表現
ある小説の文章で
子宮を突き上げられるってどんな大変なことか分かる?
というのがあって
表現する側としては一体それはどんな感じなのか知りたいのだが
たとえば
モンゴルの草原を馬に乗って時速97キロで走っていたら
急に振り落とされて3メートルまで上がって地上にストンと落ちて
落ちたところはフワフワのモコモコだったとか
押尾さんと田中さんみたいとか
最近の松坂
テレビニュースで見る限りメジャーでプレイする最近の松坂は
もう興奮しないが仕事だから仕方なくローションを塗って体を動かしている
いいお年の玄人さんのようだ
形容詞
形容詞も思いつかなくて
太った人、痩せた人、整形した人、くらいしかない
でもそれくらいで通じてしまうから
そう言っているはずだ
その程度しか認識していないのだと思う
本気で現状を変えよう
テレビに出て出演料がもらえるような人たちは
本気で現状を変えようとは思わないでしょう
当然です
私はお金で買われましたという証拠なんだから
ーー
何かもっといいことを言えばいいのに
だいたい役所の話とか政治家の話
全国ネットで何を話題にすべきかといえば
そのあたりしかないからだろう
ーー
昔からよく言われることだが
文明の発展は
一面では通信・交通の発展による支配の拡大であり、ユーロのようになる
一面では教育が浸透して自分のことは自分でできるようになるので地域主義になる
両面の相反した動きが進行しつつある
生活は地域主義で、文明は広域文明圏で・多分宗教ごとにということになるのだろう
このことは通信の発達や教育の浸透により避けられない方向であり
生活も文明も国家が仕切っていた時代は終わりつつあると思う
養子
先輩が言うには
子供なんて思うようには育たないのだから
見込みのある人を養子にしたほうがいい
なるほど
養子か
老後のいろいろとか
財産の継承とか考えると
決めておいたほうがいいわけだ
ーー
あるいは見込みがない人でも継承できるような仕組みを作るか
遺伝子を大切にする
華僑や朝鮮半島系の人たちなど
一族の繁栄を第一に考える人達があり
話には聞いていたが
直接話を伺うと
実によく納得出来る
自分の遺伝子を残したい
子孫の繁栄を願う
という気持ちがとっても自然に了解できた
それって実にうまく出来ていると思う
ーー
指導者
柔道娘をテレビで見る
真剣です
この人たちを最初に指導した人がいるはずです
それがよかったはず
娘が柔道をするといえばたぶん家族の一人くらいは何か言ったと思う
しかしそんなことを気にせず一直線に進むには
やはりよい指導者がいたのだと思う
その指導者に人生のすべてを教えてもらったはず
指導者はすばらしい
未熟さ路線
未熟を競うなら日本人は他の民族に負けないと思う
最大の競争資源かもしれない
体も小ぶりだし白人で言う大人の特徴に乏しいし
ーー
おまけに英語がたどたどしいので
すっかり馬鹿か子供かと思われる
そんな人が急に難しい数学を解いたりするので
猿が足し算をしたみたいに喜ばれる
というのは経済学の宇沢先生のお決まりの枕
未熟さとかわいさ
声楽家によれば
テレサテンの歌は気が狂うくらい音痴なのだそうだ
山口百恵も
またパフュームとかも
AKB48とか大勢で歌って音痴な人が混ざっている方がハーモニーみたいに聞こえるのじゃないか
(ハーモニーというものはそういうのじゃないってことは予想はつくけれど)
ーー
テレサテンは日本語の未熟さもあり
たどたどしい感じがまた個性で
それは人に嫌悪されるものではなかった
ーー
人間は未熟なものは
子供のカテゴリーに入れて「可愛い」と認知するのではないか
そこを狙って、わざと未熟さを演出したり、下手さを出したりするのではないか
ーー
美人というものもクール・ビューティは全般に損をする
愛嬌がある方がいいらしい
美人でも損をするというのは全く理不尽であるが
受付嬢などに適任なのは親しみの持てる美人だそうだ
松たか子は美人なのかどうかといえば一般的にはすごい美人だし
松たか子に似ている人と紹介すると美人だと思われるに決まっていると思うが
厳しい後輩によれば、見慣れたら可愛く思えてきた、とのことだ
それもやはり子供っぽい未熟さがかわいさに直結しているのだと思う
音痴な歌
後輩が言うにはあるアイドル歌手の件で
あの異常な音痴な歌を聴き続けている内に麻痺して、
これはこれでいいかと思うようになりました。
ーー
というんですね。
音痴にも普通と異常があるようで。
音痴と言えば確かにそうなのかも。
幼い感じとか可愛い感じとか出るんだろうな。
小野リサとかのボサノバも要するに音痴なのではないかと。
最近コマーシャルで天才バカボンの歌をボサノバ風に歌っていてあれは音痴なのかなと思っている。
音痴はあるポイントを突くと、心地よいんですね。
たぶん子供っぽいということにつながるのかと。
細川たかしとか五木ひろし、ちあきなおみの逆。
古すぎて困るが。最近うまい人っているのかな。
歌番組で渡辺真智子が他人の歌をばんばん歌っていたような気がする。
ドリカムの人とか。
厳密に言えばどの人もある程度は音痴なんでしょうね
ちっょと音痴だった方が感動があったりする
素人さんでもうまい人はうまいみたいですね、カラオケで。
もうびっくり。
私の知っている範囲で言うと台湾からの留学生とかで
針治療の専門家なんですね、その人がまあ歌の本格的なことに驚く
日本語の練習で日本の歌を覚えたみたいですが
とてもうまい
テレサテンとか昔の韓国の歌手とか キム・スーヒーとかヤン・スギョン、キム・ヨンジャ、ケイ・ウンスクなど
すこしずれるのがいいみたいでしょう それが個性にもなる
秋口のうつ
むだに生きていると一日が短いです
あっという間に夜なんだもの
明日から少し涼しくなるとの天気予報
こんな時に風邪をひいて
風邪がきっかけでうつになったりするので気をつけよう
ーー
といっても
うつというものは
なるときにはなるので
気をつけようと言っても
どうしようもない
何に気をつけたらいいのかよく分からない
無理をしないでよく眠ってということになるのだが
秋から冬にかけての体に変化するのがポイントで
とっても生物学的なものだと思っている
眠れないうつもあるけれど眠りすぎるうつもあるわけだし
ただ寝ればいいというものでもない
断眠治療というものも昔はあった
規則正しい生活がいいわけで
それだと社会的にも有利だ
冬眠準備みたいなもの
冬眠する直前の熊さんなどはたくさん食べるのだけれど
気分としてはうつなんじゃないだろうか
おもしろくねーな とか思っているような気がする
無茶食いして太る
このコンピュータ、文字化けしてますね
「自分」が判断基準
謎を感じる感性がないと「自分」が判断基準になる
(誰もが逃れられない限界ではあるが)
するとすべては了解可能になって、万能感にもつながるわけだろう
自分に似ている以外は病気と診断する
うちのおばあちゃんは自分と似ている以外は全部馬鹿で
自分に似ている以外は切り捨てるから全部を理解できて万能感の中で暮らしていたと思います
なにしろ神様と仏様のちゃんぽんミックスだし
対策も予測も厳しく迫られることもないし
後追いで「カラス泣きが悪かった」と言っているだけ
人の心を想像する
人の心を想像するというのも容易ではない
普通は自分がどうだったかを基準にして考えるものなので
「自分」が、標準から、いい方にしても悪い方にしても、ずれていると想像は当たらない
それは原理的に乗り越えられない壁になる
自分をいったん留保して理論に頼るとして
その理論がまた、ダブルバインドとか分離脳の時代から
いろいろあってサイコパス、PTSD、BPⅡの時代を経過して現在の混沌に至る
何を信じていいのか分からない
古いカルテを見ると恥ずかしいはず
昔からドイツ記述精神医学で通した方が結果的によかった様な気もする
ドパミンとかセロトニン、グルタミン酸とか言ってもこころを想像するのとは随分距離がある
了解可能性
ある心理的な出来事を了解可能と判断するかどうかについては
結局後追いなわけだから何とでも言える
それで了解したとして
未来のことについて予測したり回避したりに
役立つようであってほしい
ーー
うちのおばあちゃんは神様と仏様、欲と馬鹿で何でも了解していた
世界が狭くて単純な方が他人を了解していると信じられるのだと思う
了解できない場合は馬鹿だから仕方がないとあっさり了解する
おばあちゃんは後追いの解釈はできたけれど対策も予測もできなかった
「思った通りだ、今日は朝からカラスの鳴き方が悪かった」とか言うので何の役にも立たない
ーー
そんなこんなでおばあちゃんは人間のことを分かっていると思っていたらしい
謎を感じない限り了解できるものなのだろう
二度あることは三度ある
二度あることは三度ある
と
三度目の正直
が拮抗している
一度なら偶然ということはある
しかし二度続けてとなると
偶然よりは必然に近くなる
PC操作画面
ニュースで何かの事件での意見を求められて撮影があると
だいたいはPCの前でカチャカチャと動作をしている場面が挿入されて
話が流れる
なんでPCの画面なんか必要なのか疑問だ
雑誌の紹介写真でもPCに向かっている構図が多いと思う
なぜなのだろう
いつまで自力呼吸しなければならないのでしょうか
いつまで自力呼吸しなければならないのでしょうか
解放されたいのです
というのだが
無理といえば無理である
いつまでも呼吸はするしかないのである
エレベターのボタン
後輩は42階に住んでいる
その日、夜遅く帰り、郵便受けに女からの郵便を見つけた
エレベーターホールで上に行くボタンを押して待っている間に
開けて読んだ
いやなことがかいてあり、手が滑ってうっかり40階を押してしまった
しまったと思い42階を押し直した
そしてまた手紙に帰り呆然としている
エレベーターが止まって開いたのでいつものように降りて
自分の部屋に行く
扉を見ると10センチくらい空いていて、内側からロックされている。
変だな、留守中に何か不具合でもあって、管理室で部屋に入ったのかな、
でも、なんだろうな、とりあえずロックを外さないと、と思いガチャガチャやっていたら
「なんだ、誰だ!」と老人男性の声で怒鳴られた、
あ、いけない、エレベーターで階を押し間違えたんだと気が付き、
すみません、間違えましたといい、玄関を離れると
「どこの人!」と今度は女の怒鳴り声
上の階の者ですと返事をしながら早々に立ち去る
あー、びっくりした。
てっきり、何かトラブルがあって、配管とか電気とかいじって、それで開けておいたのかと思った。
まるっきり同じ景色だし、表札なんか誰も出していないから気がつかないはずだ
そもそも40階を間違って押したことをすっかり忘れていた
というわけで
失恋もして怒鳴られて
ダブルで衝撃
小麦粉を頭からかぶったような化粧
小麦粉を頭からかぶったような化粧
白塗りの壁のような化粧という
何かの効用があるから実行するのだろうと思う
理解出来ないが
ジェラシー
強い感情は何かといえばジェラシーかもしれない
ジェラシーゆえに狂う
強くてしかも持続する
ーー
怒りは強いが持続はしない
悲しみや憂うつは持続はするが強さの程度で言えば
爆発的な発作的な様子ではない
不安は時に持続し時に急激なものになる
持続性だとGADに近く急激だとPanic Attackに近くなる
ーー
ジェラシーはたとえば彼は私よりも彼女のことを愛しているのかも知れないと疑心暗鬼になることで
その疑念を晴らすためにどのような手続きをしたとしても
疑念は晴れない
実力行使すればますます自分が惨めになり
二人は被害者同盟になる
考えれば考えるだけ追い詰められる
嫉妬妄想はそのような構造があるので
誰にもどう仕様も無い
ーー
総てを破壊したとしても
その時点で彼が愛していたのは彼女なのだという事実だけが残ってしまい
その時間的事実は消去できない
孤悲
万葉集で恋に孤悲の当て字をしていたとテレビで得意そうに言っていたが
それはそうだろう
恋は喜びではなくて会えなくてつらい悲しい感情なのだから
ーー
んー、でも、考え直したらいい当て字ですね
ーー
でも、その人の事を思っているということは
孤独ではないわけでしょう
と思います