3月10日晴れ花粉飛ぶ
3月10日朝から日射しがあり
気温が上がる
花粉が多く飛び
涙目の人もいるし
花にハンカチを当てている人もいる
顔がかゆいといって掻きむしっている人もいる
こんなとき
私を花粉から守ってくれる男性がいないなんて
なんてabsurdな世界
私の脳のオキシトシンが足りないのか
しばらくだめ
気温が上がる
花粉が多く飛び
涙目の人もいるし
花にハンカチを当てている人もいる
顔がかゆいといって掻きむしっている人もいる
こんなとき
私を花粉から守ってくれる男性がいないなんて
なんてabsurdな世界
私の脳のオキシトシンが足りないのか
しばらくだめ
3月3日の雪 繰り返し使えるカイロ
東京は昼に冷たい雨が降り
寒いのはいやだとぼやいていたら
夜になって雪になった。
この頃に雪になるのも東京の気候だからまあ驚かないが
それにしても冷える。
通販でカイロでも買おうかと思ったら
お湯に入れて温めておけば
あとで金具をいじれば発熱するタイプのものがあった。
繰り返し使える。
なんて賢いのだろう。
昔は練炭を使っていた覚えがある。
寒いのももう少しです
しのぎましょう
あなたの住むあたりではいかがですか
*****
その後、エネループのカイロを見つけた
これでいいような気がする
寒いのはいやだとぼやいていたら
夜になって雪になった。
この頃に雪になるのも東京の気候だからまあ驚かないが
それにしても冷える。
通販でカイロでも買おうかと思ったら
お湯に入れて温めておけば
あとで金具をいじれば発熱するタイプのものがあった。
繰り返し使える。
なんて賢いのだろう。
昔は練炭を使っていた覚えがある。
寒いのももう少しです
しのぎましょう
あなたの住むあたりではいかがですか
*****
その後、エネループのカイロを見つけた
これでいいような気がする
風吹けば 峰に別るる 白雲の たえてつれなき 君が心か
風吹けば 峰に別るる 白雲の たえてつれなき 君が心か
壬生忠岑
春の夜の 夢の浮橋 とだえして 峰に別るる 横雲の空
藤原定家
若葉さす ころはいづこの 山見ても 何の木見ても 麗しきかな 橘曙覧
若葉さす ころはいづこの 山見ても 何の木見ても 麗しきかな 橘曙覧
老境には
若葉がますます麗しい
老境には
若葉がますます麗しい
波とのみ 一つに聞けど 色みれば 雪と花とに まがひけるかな 紀貫之
波とのみ 一つに聞けど 色みれば 雪と花とに まがひけるかな 紀貫之
海に出て波を聴いていると音は一つだけれど
波の色を見れば雪のようでもあり桜の花びらのようでもあり
櫂(かい)のしずくも花と散る
の原型か
波のしぶきを桜の花びらに見立てる
わび人の 涙に似たる 桜かな 風身にしめば まづこぼれつつ 西行
わび人の 涙に似たる 桜かな 風身にしめば まづこぼれつつ 西行
前半だけにして
俳句とした方が
形がいい
前半だけにして
俳句とした方が
形がいい
待ち時間のモーツァルト
会場で待ち時間
スピーカーからモーツァルトのオペラの一部分が流れている
至福
演奏会のモーツァルトもいいけれど
こうした場面でのオペラの断片は幸せに満ちている
周りには古い知人がいる
ますます美しくなったその人が
視界の先で笑っている
艶やかだ
スピーカーからモーツァルトのオペラの一部分が流れている
至福
演奏会のモーツァルトもいいけれど
こうした場面でのオペラの断片は幸せに満ちている
周りには古い知人がいる
ますます美しくなったその人が
視界の先で笑っている
艶やかだ
自分を守るために嘘をつく
みんな自分を守るために嘘をつく
嘘をつき続けているうちに嘘とも思わなくなる
嘘つき同士が他人に絶望するなどと語る
弱いから嘘をつく
それは分かる
でも
ある時点で
考え直すことが出来たら
それはそれでとても偉いことだよ
と言ってあげたい
あなたの人生が
美しいかどうかの問題なんだよ
嘘をつき続けているうちに嘘とも思わなくなる
嘘つき同士が他人に絶望するなどと語る
弱いから嘘をつく
それは分かる
でも
ある時点で
考え直すことが出来たら
それはそれでとても偉いことだよ
と言ってあげたい
あなたの人生が
美しいかどうかの問題なんだよ
おもふどち 春の山べに うちむれて そこともいはぬ 旅寝してしが 素性法師
おもふどち 春の山べに うちむれて そこともいはぬ 旅寝してしが 素性法師
親しい仲間同士で、春の山辺に連れ立って遊びに行き、
どこというあてもなく気の向くままの旅寝をしたいものだ
どこというあてもなく気の向くままの旅寝をしたいものだ
義経の絶望
義経が腰越まで行って頼朝に会うこともなく京に帰される事になり失望する。
そのくだり。
馬上、ゆらゆら、義経は疑った。
腰越このかた、自分はどこか違って来てはいないだろうか。
この人間がである。
人間の観方、骨肉への考え方、世間というもの、すべてへ、
自分は何か、以前のように純真ではなくなったような気がする。
窯から生まれたままな白磁の肌が、縦横なひびをうけた感じである。
寒々しい絶望感が、心の割れ目へ忍び入ってくる。
そのくだり。
馬上、ゆらゆら、義経は疑った。
腰越このかた、自分はどこか違って来てはいないだろうか。
この人間がである。
人間の観方、骨肉への考え方、世間というもの、すべてへ、
自分は何か、以前のように純真ではなくなったような気がする。
窯から生まれたままな白磁の肌が、縦横なひびをうけた感じである。
寒々しい絶望感が、心の割れ目へ忍び入ってくる。