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中高年に増える摂食障害

中高年に増える摂食障害 育児中でも50代でも…ダイエットへ
2010年01月20日 読売新聞 朝刊

 拒食症や過食症などの「摂食障害」は、若い女性の病気というイメージがあるが、中高年でもこの病気に苦しむ人が少なくないことが分かってきた。自助グループなどでは「『この年で摂食障害なんて恥ずかしい』と思わず、助けを求めてほしい」と呼びかけている。

3食はサプリ

 神奈川県藤沢市の女性(50)は、3年前に拒食症になった。それ以前の体重は、身長160センチに対し、体重55キロ。決して太りすぎとはいえないが、「自分の中での理想体重は45キロ。どんなに頑張ってダイエットしても50キロまでしかやせられない自分を太りすぎで醜いと感じ、自分に自信が持てませんでした」。
 ところが、3年前に夫が入院、心労から食欲がなくなり、体重が3か月で10キロ減った。これがきっかけで、「体重を減らすことが面白くなり、拒食にはまりました」。1日3食をすべてサプリメントで済ませ、食べ物はほとんど受け付けなくなってしまった。
 摂食障害は、思春期に過剰なダイエットなどがきっかけとなって発症することが多いといわれている。しかし最近は、この女性のような中高年の患者も増えているという。
 横浜市にある摂食障害の女性のための通所施設「ファルク」には現在、10人の女性が通っているが、このうち8人が30歳代以上で、最高齢は66歳。48歳の女性は、18歳から拒食と過食を繰り返し、11年前に長男が生まれてからは、育児やママ友との人間関係のストレスから、症状が悪化することもあったという。
 ファルク所長の細野直子さん(50)は、「子育て中の母親や、中高年女性の中にも、摂食障害で苦しむ人が増えていることを感じる」と話す。
 摂食障害に詳しい成増厚生病院(東京)診療部長の後藤恵さんは、「今は50歳でも60歳でもきれいでいたい女性が多い。以前は子育て中は症状が出ないことが多かったが、最近は、子育て中でもおしゃれをしたいお母さんが多く、摂食障害に陥りやすいのでは」とみる。

背景に自己否定

 摂食障害の自助グループ「日本アノレキシア・ブリミア協会(通称ナバ)」(東京都世田谷区)でも10年ほど前から、30歳代以上の人からの相談電話が増え始め、現在は、本人からの相談電話の半数を占める。新規の相談もあるが、10年以上前に会員だった人が、中高年世代となり、再び助けを求めてくるケースも多い。
 代表の鶴田桃エ(ももえ)さん(47)は、「摂食障害の背景には、ありのままの自分を受け入れられない自己否定がある場合が多い。症状が治まっても、その根っこが未解決ならば、新たな困難にぶつかった時に、再び発症してしまう」と話す。
 ファルクに通う66歳の女性は「一人で悩んでいる中高年の方に、同年代の仲間がたくさんいることを伝えたい」という。ファルクでは、摂食障害について広く知ってもらうため、3月7日に横浜でセミナーを開く。問い合わせ、申し込みはファルク(farc@amail.plala.or.jp)、または男女共同参画センター横浜北(045・910・5700)へ。


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ストレス・マネージメント・パワー

われわれでいえば
ストレス・マネージメント・パワーが大事なのだ

ストレス・コーピングといってもほぼおなじ。


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「上司がつらく当たる」→心を軽くする方法を返信 ネットでうつ予防サービス始まる

「上司がつらく当たる」→心を軽くする方法を返信 ネットでうつ予防サービス始まる


 仕事や人間関係で落ち込んだり、不安を感じたりしたときに、うつ病にならないための技術を学ぶウェブサイトのサービスが始まる。考え方や行動を修正することで心を軽くする「認知行動療法」の手法を用いる。国内では例のない本格的サイトになるが、欧米ではこの手法を利用したネット療法が広がっている。
 うつ病治療を受けている人は100万人を超え、生涯で15人に1人がかかるとされている。認知行動療法は、精神療法の中で高い効果が実証された療法で、英国では軽いうつ病患者に対して国がコンピューターによる療法を薦めている。日本でも厚生労働省が、専門家の養成や診療報酬の点数化に向け動いている。
 「うつ・不安ネット」(http://www.cbtjp.net/)。サイト運営会社ウーマンウエーブ(東京)が31日に既存のこのサイトで一部サービスを始め、本格運用は4月。当面は無料で2月下旬以降に課金する。
 例えば、「上司が自分だけにつらく当たる」と悩む人が、そのときの気持ちやそう考える根拠などを書き込むと、この文章をもとに、心が軽くなる思考法が自動返信される。気持ちが楽になる行動や落ち込みやすい心の癖の改善法などを学ぶ。
 サイトを監修した精神科医の大野裕・慶応義塾大教授によると、先行する携帯サイトの利用者486人を調べた結果、20~30代の女性が多く、恋愛や職場の人間関係の悩みが半数近くを占めた。約8割に改善がみられたという。


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「心の病」で教員休職急増

「心の病」で教員休職急増 横浜市カウンセラー派遣へ
2010年02月26日 読売新聞 朝刊/神奈川

4年で73人→146人

 横浜市の田村幸久教育長は25日の市議会本会議で、うつ病などの精神性疾患が原因で休職している市立校の教員が4年 で倍増したことを明らかにした。新年度から市立校40校に出張カウンセラーを派遣したいとしている。
 市教委によると、精神性疾患で休職した教員は、2004年度の73人(市教員全体の0・52%)から、08年度は2倍の146人(同1%)に上っている。文部科学省が まとめた全国平均も、同期間の推移で0.29%から0.59%に増えているが、市は全国と比べても割合が高い。
 田村教育長は、この日の横溝富和 議員(民主)に対する答弁で、「心身ともに健康な状態で教員が子供たちと向き合うことが大切」と述べた。
 市立校40校への出張カウンセラーの派遣では、新年度 予算案に500万円を計上した。派遣先のすべての教員にカウンセリングを受けてもらう。さらに、復職する教員は負担軽減のため、復職後1か月間、非常勤講師と共に授業を行う。
  精神性疾患による休職者の増加について、市教委の担当者は「原因は定かではないが、周囲との人間関係や保護者との関係などに負担を感じる教員が増えている のではないか」としている。

ーー
どんなカウンセラーが何をしていますか


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統合失調症患者の治療中断 「初診から半年以内」3割

統合失調症患者の治療中断 「初診から半年以内」3割

 幻聴や妄想に苦しむ統合失調症患者の3割が、初診から半年以内に治療を中断してしまうことが、厚生労働省研究班の家族調査で分かった。
 調査は、都内の家族会などの協力で昨年実施。患者の家族1485人の回答(うつ病などを一部含む)をまとめた。
 治療中断の理由(複数回答)は、「本人が精神疾患と思っていなかった」が52%で最多。統合失調症患者は当初、幻聴などを現実の出来事と考えるのが特徴で、病気の知識を深めることが重要だが、十分に対応できない医療機関が多い現状が結果に表れた。
 また「精神科の通院に抵抗感」(32%)、「薬の副作用が苦痛、心配」(30%)、「カウンセリングなど薬以外の治療が十分利用できない」(20%)などの回答も目立ち、精神医療への不信感が浮かび上がった。
 家族が異変に気づいてから、本人が精神科を受診するまでに1年以上かかる例も36%に上った。家族が受診を勧めても患者が嫌がり、初診までに症状を悪化させるケースが多かった。
 東京都精神医学総合研究所研究員の西田淳志さんは「症状悪化で初診が強制的な入院になると、本人や家族が医療に不信感を抱き、退院後、治療を中断してしまう。悪循環を断つには、精神医療の質を高めると共に、医師らのチームが家庭に出向いて対応するなど、早期支援の仕組み作りが欠かせない」と話す。

ーー
別の先生の話では
患者さんのなかにはむ治ったら困る、自立支援をむ利用しながら患者であることにとどまる、
そりれが目標という人がいるとのこと。


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労働相談の受け手向けに、マニュアル

働くナビ:労働相談の受け手向けに、マニュアルができました。

心の健康保つ方法指南 精神的不調な人の相談増加で

 職場のトラブルで、うつなどの精神的な不調を訴える人が増え、労組のほか、上司や人事担当者らが労働相談を受けるケースが多くなってきた。メンタルヘルスの素人が、精神的不調を抱える人の相談を受ける際には注意が必要だ。相談者への配慮だけでなく、自分も心の不調に陥る恐れがあるからだ。個人加盟労組「東京管理職ユニオン」(東京都新宿区)は、相談の受け手向けに無料の相談マニュアル冊子を作った。企業側にも役立ててほしいという。

職場の変化が原因

 厚生労働省によると、精神障害による労働災害の請求や認定件数が増えている。同省は、06年に「労働者の心の健康の保持増進のための指針」を作り、職場のメンタルヘルス対策を促してきた。昨年10月には、同省のホームページ上に、労働者、家族、上司・同僚、産業医それぞれに向けた情報をまとめたコーナー「こころの耳」を設けて情報発信している。
 原因の一つに、職場の変化がある。以前は年功序列の中で、班単位の仕事をして仲間意識も強かった。しかし、成果主義の導入で部下もライバルになるなど、職場が分断されているという。
 同ユニオンには昨年1年間に約330人が労働相談に訪れた。相談担当者の実感として、3人に1人になんらかの精神的不調が見られたという。この傾向は、関西の個人加盟労組でも同じ割合だった。
 相談マニュアルは、同ユニオンの担当者の相談経験をはじめ、判例、国の制度などを基にして作った。精神的不調の当事者向けの手引本はあるが、相談担当者向けは珍しいという。

実践的な内容に

 内容は11章で構成。相談を受ける側の心構えをはじめ、「長時間労働」や「いじめ」「セクハラ」などの問題に対処する基礎知識、職場復帰の際の労使双方に求められる配慮――など実践的な内容を盛り込んでいる。
 例えば、自殺願望者からの労働相談では、頭ごなしに「自殺をやめなさい」などと言わないように注意を促す。相談者は「自分の気持ちを理解されなかった」と受け取りがちなためだ。聞いた上で「よく自分の思いを話してくれた」などと、受け止める言葉を、あっさり言うのが秘訣(ひけつ)だと紹介している。
 相談担当者の心の健康に触れた部分も特徴だ。例えば、相談者が職場の上司への暴言を繰り返した場合、そのまま聞き続けると、聞く側にストレスがかかり、体調を崩しやすくなる。このため、「相談者と距離を置く」「携帯電話番号を教えない」などの心の守り方も助言している。
 同ユニオンの千葉茂書記次長は「行政や企業の人事担当者から相談方法について助言を求められることもあり、使用者側もメンタルヘルス相談に苦闘しているようだ。労使が共通のマニュアルを使えば、休職した人をスムーズに復職させられるなど利点がある」と呼びかける。96ページ。問い合わせは同ユニオン(03・5371・5170)。【遠藤和行】
………………………………………………………………………………………………………
労働相談マニュアルの主な内容

 【相談を受ける心構え】
・話は白紙から聞く
・一番大事なのは、本人の一言目
・分からないことは「分からない」と言う
・相談は、相談者の自信を回復させること
 【トラブル対応の基礎知識】
・勤務から解放される時間の不足が精神的健康を破綻(はたん)させる
・上司は業務量を適切に調整する措置を取らねばならない
・労災申請や裁判提訴は、「悔しさの再現」になるため慎重な判断が必要
 【職場復帰の注意点】
・会社が「ゆっくりやすんでください」というのは要注意
・会社と一緒に復職プログラムを作る
 【相談の受け手の心を守る】
・相談者と距離を置く。自分で考えてもらうために場合によっては突き放す
・相談者の上司などへの暴言は黙って聞かず、指摘して批判する
・相談活動とプライベートは時間的にも空間的にも分ける



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睡眠障害 自殺危険は28倍 厚労省調査

睡眠障害 自殺危険は28倍 厚労省調査

 睡眠障害や飲酒行動に問題がある人は、自殺する危険性が通常よりそれぞれ28倍、3倍高いことが、厚生労働省研究班の調査で明らかになった。
 研究班は2007年12月~09年12月、自殺した76人(15~78歳)の生前の様子について、遺族から聞き取り調査を実施(複数回答)。うち49人について、一般人145人と比較検討した。
 その結果、睡眠障害などのほか、うつ病などの気分障害は通常より6倍、死に関する発言をした人は同4倍、不注意や無謀な行為のあった人は同35倍も自殺の危険性が高かった。
 国内での年間自殺者は、1998年以来12年連続で3万人を超えている。「自殺のサインを見逃さないよう国民への啓発活動が必要。かかりつけ医の診断能力の向上も求められる」と指摘している。



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不倫大国日本、布団が大事

「不倫大国日本、布団が大事」と
コマーシャルでいうので
えー、と思ったら
「不眠大国日本、布団が大事」だった



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パワハラ防止「心の病」増加に対応

パワハラ防止 県が要綱 「心の病」増加に対応

「辞めちまえ」 理由なく低評価 宴会参加を強要

 職場でのパワーハラスメント防止を目的に、県が策定した要綱の全容が明らかになった。該当する可能性がある具体的な言動を例示し、場合によって懲戒処分もあり得ると警告している。県職員の間で相次ぐ「心の病」による休職などを減らすのが狙いだ。要綱は30日から施行する予定だが、現場からは「部下を指導しづらくなる」と戸惑う声も聞かれる。
 県警、県教委を除く県職員のうち、精神疾患を原因とする90日以上の長期休職が、2008年度は73人に上り、過去最高を記録。09年度に入っても68人が長期休職したほか、原因は明確ではないものの、3人の県職員が自殺した。
 パワハラは、セクハラと異なり、定義を明文化した根拠法がなく、県はこれまでケースごとの対応を基本としていたが、人事院が昨年7月に作成した「国家公務員とメンタルヘルス」でパワハラの定義を明文化。労組側からも対策の要請があったことから、要綱策定に踏み切ったという。
 要綱は、パワハラを「職務上の権限や地位等を背景にして、本来の業務の範囲を超えて継続的に人格と尊厳を侵害する言動」と定義。上司から部下だけではなく、同僚同士や部下から上司へのパワハラも含むとし、該当する可能性がある18例を示した。さらに、「程度に応じて懲戒処分等の必要な処置を講じる」との処分規定も盛り込んだ。
 例示されたケースには、「辞めちまえ」「俺が一生懸命働いているのに、なぜ部下のお前がのほほんとしている」などと感情にまかせた言葉のほか、人前で激しく叱責(しっせき)する行為、「あいつはどうしようもない」といった侮辱的なうわさを流すことも含まれている。
 ささいな失敗を執拗(しつよう)に批判したり、相手の意見を聞かず一方的に自分の意見を押しつけたりする行為も「指導の域から外れた嫌がらせ」と位置づけた。宴会や旅行などの参加を強要することもパワハラと見なされる可能性があるとしている。
 県人事課は「加害者側にはパワハラをしている自覚が薄いことが多く、より具体的なケースを示した」としている。
 現場には「パワハラに該当するかどうかは受け取る側次第。部下の指導や助言がしづらくなる」(所属長)との懸念もあり、要綱は「パワハラか否かの線引きは画一的には困難」とし、他の職員との比較や業務上の必要性などを多角的に調査して判断することを明記した。来月、所属長らを集め、要綱に関する説明会を開く予定だ。
 
県要綱で示された「パワハラ」の疑い例

 ▽感情にまかせた発言(『辞めちまえ』『俺の顔に泥を塗るな』など)
 ▽人前での激しい叱責
 ▽侮辱的なうわさ(『あいつはどうしようもない』など)
 ▽ささいな失敗の執拗な批判
 ▽達成不可能な仕事を与え、達成できないとどなる
 ▽部下や同僚の話を無視
 ▽不要不急の用務による時間外勤務や休日勤務の強要
 ▽理由もなく業務実績を低く評価
 ▽威圧的な行為(机を激しくたたくなど)
 ▽レクリエーションの強要(宴会や旅行、ゴルフなど)
 ▽業務と無関係な個人的雑用の強要


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発達障害と統合失調症

まあ、落ち着いて、以下の文章を「厳密に」読んでみてください。

ーーーーー
見逃される発達障害 統合失調症との誤診例も

 医師から発達障害を見逃され、統合失調症と誤診されて苦しんでいる人がいます。発達障害の治療に切り替え、症状が改善した例も少なくありません。医師が発達障害に詳しくなかったり、専門医でも区別がつきにくかったりする実情が、背景にあるようです。

事例1 投薬6種、ろれつ回らなくなった

 突然、激しい恐怖に襲われ、パニックに陥ったのは2004年の春だった。関東在住の男性(26)が精神科病院を訪ねると、診断は「統合失調症」。入院し治療薬を投与された。
 だが症状は改善せず、医師は「病気の勢いが強い」として薬を増やした。抗精神病薬だけで6種類。パニックはおさまったが今度はろれつが回らず、食事もかめず、よだれを流す状態になった。
 「このままでは廃人になるのではないか」と不安になった父親が、ネットで別の精神科医を見つけ出してくれた。その紹介で05年8月、東京都内の病院に転院。そこでついた診断は「広汎性発達障害」だった。統合失調症の治療薬が減らされると目に精気が戻り、4カ月で退院できた。その後、自宅近くの病院でも広汎性発達障害に含まれるアスペルガー症候群と診断され、生活環境を整え、不安を抑える薬を投与する治療を受けている。今は自動車免許を取得できるほどに回復した。「統合失調症と診断されたまま、治療を続けていたらと思うと恐ろしい」と父親は話す。

事例2 診断名が二転三転

 神奈川県内の男性(38)は03年、家庭内のトラブルが発端で不安が強まり、いくつかの医療機関に通っていずれも「うつ病」と診断された。ところが08年、自宅近くにある別の精神科医院にかかったら、今度は「統合失調症」だという。問診で「怒鳴られる声が聞こえる」と訴えると、医師は「統合失調症の幻聴でしょう」。複数の抗精神病薬を投与され、ろれつが回らず吐き気に苦しんだ。
  男性の成育歴を本人と母親から聞き取り、広汎性発達障害と診断。関心のある話になると誰彼かまわず一方的に話し続けてしまうなど、コミュニケーションをうまくとれない特徴などが根拠となったという。
 「怒鳴り声」も内容を詳しく確認すると、中学時代にいじめを受けた時に浴びせられた罵声(ばせい)だった。「幻聴ではなく、発達障害の人にあるフラッシュバックだと判断した」。抗精神病薬を少しずつ減らし、抗不安薬などに切り替えると体調は改善した。

似た症状、判別困難 医師の経験不足も

 「成人の発達障害が医療現場で見逃されている現状は深刻だ」。統合失調症と診断されたものの、専門医から新たに発達障害と診断を受けて治療を変え、症状が安定した人が17人いた。
 統合失調症と診断を受けた成人の中に実は発達障害の人がいると分かってきたのは、ここ4、5年のことだ。発達障害は以前は主に知的障害のある自閉症をさし、児童精神科医が主に治療を担ってきた。「まだ発達障害について詳しくない精神科医が少なくなく、誤診の一因になっている」。
 一方で、発達障害でも幻覚や妄想を訴える場合など、発達障害と統合失調症との区別が難しいケースがある、との指摘もある。
 発達障害と判断するには、本人の成育歴を丁寧に聞き、特定の物事へのこだわりや他人とのコミュニケーションなど、幼少時の特徴を確認することが必要だ。だが、障害が軽い場合は学校や周囲が気付かないまま育った人もおり、親でもきちんと把握できていない場合があるという。

<統合失調症と広汎性発達障害>
 統合失調症は、幻聴や妄想などの症状がある精神疾患。治療は薬物投与と心理社会的ケアが柱となる。広汎性発達障害は脳の機能障害とされ、他人との交流や想像力に困難を抱える。知的な遅れがない場合はアスペルガー症候群とも呼ばれ、優れた記憶力や芸術的才能を持つ人もいる。根本的な治療法はないが、ロールプレーなどで人とのかかわり方を学んだり周囲が理解しフォローしたりすることで生活しやすくなる場合がある。

ーー
そういうことが繰り返して叫ばれているわけです。

また歴史をひもといてみるとしばらく前はPTSD、幼児期性的外傷、その前は、など。
アメリカには相当数の心理職が存在しているわけで
その人達は薬物療法の流れに対抗していつも何か言い続けている。

薬物療法と心理療法のバランスとしては悪くないと思います。

PTSDで被害妄想も幻聴も起こるのだと言われたときにはなるほどと思い、大切な反省がありました。
しかしその後にPTSD説そのものが大きな反省を迫られました。
今回の発達障害の件に関しても非常に大切な視点だと思いますが、思い込みは禁物でしょう。

ーー
この新聞記事は短くて不十分なものだとは思いますが
いいきっかけになると思います。

ーー
しかし考えてみると
統合失調症と発達障害が全く別のものとは言えないわけです
両者が発達の過程で微妙に関係していることは考えられます

ーー
薬をやめたらよくなったというのもよくあることで
統合失調症の急性期を薬剤でしのいで
そのあと薬をやめると体が軽くなった、薬のせいで苦しかったと思うのはよく経験するところです

ーー
統合失調症もいろいろなタイプの発達障害も明確な原因や病理変化が知られていないのですから
現時点でなにか確定的なことを言うのは控えるのが賢明でしょう

視野を広げましょうとの提言には賛成です

ーー
廃人などという言葉をどういう意識で書いているのかとも考えます

いずれにしても今後の長い経過を見守る必要があります

ーー
そういえば
発達障害の人はこれまでの歴史の中での長期経過はどうだったのでしょうね

発達障害の治療に切り替えるとは具体的にどのようなものでしょうか
簡単ではありません

一方で発達障害に関しての薬物療法を推進しようとする勢力もあります
この勢力と療育心理関係者が関係しているわけです


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ご近所さん写真集。-2

蔵の桜

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チーズフォンデュ

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米門

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アウトバックステーキ

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ガスト

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安いガスト

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バーミヤン

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ここも安い

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スカイラークの通販ストアとのこと 冷凍ディッシュ

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おいしいかな でもたぶん お店の中で出しているのも 冷凍物を解凍しているのだと思う

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乃の木

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なるほどね

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ガスト

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エレベータで 珍しいマンガ

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大きめのローソン
港南口はローソンが多い

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アロマ・クラシコ

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メニューの一部

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NYとTKY、未来と過去、映画とテレビ

テレビをつけたら
何年か前の超話題だった映画を放映していた
わたしは見ていなかったので
こういうモノだったのかと
思って見ていた

そのあいまにコマーシャルで現在上映中の超話題作が流れていた

ネットでアメリカのサイトを見ると
ニューヨークの現在の話題作が紹介されていた

いまだにニューヨークと東京は
未来と現在の関係にある
いや現在と過去なのかな

それだけではなくて
映画館をはさむと
日本の映画館が現在だとすると
日本のテレビは過去で
ニューヨークの映画館は未来という
時間関係になる

昔はニューヨークでの流行から10年遅れて東京で再現されていたもので
最近はそれほどの時差はなくなったが
ハードディスク・ビデオなどはその典型だったと思う

そのうち日本でも爆発的に流行するぞと予測されて
そのとおりに流行して商売になった

精神分析などは例外だ
日本では再現されなかった

認知療法は時間差で再現されていて
輸入物のひとつとも言える

時間の関係は経済的強者と弱者の関係でもあった
ニューヨークに行けるのは強者で
日本の封切り映画館には弱者がいて
テレビを見ている人はさらに弱者だった

ニューヨーク、東京
映画、テレビ
未来、過去
強者、弱者

ネットを見ている人はどんな位置づけなのだろう

ネットのどの部分を見ているかで
生活は
随分違うのだろうと思う

わたしとしてはテレビで昔の話題作を見るのが安上がりで好きだ


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自己肯定しつつの成長と自己否定しつつの成長

成長には
自己肯定しつつの成長と
自己否定しつつの成長とがあると思う

どちらが綺麗な真珠になるのか
分からない

どのタイミングでどちらが起これば
綺麗な真珠になるのか
たぶん適切なタイミングがある


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患者さんの「本当の利益」

患者さんの「本当の利益」は
やはりむつかしい

今日の利益と10年後に振り返っての利益も違うだろうし

患者さんの価値観の構造がある程度わかり(つまり過去が形成する現在)
さらにそこに精神病理がどの程度関わっているのかを理解し(病気)
現在進行している事態を勘案し(現在)
さらに現在進展しつつある状況で何を学ぶかを予測し(未来)
その上での「本当の利益」であるから
容易ではない

誰に分かるだろうか

ひとつの方法は
アドバイスする側の立場と限界をきちんと説明して
最終決定は本人にあることを確認しすることだろう

しかし
それは明示可能な範囲のことであり
意識の範囲外で起こる一般的な「影響」については
必ずコントロールしきれない部分が残る

価値判断の材料を提供することと
価値観に影響を与えることは
別のことだけれど
簡単に分けることもできない

ーー
そんな場合
共通の神などの上位概念があれば
多少は整理しやすいが
日本ではそうも行かない


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教育の面白さ

教育の面白さはいろいろあるが
たぶんひとつは
自分の教え子が本当に役に立つ人材になることだと思う

教え子同士が派閥抗争したりすると
つらいらしい
優秀な人材を育てると必然的にそのようになってしまうようだ
仕方がないのかもしれない

教え子の幸福を自分のことのように喜んでいた先生だった

孫弟子が可愛いとも言っていた
ちょっと気軽に見ていられるのかもしれない


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