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クリスマスの街で

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ライトアップされた木の電飾部分だけが窓に映っている
丸の内で

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情報は膨張し判断力はますます低下する現代世界

ネット上には非情に多くの情報があるが、情報の真偽を解釈する能力がない

情報を解釈するためにはそれ相応の知識が必要

実際には「知識の成長」が「情報の膨張」について行けない

複雑化した世界では人々は深く考えることを放棄して、専門家や他人の意見に依存する

簡単に言うと、情報が沢山ありすぎて判断できず、一見、誰もがバカになっているというわけだ

誰でも自主的に正しい判断がしたいわけだが、それが次第に難しくなっている

判断する知性の不足ということもあるのだが、それを逆手にとって、だますテクニックも加速度的に進化しているから

*****
昔のように農業生産して、出来たジャガイモを食べているならば嘘も何もないけれど、

現代のように情報を生産して販売する、また、物品の販売の時も情報を付加して販売するという社会になってみると、

販売の言葉は嘘とぎりぎり区別のつかないところを狙うようになる

各種健康食品は、法律に触れない宣伝の仕方があり、病気に効くとはぎりぎり書いていないわけだ、ただしっかり誤解はさせる


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朝 なんとかして 起きて 出勤

朝、ずいぶん空気が温んできたと実感しつつ出勤

日本 キューバを6-0で下す、第2回WBC
とネットで見て驚く

160キロ左腕を打ったらしい

プエルトリコ対米国は11-1でプエルトリコが7回コールド勝ち

寝不足だと腰が張っている感じがする

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東京国立博物館本館11室 仏像彫刻

奈良に行きたいと思っていたのは、
仏像関係をゆっくりと、その本来の場所で、
信仰の対象として、眺めてみたいと思ったからだった。

しかしこうして上野の博物館で見るのも、
大変よかった。お寺にある状態よりは、観察しやすい。
ライトも適切。

以前に比較して、休憩のための椅子が増えている。
親切になったものだ。
多分、お歳を召した観覧者が増えているのだろう。

撮影禁止の表示もあったが、表示のないものの前では、
カメラで撮影しているようだった。
許可されている様子だった。

仏像や、仏様を守るいろんな像は、
今でいえば、仮面ライダーなどを作る感覚に似ているのだと思う。
架空のものであり、途方もなく強いものであり、(おおむね)正義の味方であり、
最新の兵器または技を身につけている。
仏教は最先端文明であったわけで、
武装の様子を見ていて私は仮面ライダーのデザインを連想した。

逆に言えば、現代の仮面ライダーは
奈良の仏像の範囲を超えていないのだ。
このまんまを動く像にして、映画に使ったらすごいと思う。

表情も、この上なく穏やかな表情あり、
また一方で、憤怒に燃える、恐ろしい表情あり。
あ、この顔は、貴の花のあの有名な表情だと思ったりする。
このような極限の表情を、
写真もビデオもない時代の人々はどのようにして知ったものだろうか。

おおむね、健康を祈り、死者の平安を祈ることが多いのだと思う。
現世利益などは、ずっと最近になってのことだと思う。

何かを真剣に祈りたい、
もう何も願望しない私はそう思った。

映画「晩秋」でも、「努力すれば何でもできる国なんだ、アメリカは」と言っていた。
また、新聞で「血液型を気にする日本人をメジャーリーガーは理解できない。彼らは運命論ではなく、自分の努力を信じている」と書かれていた。
私も何かを強く願望したい。



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君はわが身のかぎりと思ふに

いとどしく物ぞかなしきさだめなき君はわが身のかぎりと思ふに(和泉式部集)

ひとしお切ない気持になるのです。
うつろいやすい貴方は、
私にとってありったけの全部だと思うにつけて。

*****
君はわが身のかぎりなりけり
というわけだ。きれいな響き。

*****
君はわが身のかぎりなり とまで思いつめているのに、
そのあなたは さだめなき君 だというのだった。
定まらず、優柔不断、浮気症。
これも古今変わらぬ真理である。

浮気な彼をつかまえてこその恋、
達人の恋なのだけれど。
若い頃はそうはいかない。

心が成熟するとこんどは体がいうことをきかない。
人間は苦しむようにできている。



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引きこもりと体内時計

いろんな理由で引きこもりになる
それは理由があるのだからそれでいいと思う

ただ、引きこもりを続けていると結構損をしてしまうという話

人間は最近では若い頃は学校に行き、
成人したら会社その他の職場に出勤し、
家に帰って眠ることが多い。

それは人間がもともと集団性の生き物であることにも理由がある。

コンピュータで言えば
ネットワークにつながっているコンピュータと
つながっていないコンピュターとでは
できることがずいぶんと違うでしょう?

集団状態でいるのと個人でいるのとではそのくらいの違いがある

言語情報もあるが
たとえば女性の場合であれば生理周期が集団内で一致してくるなど
もっと生物学的な影響を及ぼし合っている

体内時計の話で言えば
サーカディアンリズムの面ではだいたい25時間程度にセットされている体内時計が
24時間周期の、朝の開始を強制されることによって、
人間の生産性は飛躍的に高まる。

ひとり暮らしでしかもバイトもなく大学も休み、なんていう時期には
睡眠リズムが狂って、あっという間に昼夜逆転になり、
何もできないうちに時間が過ぎてしまう。

連休で家にいると、何となくベッドに入っていると何となく眠ってしまい、
かといって疲れがすっきりとれるわけでもなく、
なんていう日を暮らしたことがあるはずだと思う。

こんな背景があって、
引きこもりの人が家にずっといるのは、
ベッドに潜り込めるという点で、不利なのだ。

引きこもりをするのでも、
午前中は図書館で過ごし、
午後はファミリーレストランとか最近の長くいてもいやがられない喫茶店とかで過ごしてみて、
スケジュール管理をうまくできるようになれば、
人生の時間を損しないですむようになると思う。

*****
一人きりで自室に引きこもることは
スタンドアローンのコンピュータになって
しかも25時間リズムで生きることになり、
実際、損をする。

しかしまた、逆に、みんなが間違っているときには、それに飲み込まれないでもすむわけだし、
利点もあるのだけれど。

*****
時間管理ができる引きこもりならば、
ずっと合理的である。

集団につきあうことは実に無駄が多いものだから。

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NHKスペシャルで法隆寺の謎

NHKスペシャルで法隆寺の謎

聖徳太子一族VS蘇我氏

蘇我入鹿はいるかという名前がすごいインパクト
皇位簒奪を目論み非業の死を遂げた稀代の独裁者という側面もある

蘇我馬子も蘇我蝦夷もインパクトがあるが いるかの方が強い
海のいるかではないのだろうと思うが

蘇我入鹿という名前は、中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足(後の藤原鎌足)によって、これまでの名前を資料とともに消され、卑しい名前として彼らが勝手に名付けたものであるという説もあるのだそうだ。

蘇我vs物部の対立の構図があり
物部の滅亡で蘇我独裁になる危険があった
すでに蘇我氏の娘が代々天皇家に嫁いでいた
そして暗殺

蘇我氏と聖徳太子一族は仏教を広めることでは一致していたらしい(崇仏派)
改革では一致していたがその主導権を巡り天皇中心か蘇我中心化で対立

番組では天智天皇がたぶん法隆寺の復興に関与していたとのこと

*****
皇極天皇4=大化元(645)年、
6月12日、三韓からの進調の儀式を執り行うという名目に
入鹿は飛鳥板蓋宮の大極殿の場におびき出されることになる。
(この当時、飛鳥板蓋宮における大極殿の存在は疑問とされている)

大極殿に到着した入鹿に俳優が近づき剣を預かる。
倉山田石川麻呂が三韓からの上表文を読み上げる。
式が始まると中大兄皇子は十二の門全てを閉鎖し外部との連絡を絶ち、
自ら長槍を手にして鎌足、子麻呂、網田らと大極殿内部に身を潜め時を待つ。
だが誰もが入鹿の威厳の前に足がすくみ動けなかった。

やがて上表文も終わりに近づき
計画が失敗したかと思いワナワナと小刻みに震え出した
倉山田石川麻呂の様子を不審に思った入鹿が「何故震えている?」と声をかける。
倉山田石川麻呂は「天皇の前だからです」と答えるのが精一杯であった。

ここで中大兄皇子が入鹿の前に突き進み、
手にした槍で入鹿の頭から肩にかけて斬りつけた。
驚き座席から立ち上がろうとする入鹿の片足を子麻呂が斬り払った。
その場に倒れ込んだ入鹿は流れ出る血と痛む傷口をものともせず最期にこう言った。
『當に嗣位に居すべきは、天子なり。臣罪を知らず。乞ふ、垂審察へ』
(『日本古典文學大系68 日本書紀 下』 坂本太郎 家永三郎 井上光貞 大野晋 校注 岩波書店)
やがて子麻呂と網田の手によって止めをさされた入鹿はその生涯に幕を下ろす。
降りしきる雨の中に入鹿の亡骸は打ち捨てられ席障子が投げかけられた。

入鹿の死を知った蝦夷は、翌日、自邸に火を放ち自害する。
ここに蘇我氏本宗家は滅亡するのである。

*****
といった具合で、つまりは殺し合いが政治だったわけだ、この頃は。
困ったもんだ。
そして何も進歩していない。


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