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「ひきこもり」70万人、予備軍155万人

「ひきこもり」70万人、予備軍155万人

 家や自室に閉じこもって外に出ない若者の「ひきこもり」が全国で70万人に上ると推計されることが、内閣府が23日に発表した初めての全国実態調査の結果から分かった。

 将来ひきこもりになる可能性のある「ひきこもり親和群」も155万人と推計しており、「今後さらに増える可能性がある」と分析している。

 調査は2月18~28日、全国の15~39歳の男女5000人を対象に行われ、3287人(65・7%)から回答を得た。

 「普段は家にいるが、自分の趣味に関する用事の時だけ外出する」「普段は家にいるが、近所のコンビニなどには出かける」「自室からは出るが、家からは出ない」「自室からほとんど出ない」状態が6か月以上続いている人をひきこもり群と定義。「家や自室に閉じこもっていて外に出ない人たちの気持ちが分かる」「自分も家や自室に閉じこもりたいと思うことがある」「嫌な出来事があると、外に出たくなくなる」「理由があるなら家や自室に閉じこもるのも仕方がないと思う」の4項目すべてを「はい」と答えたか、3項目を「はい」、1項目を「どちらかといえばはい」と回答した人を、ひきこもり親和群と分類した。

 その結果、ひきこもり群は有効回答の1・8%、親和群は同4・0%で、総務省の2009年の人口推計で15~39歳人口は3880万人であることから、ひきこもり群は70万人、親和群は155万人と推計した。

 ひきこもり群は男性が66%と多く、年齢別では30歳代が46%を占めた。一方、親和群は女性が63%を占め、10歳代の割合が31%と高かった。

 ひきこもりとなったきっかけは、「職場になじめなかった」と「病気」がともに24%で最も多く、「就職活動がうまくいかなかった」が20%で続いた。


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心理職にとっての心理検査

脳の機能をまとめて言うと
予測、予測と現実の照合、予測機能訂正の三段階の繰り返しである

医者の場合は
カウンセリングはもちろんであるが
その患者さんの場合にどの薬剤がどのように効くかを予測する
実際に使ってみて照合する
予測が間違っていたら訂正する
それを繰り返すことで
予測機能を高める

カウンセラーの場合は
薬剤が使えるわけではないので事情が違う
またカウンセリング自体は
時間プロセスで非常に複雑なので
予測・照合・訂正の三過程が分かりやすいわけではない

カウンセラーの場合には
心理検査が照合・訂正に役立つ

カウンセリングの中で徐々に情報が蓄積されて行って
その患者さんについての予測が形成される
その予測と実際の心理検査がどの程度一致するかを
チェックすれば、予測・照合・訂正の三過程を実現できる

心理的にはその他に多面的に役に立つものであるが
そのような意味もあると思う


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