大卒労働者の超過供給
なぜ大卒労働者の超過供給がここまでひどくなったのか。
最大の原因は大学の定員を増やしすぎたことにある。1985年に26.5%だった大学進学率は2009年には50.2%になり、学生数は184万人から284万人に増えた。90年代前半までは「団塊ジュニア」が増えたので大学の定員を増やしたのはやむをえないが、学齢人口の減った90年代後半以降も文科省は大学の認可を増やした。
それによって定員割れが起こると、「AO入試」や「推薦入学」などの名で実質的に大学入試をなくした。そのためAO・推薦で入る学生が50.8%にのぼり、早大の政経学部でさえ一般入試を受けた学生はわずか40%という学歴のインフレが進んだ。
その結果、企業の人事担当者も、国立大学と一流私大以外は学歴をみて採用しなくなった。私大の半分以上は入試を受けていない「水増し」学生なのだから、偏差値がもはや学力のシグナルにならないのだ。
現在の若年労働者の悲惨な状態のかなりの原因は、このように労働市場や大学の実態を無視して大学の増設を進めた教育行政にある。もちろん、いまだに年功序列にこだわって中高年の過剰雇用を守り続ける企業にも問題があるが、雇用慣行を変えることは簡単ではない。それに対して大学生の供給過剰は文科省がコントロールできるのだから、早急に対策をとるべきだ。
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そうなんだよね、困ったことだ。
2010年夏
2010年8月8日日曜日曇り空
歩いていても苦しくない程度のマイルドな夏
口の中に多少の口内炎
少し脱水気味だったのだろうと思う
朝方何回かトイレに行って排尿することがあり
そのときは意外なくらい勢いよく出るので
何か補給しなければと思い
飲んでからまた寝ている
そういえば蝉の声を聞かない夏になった
広場ではジャズバンドのようなことをしていて
疎らな人が拍手をしている
35度以上がニュースにもならなくなってみると
今日のような曇り空は何と過ごしやすい日だろう
風も少しだが吹いている
甲子園大会が始まり
紹介の仕方などに違和感を覚える
伝統校と言っても別段何があるわけでもなし
選手は関係のない人たちなのだから
25年ぶりの甲子園とか言っても関係ないと思うがどうだろう
テレビで見ている人たちのなかには関係者もいて
久々の出場を伝えたいのだろうとは思うが
現代のように情報化した社会で
甲子園の戦法も変わってきているのだろうと思うがそのあたりを伝えて欲しいものだ
朽ち果ててゆく夏の花
いじめる・いじめられるの構造
少し涼しくなったと思って冷房の中で本を読んでいたら
寒くなったようで頭痛が始まった
夜にNHKスペシャル、シベリア抑留の話
88歳とかの人たちがきちんとした様子で当時を回想している
先日朝鮮半島支配の中枢部の人たちが出演していたのに比較すると
矍鑠としていたように思う
シベリアで思想改造が終了して「民主化」した者から先に帰国できるという原則になり
お互いがスパイになってお互いを報告し合ったそうだ
連想したのは最近の学校でのいじめる・いじめられるの構造
ある種の状況を与えると人間に内蔵されているそのような一面が拡大されてしまうもののようだ
態度がでかい人
態度がでっかい人っていますよね
考えてみるとあれは体熱を放散するのにちょうどいいのだと思う
逆に慎ましい人もいて
それは体温を放散しない態度のような気がする
北里大学の八雲牧場
北里大学の八雲牧場が北海道にある
配合飼料などは使わずに
完全に、実際にそこに生えている牧草だけで
牛を育てるという
自給飼料100パーセント
採算がどうかはよく分からないができるものなのだと驚く
プリオン病耐性因子
食人習慣で蔓延したクールー病、生き残った患者で獲得されていたプリオン病耐性因子
クールー病|パプアニューギニア|食人|プリオン病|遺伝的反応
2009/12/02(水)
南太平洋の島国パプアニューギニアの高地の、極めて限定された地域で見られる致死的流行性のプリオン病としてクールー病(現地語で「震える」の意味)がある。いわゆる狂牛病と同じく病因は伝染性タンパク質で、石器時代から続く同部族内の死者の脳を食べる風習が感染ルートであることが解明されている。事実、その出現率は食人習慣の中断以来、着実に低下した。なお、食人習慣は儀礼的な意味があり女性と子どもにのみ課せられてきたもので、疾病発症もほとんどが成人女性と男女の子どもで見られていた。本論は、英国ロンドン大学校のSimon Mead氏らの研究グループによる、過去の食人葬参加者を含む3,000例以上を対象とした、プリオン遺伝子および臨床評価と系統学的評価の報告。NEJM誌2009年11月19日号より。
コドン127Vは後天性のプリオン病耐性因子か?
この調査で、過去に食人葬に参加したことのある人は709例いた。そのうち152例はその後、クールー病で死亡していた。一方、クールーに曝露されながらも、流行期を生き延びた人々の多くは、プリオン蛋白遺伝子(PRNP)のコドン129と呼ばれる既知の耐性因子のヘテロ接合を有していた。
研究グループは今回、G127Vと呼ばれる新しいPRNP異型について報告している。この異型はPRNPコドン129のホモ接合体で、クールーが流行していた地域で生活していた人々の間で特異的に見つかり、最も曝露されていた地域で生活し本来ならクールーに感受性があるはずの女性の半数で確認された。
この対立遺伝子はクールーの出現率が最も高い地域では一般的だが、クールー患者や、世界的にもクールーに曝露されていない人口群では見つかっていない。系統的な解析によって、クールーに対し保護的な対立遺伝子を保有している血統は、地理的に適合する対照家系よりクールー出現率は有意に低かった。
これらから研究グループは、127V遺伝子多型は、クールーの流行を誘発した病原性の突然変異の結果というよりも、クールーの流行期に選択的に獲得された後天性のプリオン病耐性因子であると分析した。PRNPのコドン127と129の異型は、プリオン病の流行に対する集団における遺伝的反応を示すもので、ヒトにおいて新しく見られた力強い選択のエピソードを意味していると述べている。
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これはすごい
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これはすごい
水分補給
イオン飲料とかスポーツドリンクとかあるけれど
やはりお茶の方が好きで
自分で茶葉を用意していれる
だんだんさめてぬるくなったあたりがおいしくて体に優しくていいような気がしている