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コンピュータのもたらす全能感

コンピュータは全能の幻想をもたらす。

幼児期に母親に抱かれて
全能の幻想を抱き、そこから醒めきらないうちに
コンピュータの全能感に移行すると、
幼児的全能感を保存したままで成長することになる。
コンピュータの全能感でなくても、
何か操作して、ほぼ思い通りになる対象物があれば、全能感は保存できる。

その場合に、次の段階に移行できない。
現実を受け容れて妥協する段階に行くことができない。

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DRD4「新奇性追求」

DRD4という「新奇性追求」の遺伝子がある
(という言い方そのものが粗雑だろうとわたしは思うが)

この遺伝子がD4ドーパミンレセプターの頻度を決めているといわれている


によれば配偶者選択で遺伝的に似ていない相手を選ぶ傾向とDRD4が関係している

(ほとんど新奇性追求という言葉の言い換えでしかないと思うが、それを実証しているらしい)

ーー
昔の論文で、白血球のタイプわけで、HLAによってマウスを分類しておいて、配偶行動を見ると、
なるべく自分とは異なった遺伝子の相手を選ぶようだとの報告があった
いつも同じことをしている
だいたい弟子筋

ーー
DRD4と移民、政治的リベラルまで関係づけられていて、なかなか興味深い。

ーー

personalityについてかなり割り切った論文

まさかと思うが論文掲載されていることでもあるし、一応記録

the framework of evolutionary psychology には賛成

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「北海道の人はアメリカ人的で、幸福も当惑も周りの人間よりも自分自身を中心にしている」

という論文もあり、これは開拓時代から続く、文化の永続化したものなのだという。

北海道民の遺伝子を調べてみれば、間違いなくDRD4がlongなはずで、

北海道はアメリカと同じく、自発的に移民した人々が住んでいるが、

彼らは独立心が旺盛で、人との関係よりも自分の目標を自分で設定する人々であって、

傍証としては北海道は離婚も多いし、独居老人も多い、ということになるらしい。

いや、寒いからじゃないかとか、人口密度が低いからだとか、いろいろ。

そんな人たちならば北海道に定住するということ自体がおかしいだろうとも言えるし。

ーー
学者が仕事をするということはこの程度のもので、その中から、本当に価値のあるものが生まれる。

大目に見ておこう。


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