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ハイコンテクストとローコンテクスト

欧米型社会は基本的に他人が信用できない、契約社会、ローコンテクスト、
法律とルールが大事、規格・仕様・スタンダード・水平分業が大事。

日本はハイコンテクストな社会、低いコミュニケーションコスト。ツーカーで通じる。気配りが有効。察しの文化。明文化しない。

短歌や俳句はハイコンテクスト。

アニメはローコンテクスト。


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「オルセー美術館展」都美

東京都美術館において「オルセー美術館展」。
午後2時に到着したら、沢山の人。入場口で入館制限をしていて、20分待ちと表示されている。
係員がつきっきりで誘導している。大変な人気。
実際に20分、満員電車に揺られる感じで待っていた。
まわりを見渡してみると、私と同じように暇人が多いようだ。
退職後の男性。その配偶者。
女性同士なら主婦のような人たち。
学生さんのような連れ合いも多い。
いずれにしても、社会の中核をになう人たちではない。
多分、いまここで大量殺人があったとしても、日本国や東南アジアは何の支障もなく動き続けるだろう。
地下鉄霞ヶ関駅で朝の満員電車を破壊すれば、かなりの社会的支障が出るだろう。
そんなことを思いつつ、やっと入場。

最近はテレビがやたらに鮮明映像を提供してくれるので、
実物といってもたいして感激もしないのだが、
今日は別の意味での臨場感を味わった。

まず人だかりで、後ろにいたのではよく見えない。
仕方がないので前にいくと、今度は身動きがとれない。
従って、一分間に10㎝ほどののろのろ観覧となった。
そばにいる人たちの話し声が聞こえる。

モネ
モネ!
モネ
モネ?
モネ
モネ
きれい
すごい
きれい
見たことある
きれい
すごい
解説を朗読する人あり
解説をさらに解説する人あり

とにかく、うるさいのだ

私にとって絵画の楽しみは
もちろん瞬間の超越である
一瞬の覚醒を味わえるかどうかそれが私の欲求である
しかしこんな喧噪の中では覚醒などあり得ない

これでは人民公社の農民工作隊ではないか
私は自分のインテリ臭さを自己反省しなくてはいけないのかもしれない

ルノアール
ルノアール!
ルノアール
ルノアール?
友達にね、ルノアール好きな子がいてね、こんな感じの絵を描いてるよ、
そうそう、こんな感じ、よく似てる!
キラキラしているね
きれい
すごい
すごい
うまい
きれい

私はこんな人達の中で何をしているのだろう
変なところに迷い込んだものだ
ここは幼稚園のようなところなのか
知能指数が100くらい低くなる感じだ
(感じだを変換したらしつこくカンジダと出続ける こんなことも不如意だ)
老夫婦は語る
疲れたな
座りたい
もうひとがんばり
まわりを見渡すと杖をついている人も多い
おむつを当てているようなおしりの形の人も多い

セザンヌだ
セザンヌ
山だ!
ああ、山
また同じ言葉のくり返し
あ、これ、見たことある
ゴッホとゴーギャンは最初……
ゴッホのこの絵黄色いでしょ
精神分析でこの黄色が解説されているんだ エーと……
ゴーギャンの自画像
ゴーギャン
すごい
きれい
ああ、これこれ
……

まずまずお行儀はいい
絵画を見てみようという向上心がある
お金を払って絵を見に来ている

無限に暇
何度見ても感動なんかしないと分かっているのに来てしまう蒙昧さ

そして私もそうなのだ
私こそそうなのだ

女同士が話している
アメリカでね、個人の美術館なのかな、入り口で、ハイヒールはだめって書いてあるの。
へえ、それでどうした?
多分、ハイヒールを脱いで、スリッパなんか履くんじゃない?
どうして?うるさいからかな?
分かんない

あ、モネ
モネ
これはモネよ
モネ、モネ、モネ



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立春 ノロウィルス注意報 港区

立春を過ぎて、暖冬だといわれている。
杉花粉の飛ぶのも例年よりも早いだろうといわれている。
今日などはぽかぽかと暖かい。

インフルエンザについての注意が続けてニュースで言われている。

港区の保健所からはノロウィルスについての注意報が出されている。
O157のように凶悪ではないようだけれど、しかし子どもや高齢者にはかなりきついらしい。
高齢者は脱水になってそのままになりやすいので、きちんと手当が必要である。

*****
ノロウィルスの特徴としては、
感染して1-2日で、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱。
ヒトのおなかの中に入って、そこで増える。ヒトにだけ感染する。
ヒト以外の生物や食べ物の中では増えない。

下痢にも種類があって、
形の残る下痢、形の残らない水のような下痢、噴水のように噴射する感じの下痢などがある。
思ったよりも電解質を失う。
カリウムやカルシウムの変動でいろいろな症状が起きたりするので、高齢者は特に気をつける必要がある。
ひとり暮らしで意識レベルが低下すると危ないことになる。

症状が治まっても2-3週間は便にウィルスが排出されているので、お風呂は家族で一番最後に入ること。

*****
感染経路
1.食べ物→ヒト
これは「二枚貝を加熱不十分で食べること」によって感染する。だから貝は加熱すること。

2.ヒト→食べ物→ヒト
ノロに感染したヒトが手洗い不十分で調理すると、食べたヒトがノロになる。
飲食店やスーパーの調理場は充分に気をつけてはいるのだが、それでも、防ぎきれないこともある。
防ぎたかったら、他人の調理したものを信用しないこと。

3.ヒト→ヒト
糞便、嘔吐物からうつることがある。
たとえば共同トイレ。
たとえば共用のボールペンとかキーボードとか。
共用のキーボードにうんちのついた手で触らないこと、と言わなければならない、情けなさ。
でも、それが現実なので、感染するのだ。

*****
感染したら
とにかくノロウィルスを出し尽くす
下痢止めはよくない
何か飲むとしたらビフィズス菌
熱があるようなら軽い解熱剤

それより大事なのは、
脱水になるといけないので、吐き気はあるとしても、スポーツドリンクのようなもので、水分と電解質を補充する
個人的には大建中湯をお湯に溶かして少しずつ一日中すする。
経口で入らないようなら電解質と水分を点滴。ついでにビタミン剤を混ぜる。

*****
さて、ここまでが基礎知識だ。
家族の中でノロが発生したら、気をつけて対処すればそれでよい。
問題は学校や会社である。

誰かが感染していて、それをもらってしまうかもしれない。

たとえば、会社の共同トイレで、大便の便器に前のヒトが流し忘れたトイレットペーパーが残っていたことがある。
トイレを使おうと思って、まず流したところ、詰まってしまったらしく、
あっという間に、水があふれ出て、サンダルと靴下の一部が汚れてしまった。

ビル管理の人に話したら、トイレットペーパーを使いすぎると詰まるんですよと「私に」いう。
「私じゃないのに」と思いつつ、しかし、とにかく、汚れたサンダルと靴下を脱ぎたくて、その場を立ち去った。

そんな場合、かなり徹底的に、足と手を洗わないといけない。
そしてビル管理者はトイレの汚染地域全体を次亜塩素酸ナトリウム液で消毒しないといけない。
しかしたいていのビル管理者はそんな衛生知識はないから、
次の定期トイレ掃除の時まで放置する。
その間に、多分、感染が起こる。

こんな極端なことがなくても、
共同トイレで大便をするときには、
注意しないといけない。

考えてみると、たとえば「流すレバー」をさわったとして、
そのあとできちんと手洗いをしておけば、口にウィルスが入ることはないのだし、大丈夫なはず。
たいていは、手洗いをきちんと時間をかけてできているかが問題なのだ。

手を洗ったあとでトイレの出入り口のどこかにさわるなどというのは
まったく愚かなことで、トイレから出て、自分の部屋とか給水所で手を洗った方がいい。
そうでなければ、トイレの戸を開けっ放しにするか。
自動ドアなら問題ないけれど。

ヒトにだけ感染し犬も猫も関係ないなんてなんてこましゃくれたウィルスだろうかと思う。


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犬の位置

犬は家族の中で下から二番目に偉いと思っているのだという

私にとっては新説で
なるほどと思ったことだ

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うちの猫ちゃんの秘密

うちの猫は
まあ、ほどほどにかわいい方だと思っている
それが
先日秘密が発覚した

最近長いすに座ると
猫ちゃんが寄ってきて
私の膝の上に丸くなる

かわいいじゃないか

と思っていた

しかし新説によると
猫ちゃんはただ手足を温めるために人の膝の上で丸くなっているらしい

その証拠にいったん手足が温まってしまうと
人間にまったく興味を失ってしまう

それはまるで
急にさめる木村カエラといった雰囲気なのだ

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=pgsB2dfCaB8&NR=1

http://shinagawa-lunch.blog.so-net.ne.jp/2008-07-21-2

そう言われればそうかなと思い
その唯物論的解釈に驚き
いつもは私がもっとも唯物論的解釈をして見せるのにと思い
なんだか敗北したような気持ちになる

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ファン・ジニの愛を妨げるもの

ドラマをテレビで見かけた
ファン・ジニの愛を妨げるものは身分制度である

ヤンバンとキーセンは結婚できない

*****
現代でもっとも愛を妨げるものは嫉妬深い妻である
次は息子の母の溺愛である

*****
してみると
現代では
独身者と既婚者という二つの身分があり
独身者同士しか恋愛はできないと決め込んでいる一群がいるらしい

恋愛というものを法とか決まりとか倫理とかで締め上げていこうとする人間たちが一方にいて
他方にはまったく自由な人間たちがいる
不思議なものだ

どちらの人生が楽しいかは
決まっているだろう

世の中にワインというものがあるのに
飲まない不思議な人たちがいるのと同じことだ

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