歌と性ホルモン
歌と性ホルモンはやはり比例していると思う
鳥がさえずるのは性行為のためなんだろうし
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欧米白人層でSSRIの性機能への影響が色々と言われるのは
バイアグラの宣伝の都合もあると思う
しかし一方では体積の小さい血液を貯留させるほうが
体積の大きい場合よりは容易なので
モンゴロイドの場合には性機能低下が比較的問題にならないのではないかと思う
「君たちはどう生きるか」吉野源三郎-4
この本のへらへらした言葉遣いがなんとも我慢ならないと思っていたが
年をとってみるとそんなに違和感は強くない
違和感は感じるけれど
意味は分かるからいいのかなと思う
昔の山の手の人達はこんなふうな言葉遣いで生きていたのだろうかと
いまは思う
挿絵も変ですよね、かなり
お姉さんがスカートをはいていないというのが
何か意味があるらしいんですが
そんなもんでしょうかね
こうして少し考えてみると
やっぱり違和感がある
ーー
自分たちの言葉を素直に書けるというのは
やはり優越した人たちに出来る事なんだろう
年金も医療費も私たちが働いて払うんですか
大学4年生に日本の借金についてインタビューしました
巨額の公共投資でいい思いをしたのはおじいちゃんたちだし
バブルには関係ないし
氷河期とか言ったっていまよりよかったじゃないかと思うんです
子ども手当だって私たちには関係ないし
それでも年金も医療費も私たちが働いて払うんですか
ーー
ちゃんと分かってらっしゃる
猛暑風景
先生、眠れません
暑くって眠れないんじゃないんです
眠前の薬を飲んだと思ったんですがどうしても眠れなくて
よく考えてみたら薬を飲んでいなかったと思うんです
そんなこともはっきり分からなくなるくらい暑いんですね
それで、小さな透明袋に、薬を分けていれて、日付を書きました
また猛暑20100818
いやー、参った参った
でもさ、考えてみるとただ暑いだけじゃん
それに暑いのはみんな平等なんだし
暑いくらいならね、私ならいくらでも我慢してみせますよ
ただ暑いだけじゃないですか
ーー
不幸な人がいるとしたら誰だろうと思って
エアコンが故障したらどうするんだろうと想像しますよね
実際いました
この暑いのに
あの埼玉で
プレハブの一階建ての建物で
エアコンが壊れてしまったわけです
たまらんですね
その事務所は賃貸物件なので大家さんにエアコン修理するか交換するかして
と言ったわけですが
大家さんも厳しくて
何言ってんの、それあんたらが勝手につけたんでしょ、と返事したわけです
15年前のことなんだそうで
書類は残っていないし
そんなもん知らんと言えばそれまでで
注文を受けて設置した書類からすれば
事務所が勝手にやったものとしか言えないんだそうです
この暑いのに15年前に大家の承認があったかどうかともめているうちに
消耗してしまうわけで
会社ですから、自分の金でもないし、もういいよ、エアコンつけて、となったらしくて
お金の話はあとにしてもいいから、さっさと付けようということになったようなんです
それはそうだな
とりあえずつけなくっちゃ
町田康「告白」
考えてみれば俺はこれまでの人生のいろんな局面でこここそが取り返しのつかない、引き返し不能地点だ、と思っていた。ところがそんなことは全然なく、今から考えるとあれらの地点は楽勝で引き返すことのできる地点だった。ということが今俺をこの状況に追い込んだ。つまりあれらの地点が本当に引き返し不能の地点であれば俺はそこできちんと虚無に直列して滅亡していたのだ。当然ことはこんなことをしないで済んだと言うことで、俺は今正義を行っているがこの正義を真の正義とするためには、俺はここをこそ引き返し不能地点にしなければならない。
「君たちはどう生きるか」吉野源三郎-3
人間分子の関係とか書いてあるので思い出したこと
直接関係するのではないのだが
樹の枝が風に揺れている様子をみると
風が葉を動かし、その動きが枝に伝わり、枝が動いて、
すると枝の動きは葉に影響して、葉の全体の動きと枝の動きは一体のものとして記述されるだろう
個々の葉は枝の動きにどうしようもなく左右されるのだが
枝の動きを規定しているのは葉の動きの総和である
人間の個々の精神と文化全体の関係を見るとだいたい葉と枝のような関係になるのだろう
個々の人間としては文化に影響されると感じる部分が大きいのだけれど
文化とは結局のところ個々人の精神の総和だろう
枝を揺らす技術によって葉の動きを支配しようとする人達がいるわけだ
あかんではないか
「君たちはどう生きるか」吉野源三郎-2
本の中でガンダーラ美術の説明があり
仏像を作ったのはインドに住んでいたギリシャ人彫刻家だとかいう話
そこで地図が出ていて、アフガニスタン、カブール河、ペシャワル、などがある。
ペシャワル付近一帯が、昔、ガンダーラと呼ばれていた地方だとある。
アフガニスタンでの戦争を経験する前にこの本は書かれて
それを私は読み、
そのあとで戦争は起こり、
今こうして、改めて本を読んで、ここにこんなことが書かれていたと思い知り、
地図を改めて眺めている
ああ、読書とはなんという無駄なのだろうかと思う
海上自衛隊の艦艇、インド洋で給油活動
タリバン、アルカイーダ
世界のアヘン生産の大半はアフガニスタンで行なわれていた
バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群の破壊について
イランの映画監督であるモフセン・マフマルバフの作品『アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ』においてマフマルバフは、百万の餓死者よりも一つの仏像の破壊が世界に注目されたことへの苛立ちを表明している。
2010-8-17
今日も盛大に暑かったです
天気予報も分かっていたし朝の様子でもう今日もダメと分かったし
どうせうつなんだからなにもできないはずで
せめてなにかひとつでもと思う真面目な心がさらにこころを打ちのめすことになるのは
うつの経験から言って明白なので
こんな日はもう最初から何もやらないと決めて
弱冷房の部屋を独占して薄暗くして
いつもの居眠りの格好をかためてひたすらうとうとと眠る
で、実際うとうととして
昼になり、当然食欲もなく、冷蔵庫に何もないけれども、
買い物しようと外に出ると昨日と同じように暑さに攻撃されると分かっているので
賢く、なにもしないで、少しだけバナナなんかをつまんで、水分だけ補給して、また、うとうとする
午後4時になってやっと人間に返ったような気分で
のろのろと動き出す
南国の島の人たちの昼寝とか居眠りに憧れていた部分もあるけれど
できるだけなにもしないで消耗を防ぐ手段なのだと今なら分かる
今日、日本で一番暑かったのは東京都練馬区で、38度と言っていました
