映画「マイ・ルーム」
レオナルド・デカプリオ、ロバート・デ・ニーロなど
豪華共演。
印象は、生命の行き止まり。
死を目前にし、病気と向き合い、
その時に、自分の人生や家族を見つめ直す。
そんな趣向なのだろう。
キリスト教ファンダメンタリスト的な、永遠の命を考える。
魂が生き続けるのでなければ、
この世の苦労はいったい何のためにあるのか、
全く分からない。
しかし単純に魂の永続性や魂の復活を信じるのも抵抗がある。
救われないものである。
役者たちの表情がどんどん良くなっていくのが分かる。
さすが役者である。
野村不動産 プラウド CM
とっても清潔そうな美女が出ているCM
場所はギリシャ よく見かける砂浜
出演は水木茜
http://www.proud-web.jp/proud_cm/index.html
プラウド プライベートビーチ篇
黄金比と白銀比 大和比
黄金比は
これは名刺やカードの縦横比。
白銀比は
これはA4とかB5とかの用紙の縦横比。半分に折っても相似形になる。そうかな?それは 1:.√2 だと思うけど。
Wikipediaの説明だと白銀長方形は1:.√2 だ。
白銀比はこれとは別に白銀比なのだろうか。
黄金比は
の解になる。
などが成り立つ。
となる。
このように作図できる。
一方、白銀比は
と展開される。
日本の建築に古くから用いられ大和比とも呼ばれる。
紙を半分に切っても相似形ができるというので x:y=y:2x これから x:y=1:√2 になる
だから白銀比は1:.√2 のように思う。
というのは何だろう?
完全調和の世界
眠れるCD
最近はいろいろと個人で作れるから作ってみようと思うが
やはりでたらめなものしかできない
個人差が大きい領域なので眠れるCDというよりは
好きなCDでいいみたいだ
生産性向上の成果をみんなで分ける
そう考えると失業するのも当たり前で、
だいたいは、なくてもいい無駄な仕事をしていると言える。
無駄な仕事を無理矢理やっているから
詐欺だとかそんな営業にもなってしまう。
健康食品を売ったり
何とかカウンセラーとかでわけの分からない指導をしたり
「何かをしないではいられない」「しかし有意義な仕事はすでに埋まっている」ということなのだろう
文明が進化するということは
衣食住が比較的簡単に満たされるということだ
だからそれでいいのではないか
ヨーグルトにドライフルーツ
ドライマンゴーなど最適
少し時間をおいた方が
柔らかめになって
私としては楽しい
ヨーグルトで一夜漬けの漬け物を作る話も聞いたことがある
ヨーグルトと味噌を混ぜるのが日本人は好きらしいが
私は味噌は要らない
塩分は控えられるだけ控える
つじつまあわせ
親は政府にワガママをいい金をもらった
政府は子供にワガママをいい税金の前借をした
つじつまは合っている
ミネストローネ
突然のフラッシュバック
あの頃僕はミネストローネが大好きだった
自分でも作ってみるけれど
あんなにおいしくはできない
逗子でアジ
昨日は(8丁目の)非番だったから、逗子のお友達のおうちで、
アジの一夜干なんかを作ってみたりしたの
はじめてだったから
楽しかった
なかなかおいしくできたのよ
でも地元の漁師さんは
せっかく新鮮なあじだから
刺身のほうがいいんだがなあ、
それでも干物にしたいのかい、
まあ、やってごらんよ、日陰で風が吹いていればそれでいいのさ。
なんて教えてくれて。
さっさと作って、七輪で焼いて、食べました。
塩水につける方法でやったの。
塩を振るだけの方法もあるみたいだけどね。
日陰につるしておく専用の網があって、
適当に風が吹いて、出来上がるのね。
日焼けしちゃった。
みっともないかなあ。
いやそんなことないよ。(うぶなねんねでもあるまいし)
あじは干物にするとやっぱりずっとおいしいなあ。
Vengeance 復讐について
聖書にある「復讐するは我にあり」はVengeance is mineである。
「ローマ人への手紙」で、パウロはまず、「だれに対しても、悪で悪に報いるということはせず、すべての人々に対して善を図りなさい。できる限り、すべての人々と平和を保ちなさい」と説き、こう続ける。
「愛する者たちよ、自分で復讐しないで、神の怒りに任せなさい。なぜなら、『復讐は私がすることだ。私が報復するのだ、と神が言っている(Vengeance is mine; I will repay, saith the Lord.)』と書いてあるからです。あなたの敵が飢えるなら彼に食べさせ、乾くなら彼に飲ませなさい。そうすることによって、あなたは彼の頭に燃えさかる炭火を摘むことになるのです。悪に負けず、善をもって悪に打ち勝ちなさい」
Vengeance is mineの主語も神で、復讐とか報復という行為ができるのは人間ではなく神のみだ、と言っている。
To me belongeth vengeance; and recompence.
(復讐も報復も私がすることである)とも言っている。主語は、神である。
被害者には復讐する権利もないし、復讐する利益もないということになる。
これが深い考えというものだ。
しかし一瞬の激情はこのようには思わず、さらに、文章や画像、まして報道の世界では、人間が普通に抱く復讐の正当性の感覚を支持するだろう。
復讐する利益があるなら止めないが、しかし、よくよく利害を考えてみれば、損だと思う。損得の勘定ではないのだといきり立つようであれば、人間が生きていることの大半は損得なのであるから、後々困ったことになるだろうと推定できる。復讐が正しいのであれば、現在の復讐心を満たし、かつ、将来の利益も確保してくれるはずだろう。将来の利益を損なうような復讐は、結局、自分に復讐しているようなものなのだ。
復讐は結局、自己イメージを傷つけることが多い。自分はそのような下等な感情に支配されて行動した人間なのだということが、後々まで、自分についての否定的イメージとなるだろう。それが一番残念なことだ。
自分は一番苦しい時にも、自分の人生を正しい、誠実なものであるように、注意を払い、合理的に判断してきたと言えるようでありたい。
「許せん!」という激情に支配されたなら、後になって、恥と思い、未熟と思い、自分の人生を大切にしていなかったのだと後悔するだろう。
そばつゆ
まずはそばつゆの「たれ」にあたる「かえし」の作り方です。
1・かえしの作り方
醤油・・・・100cc
みりん・・・・・27cc
砂糖・・・・・20~25グラム
注意:上記はタレの基本材料量です。出来あがりのざるそばつゆ量は、これの4倍になる(約520cc)ので、最終的に作りたい量に調整して下さい。ただ、このタレは1年程度なら保存がきくので多めに作ったほうが良いです。
例えば全ての量を7倍にして作れば約1リットルのタレが作れます。
また、砂糖の量は出来あがりの味を参考に、以後、調整して下さい。
作り方
鍋に、しょうゆとみりんをまぜ、沸騰しない程度に加熱しながら砂糖をとかす。沸騰する直前に火を止めて冷まし、かめや、ビンなどに移してフタをせずに(ティッシュや、布などをかぶせて輪ゴムで止める)3日から1週間寝かす。(寝かす程おいしくなる)以後は普通にフタをしていただければ1年程度は楽に保存できます。急ぎの場合はそのまま寝かさずに作っても、市販品とは段違いの美味しさのつゆが出来上がります。
ちなみに最近の僕の場合は寝かさずにそのまま作ってしまうことが多いです
(注:減塩タイプの醤油や保存環境によっては長期保存した後、醤油が酸化したような味になる場合があります。)
2・だしの取り方(出来あがり500ccの場合)
鰹ぶし(出来れば荒削りの荒節がベスト)20~30グラム(軽く野球のボール一握り分くらい)
鯖ぶし(スーパーに「さば、いわしミックス」といった商品名で売ってます)20~30グラム(同上)
上記はあくまでも目安で、実際のところは適当で良いです
ちなみに鰹節はスッキリとした旨みを出すのに対し、鯖節はコクと深みを出します。
鍋に水800cc~1リットルを入れ、かつお節と鯖節を入れる。そして強火で沸騰後10~15分煮込む。
(グツグツと煮立たせます)
最初のうちはアクが出るのですくい取る。時間が来たら火を止め、だしがらを取り出す。
(注!顆粒状のだしの粉は絶対に使わない事。温かいうちはダシがきいていても、冷めると途端に不味くなります。)
また、今回のような冷たいつゆの場合、だしに昆布は入れない方が良いです。私も一度試した事があるのですが、昆布だしは暖かいうちはとても美味しい旨みがでるのですが、冷たくすると旨み成分よりも独特なエグみが目立ってしまいます。
3・辛汁(ざるそばのつゆ)の作り方
だし汁が熱いうちに、かえし1(125cc)だし3(375cc)の割合で混ぜ、一晩寝かせる。
この時点で舐めてみると味が濃過ぎるように感じますが、洗いたての水が滴るようなソバを入れるとちょうど良くなります。
しかし、麺に水気が無い場合は、「かえし1:だし4」でも構いません。
また、急ぎの場合はそのまま寝かさずに冷やして食べてもOKです。
4・甘汁(かけそばのつゆ)
かえし1、だし5~8位で混ぜればOKです。寝かす必要はありません。
=おまけレシピ=
天丼のつゆ
甘汁・・・・・100cc
しょうゆ・・・25cc
さとう・・・・15グラム
カツ丼のつゆ
甘汁・・・・・100cc
かえし・・・・40cc
しょうゆ・・・10cc
みりん・・・・5cc
さとう・・・・18グラム
上記の丼物のタレについて、タレだけを舐めると濃い目に感じますが、実際にご飯や具にかけると専門店の味になるから不思議です。
=最後に=
上記の作り方で作られる各種つゆやタレは、関東や中部で食べられる「蕎麦専門店」の味になっています。
関東や中部で食べられる専門店の「蕎麦」を美味しいと感じる方にはビックリするほどの美味しいつゆが出来あがる事と思います。
実際の作業時間もタレから始めても30分もあれば出来ますので是非、一度お試しを。
年収1,800万円、1ヶ月12時間だけ働く仕事
この不況の時代に年収1,800万円、1ヶ月12時間だけ働く仕事。
派遣社員の大量解雇や企業倒産等の不況な世の中。半年で約900万円・1ヶ月12時間だけ働く仕事が募集されています。そんな夢のような仕事があるならエントリーしたい、と思う方もいるんじゃあないでしょうか?では詳細をお話しましょう。
働く場所は、ハミルトン・アイランド。オーストラリアのサンゴ礁に囲まれたグレート・バリア・リーフです。で、仕事内容は「アイランド(島)・シッター」という仕事です。
仕事内容は、
1.カメにえさをやる。
2.クジラウォッチング。
3.郵便物を取りにいく。
4.毎週ブログをアップする。
だけです。海が近いということで「しっかり泳げる事」が条件にはあるそうですが、こんなに良い待遇ありませんよ。ちなみに、最高責任者曰く「島のグローバル・マーケティングのプロモーションのためである」とのことなのでこの仕事に落とし穴はないそうです。
ご興味のある方はエントリーしてください。締め切りまであと38日だそうです。
ベスト・ジョブ・イン・ザ・ワールド
鍵を忘れて引き返す
家に着いてから鍵を会社に忘れたことに気付いて、
再度会社に向かう。
そういえば2007年8月24日(金)の夜がこのパターンだった。
情けない話だ。
米国の要求
教育市場の開放は『日米投資イニシアティブ報告書』にもある通り米国の要求
余剰弁護士を抱える米国は、わが国をリーガルマーケットにするため司法制度改革を要求した。
毎年米国から出される『年次改革要望書』に明記
農水省の統計によれば、前回の調査から全国で500の集落が消失し、全国の過疎地比率は50パーセントを超えた。2000年の農地法改正が離農に拍車を掛けた形だが、食管法廃止に始まる農業自由化と関係づける報道を見たことがない。
*****
米国の要求をプログラム化して実行する人たち。
ネバダ・レポート
2002年2月14日の衆議院予算委委員会で「ネバダ・レポート」という文書が取り上げられ、金融・財政関係者の間で話題となりましたが、一般にはほとんど知られていないようです。
これはIMF筋が2001年に配信したものであり、財政破綻した日本がもしIMF管理になればどういうことをやるつもりなのかが書かれてあります。
それによると、日本の財政状態を、「もう既に回復不可能なほど財政破綻が進んでおり、改善には相当大胆な改革をしなければならず、日本政府が自らこのような改革をやることはできないと思われるので、日本の国家財政は近いうちに破産する」と見ているようです。
この経済金融レポートには「日本がIMFの管理下におかれたときの予測」を書いていて、以下の8項目の改革が行われるであろうと予測しています。
●公務員の総数、給料は30%以上カット、及びボーナスは例外なくすべてカット。
●公務員の退職金は100%すべてカット。
●年金は一律30%カット。
●国債の利払いは5~10年間停止。
●消費税を20%に引き上げる。
●課税最低限を引き下げ、年収100万円以上から徴税を行う。
●資産税を導入して不動産には公示価格の5%を課税、債券・社債については5~15%の課税、株式は取得金額の1%を 課税。
●預金は一律1000万以上のペイオフを実施し、第2段階として預金額を30%~40%財産税として没収する。
こんなことになったら、今でも厳しい経済状況なのに、生活が破綻する人や多少蓄えがあっても、現金(預金)で持っていても、4割りも没収されたら、貧困レベルに転落する家庭も少なくないでしょう。大変なことです。
利子を払うためには、常に借金、常に経済成長
日銀のような中央銀行は“無”からおカネを生み出し、国民はそれに対して利息を支払う義務を負うしくみなっている。
(日本の場合)政府は造幣局で刷ったお札を原価(25円程度)で日銀に売る。日銀はそれを額面通りの金額(1万円なら1万円分)で日本政府に買ってもらう。さらに額面の金額の何パーセントかの利子を受け取る。
世界中のほとんどの国の中央銀行の大株主は、欧米、特に欧州の超巨大金融財閥だ。
世界中から莫大なお金が、彼らのところに自動的に流れ込んでいくという仕組みが、金融システムの第一の目的と言える。
市中銀行(我々が預金している銀行)も、ほとんど”無”に近いものからお金を我々や企業に貸し付けている。日銀に預ける担保となる金額の数百倍から千倍もの額を、市中銀行は貸し付けることができる。
常識から言えば、これは詐欺行為に近い。自分が持ってないものを貸して利益を受け取り、返せない場合は、預金通帳に記載された数字の替わりに(銀行ローンの場合は、現金の授受すら発生しない)、現実に価値のあるもの…家や土地などの財産を没収するのだから。
利子というのが、これまた曲者で、中央銀行からの借金というカタチで市中(世の中)にお金が出回っているのだが、返済するときには、必ず利子が付く。ということは、出回っているお金の価値(額面)以上のものを返済する必要があるわけだが、市中にそんな金はない。供給元が中央銀行だからだ。
利子を返すために、さらにお金を借りる必要がある。このサイクルが延々と繰り返されるというわけだ。利子分を稼ぎだせた企業なり個人は問題ないかも知れないが、市中には利子分のお金が出回ってない。だから、必ず足りなくなるわけで、資本主義金融システムの下では、必ず借金を完済できない「敗者」が出てくる。
利子を払うためには、常に借金をしなければならず、それを返すためには、継続的に経済成長しなければならない。
これが(資本主義)金融システムの本質である。
テレビ局の構造
採録
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不況で、テレビ局や新聞社も赤字のところが出始めてきている。確かにCMの量は減っている。番組の予告宣伝をしているのは、広告(CM)枠が埋まらなくなってきているからだ。
テレビ局の番組制作などの仕事は、大半は制作会社の力を借りて行われている。一口に制作会社といっても、番組企画まで手がける制作全般の中心になる会社、部分的に協力する会社、ディレクターやアシスタントディレクターなどの人材を派遣する会社、技術や美術専門の会社などがある。
正規雇用のエリート社員は人数的には少数で、実際の仕事の範囲は、番組編成や広告(CM)営業、ニュース報道といった分野に限られる。
テレビ局は、大半の仕事を制作会社に発注している。番組の企画自体も、制作会社から持ち込まれることも少なくない。発注を受けた大手の制作会社は、小さな制作会社に発注を出し、さらに小さな零細プロダクションに発注するとい構造になっている。これは建設業界と同様だが、日本の産業構造自体が、同様で、大手ほど実際の現場仕事はせず、ピンはねで莫大な利益を得ている。
テレビ局のエリート正社員は、誠実で謙虚な人物もいるだろうが、大抵は傲慢で異様にプライドが高く特権階級意識を持っているような連中で占められている。
そのエリート社員たちは、下請けプロダクションの殺生与奪の権を握っている。テレビ局の体制は、少数の王侯貴族と大多数の奴隷で成り立っていたという古代奴隷社会のようだ。下請け企業からの派遣社員は、社員エリートの命令に従わなくては仕事ができなくされる。もし、小プロダクションの社員が、テレビ局のエリート正社員を少しでも批判しようものなら、即刻クビが飛ぶという。
テレビ局は、正規の派遣ですらない偽装出向や二重派遣、ピンハネアルバイト労働の温床であり、タダ同然で働くアシスタントディレクターたちが(彼らの中には、マスコミ業界で働けるなら給料をもらわなくても良いと思っているような青年もいる。これがアシスタント・ディレクターの賃金を引き下げている原因となっている側面がある)、多数いて、テレビ局を底辺で支えている。
百歩譲って、制作会社に仕事を回し指図している局の正規社員たちが、もらっている給料の額通りに、能力があり人格的にも優れた人材ならまだ納得できる。しかし、彼らは、能力や実績で職と立場を得ているわけではない。
テレビ局に入社する社員(数十人に過ぎない)のかなり部分は、政治家の子弟や広告スポンサー企業の子女で占められている。これに、同業マスコミの関係者(常連のタレント評論家や司会者など)や、ミスコン優勝者が加わり、限られた採用枠が埋まっているのが現状だ。コネの無い、一般公募による就職倍率は、非常に狭き門となっている。
「2008年全上場企業3733社年収ランキング」によれば、1位の朝日放送(大阪)は平均年収1556.7万円! 2位はTBS、3位はフジ・メディアHDと、ベスト3はテレビ局が独占。日本テレビ放送網も6位に入っている。キー局の正社員の平均年収は、30歳位でも軽く1000万円を超えている。
このような特権階級にいるテレビ局の正社員や幹部、経営者たちが、本気で今の体制を変えようなどと思うはずがない。彼ら個人としても、現体制のまま続いた方が楽でいい暮らしができるわけだし、企業として観ても、戦前から続いている現政治権力と企業の利益を代弁し、その利益に奉仕すよう国民を洗脳し支配する道具としての役割を担っているからだ。
テレビ局は視聴率至上主義といわれるが、それは一般大衆を支配側に都合のいいように洗脳するという目的に叶っている。
行き詰まりの数字
採録
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現在の日本政府や税収以上の国家予算を組んでいます。
不足分の多くは、国債という借金で賄われています。
国債を買うのは、銀行、簡易保険、保険会社などです。
その購入資金は、国民の個人の預金です。
現在の国、地方自治体を合わせた借金額は、1000兆円ほどです。
国の表向きの予算(一般会計)は80兆円ほど。
特別会計と呼ばれる国会の審議、承認が不要の予算が180兆円ほど。
地方に回る予算が65兆円ほど。
合計で約330兆円が、日本の国家予算規模です。
日本の国内総生産額は、約500兆円ほどですので、65%ほどが、政府関係の事業ということになります。その予算の使われ方の多くは、国会ですら審議されず官僚と政治家とその関係者の利益にために使われ、多くは社会的な再生産につながる利益も富も生まないことに費やされているので、死ぬほど働いても、大多数の国民には、豊かになった実感はなく、努力の割りに景気が良くならないのは、当然のことなのです。
しかも、少なくとも金融破綻するまでは、濡れ手に粟の巨額の利益を得ていた連中がしていたことは、金融工学などと称した金融詐欺であり、これは実際には何も生産せず社会を豊かにするどころか貧富の格差を拡大し、膨大な数の貧困層を生み出したというわけです。
彼らは、人の労働によって生み出した富を掠め取り、コンピューター上の数字だけを金融工学的操作で増やしていっただけというのが事実です。
特別会計のお金は、官僚や族議員などによって、特殊法人などへ流され、コネのある企業が受注し、上前を半分ほども撥ねた上で、下請け、孫受けに回され、天下りした役人の給与や退職金に当てられます。
国家予算はもう数十年も赤字ですが、毎年国民から借金をすることによって、かろうじて破産をまぬかれている状態が続いています。
無駄な土木公共工事が、ようやく批判されてきましたが、これら(関係者の人件費を含む)が赤字の大きな原因です。
わかりやすく言えば、国の赤字部分(多くは無駄な事業)に寄生している役人や元役人、企業、政治家がいて、彼らが権力を握っているため、赤字を無くすことは、ほとんど不可能です。自分の利益と地位、権力の基盤を失うようなことを、する気がないからです。
さらに、円安是正の目的と名目で(トヨタなどの輸出に依存している大企業の収益を圧迫しないために行う)行っている、ドル買いによって、日本国民の貯金は、アメリカに流れていきます。日本政府が買ったドル(現金)は、米国国債に替えられますが、その残高は100兆円に達しています(円高の現在では、20兆円ほどの差損が出ています)。
米国債を売るには、アメリカ政府の承認が必要です。アメリカ政府がイエスというはずがないし、大量に売れば、ドル(国債も)が暴落するので、売れても価値が大幅に目減りします。
ですから事実上、売れないわけです。
赤字国債をこれ以上発行し続けていると、国家が破綻することは、政府与党もわかっています。
そこで、不足分はどうしようとしているか?
消費税や課税限度額の引き下げ、保険料の値上げと給付額の引き下げなど、様々な形での増税です。
1500兆円もある個人資産の多くは、公共の収益を生まない事業によって、不良債権化しています。
日本国の予算は、単式簿記で記載されていますが、世界中の、少なくとも先進国で、複式簿記を採用してない国は、日本以外にはありません。
複式簿記にすれば、どの予算がどういう事業に使われ、その成果がどうだったかはっきりし、資産も負債も、事業との因果関係もわかるので、どう利益誘導してどれだけの負債を作ってきたかがはっきりするので、財務省や与党政治家は、複式簿記導入を野党などから求められても、する気はないようです。
企業会計の基準で日本国政府の経済状態を判断すれば、既に破綻している状態です。
国民からの借金でなんとか首がつながっている状態ですが、もし破綻すれば、国債は紙切れになるので、1500兆円の個人資産も消し飛んでしまうと言われています。
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1500兆円の個人資産が不良債権化しているとの話はよく分からない。
国際が紙切れになれば1500兆円の個人資産が消し飛んでしまうのもよく分からない。
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ある学生さんは言う、
各国で通貨を独自に持っていることが保護主義的態度そのもので、やめた方がいい。
日本は米国国債100兆円を抱え込んでいるわけだが
これがドルが弱くなるとどんどん価値が減ってしまう。
そこで大金融危機なのだから大飛躍して世界共通貨幣がいいという。
グローバルな世界をもっとも決定づけるのはグローバルな通貨である。
ユーロみたいに。
利息分は経済成長する必要がある
これによって、ある意味、否応無く経済成長をし続けなくてはならないことになります。
逆に言えば経済成長以上の利息は無理だということになる。
物価上昇やインフレとも関係する。