら
ずいぶん滑稽なことでもある

自己満足のために利用されたなどと思われるかもしれない

共通テーマ:日記・雑感

みんなまじめすぎた

娘はキリスト教の牧師さんになる学校に行ってたんですよとその男性は言う

娘が妊娠してしまう騒ぎがあってとにかくお互いに学生だということで中絶した
その後、その人と学生のうちに婚約をした
婚約者が卒業して修行をして一人前になって帰ってきたら正式に結婚する約束になっていた

よかったですね
それだと永代供養料が節約できるじゃないですかと私は冗談を言った

ところがしばらくして修行から帰ってきた彼は婚約破棄を言い出した
婚約は愛ではなくて罪の償いだった
それだけで結婚生活を営むことはできないとの言い方だった
その事は父親である彼にも動揺をもたらした
もちろん娘も母親も悲しんだけれど
どうしようもなかったらしい

珍しい話ではないけれど
やはり悲しい話だ

世の中は少しのところでうまくいかないものだと思う
みんなまじめすぎたのかもしれないとも思う

共通テーマ:日記・雑感

ニューヨークの移民

最近ニューヨークにやってきたのはどんな人たちかを知るには
タクシードライバーを調べてみればいい。
営業許可証の登録番号を見て、
数字が0から始まっていたら古株だ。
最初の数字が5か6だったら新しい移民だ。
中国福建省出身者。
パンジャブのシーク教徒。
インドのグジャラートから来たヒンドゥー教徒。
アルバニアのイスラム教徒。

共通テーマ:日記・雑感

My One And Only Love-John Coltrane

My One And Only Love for one and only you.
ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン


My one and only love

君のことを考えると、ぼくのハートは歌いだすんだ

春風に乗ってきた4月のそよ風のように

そして光の中に君が現れる

世界にたった一人だけの愛しい君

君がぼくの腕の中にいると

夜の静けさの中に影が落ちて神秘的な魅力を放つんだ

ぼくは君の唇がとてもあたたかくて柔らかいことを感じる

世界にたった1人だけの愛しい君

君の手の感触は天国のようだ

まだ見たことのない天国

ぼくが話すときいつでも君の頬は赤くなるんだ

それをみると、君はぼくのものだって実感するよ

君はぼくの熱いハートをあのような欲望で満たす

君がくれるキスはいつでもぼくの魂に火をつける

ぼくは甘美な降伏に身をあずける

世界にたった一人だけの愛しい君



共通テーマ:日記・雑感

IT化の大嘘

医療の世界では電子カルテとかレセプトコンピューターとか
そんなものを導入するのが先進的医療だと
国が言い出して
半ば強引に押しつけている

IT業界育成のためであるが
未熟な機械を押しつけられる方はたまらない

機械自体は簡単な仕組みで簡単な事しかできない
医者の判断を補助するなどというレベルのものでは全くない

今までカルテにボールペンで書いておけばよかったものが
キーボードで入力するようになって
能率が悪い

はかどらないから省略するようになり
発熱何度とか
頭痛++とかそんな項目をマウスでクリックするだけになり
ますます診断能力が低下する

本末転倒もいいところである

もちろん本質的に品質のよい電子カルテとかレセプトコンピューターが登場したら採用すればいい
しかし現状では遙かに及ばない

コンピュータに入力するのが医者の仕事ではない
きちんと聴くことがまず一番の仕事である



共通テーマ:日記・雑感

とんぼ

xx (49).jpg

共通テーマ:日記・雑感

花の色

xx (48).jpg

共通テーマ:日記・雑感

鹿と桜

xx (46).jpg

共通テーマ:日記・雑感

緑2

xx (44).jpgxx (45).jpg

共通テーマ:日記・雑感

一息入れる

xx (43).jpg

共通テーマ:日記・雑感

モネ的池

xx (42).jpg

共通テーマ:日記・雑感

冬樹2

xx (41).jpg

共通テーマ:日記・雑感

遠い景色

xx (38).jpgxx (40).JPGxx (39).jpg

共通テーマ:日記・雑感

耕作地

xx (37).jpg

共通テーマ:日記・雑感

冬樹

xx (34).jpgxx (35).jpg

共通テーマ:日記・雑感

ずっとずっとラベンダー

xx (32).jpgxx (33).jpg

共通テーマ:日記・雑感

ラベンダー2

xx (29).jpgxx (30).jpgxx (31).jpg

共通テーマ:日記・雑感

ラベンダー畑

xx (26).jpgxx (27).jpgxx (28).jpg

共通テーマ:日記・雑感

ファーム

xx (23).jpgxx (24).jpgxx (25).jpg

共通テーマ:日記・雑感

北海道ファーム

xx (20).jpgxx (21).jpgxx (22).jpg

共通テーマ:日記・雑感

xx (17).jpgxx (18).jpgxx (19).jpg

共通テーマ:日記・雑感

きらきらりんご

xx (194).jpg

共通テーマ:日記・雑感

ずいぶん時間が経った 止まったままの時間

ずいぶん時間が経ったように思うけど
変わらないね

あの頃よりきれいになったね
くらい言ってくれてもいいと思うけど
あなたはすてきよ
ずっとすてき

年寄りを惑わすのか

そんなこともないわ
疲れ切ってるの。自分を励まさないと止まってしまいそうなのよ
この場所でしぼんでしまいそうなの

コマが回転を止めてしまうみたいに?

そうそう、そんな感じ

いろいろあったんだろうね

まあそれなりに。お互い様のようだけど。

大人になったよ、何というか、子どもを育てただけのことはあるように思うよ。

子育てと仕事とそれで120%くらいになっちゃう。
子どもって、私にそっくりで、わがままで手がかかる。
子育てをすると自分の問題点が分かるの。
解決は分からないまま。

それでいいさ。余計なことを考えないのが一番だ。
今を生きている人間が一番輝いていると思うよ。
誰にも頼らないで生きているのは偉い。
その中で学ぶことが本当の人生なんだと思う。

止まった時間って人間の内側にあるのかしらね

あるかな、どうだろうな、あるだろうな、止まったままで、そのままで

そうね、もちろん、あるわよね、そのままよね

共通テーマ:日記・雑感

和泉式部とウタダ

宇多田ヒカル。1999年3月、1stアルバム『First Love』。
その年のゴールデンウィークに、友人のCDを繰り返して聴いていた覚えがある。
1000年前に和泉式部がいて、
現在、ウタダがいて、
未来では、現在はウタダの同時代と言われるようになるだろうと思ったものだ。

和泉式部のFirst Loveは有名なこれ。

黒髪のみだれもしらずうちふせばまづかきやりし人ぞ恋しき

わたしが
こんなことに?
このわたしを乱したあの人

この歌から生まれたのはこんな歌。

長からむ心も知らず黒髪のみだれて今朝は物をこそ思へ(待賢門院堀河)

うば玉の闇のうつつにかきやれどなれてかひなき床の黒髪(藤原定家)

夢かなほみだれそめぬる朝寝髪またかきやらん末もしらねば(永福門院右衛門督[風雅])

雲風のみだれもしらず空にのみたのめし月のゆくへかなしも(三条西実隆)

くろ髪の千すぢの髪のみだれ髪おもひ乱れかつおもひ乱るる(与謝野晶子)

藤原定家による決定版アンサーソングは

かきやりしその黒髪のすぢごとにうち臥すほどは面影ぞたつ

*****
黒髪に残るタバコの香りして最後の手紙は明日の今頃

*****
乱れ は 淫ら につうじるのであって、
黒髪が乱れるとは 乱倫の様相である。

いまとなっては愛した人は数も知れないが
思い出すのはあの人のこと
初めてのことを教えてくれたあのひと

髪の乱れは心のもつれ
あいもつれ かつ乱れ 偲ぶる夜は 初恋の歌



共通テーマ:日記・雑感

混線というか、声が聞こえる

CDラジカセがあって、
CDが終わって、リピートしないようにセットしておくとそのまま、
電源が入ったまま、止まっているのだが、
突然声が始まる。
最初はタクシー無線のようなものかと思ったのだが、
タクシー無線なら、どこの場所で、何人とか、何台とか、
言いそうなものだが、
内容が違う。専務の言ったのは……で、とか。
一体何が起こっているのだろう。
ラジオでもないのに音が出るのはなぜなんだろう。
タクシー無線以外にいろいろと無線もあると思えばいいのだろうか。
トラックで無線を積んでいるのもある。
会社同士で、電話回線ではなく、通信しているところもあるかもしれない。
あるいは、盗聴電波が、何かの反射か干渉かで、ラジカセの音になっているのかもしれない。
常時聞こえるわけでもない。突然聞こえて、二週間ほど何も聞こえない。
いつもそのようにラジカセをセットしておくわけでもないので、分からない。
パソコンにつないであるスピーカーからは何も流れないのはどうしてなのだろう。

*****
その後新発見。
CDを演奏していると、声が入るようになった。
20分くらいかな。

走行しているタクシーやトラックだと、
20分くらい近所に止めて、喋っていたことになる。
そんなはずはないようだ。

どこかで強い電波で無線をしていて、
ロッドアンテナに乗って音になってしまっているのだろうか。
そんなことはあるはずだと思う。
磁界が電解を発生する。
でも、それが人の声になるかというと、やはりよく分からない。

共通テーマ:日記・雑感

チェ・ゲバラに驚く。

チェ・ゲバラ(Che Guevara)、本名エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ(Ernesto Rafael Guevara de la Serna)。
アルゼンチン生まれの医師、マルクス主義革命家で、キューバのゲリラ指導者。カストロとともに戦い、革命を成功させ、経済政策を担当、しかしキューバ政府内部で孤立、ソ連から嫌われ、キューバを離れる。その後、アメリカのMAP(軍事援助計画)にゲリラ闘争を挑む。南米とアフリカの革命のシンボルとなる。40歳でボリビア政府軍に銃殺された。

革命、ゲリラ、放浪癖、なによりも、人殺し指導者。巨大な知性。いまだに人々をひきつける。
服装は気にしない、ヒゲは剃らない、美人には惚れる、毎日朝6時まで仕事する、粗末なアパートに住む、贈り物はすべて施設に提供する、どこでも戦闘服で通す、葉巻はどこでもくゆらす、アメリカには文句をつける、インディオにはやさしい、そういう国立銀行総裁。

まだハイスクールにいたジョン・レノンは「あのころ世界で一番かっこいいのがエルネスト・チェ・ゲバラだった」と言っている。

1967年 『ゲリラ戦争』(『三一新書』)、三一書房 。
『モーターサイクル南米旅行日記』(邦訳・現代企画室)
映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』(主演:ガエル・ガルシア・ベルナル)

*****
チェ・ゲバラを熱く語る人がいたと思い出し、調べた。

こんな人が本当にいたのだと驚く。
本当の、Out of place.

わたしなど生きているだけで精一杯なのに。
こんなにも巨大なエネルギーで。

*****
カストロは弁護士でピッチャー。
ロシアのプーチンは柔道家。五段で、来日時、講道館柔道において柔道六段を贈られて辞退。
アミン大統領というのもいたな。ボクシングではヘビー級チャンピオンになり、白人ばかりのウガンダラグビーチーム唯一の黒人選手だった。

世界の男たちはとんでもなく、強い。

*****
さだまさしはアミン大統領の名前の響きが面白いと思い『パンプキン・パイとシナモン・ティー』(1979年 アルバム『夢供養』収録)に出てくる喫茶店の名前を「安眠(あみん)」と名づけた。
さだまさしファンだった岡村孝子は、この名前を取って自らのユニット名にして「あみん」とした。
映画にもなった。アミンにも驚く。



共通テーマ:日記・雑感

熊本の獣医さん

熊本のいいところは美人が多いところです。
それと阿蘇山、黒川温泉。

それって、熊本美人と黒川温泉に行ってよかったとしか聞こえませんが。

*****
秋田美人というし、九州美人というし、
どちらも目鼻立ちくっきりして、縄文系美人らしい。
外来の弥生美人は京都を中心に広がったものか。

しかし東京が一番美人だという人もいて、
当然だが、各地から美人が集まり、エステその他で磨かれているからということらしい。

素朴美人と洗練美人と対比していいのだろうか。

共通テーマ:日記・雑感

獣医から聞いたような気がする話 牛のゲップとエコ

  獣医というのがやってきた
  わたしには虫歯があってネコを飼ってるから、
  歯医者と獣医は歓迎だというと
  照れていた。
  飲んでいるうちに寝たのでよく覚えていないが、こんな話。

僕は大規模酪農の獣医ではなくて、
小規模酪農の獣医でした。
今度獣医畜産学部の教職につきました。

熊本県で仕事をしていました。
おじいちゃんとおばあちゃんと、玄関に牛が一頭、
なんていううちがたくさんあります。
それで国から補助金をもらって、
毎日乳絞りをして暮しを立てています。
搾乳機は何十万円もするので、買えません。

毎日二回乳絞りをしないと死んでしまいます、極端に言って。
そのように進化させたんです。特殊化させたと言ってもいいです。
だから、おじいちゃんおばあちゃんも年中仕事です。
絞ったらすぐに出荷です。

乳牛は2年半くらいでおっぱいを出すようになります。
それから10年くらいは働いてくれますから、大事な家族です。
怒ったり泣いたり甘えたりします。

僕が呼ばれるのは、乳腺炎と言う病気のことが多いです。
おっぱいが大きすぎて、うっかり自分のおっぱいを足で踏んでしまうんです。
そこからばい菌が入るわけです。
点滴をしたりして抗生剤を入れます。

何とか持ちなおしてくれればいいんですが、
だめなときは、足をがくっと折ってしまいます。
するともう自分では立ち上がることができません。

体重は500キロくらい。
お相撲さんの大きい人で200キロ超えるくらいだと思いますから、
お相撲さん二人半分を四つの足で支えています。

足が弱って一本を折り曲げると、自分では立てないし、
人間が補助してもだめです。
牛肉用にもできないので、
残酷な言葉ですが、焼却します。

黒牛だと1トンくらいあります。

牛は泣きますよ。涙を流します。
僕が注射を持って近付くと、
オスの牛は涙を流して泣きます。
メスはそんなことはないです。
オスは泣き虫なんです。

豚も鳴きます。
豚を出荷するとき、電気ショックで気絶させて、
そのあとで血液を抜きます。
気絶するときに声を出します。
泣いているんだと思います。

そのための部屋は、普段いる部屋とは別にあって通路でつながっています。
通路の向こうから声が聞こえるので、
みんなつらそうです。

ああ、そうですね。ドアをきちんと閉めて、
声が聞こえないようにすればね、
音楽を流す?
なるほどね、分かります。
でも、食用の動物はこんな風です。

イベリコ豚とかもち豚とか宣伝してますよね、
いろいろあるんですが、肉自体としてはあまり変わらないです。
高いのは宣伝費です。

霜降り牛は少ししか取れませんから、やはり高級で、
酪農家も、獣医も食べません。
出荷するものだと思っていますから。
何かの機会に食べてみましたが、脂が強すぎる感じでした。
たくさん食べるものではありません。
でも、東京で食べると実際、下にとろける感じですから、
何でしょうか、調理法が違うのか、東京まで運ばれる間に変化が
起こるのか、よく分かりません。

こんな話でいいんですか?
じゃあ続けます。

霜降り肉を出荷する前には、
牛を陽に当てないで、あまり動かさないようにします。
陽に当てませんから、ビタミンの欠乏になって、目がよく見えなくなります。
アルプスの少女ハイジのように自由に動き回っていたら
霜降りになんかなりませんから、
じっとさせて、ただ食べさせます。
タイミングを見て、出荷です。

かわいそうといえばそのとおりです。
僕も最初はショックでした。
不自然だし残酷ですが、
でも、食用というのはそういうことです。

  妙にきちんとしてて、清潔そうな感じの人だった。
  でも話がおもしろくないので眠かった。

牛が子供の頃はオスが弱いんです。
なにしろ無理にたくさん食べさせますから、おなかを壊すんです。
いつも下痢をしてるような感じで。
お相撲さんに無理に食べさせて太らせるようなものです。
そんなメタボの牛を食べて今度は人間がメタボになっているわけですから、
おかしなものです。

人間はメスの方が若いときも年取ってからも丈夫ですが、
牛は歳をとるとメスの方が弱いんです。
搾乳に特殊化しているので、弱いんですね。

僕は日本の食糧自給率を上げないといけないと思っています。
40パーセントね、よく知っていますね。
でも、それは数え方にもよるんです。
カロリー換算で40パーセントといわれているんですが、
国産牛の飼料は輸入だったりとか、計算の仕方がいろいろあります。

原油の問題で騒いでいますが、
食糧はもっと大きなパニックになるでしょう。
正直言って、牛肉はエネルギー能率が悪いです。
めざしを食べたほうがカルシウムも取れて、ずっといいたんぱく質なんですがね。

60億人とか70億人を養うときに、貧困が一番痛切に感じられるのが、
食糧ですよ。
特に、子供に食べさせるもの。
これで戦争が起こります。

酪農家は、濃い牛乳なんて飲みません。低脂肪乳だけ。子供にも。
親としては、子供には高脂肪乳をたっぷり上げたいんですが、
なにしろ商品ですから。

そうですか、最近はわざわざ低脂肪乳を買うんですか、
メタボリック対策で。あの水みたいな牛乳をわざわざね。

そうなんですか、エビアンは牛乳よりも高いんですか、東京では。

僕は獣医の中でも、エコ関係を研究していて、
それが有望だというので、大学に呼ばれました。
研究は、牛のゲップがどれだけCO2を増やすかというものです。
世界中の牛がゲップを一日に何回すると思いますか?
その中にどれだけCO2が含まれているか、ひとつ数えて対策してみようというわけなんです。
反芻動物ですから、ゲップは多いんです。

  そんなわけで、よく寝た。
  こんな人が生きてるんだから、
  私だって生きていてもいい、そう思えた。

  でも牛や豚や鶏や養殖の魚は、もっと真剣に考えないといけないと思った。

  無農薬とか、抗生剤なしというのは、特定の期間にないというだけであって、
  そのほかの期間には使ってもいいのだそうだ。
  多分、出荷するまでに影響が消えればいいじゃないかという考えらしい。

  でも、畜産業のおかげで多剤耐性菌が増えているのではないかと疑われているのたし、
  疑いを晴らしてほしい。

  本当はベジタリアンが正解のようだけれど、そんなに料理のレパートリーがない。
  先日、焼き魚に添えてあった、ハーブ系の葉っぱがなかなかおいしかった。
  店の人に名前を聞けばよかったが、忘れた。
  ルッコラと同じくらいの大きさ。
  ベジタリアンのための食材と食事についてもっと
  大々的に研究したほうがいいのではないかと思った。

  それと小魚の利用。

大きな魚は水銀とダイオキシンとカドミウムなんていいますね。
特に回遊するものだと、中国沿岸の水銀やインド沿岸のダイオキシンをタップリ蓄積しているわけです。
悪くすると、複合汚染になりますが、
よくすると、毒をもって毒を制す、そんなこともないとも限りません。
楽天的にいきましょう。

  まさか。



共通テーマ:日記・雑感

欠落

どれだけ多くの人が
それぞれの様々な欠落を抱えながら生きているのだろうと考えると
とても悲しい

そのような欠落を分類したり診断したりするのは
あまり楽しい仕事ではない

共通テーマ:日記・雑感

明確な生きる意志

わたしは自分があくまでもがむしゃらに生きようと思っているかどうか、
疑問に思う時がある。
なぜ友人たちと同じくらい生き抜く意志をはっきり持たないかと疑問に思うことがある。

昔読んだ文章の中に、
監獄の様子がある。
看守の目を盗んで共同で野良猫に餌を与えてかわいがっていた。
ある日死んでしまい、みんな悲しんでいた。
ある囚人は、「神経痛に効くから、バケツで煮て食べたい」といって、
ひどい人間だと罵られた。

この例が適切かどうかも怪しいのだが、
生きる意志が明確にあるのだと思う。

共通テーマ:日記・雑感

10年の空白

10年の時間の空白があって
戻ってきてみたら皆さん10年分年をとっていた
自分が年をとったとはまったく感じていなかったので
驚いたけれど客観的に見ればやはり私も10年年をとっていた
これはとても大切な認識だった
あのまま生きていたら自分の人生の残り時間の感覚を間違っていたかもしれない。
猛烈に忙しい中で時間が止まっていたようなものだった

戻ってきてみたら浦島太郎の趣でものみなが珍しいのだった

人間には年齢に応じた克服課題があるもので
それに従っていれば自然に生きられるようにできている

従わないと苦しいことになる

共通テーマ:日記・雑感

風景2

xx (14).jpgxx (15).jpgxx (16).jpg

共通テーマ:日記・雑感

土建族陥落 赤い介護

道路財源を一般財源化する方向を首相が表明し、
自民党幹事長は個人的な意見だろうといった趣旨のことを述べた。
一晩たって、できるだけ支えていくが、手続きが必要で、
2009年度の話だと答えていた。
民主党は、一般財源化は賛成。しかしそもそも道路税を廃止しろといっている様子だ。前原一族は当然右より。福田案賛成らしい。

道路族はショックだろう。鳥取市長が、いままで税金を払い続けて、今度は我々の番だと思っていたら、打ち切られる、納得がいかないなどと語っていた。
土建屋は筋肉を使うなら宅配や引越し業者になる道もあるが、税金で保護されるわけではないようだ。

一般財源化とは言っても、
要するに、土木作業に使っていた税金を、年金と介護に当てようということのようだ。どうも医療にはかけないつもりらしい。
年金については、もう充分に、「いまのままではだめだ」と周知できたので、あとは、頭の悪い人がだまされるような仕組みをどう作るかだろう。
介護は、コムスンが解体されて、地ならしはできている。あとは安い労働力だけだ。
日本人が安く働くか、フィリピンや中国から人材を受け入れるかだ。赤い介護と呼んでおこう。
日本人が、最低賃金がどうとか言っていると、海外技術研修だなどと称して、安い労働力が海外から派遣される。

土建屋はアメリカ資本が入り込む余地はなかったようだ。
介護はこれからなので、余地はある。
アメリカ資本が出資して、会社を作り、安い労働力を、派遣でも中国でもいいから、雇えばいい。日本の団塊の世代の介護マーケットは小さくないと思われる。

医療保険分野は介護に先行していて、
テレビでしつこく、年齢に関係なく、医師の審査もなく、医療保険に入れると宣伝している。
加入者が得をするなら会社は損をするわけで、そんな会社が続くわけはない。それでも実際は続いているのだから、加入者は損をして会社は儲かる仕組みになっている。
保険会社の加入する保険会社もあり、そうした最終的な親玉がイギリスにある。誰が一番儲けているかは、明白である。

介護だけではなく、看護も赤い看護になるだろう。
一緒に働く医師は、赤い看護と結婚するようになる。
子孫はエリート層になり、それは中国にとって利益なので、奨励するだろう。

赤い介護の問題は、複雑だ。考えたくもない状況がいろいろと想定される。そして我々はその現実に突入する。

*****
鳥取市長が嘆くなら、いま道路を作る財源があるのは中国だから、この際、鳥取を中国に売却しよう。道路は造ってもらえるだろう。
中国からの合法的労働力派遣の窓口になってもらう。
ついでなので、北海道をロシアに売る。ロシアも資源があって潤っているので、道路を作ってくれるだろう。そしてロシアの労働力を導入する窓口になってもらう。原油もロシアから買おう。
日本で、混血の子供がたくさん生まれるだろう。いいことだ。戦争をしなくなるだろう。
日本語は崩れるだろう。決定的に悲しいことで、わたしはその一点だけで、すべての国際化に反対したいくらいだけれど、経済的事情には誰もかなわない。
ロシアがユーロを使い、日本がユーロを使い、中国がユーロを使えば、万事めでたしで、ロシア、北海道、東京、鳥取、中国とつながる。

*****
バカな話はやめるとして、土建屋さんが何をして稼いだらいいのか、決めないといけない。
勝手にしろと言っても、指示がなければ動けないように教育されている。

ゆとり世代のあとの子供たちは、介護人材として教育すればいい。
一部優秀な人はITとかアニメとか。
いずれにしても、原材料を輸入して加工して売るのは、中国に負けるだろう。
現在は安い労働力で、将来は技術力で負ける。

トヨタがGMを抜いたというのはいい例で、
このような産業は、いずれ、中国とインドに抜かれるということだ。
トヨタレクサスは残るかもしれないが、あとは残らないだろう。
日本は最初労働力でアメリカに対して優位であり、
次に生産技術で優位に立った。
次には投資技術と金融技術で優位に立たなければならないのだが、
そこで躓いた。
金融資産を伸びそうな会社や国に投資して、資本家として一人前にならなければならない。

ソニーがサムスンとかエリクソンと提携しているのもいい例だ。
ソニーは、儲けられる会社の、儲けるきっかけを演出して、つまり、投資会社となっているということだ。
アップルに負けるなとか勝とうというよりは、アップルがそんなにいい会社なら、買ってしまうか、組むかすればいいだけだと考えている。要するに儲ければいいのだ。
ミノルタが、ソニーブランドでカメラを作る。いいことではないか。電子チップはソニーが作るが、レンズはライカを使っている。技術を導入しているだけで、例によって安い場所で作っているのだろうけれど。

巨人は、今年開幕戦にヤクルトに完全に負けたけれど、
巨人というチームが、これからの日本の生き方の方向である。
生え抜きなんか気にしない。
稼げるプレーヤーがいれば引っ張ってきて、稼いでもらう。
稼ぐ場所を提供する商売に徹する。

その点では、赤い介護は、稼げるプレーヤーだろう。何と言っても、未開の民族がいくらもいる。
介護という仕事にはレベルがいくつもあり、
要するに入浴させればいいというレベルから、気持ちよく入浴させるというレベルまで、あるわけだ。
日本語が不得意なら、スピーカーから日本語と中国語を流して、イエスかノーか聞いて、動けば、たいして不都合はない。
音声翻訳機もすぐに開発されるだろう。

*****
そうなると、お金を稼ぐ赤い介護の女性たちと、お金がない日本の土建屋が存在することになる。どうなるか?どうなるのだろう。



共通テーマ:日記・雑感

これは「わたしの運命だった」と女に思わせる仕事

男のすることはただひとつ。
これは「わたしの運命だった」と女に思わせることだ。

男はただそのためだけに生きている。

これが「わたしの運命だった、あなたの運命だった」と最後まで信じ通しあるいは演じ通すのである。



共通テーマ:日記・雑感

モーターショーとレースクィーンに飽きた貧乏男性が同棲するとき

モーターショーに行くと、
新車の横で、
露出度の高い服装をした女性が、
「ウィスキー」とひそかにささやきつつ、
笑顔を振りまいている。

カーレースではレースクィーンと呼ばれる意味のよく分からない存在が
定着している。

速い車と若い女、このために男たちは働くと当然に思われていた時代があった。

最近は、新車はおもしろくなく、
若い女も、日本人はおもしろくなく、
すっかり落ち目らしい。

若い人が新車を買えないくらい貧しくなった。
安い車は、主婦が買い物に行く車になった。
あるいは田舎でよく見かける、軽トラックだ。
どこにセクシーさがある?

同時に、若い人が結婚できないくらい貧しくなった。
貧しくてもそれでいいと思うようだ。
同棲している男女は多いが、
ルームシェアの延長らしく、セックスも安上がりである。
ただそれだけの、安上がりな人生を送っているのである。
あとがどうなるのか、知っていない。
そう言われて、ふけたおばさんには軽蔑されるのである。

確かにそうなのだ。おばさんの言う通り。
おおむね、男は女より、実年齢の十歳くらいバカである。
しばらく生活すると、男は、この程度の女に金を取られるのは損だと分かり、別れたくなる。
金があれば、別のいい女がいくらでもいる。
分かり易いので金と言うが、魅力のことで、リビドーと言ってもいい。
美人は少ないが、魅力的な男はもっと少ない。

この女と別れるのはバカらしいと思わせるほどのいい女は、それほどはいない。
女はそのように見極められるのが怖いので、
安売りをせず、男が勘違いしているうちに、入籍と同居を引き換えにする。
そのあとの法律は、女性と子供に手厚い。
男女同権は結婚までで、結婚後は、女性が法律的には有利である。

そのことを考えず、同棲してしまえば、
女性は魅力の大半を失う。
あとは妊娠を最後のカードに使うだけだ。
同棲という愚かなカードは、
同棲してもなお男性を惹きつけておける魅力のある女性だけが
かろうじてトライを許されるものである。

逆に言って、同棲してそのまま満足しているような男、
その男を横取りしようという女性がいないような男は、
魅力がないのだ。

このようにして、割れ鍋にとじぶたで、カップルは固まる。
要するに諦めるのである。
下手に動けばもっと悪くなると悟る、恐ろしい状況である。
それが人生だと、ふけたおばさんに説教されるのが、人生である。

OUT OF PLACE を貫くなら、貫こう。
怖くなんか、ない。
愛で圧倒的に輝こう。
IN PLACEにはふけたおばさんがいるんだぞ、よほど怖い。
覚醒して、輝きつつ、愛に、生きよ。

共通テーマ:日記・雑感

知財

日本には安価な労働力はないが
優秀でまじめな労働力があるし
なんといっても知財があるのだと新聞に書いてある。

まず中国やインドで優秀でまじめな労働力がないとは全然思わない。
いままでそんな気にならなかっただけで、
儲かると分かれば本気で始めるだろう。

知財とは知的財産とか知的財産権とかのことで
著作権とか特許とかそんなものだろう。
そんなものに頼っていていいのか、かなり疑問もある。

MS、IBM、ゼロックス、ディズニーなどアメリカ企業がその代表だろう。
著作権や特許は何かの強権的な権力で強制する仕組みがなければ成立しないことは明らかだ。
また、後に続くものがまねをしたとして、どの範囲が許されるまねで、どこからが
権利の侵害になるのかについては多分無限に理屈が付けられるだろう。
アップルとMSの訴訟などが代表的。
そして裁判を長引かせている間に裁判の意味がなくなる。
技術革新は早いし流行の変化も早いはずだ。

アメリカが世界の警察を任じていたのはそのような背景もあるだろう。
またグローバル化を押しつけて回ったのもそのような背景があるはずだ。

しかし一方で別にまねしてもらってもいいよという人たちも増えている。
日本の会社などで特許を持っているとしても、それを使わなくてすむような工夫を誰かがするだろうということは充分に考えられる。

ゼロックスがコピーマシンの基本特許を持っているのだが、
キャノンはその特許を侵害しないように巧妙に同様の機能を持たせることに成功した。
その後たとえばリコーなどもさらに細い道を開発して成功しているらしい。

国ごとに取り締まり権力に差があるとすれば安心して商売ができるとは思えない。
多分根本的に無理な話なのだと思う。

非常に難しい技術で誰もまねできないという水準ならば安心であるが、
たとえば医薬品のようにすぐにまねができるものは取り締まり機構があって初めて利益になる。
取り締まり機構はそれはそれで金がかかる。貧しい国には無理だろう。
そもそも国家が主体になってコピー薬品を作り輸出するとすれば話は難しい。

知財で食っていこうというのはなんだか危ういと思う。

音楽などはすでに出尽くした感もあり、
あとできることは著作権にひっかからない範囲で引用する事だともいわれている。
頭の悪い人ならオリジナルだと思っているものが
頭のいい人にはこれはあれと似ていると感じられてしまう。
頭の悪い人はオリジナルだと信じられるのだから幸せだと思う。
頭のいい人は少し不幸だと思う。

*****
経済産業省のページで「もうけの花道」というのがあって「知財戦略のススメ」だそうだ。
だめな感じがする。http://www.mouke.tv/

技術開発が当面日本の進む道だというのは分かるけれど。
みんなが幸せになるためにはいい技術なら使ってもらえばいいわけでしょう。

医療の世界でも薬品には特許があるけれど
治療法や診断法には特許がない。
名誉があるだけ。それでいいように思う。
考えるのが仕事、だから報酬。それがはたして正しいのだろうか。

知識、知恵、技術というものは本来共有されてみんなが幸せになれば
それで開発者も報われるのではないだろうか。
それで大金持ちにならなくても普通に生きていければいいと思う。

共通テーマ:日記・雑感

うそばっかり

1.
2008年の金融危機を
少し大きめではあるが市場経済に必然的につきまとう景気循環であると考えるか
あるいは
アメリカ型資本の論理の終わりで新しい経済と倫理が始まるのだと考えるか
極端に言って二つあると思う
ここまで極端でなくても、
ただの不況でしょう、数年でまた元通りですよという気分か
これから先はずいぶん違う道だろうと思うかということだ。

2.
また一方でアメリカの一極支配が終わって多極化するのだと盛んにいわれていて
これについては異論はないようだ。

3.
しかしながらマスコミ諸氏は大げさなことをいうのが商売なわけで
いつでもここからは画期的な時代になるのだと言ってきたではないか
近いところではIT化の夢など
言いっぱなしで恥ずかしくないか

4.
1.について言えば、これは昔からある話で、市場における強者の論理と国家の介入と
どのバランスがいいかという問題だ。
アメリカという国は確かにもう少し頭を冷やして他人の目を考えた方がいい。
もう少し社会主義的観点が導入されてもいい。
ところが日本の場合には事情が違う。もっと自由主義的になるべきだ。
まったく足りないと思う。
いきなり既得権益剥奪は抵抗があるというなら、
新入りには既得権益を認めない、既得権益の相続は認めない、
その程度で妥協はできないものかと思う。
アメリカの話と日本の話をごちゃ混ぜにしてどうする。

2.について言えば、アメリカの支配とは何かという問題になる。
アメリカという国が権力を持って利益を吸い上げているのではない。
多国籍企業や資本支配を通じての多国間にまたがる利益のひもづるが形成されていて、
その人たちにとっては「アメリカ」というものはもうあまり関係ないのだ。
アメリカドルがどうなっても、アメリカの国民の幸福がどうなっても、あまり関係はないだろう。
国は関係ないような仕組みが完成したから、もうアメリカ支配が必要なくなっただけのことだ。
支配の主体が「国」というものではなくなるということだ。
ロシアでも中国でもインドでも本当に土着の資本が商売をしているのかといえばそうでもないらしい。
支配関係のひもづるをたどっていけばかつて米国で大もうけした人たちが
米国に依存しない場所で生きているというだけの話だ。
国や経済ブロックを単位にして多極化とかいっているのはかなり的外れな話だろうと思う。
土台資本主義というものは金持ちがますます金持ちになる制度であって
それにどのように抵抗したところで無駄というものだ。
今までも無駄だったしこれからも無駄だろう。

5.
使いっ走りについて。
世の中には本当の決定権を持つ人間がいて資本も持っているし人脈もある。
そして何かするときには使いっ走りといわれる人たちがいて、「お使い」に出かけるのである。
政治家などというものは典型的に使いっ走りであって、
自分の身がかわいい人はそんなものにはならない。
マスコミ記者にバカにされて寿命が縮む。
使いっ走りでしばらく我慢すれば決定側の人間になれるのではないかという幻想を抱くのだろう。愚かである。

決定権者が困るのは使いっ走りがいなくなったときだろう。
だから長期計画で、自立した意志決定のできる個人を育てて
バカな使いっ走りをしてしまう人間をいなくすればいいのだと思う。

たとえば自分が何をしているのかよく分からないままに
上部からの命令で罪もない人民を暴力で抑圧する体の大きい武術の達人など。
暴力をふるうことはできるけれど
それをどちらの方面に向けるべきか、
何を守るべきか判断できないとしたら、悲しいではないか。

6.
教育の崩壊が現在の社会の脆弱さを招いている。
学校を終わっても仕事ができないのでは何にもならない。
自分が誰の利益のために働いているのかも理解できない。

7.
ところが教育に関して権力側は重大なジレンマに悩まされている。
高等教育を授ければいろいろ余計なことも知ってしまう。
余計なことは知らない程度の人間でとどめておくとたいした仕事はできない。

奴隷の身分でいいから高級な仕事をする人というのは考えにくい。

ゆとり教育と派遣労働はパックになっていて
何もできない人を作っておいて
何もできないから派遣しかないと納得させ
派遣だから給料は低いし何の保障もないと納得させる

何か文句を言う人間が出てきたら個別につり上げて
おまえは頭がいいからこっちの仲間だということにして
連帯を破壊する

8.
実際、日本が将来アメリカの下層社会のようになったとして
住みにくいことおびただしい
多分今関心を集めているのは中国的統治手法だろう
安い労働力が安いままで文句を言わずに働けば
それがある種の人々の理想である
近い将来、所得も生活水準も中国並みでいいではないかと多分考える

なぜなら国際的に見て同一労働は同一賃金になるべきだからだ
政治的に労働力の移動をせき止めているから賃金格差が生じるだけである

中国人よりも日本人が高賃金でいいというのは
要するに能力があるからということになるが
そんなはずはないことは明らかである
遺伝子の違いはほとんどない

そうであなら統治の方法を中国に学ぼうとするに違いない

どうか奴隷にしてくださいとお願いされるなら考えてやってもいいが
という程度だろう

共通テーマ:日記・雑感

食事のあと待ちきれなくて

食事のあと待ちきれなくてあなたにキスをすると
パスタの切れ端が舌に当たり
それさえも甘美でうれしい老人なのであった
挽肉もひとかけらあった

年をとれば感覚は鈍くなるし
他人に何か文句を言っても
どうせもうすぐ死ぬのだから
仕方がない
嫌われることをしない方が得だ
とも思うので
どんどん許容するようになる

年寄りもいいものだと思いませんか

甘やかしてくれるし
お金には淡泊だし
セックスはあなたが主役だし
将来は短いし
あなたにとっていいこと満載

ただし脱水に気をつけること
簡単に昏睡します

共通テーマ:日記・雑感

マシュマロをウルトラセブンが食べた

DSC05923004008.jpgDSC05924005010.jpgDSC05928009018.jpg

チョコを食べたらスプーンが残った

Dr.セブンは台座のようなものができて居心地がいいと喜んでいる

共通テーマ:日記・雑感

正月の光

元旦
ここしばらくよく晴れていて気持ちがいい

冬の陽は部屋の奥まで伸びてきて
柔らかく人を照らし出すようで気持ちがいい

部屋の隅々まで光の粒が満ちる
時間の隅々まで幸せが満ちる
私は感謝に満たされる
この時間を失いたくない
そしてあなたを失いたくない

天気予報では日本海側が見事に雪
太平洋側はそろって晴れ

秋田と岩手の自殺率の違いはこれが理由かと思う

1月2日は私の人生の中で忘れられない日ではある
不思議なことだ
いろいろなことをすいすいと忘れてしまうのに
よく覚えている

あの日あの部屋でモーツァルトのピアノソナタを弾いたことも覚えている

共通テーマ:日記・雑感

桃太郎の旗

桃太郎の旗は日本一と書かれているのが相場だけれど
オンリーワンと書かれていたらどうかという話

なるほど
みんなが自分様になる方法である

共通テーマ:日記・雑感

冷凍マウスからクローンマウス誕生

冷凍マウスからクローンマウスが誕生したので
人間でもできるのだろうという話になっている
多分できるだろう
何も問題はないだろうと思うが

たとえば自分の場合ならば
自分と同じ遺伝的内容の後輩に向かって
どのように生きて何を目標にすればいいのかを伝えられると思う

世阿弥が花伝書を残したように
他人にとっては無用のものかもしれないが
同じ遺伝子を持つものにとっては非常に重要なアドバイスになるだろう

絵描きと小説家と学者になる道があって
一つしか進めなかったという場合
クローンを使って
後輩にはそれぞれの道を歩んでみて欲しいと願っても悪くないだろう

クローン人間は楽しそうだと無邪気に考えている

共通テーマ:日記・雑感

増上寺で謹賀新年

DSC05937018036.jpg

共通テーマ:日記・雑感

百合の香り

DSC05959039078.jpg

共通テーマ:日記・雑感

スノーマン

DSC05929010020.jpg

共通テーマ:日記・雑感

富士山万歳

DSC05944025050.jpg

共通テーマ:日記・雑感

タオル地のクマさん

DSC05938019038.jpgDSC05939020040.jpg

共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。