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乗馬

貴族が愛する人に
乗馬をさせたい理由が分かる気がする

野上彌生子が小説「迷路」のなかで
女性が乗馬をしたときの感覚について述べている。

自転車も似たところがあるだろうけれど。

27インチの自転車だと
だいたいの女性は足が最後まで伸びきらない
それでどんなことが起こるかという話も聞いて面白かった


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経験して初めて知る痛み

人間は
所詮は人の痛みなど分からない
自分が経験して初めて身にしみる

どんな風に痛いのか
どのくらい痛いのか
人に伝えることは難しい

経験したとしても
人の痛みと自分の痛みは違うわけだし

どうしようもないなあ
でもどうにかならないかなあ


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新橋 うなぎ 宇奈とと 900円

うな丼ダブル 900円

don_w.jpg

うな丼は500円

ご飯は大盛りでもいい

食べたあと、手足がぽかぽかしている

柔らか繊細型ではない


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経験の欲求と所有の欲求

経験の欲求と所有の欲求
人間はこの二つの間で揺れることがある


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月光を浴びた娘たちの踊り

あの日、生き生きと輝いた言葉

月光を浴びた娘たちの踊り


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メタボ基準、異論百出

メタボ基準、異論百出…測定不要論も

男85 女90センチ

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を見つけるため、腹囲測定など
を行う特定健診・保健指導(メタボ健診)が2年目に入った。腹囲の基準に異
論を唱える研究報告が相次ぎ、専門家の間で見直し論議に拍車がかかってい
る。(医療情報部 利根川昌紀)
心臓病や脳梗塞(こうそく)を引き起こす生活習慣病の原因として、高血圧や高
血糖、脂質異常と併せて肥満をチェックするのがメタボ健診だ。腹囲の基準値
は男性85センチ、女性90センチ。日本人の男女約750人のへその辺りの
内臓脂肪面積をコンピューター断層撮影法(CT)で計測し、100平方セン
チ以上になると、高血圧や高血糖など、生活習慣病を引き起こす危険要因の数
が増えるという日本肥満学会のデータを基に算定された。

これに対し厚生労働省研究班(班長=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究
部長)は今年、「心臓病や脳梗塞などの予防には、メタボ対策よりも高血圧対
策が重要」という研究結果を公表した。

研究班が40~69歳の男女約2万3000人を平均11年間追跡したとこ
ろ、高血圧を治療すれば男性48%、女性で45%発症を減らせるのに対し、
メタボ解消では20%未満しか改善効果がないとの結論が得られた。研究をま
とめた磯博康・大阪大教授(公衆衛生学)は「肥満を必須条件とする現在の基
準では、やせていて血圧が高めの人など、脳卒中や心筋梗塞になる危険性の高
い人への対応が不十分になる」と説明する。

愛知県の約3000人を対象にした別の厚労省研究班も今年、「腹囲が大きい
だけでは生活習慣病との関連はそれほど強くない」との研究結果を発表、腹囲
の指標を切り捨てた。

一方、腹囲の基準値を設けることに肯定的な研究者でも、数値についての意見
はバラバラだ。

門脇孝・東京大教授(糖尿病・代謝内科)が班長の厚労省研究班は、全国の男
女3万3000人について、高血糖、高血圧、脂質異常と腹囲との関連を調
査。中間解析では、男性84センチ以上、女性は81センチ以上になると、2
項目以上の異常を併せ持つ割合が約3倍高かった。門脇教授は「女性の基準は
80センチが良いのではないか」と話す。

一方、米国の基準は男性102センチ超、女性88センチ超。また、国際糖尿
病連合の基準では、欧州人が男性94センチ以上、女性80センチ以上、日本
人は男性90センチ以上、女性80センチ以上で、いずれも男性の方が女性よ
りも大きい。

現在の国の基準は2005年、日本肥満学会など8学会が合同で決めた。松沢
佑次・同学会理事長(住友病院院長)は、「CT画像から内臓脂肪面積まで測
って基準値を決めたのは日本だけ。女性は皮下脂肪が多く、心筋梗塞の危険は
男性より低い。妥当な基準だと思うが、学会としてもデータを集め、検証をし
ていく」と話す。

厚労省は「肥満は生活習慣病に大きくかかわっており、健診で腹囲を測ること
には意味がある。だが、基準値については、見直しも含めて柔軟に対応した
い」としている。

世界保健機関(WHO)でも現在、腹囲の基準を決める作業を進めている。決
定版となる数値が示されるかどうか、注目される。

「なぜ腹囲だけ問題」

「ワイシャツをめくっておへそを出してください」

今春、大手重機メーカー「コマツ」本社(東京・赤坂)での特定健診。会場の
一角では、社員のおなかにメジャーがあてられ、腹囲の測定が行われていた。

ある男性社員は、血圧などはすべて正常なのに、腹囲は90センチと基準を5
センチオーバー。男性は「なぜ取り立てて腹囲を問題にするのか。なんだか不
健康だと言われたようで……」と納得いかない様子だった。

逆に、血圧などに異常があっても腹囲が基準以下のため指導の対象とならない
社員も男性で約20%、女性は約15%いた。担当者は「本当に生活習慣病の
危険がある人を抽出できているのか」と首をかしげる。「85センチはだめだ
が、84センチならいいというわけではない」とし、腹囲に関係なく、全員に
保健指導を行う兵庫県尼崎市のような自治体もある。

数値改善 一定の効果

特定健診の狙いは、生活習慣病になる人を減らし、医療費削減につなげること
だ。国は、生活習慣病にかかる医療費を約10兆円と推計。これは医療費の3
分の1に当たり、2015年度までに患者やその予備軍を25%削減する計画
だ。

日本看護協会は、07年度から先行的にメタボ健診を始めた自治体や企業の健
康保険組合の男女約400人の数値を分析。1年間で体重は1・4キロ・グラ
ム、腹囲は1・8センチ減り、血糖値と中性脂肪の数値も改善した。分析に当
たった尾島俊之・浜松医大教授(健康社会医学)は、「途中経過としては一定
の効果が見られるが、最終的に生活習慣病の減少につながるかどうかは、長期
的に見ていく必要がある」と話す。

特定健診・保健指導 企業の健保組合や市町村などの保険者に対し2008年
度から、40~74歳の人を対象にした実施が義務付けられた。腹囲に加え、
血圧、血糖値、脂質のうち一つに異常があれば、原則1回、面接指導を行う
「動機づけ支援」、二つ以上異常があれば3~6か月継続指導する「積極的支
援」が行われる。受診率や保健指導の実施率などが低いと、後期高齢者医療へ
の財政負担が増すペナルティーを科す仕組みが導入されている。

(記事提供:読売新聞)



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不公平税制

消費税アップよりも、
無駄の削減であるが、
今回の追加補正案で無駄のし放題になった。
先にお金を使っておいて、あとで徴収するのが日本国政府であるが、
無駄の削減の次は、不公平の是正をして欲しい。
収入と支出と財産についての総背番号制には問題はあるが、
基本的に不公平をそのままにするよりは総背番号制のほうがいい。
そして複雑な控除とか何とかを簡単にする。
複雑な制度は経費がかかる。嘘も間違いも混入する。
単純で漏れもなく嘘もつけない制度というものが工夫できないものか。
税収は国家の根幹である。
日本政府のように税収に関係なく使ってしまうへんな政府もあるけれど。
収入の分だけ使うというのは、猫でも分かる話である。

各方面の反対が大きいというなら、
全部の方面に我慢してもらうしかない。

税金の単純化と正確な補足をしますといって、
それに反対する人がいたら、
どういう人か、とても分かりやすいと思う。


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われながらわが心をも知らずしてまた逢ひみじと誓ひけるかな 清少納言

あの清少納言だからなあ

また逢いませんと誓うなんて
自分の心の奥を知らなかったのだ
でも でも また逢いたいの

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実在と現象

人間が赤いポストを見ていると言う時、
赤いポストは、普通に考えて客観的実在である。
輪郭がくっきりと見えるし、手に触って感覚できるし、
何ヶ月も前からそこにあるという歴史的実在の側面もあるし、
何よりも、いろいろな人に聞いても、
あのホテルの前にあるポストという名指しで通じるのであるから、
多分実在である。

でもそれはやはり「多分」でしかないのであって、
個人的に妄想しているのかもしれないし、
集団的に妄想しているのかもしれないし、
何かの錯覚が関与しているかもしれないし、
あるいは言語の習慣が知覚を歪めているかもしれない。

知覚は実在そのものをとらえることはできない。
われわれの知覚は「現象」を捕らえることができるだけである。
現象は、実在と知覚の相互作用によって発生する事態であるといえる。
「もの」ではなく「こと」に属する。

では、人間は、そのように不確かな「現象」から出発して、いかにして、
事物の普遍的法則に至ることができるのだろうか。
ある時間においての物体の運動を記述することができるのであろうか。

土台、ポストが赤いという事柄からして、怪しい。
「赤い」という感覚内容は結局主観的経験でしかないからで、
集団で共有していると思ってはいても、
異なっている可能性は大いにある。

それでも、客観的実在についてのつもりで不都合なく記述できているのは、
実際に不都合がないからである。
理論的に保証されたものではない。

幻覚妄想状態の患者さんが何かを語る時、
それを客観的実在の記録とは考えず、
主観的現実と考える。
いわばその人にとっての「現象」である。
集団にとっての共有された「客観的事実」から出発すれば、
患者さんの体験している「現象」は何かのミスなのであるが、
そうではなく、患者さんの抱く主観的世界そのものを出発点として、
「現象」を分析する態度が成立する。

客観的事実の世界からみれば、患者さんの体験している「現象」は、
単なるミスであるが、
ミスだとしても、脳全体としての体系がある。
最初の変調もあれば、その変調を訂正するための脳の働きもある。
つまり、一次性の変調もあり、二次性の反応もあり、以下、三次性も、四次性も考えられる。
そのような複雑な系列を一度に含んで脳は実在する。

そのあたりの事情を解きほぐすのが
現象学というものである。
脳の物質的解釈とも違う、
心理の解釈でもない、
むしろ解釈しない「現象」の記述である。

科学は一般に実在について扱う。
だから実験による再現性もある。
現象学では実験はできない。
感情移入でもない。
追体験という程度である。



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