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共感と教育のバランス

共感と教育はバランスが大切であるが
思春期の場合は
教育にたいして嫌悪感補を持つ場合があり
その店では共感の方がより重要であるとも言える

教育はおや、先生に通じるし
共感はおじさん、先輩に通じると思う

しかしながら
共感だけで話が終わるわけではない
いつかは教育を受け入れてもらわなければならない
そのタイミングも問題である

教育の準備が整っているか
レディネスの問題がある

そこまでの成熟を待たなければならない


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過食などに伴う自尊心の傷つき

過食が続き嘔吐するようになると自尊心がかなり傷つく
ひとつには自分で自分のことをコントロールできない悲しみである

またたとえば
過食をするので食費が必要なのであるが
家族には言えないので
万引きをするようになるケースもある

そのような自分を肯定できずに再度傷つくことになる

そのような場合、過食や嘔吐、食費の使い過ぎや万引きなどを「症状」として規定すること
によって罪悪感から救われる。

さらに病者の役割を引き受けてもらうことにより
個人的な人格の問題ではなく
病気の治療の問題につなげることができる

治療の道筋が見えればずいぶんと楽になるはずである


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過眠症

昼間の眠気がとめられない
不眠症より怖い!? 過眠症 


 Eさん(46歳)は宵っ張りの朝寝坊。仕事中、急に眠くなることもある。単なる寝不足と考えていたのだが、ある日、居眠り運転で事故を起こしてしまった。同乗していた妻から睡眠外来を受診しなければ離婚だと脅されている──。

 睡眠障害というとまず、不眠症が思い浮かぶが、働き盛りに多いのは日中、異常な眠気に襲われる「過眠症」。20~59歳勤労者の約1割が相当するといわれている。深夜労働や交代勤務で体内時計が狂うことで生じる睡眠障害や、2003年2月に起きた山陽新幹線の居眠り事故の原因として知られる睡眠時無呼吸症候群、そして周期性四肢運動障害が代表的な原因。

 睡眠時無呼吸症候群は眠っているあいだに舌の付け根や軟口蓋(のどちんこ)が緩んで気道をふさぎ、大いびきと同時に10秒程度の呼吸停止が起こるもの。重症者では1時間に30回、ひと晩で200回以上も呼吸が止まる。隣で寝ている家族は堪ったものではないが、本人はまったく気づかない。覚醒反応で自動的に気道が開き呼吸が再開するからだ。専門外来の初診患者のほとんどは、真剣な面持ちの妻と不承不承顔のご主人というコンビらしい。

 ともあれ睡眠中に覚醒反応が起こるのだから、当然、眠りが分断され睡眠の質が極端に悪化する。早寝を心がけても昼間の眠気を抑えることはできない。居眠り運転の頻度が重症者で3.5倍、軽症者でも2倍以上高いことがわかっている。

一方、周期性四肢運動障害は眠っているあいだに、足を蹴り出すような動きを20~40秒周期で繰り返すもの。やはり気づかないうちに覚醒反応が起こり、睡眠がとぎれてしまう。一説では神経伝達物質のドーパミンの機能低下や鉄分不足が原因とされているが、まだ確かなことは不明だ。有病率は4%ほどで割とありふれた症状だが、一般にはあまり認知されていない。いびきをかかないのに日中の眠気がひどい人は、こちらを疑ってみるといいだろう。

 過眠症が怖いのは日中の眠気や集中力の低下もさることながら、高血圧や動脈硬化、糖尿病といった生活習慣病に悪影響すること。特に血圧に関しては心筋梗塞や突然死につながる仮面高血圧との関連が指摘されている。また、睡眠の質・量の低下が食欲ホルモンの増加を招く。メタボが過眠症を呼び、過眠症がまたメタボを悪化させてしまうのだ。その点では不眠症より危険な病気だといえるかもしれない。


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「病者の役割」

対人関係療法の本を読んでいると
我々が常識的に行っている治療の考え方を
きちんと言葉にして定式化してくれている部分があって勉強になる

たとえば「病者の役割」がその一例だ

世間でよく言われることに
「病気だからと何でも許されるのか」
「病気を理由にして甘えている」などがある

病気である故に免除される社会人としての義務や責任は確かにある
労働義務の一時的免除など
しかしそれでも生活費はほどほどに保証されるなど

それは「甘え」ではないかとの批判に対しては、
病気である故の義務が発生するのだと考える

病気であるから
何もしなくてもいいのではないし
何をしても許されるのではない
病気からの回復のために社会で決められた事柄を実行しなければならないのだ
それが病者の役割である

医者に言われたら薬を飲まなければならないし
定期的に通院しなければならないし
要求があれば治療の進み具合を報告しなければならないし
指導に従ってリハビリに取り組まなければならない

病気だからそのような取り組みも出来ないというのでは
「病者の役割」を拒絶して「病者の義務」を放棄している事になるので
それは許されない事だ
もっとも合理的な復帰のプログラムをたどる義務がある


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慢性的な不安やうつに対しての「自己治療」としてアルコールや逸脱行為をする場合

アルコール症や行為障害の場合に背景に慢性の不安やうつがあり
それに対しての自己対処や自己治療である場合がある

この場合はより合理的な対処を提案できるのだから
治療としては進めやすい側面もある
何より薬剤の効果が期待できる

共依存などの現象が原因なのか結果なのかはいろいろなケースがあると思う

ーー
心理的な事象を原因として仮定するよりも
医学的な原因を仮定しておいた方が
治療は進めやすいと思う
患者さん本人の気分も楽になる

ーー
結局富士山に登ればいいのだと考えれば
どのルートを使ってもいいわけで
そこは柔軟でいいのだと思う

脳の原因と心理の原因は
絡み合うのが普通なので
それを一体のものとして考えてよいわけだし
治療としてアプローチする時には
接近しやすい部分からでいいはずだろう
柔軟に、きっかけの見つけやすい部分から糸口にして行けばいいのだと思う


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思春期の人にとっての先輩

思春期の人は「先生」という立場の人よりも「先輩」と言う立場の人の言葉を良く受容するようだ
なぜなのだろう

先生よりも先輩
親よりもおじさん

先生と親は反発の対象でもある
そこには義務的な関係が伴う

先輩やおじさんは権力関係になく権威も無く
社会制度と関係していない

先生と親は権力・権威・社会とひとつながりになっている

最終的には先生と親を乗り越えなければならない事になる
それが社会で自立するという事だろう

その手前で
おじさんと先輩がいる

ーー
親や先生との緊張関係は
たぶん、財産や地位の事に関係しているだろう

自分が成長するという事は
自分が先生や親の地位を脅かす存在になるという事だ

先輩やおじさんではそのような緊張関係は発生しないだろう

財産や地位を軸として考えれば親と先生はライバルなのだろう
時間を延ばして考えれば相続であるし師弟関係という事になるのだが
キツく考えるとライバルになる

そのような関係に弱い若者は少なくないのだろうと思う


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ストライサンド効果

ストライサンド効果の「ストライサンド」とは、女優のバーバラ・ストライサンドに因んでいます。ある写真家が風景写真を発表したところ、そこにバーバラ・ストライサンドの自宅が写っており、これで自宅の所在が明らかになるのを怖れたバーバラ・ストライサンドが削除を求めます。削除の要請がウェブに広がるや否や、その風景写真はネズミ算式にコピペされ拡散し、自宅の写真は瞬く間に広く知られる事に由来しています。

これが転じて、

 

  • インターネット上で情報を隠蔽しようとすると、その隠蔽行為が逆に注目を集めてしまい、隠蔽しようとしていた情報がよりインターネット上で拡散してしまうこと。

 

これぐらいのニュアンスでストライサンド効果と言う言葉は使われるようです。



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こんな苦労をして何になるのか

こんな苦労をして何になるのかと不満をぶつける人がある

何になるのかというからには多分潜在的に
人生の目標とか行き先とか幸せのあり方とかむイメージがあるのだろうと思う
それに照らして「何になるのか」という嘆きなのだろう

こんな苦労がなんにもならないと思うなら
しなければいいだけですよ

それでもしてしまうのは
自分だけやらないと怖いからでしょう

人生の目標がはっきりしているなら
それに応じて必要と不必要を区別するのはよいことだと思う

あとでその人生の目標が意味のないものだと知ったときに
ダメージが大きいけれど


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