8丁目で私は客だけれど
話を聞いている時間の方が長い。
最近うつっぽいんだあという
人に
先週、何にもしないで休みなさいよ、
布団に横になって、テレビでもぼうっとつけて、
無駄な時間を過ごそうよ、
と話していたのだった。
何もしないで布団にいるというのは、
タイプによってはとても苦痛で、
それよりも、シティホテルに泊まるとか、
散歩のついでにダイヤモンドを拭いてもらうとか、
そんなことをすればいい人たちもいることは分かっているけれど、
その人はとにかく何もしないでベッドにいて、
寝たいだけ寝たらどうだろうという提案だった。
一週間たって、表情は少し良いようで、
話しかけてくる。
もうびっくりしたわ。
テレビって悲しいんだもの。
マッサージしてもらいながらボーっと見てたんだけど、
泣きたくなって。
こっちもびっくりした。
あのね、ここ何年か、試験勉強もあったから、
テレビはしまったままなの。
彼の部屋に行って、ごろごろ見てたんだけど、
見てるのがつらくなった。悲しくて。
みんな精一杯、軽薄に、軽躁的に、ちゃらちゃらと演じているんだけど、
何かとっても悲しいの。
ほら、桜が咲き始めましたよーなんて言うから
散歩に行ったりすると、
華やいだ気持ちと一緒に、
うつの気持ちがむくむく湧いてきて、
自己否定の感情が大きくなるでしょう、それを思い出した。
さくらもひばりも、春は私にとってうつなんだ。
それと似ているかもしれない。
ひとつは、落差がつらい。
自分はうつ。
テレビの中ではいつまでも続く軽躁状態。
はしゃぎまわって終わっている。
こちらの世界とあちらの世界の落差。
落差はやっぱりつらい。
でもその落差は、
いまはじめて目にするわけじゃない。
初めからわかっていることだ。
そんなものだろうと思ってテレビを見ていて、実際その通りだった。
チベット問題で大騒ぎして、聖火リレーを世界各国で追い掛け回していたかと思ったら、
四川大地震で急に世界が変わってしまう。
そしてまた日本の地震。これでまた世界が変わってしまう。
年金問題から始まって、後期高齢者医療制度とか、秋葉原の殺人事件とか、
それより前の荒川沖から始まった殺人の連鎖はあまり解決していないままで、
どんどん新しいニュースに注意が転導している。
何の対策も総括もなくただ忘れるだけ。
ひたすら新しい大きな刺激に100パーセント顔を向けてしまう。
見事なほどの無責任と忘却。
事件は次々にあるが、
反省も解決も追いつかない。
みんな積み残している感覚。
そんな中で私が画面に感じるのは、
鬱。
軽躁状態の中にたっぷりと含まれているうつ状態を
わたしは重く重く感じる。
テレビの画面を見ていれば見ているほど、うつになってしまう。
作っている人のうつと共鳴してしまう。
B層狙いで軽薄にしているけれど、
本当は悲しいんだと思ってしまう。
本当は怒っている、本当は憂えている。
*****
なるほど。そういうことはあるかもしれない。
作り物の軽躁状態を作っている側の心には重いうつがよどんでいる。
そこに反応しているのかもしれない。
たとえば、テレビドラマをみても、
学園祭の手づくりビデオにしか見えないこともある。
画面に映らない部分に、人の気配があって、
照明を持ち、レフ板を持ち、マイクを持ち、脚本を持ち、時間係がいて、
そんな中で撮影が続き、
役者は間違えつつすれすれでOKをもらい、
何とか締め切りまでに間に合わせる。
家庭ドラマを演じたところで、
女優三田さんの家庭はあの通りで、
脚本家はずっと職場に寝泊りしているし、
プロデューサーは女優と不倫している。
そんななかで多分こうだろうという筋書きと表情のテレビドラマが流され、
そのドラマに感情を動かされて現実が動き始める。
そんなおかしな世界を、
うつの人たちは
嘘と見抜いていて、悲しくなってしまう。
あまりにも無価値なので
悲しい。
せめてNHKのニュースはと思っていたら、9時のニュースで、
「ところが」とか妙な体言止めとかが多用されていて、
苦しくなって切ってしまったとのこと。
NHKFMのフラットなニュースだけでいいとのことだった。
*****
テレビは気晴らしにならず、
一見軽躁的に見える画面に
うつが満ちているとの発見は、
その人がわたしにサービスしての言葉だったのか、
本当に発見した重い言葉だったのか、よく分からない。
確かに、テレビのばかばかしい番組を見て気晴らしになんかならないのだとは思う。
制作費はどこに消えているのだろう。
正確な話、どの番組のことなのかもよく分からない。
何を見たのだろう。
統合失調症のフィルタリング障害
ご迷惑
克己復礼(こっきふくれい)
なるほど
クリニック乗っ取り事件
債権本位の民法の問題点
日本の法律が抱える問題はあまたあるが、債権本位主義の問題は根本的で根が深い病だ。
これを早急に抜本改正し、正常化する必要がある。
この問題については、牧瀬義博氏という法学者が昔から研究している。
次に牧瀬氏の著書「マネーと日本の進路」から抜粋しておく。
”最近の研究によると、民法に大きな誤りのあることが分かった。その誤りというのは、民法はもともと債務本位に決めなければならないのに、債権本位に決められているということである。債権と債務が逆である。
民法典は、1898年施行されて以来、今日まで一度もこの根本問題に疑問が投げかけられたことはなかった。
民法は人が生活に必要な衣食住を入手するための法律である。したがって、民法はその中に衣食住を入手するために必要な法律制度を定めていなければならない。そして、日本民法は債権によって衣食住を入手すると定め、米国民法は、債務によって衣食住を入手すると定めている。
それでは、米国以外の民法はどうなっているのであろうか。
まず、近代民法の起源であるローマ法は債務が中心である。イタリア民法、フランス民法、ベルギー民法も、英国も同じく債務法である。・・日本民法 の母法であるといわれているドイツ民法も不思議なことに債務関係法で、どこにも債権法はない。日本だけである。
日本民法は債権本位のため、口約束だけで土地の売買ができ、契約書を作ることも代金を支払うことも登記名義を変更することも必要ない。おそらく世界で一番簡単な民法の規定である。
債務本位の民法では、価格が正当であるか否かを研究することができるが、債権本位の日本民法の場合、価格の研究をする根拠が存在せず、価格の研究は不可能である。
民法は、故意か偶然か分からないが、債権本位の民法になっていた。そして、民法は企業と銀行のため、最大限に有利に解釈されてきた。
このようにして、十分な検討を経ず、誤解からできあがった民法には当然のことながら多くの矛盾が生じている。
民法は、債権と債務のカオス民法となってしまった。
そこには混乱と不統一があるだけで、正しい理論は存在しない。ケースバイケースで解決されているにすぎない。正義と衡平を目的とする民法がカオスに満ち、そこには正義も衡平もない。法律の世界で、しかも民法の中で、このようなことがあっていいのだろうか。
民法が生活するために必要な物資を入手するための法律と考えると、債務の理論が正しい。したがって民法を改正し債務本位としなければならない。
そうなると、正義と衡平が実現され、地上げも、天引きも、両建て預金も、債権と債権の相殺も、代物弁済の予約もできなくなる。”
この本の出版年度は1993年だから、すでに結構前だが、その後も民法は債権本位のままである。民法は早急に根本的な誤りを直し、抜本的な改正がなされなければならない。
民法のような最も基本的な法律の論理が矛盾に満ちたカオスとなっていて、日本の法律をまじめに勉強する人間は、頭の中をウニにしながら何とか理解しようと格闘することになるわけだが、そのうちほんとに気が狂ってしまうのである。
しかし法律家の頭の中がカオスになるだけならまだしも、世の中をカオスに陥れているのが当の民法だというのが許し難い。
実際に日本の大銀行をはじめとする金融機関は、この債権本位の民法によって、諸外国であればとうてい認められないような犯罪的な手口で融資を行い、庶民の財産を合法的に略奪してきたのだ。
こういった明治の頃の大誤訳が元で、100年以上も一切改正されることなく、異常な日本の民法体系ができあがってしまった。
”古代社会では債務不履行に対するペナルティーは過酷なものであった。
古代ローマでは、ごく少額を返済しそこねるだけで、債務者は全財産を没収され、競売にかけれられかねなかった。極端な場合、債務者は借金を払い終えるまで牢屋に入れられた。
西欧では一九世紀まで見られた債務者監獄の制度だ。
つまり債務不履行のペナルティーは単なる法的な解決策ではなく、まさしく懲罰と呼ぶにふさわしいものだった。
だが、債務不履行の罰が奴隷身分への転落だった古代ギリシャに比べれば、それでも大幅な改善だったのである。
イギリスで債務者監獄が廃止され有限責任会社の制度が発明されるのは、ローマが滅亡してから1500年ほど先のことだが、それによって資本市場のありようが改良され、世界経済の爆発的成長に点火する一助となったのである。”
==
以上は、「豊かさの誕生」からの抜粋だが、このように債務不履行を窃盗と同じと見なし、債権者側に圧倒的な権利を与えることを債権本位主義という。
これが近代になると非人道的なものとして否定され債務者監獄が廃止され、債務本位主義に転換していったわけだ。
これはきわめて大きな制度上、法律上の進歩だ。欧米先進国ではどこでもこの債務本位主義の法体系になっている。
だが、驚くべきことに日本は未だに古代ローマと同じ債権本位を民法上とっているのである。
日本の過酷な取り立てはなにもサラ金に限ったことではなく、この民法上の債権本位の原則からきているのだ。それによって債務奴隷を古代ローマと同様に生み出してきた。
今回のサブプライム問題でも家のローンを返せなくなった場合、あちらの人間は家をあけ渡すだけで済んでいるが、日本だとそれだけでは済まない。
だから、サラ金問題の本質は、金利そのものにあるのではなく、古代ローマ並みの野蛮な債権本位主義をとる日本の民法体系にあるといえる。
サラ金などの過酷な取り立てに対する対策としては、金利を規制するのではなく、民法を債務本位主義に抜本改正することが本筋なのだ。
また債務本位にすると同時に、連帯保証人制度などの無限責任を負わせる制度も廃止すべきだ。
”ベニスの商人”の話も日本では、本当はシャイロックが正しいなどと馬鹿な解説がされることがよくあるが、この話は時代遅れで野蛮な債権本位主義を批判しているものなのである。
経済学の基本原理 インセンティブ
”不老不死の霊薬が根も葉もないものだったように、我々エコノミストも、経済学の基本原理に反する処方箋をあまりにしばしば主張しすぎたのではないだろうか。問題は、経済学が失敗したのではなく、実際の政策に経済学の基本原理を適用するやり方を間違ったのだ。
経済学の基本原理とはなんだろうか。むかしから言われているように、「人間はそうすることが経済的に見合うことはするし、見合わないことはしない。」のだ。
スティーブン ランズバーグは「ランチタイムの経済学」という素晴らしい本の中で、経済学の基本原理を「人はインセンティブに反応する。それ以外は付随的な注釈に過ぎない」と喝破している。”
おそらくバーンスタインの本で主張されている発展の4条件(私的所有権と法の支配、通信交通、資本市場、科学的合理主義)の方が、よりまとまった発展概念を集約していると思うが、インセンティブとは、私的所有権が社会制度として確立された条件で初めて反応するに足るものになるということで、インセンティブに先立つ前提条件=深層構造といえるかもしれない。
「教育は成果をもたらしたのか」という4章では、「過去40年間の教育拡大の効果は期待はずれの結果に終わった。」とし、これ自体は、成長へのインセンティブを生まないと結論している。
#実際、アフリカの残虐な独裁国家の独裁者は、アメリカの大学に留学した教育レベルの高い人間だったりするわけだ。
「遅まきながら、成長へのインセンティブが欠けているために、機械や教育が増えても経済成長が起こらないのだと気づき、国際社会は別の考えをとるようになった。機械や学校を節約するために人口増加を抑制するべきだというのである。」
そして「コンドームへの資金援助は必要か」という5章で、これはマルサスの人口論を元にした人口抑制モデルによっているが、マルサスモデルのいう人口増加が豊かさの抑制要因になっているという説は間違っていることをデータで実証した上で、さらに、なぜコンドームを配ってもそれが利用されないかは、単純に貧しい国では、子供を沢山欲しいと思っているからだとデータで喝破している。
またエイズのような、10~20年後に死ぬかもしれないリスクを恐れるのは、平均寿命の短い国では馬鹿らしいことなのだろう。
こういった50年以上にわたる、国連を中心とした先進国の経済学者による膨大な税金を使った壮大な実験によってわかったことは、経済発展を計画することは無駄だと言う自明の結論でしかない。
さらに、私が根本的な疑問として思うのは、イースタリーの議論自体が、前提として、貧しい国と豊かな国という分類をした上で、貧しい”国”を豊かにするにはどうすればいいかという問題の立て方をしている点にある。なお、これは「豊かさの誕生」でも思ったことだ。
”国”という国連が認めたNation State単位で”個人”の豊かさを問題にする必要があるとは思えない。
もし、私的所有権がないために、インセンティブに反応する意欲を欠くのであれば、有能な人間は、アメリカなどの先進国へ行って働くのが最も合理的だ。実際、インドの優秀な人間がアメリカで大成功をおさめ、その成功を今は故国にフィードバックしようと頑張っている。
腐敗した政府が支配する母国なるものに、”国民”となる個人をバインドさせる必要がない。
要するに、こういった貧しい国に生まれた貧しい人たちを、豊かにさせるうえで、Nation Stateという架空の単位での繁栄を目的におくこと自体が、根本的に間違っているだろうということだ。
むしろ、自由貿易と人材の自由の流入を先進国が積極的に推進することで、”出稼ぎ経済”を発展させることが現実的かつ結果的に最善の策だと思う。
そもそも経済発展の目的はあくまで個人であって、”国”といった架空の存在ではない。目的を履き違えてはいけない。
日本でも、昭和くらいまでは地方の人間が”国”もとを離れて、都会に出稼ぎに行った。日本の中での地域共同体も意識の上では国であり、国内の移動の自由と、1国内の自由貿易体制によって地方の”国”も潤っていったわけだ。
国という概念は、元来がその程度のものだ。
社会条件というのは地理条件や歴史条件とも結びついており、それを個人が変える事は絶対にできないが、移動の自由が保障されていれば、貧しい国の人間でも”合理的”に行動ができるのだ。
また今は、LCC(Low Cost Carrier)の登場で、国際移動に要するコストがすさまじいレベルで低下している第2の移動革命の時期だ。
インターネットの登場による通信革命により、通信コストは数十分の1になったが、飛行機などの航空運賃の価格破壊も既存の10分の1といった驚くべきレベルで進行している。これは国際レベルでの出稼ぎ経済を実現するインフラとなる。
#日本にはLCCはない。これも当然に規制のせいだ。
今、ドバイなどの国には周辺国の出稼ぎ労働者が集まっているが、これによって周辺国も潤っているのである。
ドバイが、自由貿易体制をとっているがゆえに、こういった労働者の移動も自由なわけだ。
今後も、国(nation state)単位での経済発展モデルを考えても、成功はしないだろう。
むしろハブとなる自由貿易体制の豊かな国を中心として、周辺国の出稼ぎ経済を発展させる方が正しいと思う。
そうなったとき国連の役割はなにもないと分かるはずだ。
Sonny Angel でした。
先行したマックと後発のウィンドウズが似ているほどではないですが。
あの時は、マイクロソフトが、
真似をしたというなら、どこが真似なのか明示しろと言ったとか。
睡眠の質を最高にする夕食のとり方
こんなことも言われていると参考になるので採録
ーーーーー
炭水化物を少なく、タンパク質を多めに取る
夕食で炭水化物をたくさん摂取すると、睡眠中の血糖値が高くなります。
睡眠中の血糖値が高すぎると、睡眠中の成長ホルモンの分泌が阻害されます。
成長ホルモンの分泌が阻害されると、十分に疲れが取れません。
ただし、いままで夕食でタップリ炭水化物を取っていた人がいきなり炭水化物を大幅に減らすと、かえって目が冴えて眠れなくなることがあります。
だから毎日少しずつ夕食の炭水化物を減らし、タンパク質を増やしていくのがよいと思います。
最終的には、夕食では、炭水化物はご飯茶碗の半分くらいのご飯がよいようです(個人差があります)。
あとは、納豆、豆腐、魚、鳥のササミ、カッテージチーズなどの高タンパク食品を多めに摂取します。
最小の手間とお金でタンパク質を摂取する方法
スーパーで、茹でられた枝豆を買ってくれば、料理せずに良質のタンパク質を摂取できます。
大豆のタンパク質含有量は植物とは思えないほど異様に高い(乾燥重量の40%!)うえ、アミノ酸バランスもすばらしいので、納豆や枝豆は、タンパク質の摂取手段としては、極めて有効です。
カッテージチーズも、料理せずに食べられる高タンパク食品なので手軽で良いです。
また、納豆を冷蔵庫に常備しておくのもありです。*2
魚肉ソーセージを冷蔵庫に常備しておくというのもあります。
これも比較的賞味期限が長いです。
ドライ納豆を大量購入し、常備しておくというのもあります。
タンパク質が足りないと思ったら、夕食後にネットでもしながらボリボリ食べます。
激安スーパーや100円ショップなどで、1個100円ぐらいの魚の缶詰を大量に購入して常備しておくというのもあります。
タンパク質が足りないときに缶詰をあけて、夕食に加えたりできます。
プロテインパウダーを常備しておくのもよいです。
プロテインパウダーを豆乳などに溶いて飲みます。
これもお手軽にタンパク質を摂取できます。
また、鶏肉のささみは、安くて良質のタンパク質がとれます。
ささみは、少量のオリーブ油でソテーにして食べるのも良いです。*3
寝る直前に食事を取らない
寝る直前に食事を取ると、睡眠中、消化器官が消化のための活動を続けることになります。
このため、睡眠中に内臓などが十分に休むことができず、睡眠の質が下がります。
このため、寝る3時間前ぐらいに夕食を済ませておいた方がよいです。
ただし、いままで寝る直前に食事をしていた人間が、いきなり寝る3時間前に食事を済ませるようにすると、かえって空腹で眠れなくなることがあります。
したがって、毎日少しずつ食事の時間を前にずらしていくのがよいようです。
夕食では十分な食物繊維を摂取する
夕食で十分な食物繊維を取らないと、就寝時に胃腸が空っぽになりすぎて、よく寝付けなくなることがあります。
十分な食物繊維と一緒に夕食を摂取すると、血糖値の上昇と下降が緩やかになるということも、寝付きをよくすることに影響しているのかもしれません。
このため、とくに夕食では十分な食物繊維を取るようにします。
豆類には豊富な食物繊維が含まれていて、食物繊維の摂取効率がよいです。
単位カロリーあたりの、タンパク質と食物繊維の摂取量を考えると、大豆の優秀さは際だちます。
この意味で、納豆、枝豆、ドライ納豆は夕食にむいています。
サラダで食物繊維を摂取する場合は、ドレッシングには
えごま油、しそ油、亜麻仁油などのオメガ3脂肪酸の多いものをかけて食べるのがお勧めです。*4
最小の手間とお金で、食物繊維を摂取する方法
基本は、食物繊維の多い雑穀に納豆をかけて食べることで、手間なく食物繊維を取れます。
ただ、ご飯を炊いたり納豆を混ぜる手間すらかけたくないという人は、オールブランという手があります。
これを深皿にいれ、豆乳をかけてかき込めば1~2分でかなりの量の食物繊維が摂取できます。
それでは味気ない場合、多少のドライフルーツを加えて食べやすくする方法もあります。
また、食物繊維の足りない食事をしてしまった後にサプリで補給するという手もあります。
これも、ほとんど手間がかかりません。
白米を避け、雑穀を食べる
白米のご飯は夕食では取らないようにするのがお勧めです。
発芽玄米、アマランサス、麦、黒米、キヌアなどの各種の雑穀をブレンドしたものを摂取するようにします。
ただし、アマランサス、黒米、キヌアは、栄養価は高いのですが価格も高いので、お金のない人は、粟、稗、麦など、もっと安い雑穀を中心にするという方法もあります。
なぜそうするかというと、白米よりも、麦や玄米と雑穀をブレンドしたものの方がはるかに食物繊維が多く、栄養のバランスも良いからです。
食物繊維が多いと、血糖値の上昇と下降が緩やかになるためなのか、就寝時に穏やかな気分で寝付けます。
また、白米は美味しすぎるため、ついつい食べ過ぎてしまいがちです。
夕食で白米を食べ過ぎると、炭水化物過剰でその夜の睡眠の質を下げるので、これは危険です。
でも、たまにはジャンクフードも食べたいよ!
いくら健康のためとは言っても、雑穀、納豆、枝豆、オールブラン、魚、鶏のささみなどの味気ない夕食ばかりでは、うんざりしてきます。
たまには、ラーメンやカレーうどんなどのジャンクフードが恋しくなります。
しかし、ラーメンもうどんも、炭水化物タップリで、睡眠の質を低下させます。
そんな問題を解決するのが、ラーメン缶・うどん缶シリーズです。
このシリーズは、次のような、味のバリエーションがそろっています。
- 札幌らーめん缶 味噌味 98kcal
- 札幌らーめん缶 醤油味 73kcal
- らーめん缶 東京屋台風 45kcal
- らーめん缶博多とんこつ 87kcal
- らーめん缶札幌スープカレー 64kcal
- うどん缶きつね 73kcal
- うどん缶カレー 73kcal
- けんちん汁のうどん缶 56kcal
- 札幌らーめん缶 味噌バター風味 (カロリー不明)
このシリーズの面白いところは、これらは、
ラーメンやうどんと言いつつ、その実態は、こんにゃく麺に近いということです。
このため、ラーメンやうどんと銘打っているにもかかわらず、
含まれている炭水化物は少量で、質の良い睡眠の妨げになりません。
しかも、こんにゃくですから、適度な満腹感も味わえるし、しかも食物繊維も摂取できます。
ちなみに、ぼくは、このなかではカレーうどん缶が好きです。
しかし、人によって好みが違いますから、まずはラーメン缶・うどん缶お楽しみAセットやラーメン缶・うどん缶お楽しみBセットで、一通り試してみて、自分の好みの味を見つけるのがいいかもしれません。
あと、メタボが気になる方は、とくに低カロリーのものをセットにした味色々お楽しみダイエットセットという手もあります。
このラーメン缶・うどん缶は、今までに3334880缶が売れているとのことですが、ラーメン缶の公式サイトでは、何ケースもまとめ買いしていく人が多いそうです。どうも、ダイエット目的っぽいですね。
注意!
はっきり言って、これらは、「すごく旨い」というようなものでもありません。
味だけでいうなら、市販のカップ麺の方がおいしいものが多いです。
しかし、睡眠の質と、ジャンクフードを食べたいという欲求を両立させるという一点において、このシリーズには価値があるわけです。
総合ミネラル・ビタミン剤を常備する
最高の体調にするためには、バランスのよい食事が大切ですが、それには手間もお金もかかります。
だから、
バランスのよい食事というのは、金と時間を節約したい人間には向きません。
そういう人間は、積極的にビタミン剤を摂取すべきではないでしょうか。
もちろん、ビタミン剤だけでは補正できない食事の偏りというものはあります。
たとえば、糖質、脂質、タンパク質、食物繊維については、ビタミン剤だけでは補いきれません。
したがって、これらのバランスは、避けて通ることができません。
しかし一方で、ビタミンについては、ビタミン剤でけっこう補うことができます。
よく、ビタミンCの錠剤や、ビタミンBコンプレックスの錠剤が売られていますが、どのビタミンをどのくらい摂取するのがよいかの知識がない方は、総合ビタミン剤の方が良いのではないかと思います。
ビタミンはそれが不足しているときに摂取すると効果が確実で、しかも副作用の心配がほとんどないからです。
ですから、多様なビタミンをバランスよく含む総合ビタミン剤を摂取すると、どれが足りないか正確には分からなくても、絨毯爆撃的に、不足が補えるのではないかと思います。
ビタミンを必要摂取量をはるかに超える大量摂取すると、薬理作用があるということも報告されていますが、一方で、大量摂取の副作用が起きることもあります。脂溶性ビタミンは蓄積するので過剰摂取が危険だけど、水溶性ビタミンはすぐに排泄されてしまうので過剰摂取の害は少ない、などということを言う人もいますが、実際には水溶性ビタミンであっても、大量摂取すると副作用が起こることがあります(ビタミンの種類による。また、量にもよる。)。
こういう事情があるので、その辺の知識のない人が自分の判断でビタミンの大量摂取をすると、本来摂取すべきでないものを大量に摂取してしまう恐れがあります。
これは、ミネラルについても同様です。亜鉛や鉄やカルシウムなど、特定のミネラル剤だけ摂取するよりも、多様なミネラルを含む総合ミネラル剤を摂取する方が危険が少ないと思います。
ただし、総合ミネラル剤と総合ビタミン剤の両方を摂取するのは、めんどうです。
そこで、一発で多様なミネラルとビタミンを同時に取れる総合ビタミン・ミネラル剤があります。
VRPの総合ビタミン・ミネラル剤のExtend Ultraは、かなりマイナーなビタミンやミネラルまで、合計42種類のビタミン・ミネラル等の微量栄養素を一度に摂取できるので便利です。*5
しかしながら、このExtend Ultraには、DMAEなどの脳を活性化させる成分まで含まれています。このため、この総合ビタミン剤はどちらかというと、朝や昼向きです。
ですので、私は、夕食後は通常の総合ビタミン剤とAdvanced Essential Mineralsを摂取するようにしています。
野菜ミックスジュースの大パックを常備する
一度に42種類のビタミン・ミネラルを摂取できるExtend Ultraといえども、それだけでは十分な栄養素が摂取できているとは言えません。自然の野菜の中には、多様な微量栄養素が含まれており、それらが不足すると体調に悪影響を与える可能性があるからです。
そこで、総合ビタミン・ミネラル剤に加え、たくさんの種類の野菜の入っている野菜ミックスジュースの大パックを常備しておいて、食事時、もしくは食後に飲むようにします。その野菜ミックスジュースで総合ビタミン・ミネラル剤を飲み下すようにしてもよいでしょう。
ただし、市販の野菜ジュースの多くは、野菜を生で食べるほどの栄養はないという指摘もありますので、注意が必要です。
野菜を生で食べて摂取できる栄養成分と、野菜ジュースで摂取できる栄養成分 はバランスが違い、野菜ジュースは栄養成分が少なめという結果でした。 特に食物繊維やミネラルなどの含有量が少なく、パッケージに表示してある 緑黄色野菜に相当する量の栄養成分が含まれているとは言い難い商品が 多かったそうです。
寝る前にはカフェインをとらない
夕方以降にカフェインを摂取すると、眠りの質が悪くなるので、避けた方が良いです。
体質によっては、カフェイン摂取は午前中だけで、午後のカフェイン摂取は控えた方がよい人もいるかと思います。
その他
夕食に関しては、だいたいこんなところですが、熟睡するためには、これ以外にも以下のようなことが効果的です。
●枕で一番重要なのは、微妙な高さの調節。枕の下にバスタオルを折りたたんで重ね、絶妙な高さに調節しておく。具体的なやり方は、ためしてガッテンのこちらの記事。こちらのフォロー記事も重要。
●敷き布団やマットレスが柔らかすぎると、寝返りが打ちにくく、眠りの質が悪くなる。適度な堅さの敷き布団で眠るようにする。できれば、マットレスは使わない。
●寝る3~4時間前に、ジョギングなど、深部体温を高める運動をしておく。すると、就寝中ゆっくりと深部体温が下がっていき、睡眠の質が良くなる。
●シャワーだけで済ませず、ちゃんと浴槽に浸かって、十分に身体を温める。そして、十分に暖まったら、冷水のシャワーを浴び、身体の表面温度を下げる。これは就寝中にゆっくり深部体温を下げるのに効果があり、熟睡につながる。
追記:id:ssuguru氏より指摘あり:「はなまるマーケットによると、夏は浴槽につかると深部体温が高くなりすぎてしまうのでシャワーの方が良いそうです。右記ページ中段あたりをご覧下さい。 http://www.tbs.co.jp/hanamaru/tokumaru/t080612.html」
●夕方以降は、蛍光灯の白い光は浴びないようにする。電球色の灯りを、足元から間接照明で照らすようにしておくのが、熟睡には効果的。(これは我々の祖先が洞窟で暮らし、夜中に足元のたき火を眺める生活をしていたころに形成されたバイオリズムの名残か?)
●寝室には、テレビ、パソコン、携帯電話などの、刺激物はできるだけ持ち込まない。
●寝る3時間前には、パソコンや携帯電話などのメディアは使わない。基本的に寝る3時間前は、積極的に仕事などはせず、リラックスして過ごすのが理想。
●早めに寝る。就寝時間を少しずつ前にずらしていくとよい。
●体内時計を整える。具体的なやり方は、ためしてガッテンのこちらの記事
追記
一般に、寝る前の大量の飲酒は、睡眠の質を悪くすると言われています。
*3:なぜオリーブ油でなければならないかというと、オリーブ油の主成分がオメガ9のオレイン酸という脂肪酸だからです。店で売っている植物性油の多くの主成分は、リノール酸などのオメガ6なのですが、現在の日本では、オメガ6の過剰摂取による健康被害が心配されています。オメガ6は極力避けるにこしたことはありません。
*4:オメガ3とオメガ6の脂肪酸は、細胞を形作る重要な物質であり、かつ、体内でのプロスタグランジン産生を左右する重要な物質ですが、人間が体内で合成できない(進化の途上で、それらを合成する酵素を失った)ため、それらは必須脂肪酸と呼ばれ、それらの摂取は重要なのですが、厚生労働省も食事摂取基準を発表しているように、日本人の場合、オメガ6を過剰摂取している一方で、オメガ3の摂取が不足しており、これらが、体内のプロスタグランジンバランスの崩れを引き起こし、アレルギーや生活習慣病などの原因の一つになっている可能性を指摘されています。
好きになったほうが泣く法則
その人は私より年下で
学歴とか家柄とかやはり私にはつりあわないものがあって
最初は営業だったわけ
意外に長くなってかれこれ一年たって
私のほうがちょっと熱くなって
どうなのよ、私だっていつまでも待てないのよなんて
言ったわけ
そしたらさ
分かってると思ってたけどな
そういうのじゃないよ
年も境遇も違うんだしさ
割り切ってるんだろう
とか言うわけ
まあ、それはね、私だって分かってる
擬似恋愛なんだからさ、ちょっと私がマジになっちゃったんだ
分かってる
私だって業界人だしさ
でもさ、恋愛って、どうしようもないことがあるじゃないさ、
そこのところを分かってくれるのが大人じゃないさ、
それをねえ
お前はどうせお水だろみ、みたいなこと言われたんじゃ
急にはしごはずされたみたいでさ
だから私は何日も泣いて
もう大体心の整理は出来て
一撃必殺の決心で
「私はあなたが好きなんだもの、いつまでだって待てるよ、待つと決めたんだよ、あなたに生涯をささげたんだもの」
なんて言ってやった
今度はあいつが擬似恋愛と本物恋愛の区別が出来ないで悩めばいいんだ
ウソダヨーって言ってやるから
「本気になるから困るわね、おぼっちゃまは。あたしはお水なんだよ」
なんて言ってあげるんだわ。
あー、でも、くやしい。
好きになったほうが泣くように出来てるんだ、恋愛は。