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2248キロカロリー 牛丼キング 990円

並盛より肉6倍、ご飯2.5倍 特大牛丼、「すき家」が投入
 ゼンショーは7日、主力の牛丼店「すき家」で通常サイズの並盛に比べ肉の量が6倍、ご飯が2.5倍と特大サイズの牛丼を12日に発売すると発表した。価格は990円と並盛の3倍。食欲旺盛な若い男性の利用を見込む。
 特大サイズの牛丼は「牛丼キング」。1食当たりのカロリーは2248キロカロリーで、成人男性の1日の摂取カロリーにほぼ相当する。2007年に発売した「メガ牛丼」(660円)の売れ行きが好調なため、さらに大きなサイズを出すことにした。
 大型サイズの商品はほかのファストフード店でも広がっている。日本マクドナルドが昨年末に発売した「クォーターパウンダー」は人気を集めている。 (20:05)

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私はほとんど一日一食で夕食がこんな感じなので怖くなった。

でも、年をとると、たくさん食べても太らないような気がする。


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医療観光

医療観光:経産省が後押し 外国人向け実証調査開始

2009年8月7日   提供:毎日新聞社

 

医療観光:経産省が後押し 外国人向け調査開始

 

 

 経済産業省は、外国人が日本の医療機関で健診や治療を受ける「医療観光」を後押しするため、病院や旅行業者などによる実証調査を秋にも始める。通訳や海外への情報提供など、受け入れに伴う課題を洗い出し、「医療観光」の環境整備に役立てる。

 健診などの医療サービスと、温泉やゴルフといったレジャーを組み合わせた「医療観光」は、外国人客の有力な誘致策として韓国やシンガポールなどが力を入れている。

 例えば韓国は、医療法を改正して外国人の治療費割引を可能にするなど、政府が全面的に誘致を後押ししており、08年は日本人を中心に約2万5000人を受け入れた。12年に10万人規模に拡大させる戦略だ。

 経産省によると、日本は高い医療技術がありながら、受け入れ態勢の不備や海外での認知度の低さから積極的に取り組む病院は少ないという。独自の医療プランで誘致に乗り出した病院や旅行会社も一部あるが、国外でのPRなど医療サービス以外での難しさに苦労している。

 経産省は、外国人客の受け入れが増えれば、サービス産業としての医療の活性化につながると判断。国立がんセンターや東大病院など東京都内の主要病院が参加する研究会を発足させ、実証調査の実施を決めた。

 9月にも、複数の医療機関による共同事業体と、旅行業者などでつくる支援センターを設立。国内の患者の診療に影響を与えない範囲で、中国やロシアなどから富裕層を中心とした外国人客を実際に受け入れ、課題を検証したうえで年度内に報告書をまとめる。

 経産省は「医療はサービス産業の一つの柱となりうる。実証調査を国際市場開拓につなげたい」と話している。



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普通に生きて普通に幸せになる社会を作る

企業向けのメンタルヘルス研修とかコーチング研修、
その他、山盛りのセミナー事業があって
それで食べている人もいるから
あまり批判はしたくないが
実際は困ったものだと思う

普通に働いて
普通の給料がもらえて
普通に幸せになれる社会を作らないといけない
そう痛感する

こんな変なことをしているくらいなら
普通に働いた方が幸せだ
というように頭の中の選択が働くくらいに

ときどき新聞などで変な仕事をしている人たちの活動が紹介されて
実にうまい工夫もあり職人芸もありで
それをどうして普通の仕事に生かさないのかと不思議に思う

社会の仕組みに少し問題があるのだと思う


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基本無料の生活

ずっと前から疑いを持っているのだけれど
現在の技術水準があれば
食料と衣料と家を全国民に分配できるのではないかと思う
基本教育をして運動施設に行ったりする、ここまで全部無料
もちろん税金を取らずに

だから
国民は
仕事をしなくても基本的にただ生きていくだけなら生きていけるのではないか

意地悪を言えば
赤字国債を印刷して誰かが買ってくれればいいので
そんな都合のいい金持ちの子分がいれば何でもできる

それは冗談としても
基本的に生きていくだけならば
こんなに苦労して働くこともないのではないかと疑うのである

いまはお金を払って歌を聴いているのだが
自分たちで歌えばいいのだし
それならただなのだ

恋愛映画を見なくても
恋愛とセックスはただに決まっている

食料、衣料、住宅、教育など
必要充分な程度のものと、他人との差異を満足と考える種類のものが混在していて
それで分かりにくくなっている

ユニクロの成功で分かるように
部屋着を作って国民に配るならたいしたお金はかからないのだ

食料も流通を考え直せばいいだけなのではないかと思う
それで職を失う人もいるが
基本無料の生活ができるのだからそれでいいではないか

生活の基本は無料と決まれば
やっと文化が発達すると思う

生活するために文化を生産しているのは
文化ではないのだとはっきり言っていいと思う

生産している本人が苦しがってるのだ

ーー
歴史の過程を振り返れば
多分、人間は労働をしなくても暮らしていける存在である
他のどの動物を見ても
税金は払わないし貯金をしたりしないだろう

野の花はこんなに苦労していないじゃないかと疑う

ーー
いまでも国民の一部は
全く働かないで食べていくことができている
その人たちはむしろますますのさばっている
単に消費をするだけの存在



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精神病の軽症化と自殺増

統合失調症やうつ病の軽症化は前から言われているが

自殺者は増え続けている

この両面をすっきり説明できるのかが問題

えーーと、分かんないな

精神科病院は満杯だし



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男は戦争だ 自己実現と自己消滅

男の子って、母親に育てられて、男は戦争だと教えられなくても、
自然に戦争を始めるから不思議だ。

貧乏で仕事がなくて遊びもないと
猛烈に戦争がしたくなる
男はそのようにできている

いまでもゲームの世界で戦争をしている

戦争を回避するには
金儲けと恋愛である

人間を
現実主義者
夢想家
批評家
と分けると

現実主義者は金儲け、
夢想家は恋愛、
批評家は酒を飲んで新聞ネタを喋っている、あるいはネットでブログを書いている

金儲けも恋愛も酒場もないとなると
戦争をしたくなる

そんな意味で貧乏が戦争の下地になる

反戦家は
戦争よりも合理的な金儲けを提案すれば反戦を実現できる
しかし
戦争くらい合理的な金儲けは少ないのだ
ほとんど人類の本能の一部である

欲しいものがあったら
その所有者を殺して自分のものにするのだ

本当に愚かなことだけれど
それを繰り返して
生き残ってきたのが現在生きている我々なのだ
殺される遺伝子ではなく、殺す遺伝子である。
そんな遺伝子に反戦平和を語っても道は遠い
(遠いけれど続けるべきだとは思う)
戦争遺伝子を平和遺伝子に改良する方法でも考えた方が早道だろう

反戦平和運動家というものがいてそれを商売にしている
本当に戦争がなくなって平和になったら商売あがったりなので
彼らにとっては緊張持続状態が一番都合がいいのだが
口では反戦平和を言う
そこに矛盾がある
彼らの自己実現は自己消滅である

文化人類学で
交易の貢ぎ物として女性が交換されて
その結果として新しい遺伝子や習慣・文化が伝わるといわれる。

一方で女性も当然、相手を殺すし、盗みもする。
所有者であり所有物でもあるという、男性にはない特殊な立場である。


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唯一信じられるもの

どんな価値観もイデオロギーも組織も人間も
錯覚・イリュージョンであるというのが
前回の戦争やソ連崩壊の帰結だったと思う。
今回はまたリバタリアンの破綻とかけ声で、
明示的な価値観の体系が一つつぶされた。

こんな中でますます、唯一信じられるものは、自分の自己愛だけとなっている。
ささやかでもいいから裏切られないものを大切にしていきたいと考えるわけだ。

安易に自我を拡大して集団と同一視して戦うのはやめたということになる。
賢いことである。やや夢がないのだが。

時代はこのように次々にイデオロギーやイリュージョンを脱色していくようだ。
脱宗教化がずいぶんと進行している日本はその意味で先進国だと思う。
なぜ生きるか、死んだらどうなるか、誰も答えを求めず、
宗教に頼らず、無神論も唯物論も頼らず、疑いながら、
特にどれにも頼ることなく生きられることを示している。
これは人間の未来形であると思う。

イデオロギーも集団も宗教も神も信じないで
自己愛の中に閉じこもって生きていられるのだと
証明している。

時々古い遺伝子が顔を出すようで、集団主義的な言論はあるが、
特殊な人たちという位置づけである。
その人たちを訂正する必要もなく、
そのことに大多数が影響されることももちろんない。
そのように遠い対人関係である。

国家主義的な言動は大多数を巻き込むことができる点で便利なものだったのだが、
最近はそうでもないようだ。
豊かな社会はそういうものなのだろう。

イリュージョンに命を捧げた人も歴史上多かったわけだが、
そんなことを目指していない社会は健全だと思う。

ヒーローもヒロインもすぐに脱価値化されて、人は幻滅する。
それはそれでいいのだと思う。

いいようなことを言っていたが、実は私腹を肥やし、権力にしがみつく人間だったと暴かれて、
お話は終わる。
台湾ではそれが現在進行形だ。

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小早川伸木

本当のことを言って

いま白状したら許してあげる

責めるのじゃない、理解したいの

だから本当のことを言って

あの人のことが好きなんでしょう、

好きだったんでしょう

と責められる小早川伸木

何度も言われているうちに
妻が大嫌いになる

自分は夫のことをこんなにも愛しているのにどうしてこんなにも嫌われるのだろう
と思う人は見てみたらいいと思う

「小早川伸木の恋」

簡単には言えないが簡単に言うと嫉妬しすぎて夫に嫌われる妻の話


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便秘w@

 今回は、便秘についてお話しします。便秘は風邪同様にありふれた疾患ですので、便秘でつらい思いをしている患者さんを上手に治療することは、総合診療医にとって、とても大切なことです。

 昨年、高知大学に、大学法人としては初めて骨盤機能センターが開設されました。センター長で特任教授の味村俊樹先生は、英国のSt. Mark's病院で便失禁や便秘といった排便障害を学んだ日本の第一人者で、着任後、排便障害で悩んでいる患者さんが四国全県から大勢来院するようになりました。そのため、私も改めて便秘に注目するようになりました。

 普段の診察の中で意識的に便秘を話題にしてみると、便秘で困っている患者さんがかなり多いことに気が付きました。どうやら患者さんは、忙しい私を見て便秘の悩みを打ち明けるのをあきらめ、「便秘くらいなら」と、市販薬で済ましていたようです。

 なかには、せきを切ったように便秘の悩みを話し始める患者さんもいて、味村教授が指摘されるように、人間にとって排泄はとても大切なものだと改めて認識しました。特に安易な下剤の使用は、薬によっては乱用につながるおそれがあり、ある程度、医師が便秘の治療に積極的にかかわる方がよいと考えるようになりました。

 日常診療では、便が硬い場合、まず、酸化マグネシウムなどの塩類下剤を投与し、十分な効果が得られなければ、大腸刺激性下剤であるセンノシド(プルゼニド)などを処方するという治療が一般的だと思われます。西洋医学的における便秘治療の手段は、それほど多くありません。

 一方、漢方では、大黄甘草湯、大建中湯、桂枝加芍薬湯など、数多くの方剤があります(表1)。これらを上手に使い分けることで、便秘に対して病態別にきめ細かく治療できるようになりますので、とても有用だと感じています。

 私は、漢方薬で便秘を治療する場合、体が丈夫である(実)、体が弱っている(虚)、熱がある(熱)、冷えている(寒)、乾燥している(燥)、湿っている(湿)といった漢方の尺度と、西洋医学的な弛緩性、痙攣性、ストレス性といった分類の両者を用いて、患者さんの便秘の状態を把握しようと努めています。

表1 便秘に使える主な漢方方剤

 高齢者の便秘には麻子仁丸が第一選択

 高齢者は、西洋医学的にみると弛緩性便秘が多く、漢方では、体が弱って(虚)いて乾燥し(燥)、冷え(寒)を伴っている人が多いと思われます。

 高齢者の便秘に対しては、まず麻子仁丸を第一に考えますが、診察してみて乾燥が特に強いと感じたら、潤腸湯に変更します。腸を潤す薬(湯)というとても良いネーミングなので、処方する場合は患者さんに方剤名とその意味を話し、プラセボ効果も狙います。

 腸の冷え(寒)が強いと思われた場合は大建中湯を考えます。腸も筋肉ですので、寒い日に手がかじかんで動きにくくなるのと同様、腸も冷えれば動きが悪くなるという発想なのか、温める治療を行います。漢方の考え方はとてもシンプルです。

若年者では痙攣性の便秘もみられる
 一方、若年者は体が丈夫(実)で熱がある(熱)人が多いので、大黄甘草湯を第一に考えます。腸に熱がある場合は、大黄の入った方剤を用いますが、おならが臭い場合は、腸に熱があると考えてよいかと思います。おならの臭いはぜひ問診で確かめてください。

 若年者で便が硬い場合は、大黄甘草湯に芒硝(マグネシウム塩)が追加された調胃承気湯を、また、お腹にガスがたまり、不安などの精神症状がある場合は、厚朴(半夏厚朴湯を思い出してください、気うつの薬でしたね)が入った大承気湯を選択します。

 若年者には、痙攣性やストレス性の便秘もみられます。痙攣性便秘は、腸の平滑筋の緊張が主病態ですので、芍薬甘草湯に桂枝、生姜などを加えた桂枝加芍薬湯を第一に考え、おならが臭ければ(腸に熱があれば)、大黄の入った桂枝加芍薬大黄湯を処方します。

 こむら返りのように筋肉が痙攣しているときに処方する芍薬甘草湯は、非常に有効性が高いため、広く知られています。芍薬には筋弛緩作用があり、胆石発作、尿管結石など筋肉が痙攣する疾患にはとても有効です。

 ストレス性便秘の場合は、漢方の抗ストレス薬である柴胡剤の中で、大黄の入っている大柴胡湯を用います。

 若い女性は、女性ホルモンの関係で便秘をしがちです。月経とのかかわりがあるため、桃核承気湯や大黄牡丹皮湯といった末梢循環不全を改善する(お血を治療する:駆お血薬)方剤を処方します。女性は、初潮の始まるころから便秘が増えます。一般に、排卵時には便秘がひどくなり、月経時には緩和するとされています。

 男性でも、運動や入浴で緩和される腰痛、肩こり、痔など、末梢循環不全(お血)によって起こる症状を伴った便秘の患者さんには、桃核承気湯や大黄牡丹皮湯が有効です。

 

漢方は生薬を追加して作り上げられた
 図1に大黄を中心とした西洋薬と漢方薬の生い立ちを示します。西洋医学は一般に、生薬を分析して有効成分を抽出し、単一成分の薬として用います。ここでは、大黄から有効成分センノシドを取り出し、プルゼニドとして臨床に用いています。

図1 漢方方剤と西洋薬の生い立ちの違い

 漢方では逆に、生薬を組み合わせることによって効果を高め、あるいは副作用を減らすように工夫しています。

 大黄に甘草を追加して、副作用の発現を減らした方剤が大黄甘草湯です。甘草の有効成分はグリチルリチンで、じんましん時に注射するミノファーゲン(一般名はグリチルリチン酸モノアンモニウム)の有効成分がこれです。

 便が硬く、大黄甘草湯で効果不十分な場合に備えて、便を軟らかくするために塩類(芒硝)を加えたものが調胃承気湯です。これに、血の循環を良くするために桃仁などを加えたものが桃核承気湯と呼ばれます。

 このように漢方薬は、長い歴史の中で多くの経験に基づいて、生薬を一つひとつ追加して完成してきたのではないかと推定されます。

表2 今回登場した方剤と使い方

 今回は、登場した方剤が多いので、覚えるのは大変ですが、表2に簡単にまとめて見ましたので参考にしてください。便秘を病態で分けて治療すると風邪の時と同様、とても面白く感じます。この記事で挙げた方剤を一つひとつ試してみてください。では、以下に便秘の2症例を提示しておきます。

 

【症例1】
 患者さんは5年前に大腸癌で手術歴のある痩せ型の78歳男性です。朝から下腹部痛が出現したため、午前10時ころ、当科を受診しました。手術をしてから便秘になり、便秘薬が徐々に増加しえ、最近ではセンノシド(プルゼニド)を8錠服用していました。昨晩10時ころ、プルゼニド8錠を服用して就寝したところ、明け方4時ころから、急に下腹部痛が出現しました。

 術後イレウスや感染性腸炎なども考慮し、血液検査やレントゲン検査を行いましたが、特記すべき所見はなく、下剤による腹痛と診断しました。高齢者で手術の既往があることから、冷えによる便秘と考え、大建中湯(TJ-100)6パックを毎食前(分3)で服用するように処方しました。多くの漢方方剤の1日量は3パックですが、大建中湯は飴が成分として入っているため、1日量が6パックと他の漢方方剤に比べ、どうしても多くなってしまいます。

 漢方では、プルゼニドのような刺激性の薬は、身体を冷やすものと考えられています。もともと冷えのある患者さんが薬でさらに冷え、朝方4時という、気温も体温も冷えている時間帯になって、冷えによる腹痛が出現したものと考えました。

 そのため、下剤を減らして腹巻を着用させ、冷たい飲み物、甘いもの、生野菜などといった腸を冷やすものを控えるように養生の指示も追加しました。

 患者さんは、治療開始2週間目にプルゼニドの量を半分の4錠まで減量でき、1カ月後にはプルゼニドを時々服用する程度まで便秘が改善しました。プルゼニドの乱用は大腸メラノーシスの原因となり、注意が必要です。その後、かかりつけの近医で漢方を継続処方してもらえるようになり、当科は終診となりました。

【症例2】
 2例目の患者さんは、便秘の精査目的で近医から紹介された70歳の女性です。50歳ころから徐々に便秘が出現し、治療が開始されました。プルゼニドは症状に合わせて増量し、4錠を内服しても排便が困難ということでした。大腸内視鏡検査でも異常が認められないことから、精査と漢方治療目的で当科に紹介されました。血液検査、心電図、胸部レントゲン、腹部CTにて異常を認めませんでしたので、漢方治療を開始しました。

 腹部診察で腸音が普通に聴取できたこと、漢方診察の問診でおならが臭いとの情報が得られ、舌が赤く(熱)、乾燥(燥)していたことから、痙攣性便秘で腸に熱があり乾燥していると考えて、麻子仁丸(TJ-126)3パックと、桂枝加芍薬大黄湯(TJ-134)3パックを1日3回毎食前にお湯に溶かして内服するように処方しました。また、2日以上排便がみられない場合は、プルゼニド2錠を頓服するようにしました。

 漢方治療の効果は2週間で現れ、以後同じ処方で1カ月に1回、外来に通院してもらっていました。しかし、通院開始1年目ころから徐々にふらつき、転びやすくなった、しゃべりにくくなったと訴えるようになり、頭部MRIを施行して神経内科へ紹介したところ、多系統萎縮症と診断されました。

 その後、徐々にADLは低下し、現在(さらに1年後)、車いすで通院していますが、漢方治療で排便状態は比較的良好です。ただし、麻子仁丸を潤腸湯(TJ-51)に変更し、大黄による腸の冷えを抑えるため、大建中湯を追加しています。

 病状は進行していると思われますが、興味深いことに、プルゼニドは頓服しなくてもよくなっております。車椅子生活にまでADLが低下すると、排便行為が困難になることが多いものですが、この患者さんは少なくとも排便に関しては今のところ苦痛が少なく、患者さんからはとても感謝されています。

     

     



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    ノロウイルスによる嘔吐・下痢に五苓散

    ノロウイルスによる嘔吐・下痢に五苓散が効く

     冬になるとウイルス感染症の患者さんが増えてきます。風邪やインフルエンザの患者さんも多いのですが、ウイルス性急性胃腸炎による嘔吐・下痢症の患者さんも数多く来院されます。今回は、このウイルス性急性胃腸炎による嘔吐・下痢症(主としてノロウイルス感染症)に対する漢方治療についてお話ししたいと思います。

    【症例1】
     患者さんは28歳の女性で1児の母親、専業主婦です。昨夜、急に数回の噴水様嘔吐と数回の水様性下痢、軽度の腹痛が出現し、夜間のほとんどはトイレにいたそうです。朝方、症状はいくらか和らいだようですが、体温が38度台だったため、当科を受診しました。

     診察時には普通に面談ができ、若干の吐き気を訴えていましたが腹痛は消失していました。体温は37.6度と、自宅で測定した時よりは自然に解熱しておりました。以上から、ノロウイルスによる急性胃腸炎と診断しました。

     今回は特に漢方的な診察や考察を行わず、患者さんに漢方薬を処方しますとだけ告げて、五苓散(ツムラTJ-17)3パック(分3)を3日分処方しました。五苓散は水代謝の異常(水毒)に対して処方する薬剤です。ノロウイルスによって起こされる嘔吐や水様性下痢などの症状は、まさに水代謝異常そのものですので、五苓散を選択します。

     しかし、嘔吐・下痢で脱水状態になっている患者さんに対して、利尿作用があり、むくみの改善にも用いられる五苓散を処方すれば、かえって脱水がひどくなるのではないか、と心配される先生方もおられると思います。

     五苓散は漢方薬理上、「利水剤」というジャンルに分類される方剤です。昭和薬科大学病態科学研究室教授の田代眞一氏らが行った実験によると、フロセミド(代表的な商品名:ラシックス)などの利尿剤は、人体が脱水になっている場合でも、投与すると尿量を増やし、脱水を助長しますが、五苓散などの利水剤は、人体が脱水になっている時は尿量を減らし、脱水を緩和させます。ここが多成分から成る漢方方剤の面白いところです。両者の作用を比較すると、五苓散には利尿剤ではなく利水剤というネーミングがぴったりくるように思われます。

     近年、五苓散はアクアポリンという水チャネルの分子に作用することが報告されています。五苓散は、全身のアクアポリンを介して水の適正分布に関与しているのではないかと考えられ、尿細管だけに作用する利尿剤とは異なった薬理作用を示すのだと思われます。このため、嘔吐や下痢といった水の不適切な分泌や、腸管内の過剰水分など不適切な水の分布に対して、五苓散は効果があるのではないかと考えられます。

     私は今回の患者さんに対し、漢方的診察や診断を行いませんでしたが、それは五苓散が、患者さんの体質(陰陽)や体力(虚実)などをあまり考慮せずに使用できる方剤だからです。

     また、いきなり五苓散を処方したのは、これまでの私の印象として、ノロウイルスによる急性胃腸炎に対しては、西洋医学的な整腸剤と制吐剤による対症療法よりは、五苓散の方が効き目や患者さんの評判の点で優れていたからです。患者さんの中には五苓散を指定してくる方もいるほどです。

     今回の患者さんは、症状がやや治まってから来院しましたが、外来で待合室とトイレを往復しているような症状の激しい患者さんにも効果があり、即効性も期待できます。

     当科では小児の診察は行いませんが、診療所や市中病院の総合診療科などでは小児を診る機会が多いと思います。漢方をよく処方するある小児科医によれば、五苓散は小児の嘔吐・下痢に対しても効果があり、内服できない場合は、坐薬や注腸投与で使用するということです。即効性があるため、診察中に飲ませておくと帰るころにはかなり症状が軽くなっているそうです。

     ノロウイルスは感染しやすく、しばしば老人保健施設などで大流行します。五苓散は体力の低下した高齢者にも、漢方的診察・診断にこだわらず気軽に処方できますし、西洋医学的な保存的治療よりも治癒まで期間も短い印象がありますので、老人保健施設などでノロウイルス感染症が流行したときにもお勧めです。



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    居酒屋 立ち飲みや

    新橋といえば居酒屋、赤提灯、縄のれんのメッカなのだ

    居酒屋では最近はやはりまず一杯ビールであって
    高いところでは550円、安いと380円、この差はやはりくっきりとある。

    プレミアムモルツとアサヒ黒生、YEBISUなんかが少し高級。

    もつ煮、ホルモン焼きなどを食べている。


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    ドンペリの値段

    ドンペリを酒屋さんで買うと
    1万5千円から3万円くらい

    8丁目でドンペリをいれるといったいいくらになるのか
    私には見当もつかないが
    多分10万円くらいか20万円になるのか

    一応10万円として、
    ドンペリは2万円、手数料が8万円とした方がいいのか、
    ドンペリは10万円とした方がいいのか、
    あなたならどうですか?

    やっぱり日本の習慣として、
    手数量を独立させて請求するのはみっともなくて、
    物品販売の中に込みで、10万円とした方が、何となく納得できる。
    変な習慣。

    だからエステとかアロマとかでは
    物品販売がノルマになっているのだ。




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    人生のabsurdな現実を知る

    結婚の約束をして幸せ一杯の二人は
    結婚式場の下見に行って
    人生のabsurdな現実を知る

    税金を払っている人はみんな知っている不条理な世界がここにある
    自分の払ったお金がどう使われているのか全くよく分からないのだ

    不幸なのは拉致被害者ばかりじゃないのだ
    ただのコルセットが3万円
    意地でもやせてやるとダイエットを始めたのだった
    ティアラを貸してもらうだけで何万円
    悪代官と越後屋か
    しかし結婚式場が大もうけしているとは聞いたことがない。
    こんなこすっからいことをして誰が儲けているのだろう。
    謎だ。

    幸せのピークで不条理を知るだけではなかった

    その後、祖父が死んだのでお葬式を出したのだけれど
    そのとき親戚から格式を大事にしろといわれ
    葬儀場からお坊さんからその他いろいろ、納得できない出費の連続だ
    相続でお金が入ったからまあいいかと思うものの
    冷静になって考えてみればばかげた話
    これも不条理

    座布団を一枚貸し出すといくらとか。減るもんでもあるまいし。
    どれだけぼろ儲けしているのだろう。
    そうは言っても、関係者がそんなに羽振りのいい様子もないし、不思議ではある。
    お金はどこに消えたのだろう。

    absurd


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    結婚式の引き出物

    困っているけれど
    どうしようもないのが
    結婚式の引き出物

    カタログで選ぶのがいいけれど
    それでも困る

    現金が一番いいとは
    貧乏な私の意見


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