マイベスト・宇多田ヒカル
いろんな人が宇多田ヒカルのマイベストを書いています
1.Final Distance
2.Sakura Drops
3.Passion
4.Come Back To Me
5.Everything not listed here
5 Be My Last
4 Heart Station
3 Stay Gold / Take 5
2 Eternally
1 Flavor of Life
5. Eternally
4. Beautiful World
3. Celebrate
2. Be My Last
1. Stay Gold
#1. Passion
#2. Kiss & Cry
#3. Sakura Drops
#4. Final Distance
#5. Fight The Blues
1.Passion
2.Flavor of life
3.Hikari
4.Colors
5.Sakura drops
1. Apple & Cinnamon
2. Taking my Money Back
3. Hikari
4. Be My Last
5.Prisoner Of Love
#1 Hikaru
#2 Prisoner of Love
#3 Dirty Desire
#4 Devil Inside
#5 Addicited to you
1. first love
2. eternally
3. stay gold
4. distance
5. prisoner of love
広瀬香美（ひろせ・こうみ）の音楽教室
いたづらに 身をぞ捨てつる 人をおもふ 心やふかき 谷となるらむ 和泉式部
いたづらに 身をぞ捨てつる 人をおもふ 心やふかき 谷となるらむ 和泉式部
むなしく命を捨ててしまった人たちのことを思うよ。恋する心は深い谷となるのだろうか。
(そうして彼らは谷へ身を投げてしまったのだろうか。)
*****
解釈は学者先生のものだと思うが
これでいいのだろうか
（）の中は余計だろう
谷と身を捨てるは関係があるとは分かるけれど
心が谷になったから、谷に身を投げるとは、どうかと思うが、解釈はそうなるのだろうか。
まあ、そう思えなくもないのだが
英語でdepressionと表現するところを、日本語でうつではなく「谷」といってもいいのだろう
うつは、他に、日常語ではあまり使わないが、depressive はもっと普通に使う言葉だし
経済学の景気の波も、depressiveで、「谷」や「谷底」を意味しているから、
案外、「谷」はグローバルなセンスなのかもしれない。
うつ病を、「谷ですな」といい、重症を「深い谷」とよべばいいのだろう
大谷、中谷、小谷といえば、メジャー・デプレッションの言葉とよく重なる
小谷さんは、マイナー・デプレッションですね
*****
解釈では、複数の人になっていますね、何人も、死んでいることになる、すごいぞ、和泉式部。
でも、単数でもいいようにも思う。
むなしく命を捨ててしまった人のことを思う。心は深い谷となる。
こころは誰の心かと考えると、やはり、身を捨てた人の心で、
恋をして、心が深い谷になってしまったのだと思えるんだけれど、
そのことを言っているのは、作者であって、
歌は何となく前半と後半で独立性が高い感じもあるので
そうした全体のことを思うと、わたしの心も谷になるという意味合いを含んでいるとは思う。
作者が和泉式部なんだから
多分流れとしては、和泉式部に恋をした男性が、和泉式部に拒否されて、
心が谷になって、身を捨てた、ということなのだろう。
身を捨てるというのは、実際に、谷に身を投げたのかもしれないし、
出家したとかの意味でもいいのだと思う。
意訳
あたしに振られたくらいで出家していてどうする、振られるってのは半分、わかってたことでしょ、
一時的にうつになったのは同情するけどね、あたしとしても、ケアしきれないし
*****
複数で解釈すると、
もう何人も何人も、あたしに振られたくらいで出家していてどうするかなぁ、
あたしは一人しかいないんだし、たくさんに言われても、ひとり以外は振られるってのは、わかってたことでしょ、
一時的にうつになったのは同情するけどね、あたしとしても、ケアしきれないわ
*****
わたしは個人的には学者先生は色恋の達人ではないとは思わない
むしろ達人がたくさんいる
なにしろ初花を摘み取るのは圧倒的に彼らなのだ
教育者よ、何を教育しているのだ、そんなにも懸命に
そんな人たちが
知らんふりで素っ気ない解釈を書いているのが
実に「プロの仕業だ」と思うのである
彼らは妄想よりも現実で忙しい
世の中に 恋といふ色は なけれども ふかく身にしむ ものにぞありける 和泉式部
世の中に 恋といふ色は なけれども ふかく身にしむ ものにぞありける 和泉式部
この世に恋という色はないけれども、深く身に染みるものだ
ーーーーー
こちらは
恋色
を歌う
秋吹くはいかなる色の風なれば身にしむばかりあはれなるらむ 和泉式部
秋吹くは いかなる色の 風なれば 身にしむばかり あはれなるらむ 和泉式部
秋に吹くのはどんな色をしている風だからといって、身にしみるばかりに哀れ深いのだろうか。
透明であるはずの風が、秋は身に染みる。「しむ」と「色」は縁語。なお結句を「人の恋しき」とする本もある。
*****
風は秋色
の和泉式部版
フリック入力
iPhoneでの日本語入力方式
例えば「あ」を触ると、あの周辺に時計回りに、い、う、え、おと並ぶので指をずらして離すと、入力される。
「お」の入力ならば、あを触って時計の６時の方向に指をずらして、おを選択して、離す、結構早く入力できる。
わたしの場合はそばにキーボードがある環境が圧倒的に多いし
キーボードがない場合でも、留守電か、ボイスメールとか、ボイスメモとか、その方が効率がいい。
ツィーッ・チョン、ツィーッ・チョン
何かの鳥が
ツィーッ、チョン、ツィーッチョン、と鳴いていて
ｉＰｈｏｎｅを滑る指も
ツィーッ・チョンと同じリズムになっている
秋を經て 月をながむる 身となれり 五十路の闇を なに歎くらむ 前大僧正慈圓
秋を經て 月をながむる 身となれり 五十路の闇を なに歎くらむ 前大僧正慈圓
あきをへて つきをながむる みとなれり いそじのやみを なになげくらむ
秋を何年も経てやっとしみじみと月と向き合うことができるようになったが、
五十になってもまだ煩悩の闇の中にいる。
しかし何を嘆くことがあるだろうか。煩悩の中に生きること以外に生きることはないのだから。
煩悩のままでよし。
とろろ
すっかり秋になりまして
寄席にお越しのド暇な皆さんはいつも間抜けな顔でほっといたします
世の中には俺よりも馬鹿なやつがいて寄席になんか来るんだから
俺なんかもう少し生きていてみようなんて元気がわいて参ります
はー、こうして馬鹿にされても、笑ってくれるんだから、いい人たちでございます
新聞を読んでいましたら
単身赴任が多いですな
この9月もまたいろいろ人事です
子供ができないのはこのせいなんですね
別々に暮らしていたら赤ん坊なんてできません
なにしろ単身で不妊です
ーーーーー
えー、なんだよ、あいつはね、水くさいよ、この俺をつかまえて、とろろは好きかと聞くんだよ！
友達がいがないね、
この俺はさ、とろろの国で生まれて、とろろの国で育って、
とろろを食べて生きてきたってことは、あいつ、百も承知じゃないか。
ウナギを食べるときもその上にとろろをかける、
うなとろ丼だ
卵ご飯の時にもついでにとろろだし
そばはとろろそば
うどんだってとろろうどんじゃねぇか
あいつはね、家族五人で、今夜はとろろだとうれしがったって言うじゃねぇか、
俺のことを思いださねぇのかなぁ
友達だろ タダトモだろ
昔はさ
人が集まるときはとろろご飯だったんだ
人数が分かんなくても適当に薄くしてのばせるだろ
最近はカレーライスだな
まにあわねぇってなると
のばせばいいんだから
俺んとこの息子の結婚式はさ
とろろだよ
50人の予定が100人になっても
味噌と水でのばせばいいだろ
結局50人で間に合ったけどな
ついでに酒も薄くして出したんだ
そんな俺だ、とろろと言えば、俺、
俺と言えば、とろろじゃねぇか
それを、晩飯がとろろだってぇのに、俺に一声かけてくれねぇとは
人の情けも薄くなっちまったもんだよ
とろろ汁みてぇに薄いじゃねぇか
何のためのタダトモなんだよ
一緒にソフトバンクはいったじゃねえか
パケットとか何とか定額とか全然わからねぇけど
はいったんだ
タダトモはこんな時のためにあるんだよ
わからねぇかなあ
あいつだけは、違うと思ってたんだ
ほかのことなら、俺は太っ腹な男だ、何にも言わねえ、
言うはずがねえじゃねぇか、
でも、とろろだよ、俺はもう引くに引けないんだ
とろろみたいに、ねばねばが引く、お話でございました
目尻のしわに目元用ジェル
目元用ならば化粧水でもいいけれど
最近ならばいろいろありますと
紹介された
ロクシタンなどから出ている
通販で買うと41パーセントオフ
5040円→2980円
定価とは何か？
目元用ジェルマスクというものもある
そういえばそんなものを使っていますね。
そういうものだったんだといま気がつく。
憂きながら 人をばえしも 忘れねば かつ恨みつつ なほぞ戀しき 伊勢物語
憂きながら 人をばえしも 忘れねば かつ恨みつつ なほぞ戀しき 伊勢物語
うきながら ひとをばえしも わすれねば かつうらみつつ なおぞこいしき
辛いことですが、貴方のことがどうしても忘れられないので、
一方では恨みながら、一方ではやはり恋しく思っているのですよ。
廻り逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隱れにし 夜はの月かげ 紫式部
廻り逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隱れにし 夜はの月かげ 紫式部
めぐりあいて みしやそれとも わかぬまに くもがくれにし よわのつきかげ
ちょっと出て月かどうかわからないうちに、また雲に隠れてしまった月のように、
貴方はまたどちらかへ急いでいかれるのですね。
ゆっくりお話もしないうちに。
