察しのいい人
引越しの時に経験したのだが
頂き物で使わないものが余っていて、
それを見て、引越し屋さんは、私がそれを好んでいると
思ったらしい
目に付く場所にセットしていたのでそう考えたのだと思った
使わないから残っているのだが
それを見てよく使うと思ったのだろう
こんな種類の誤解が世の中に多いのだろうし
そのあたりを敏感に感じて訂正できれば
気がきく人になる
尖閣沖の衝突事件、中国人船長を釈放
尖閣沖の衝突事件、中国人船長を釈放
したの？
したらしい
那覇地検の会見の様子で、なんともロハスな記者団だった
ーー
中堅ゼネコン「フジタ」の中国現地法人によると、同社の日本人社員４人が拘束された
４人が軍事施設内を無許可でビデオ撮影したと判断されて有罪となれば、国外退去処分にとどまらず、死刑を含む重罪もありうる
ーー
中国の複数の税関で、ハイテク製品の生産に不可欠なレアアース（希土類）の日本への輸出が止められている
これが報復
レアアースを使わない技術をさらに研究する動機づけになる
海江田氏はこれが日本経済に悪影響が出ないように祈ると語っていた
表面的な言葉としては何も語っていないし
宗教家でもないのだからこれから実際に祈るということでもないのは当たり前だが
海江田氏が悪影響が出ないように祈るとテレビで語りそれを放送しようと編集が決定することが
何を意味しているかを考えると
言葉には出ていない部分がある
ーー
釈放についてはいずれ釈放するのだろうし
首相と外相がニューヨークに行ってアメリカ大統領と話して
もういいということなんだろうから
いいタイミングだった
ーー
事情を聞いてみると
鄧小平氏の時代に約束した事柄が生きていて
尖閣問題はお互いに触らないでおこうじゃないかというはずだった
しかし日本は逮捕した
これが第一の変なこと
それに対して中国が騒がずに裏ルートでおいおいどうなってんの
と大人の対応ができず
激しい言葉を表明し続けた
これが第二の変なこと
このことと実際に日々中国の関係の人と接している人の印象とが混合して
強硬な世論になっているのだと思う
ーー
こういう事とイチローの記録とか横綱の記録とかが時間を配分されて放送され
紙面を分配されて印刷されるのも
やや不満
3Dプリンター
Dimensionの最大の特長は、プラスチック（ABS樹脂）を熱で溶かし極細ノズルから射出、積層するダイレクトモデリングにあります。特殊な化学物質やレーザ、拡散しやすい粉末状の物質などを使わないため、安全で、環境に優しい造形システムです。このように、Dimensionの最大のメリットは、家電製品などでも一般的に使われる材料「ABS樹脂」で造形を行う点にあります。
これは3Dプリンターの広告の文章
3Dプリンターで検索するといくつも出てくる
靴、義肢、義歯などに応用できる
血管網の立体再構成とか、記事になっていました
明後日にはハワイに出発するので休まないといけないんです
うつなので休まないといけないんです
明後日にはハワイに出発するので急いでいるんです
早くして下さい
ただひたすらの道元さん
道元さんの書いたものは難しくてよく分からないが
「ただひたすら」という一点はなんとなく分かる気がする
ーー
あの分かりにくさはどうしてなんだろう
随聞記でも非常に分かりにくい
コミニュケーションの悪さが仏教の道に押したのかも知れないし
だとすれば
分かりにくいのは最初からなのかも知れない
ーー
自分でも分からなくなって
「ただひたすら」とか言っているのじゃないだろうか
「ただひたすら」とは内容ではなくて態度ですよね
言いたいことがあるなら
言いたいことの内容を言ったほうがいいような気がするんですが
どうでしょうか
言い方を言いたいということなのかな
ーー
生き方というのは修行の仕方のようなものだろうな
生きた果てに何があるのかはっきりとは言わないし
修行の果てに何があるのかもはっきりとは言わない
ーー
料理の仕方とかセックスの仕方とかも似たようなものだ
結局自分で味わうしかないのだし
主観的な味わいは好き嫌いとしか言いようがない
身体医学的管理による精神療法
もちろん全員ではありませんが
一部の人には身体医学的管理が精神的安定につながる例もあるわけです
ちょうど新薬の治験の場合に
格別何か精神療法的なことを言わなくても
毎週毎週結構膨大な量のチェックシートを細かく埋めていく
その中で日常生活の細部が浮き彫りになる
その報告をすることがしばらくの間習慣になると
自分の生活と行動を変えるようになる
結局それが精神的な治療につながる
精神科の用語を使ってカルテを書いているようでは
自ずと限界がある
同じことを聞いて同じことを答えるその単調さに耐える強靭さがなければならない
その強靭さを患者さんは学ぶ
三者関係による治療関係
患者さんと治療者との間の関係を
二者関係にしておくのがいい場合もあるし
三者関係にするのがいい場合もある
最適環境を設定するのも治療の選択である
ーー
三者の関係の中で
誰かの言葉が像を作り
三者の中間に結ぶ
その像を三者が確認して共有する
訂正が必要な場合は訂正する
そうした三者による空間と
その間に浮かぶ解釈像が
治療に有効である
治療者の心のなかににあるイメージではなくて
三者の間、三角形の中心に出現するイメージを共有することが治療なのだ
あの暑さがなくては生きていけないような気がする
今日、2010年9月13日祝日、東京は小雨、風あり
寒いくらい
太陽は隠れ、空一面の雨雲
半袖だと寒かった
あんなにも待ちこがれた秋と涼しさなのに
昨日までは夏だった
不思議なことに今日、あの暑さがなくては生きていけないような気がする
どういう心の動きなのだろう
ストックホルム症候群とか
マゾヒストを思い出す
あの暑さが私には必要なのだと叫びそうだ
どうしたというのだろう
全くわからない
巨額の財政赤字 世代間闘争 黒船
採録
ーー
日本経済の最大のリスク要因は、巨額の財政赤字である。
政府債務の返済がいつ行き詰まるかについて、2020年までに国内の家計貯蓄を食いつぶすと推定する。そうすると外債を発行するしかなく、長期金利が上昇することは避けられない。国内のバランスシートでは「家計貯蓄＝政府債務＋企業債務」なので「家計貯蓄が尽きたら企業が国債を買えばよい」などという話はナンセンスである。
「財政危機説は狼少年だ。ずっと低金利が続いてるじゃないか」という楽観論に対しては、この10年が異常な不況であることを示す。国債の利回りは成長率に見合って下がってきたので、景気が回復すると金利は上昇する。長期金利が5％台になると国債費（利払い）は20兆円増え、それが財政破綻のリスクを高めてさらに金利が上がる・・・という悪循環に入る可能性がある。
「純債務はそれほど大きくない」という話もあるが、これは逆だ。政府の保有する金融資産をすべて簿価で売却できるなら政府債務は300兆円ぐらいになるが、売却できるのはごく一部で、年金債務を含めると1430兆円にふくらむ。
「政府には徴税権があるので国債の債務不履行は起こらない」というのは、テクニカルには正しい。必要な財源を増税や年金保険料の増額でまかなえばいいので、将来世代が高齢者より一人8000万円も超過負担する世代間格差を容認するなら、債務不履行は回避できる。国債の消化が困難になれば、日銀に引き受けさせてインフレにすればよい。つまり財政危機は、本質的には世代間の利害対立なのである。
このまま何もしないと、10年以内に金利上昇とインフレと通貨不安が始まるだろう。長期にわたって蓄積した財政のひずみを是正するには、消費税を20％以上にし、年金を積立方式に変更するなど、きわめて大規模な制度改革が必要だが、これには数千万人の既得権がからむため、政治によほど強い指導力がないとできない。
ーー
オイルマネーを考える。昔、金を採掘した時もそうだったのかな、どんどん富が沸いて出る。
お金がだぶつく。投資する。南米で経済加熱して、潰れる。資金は次に日本に来て、また潰れる。さらに東南アジアに投資してまた潰れる。ロシアが加熱していた時期もあった。
大量投資して、その時点では最適投資だろうが、時間が経つと当然最適ではない部分が出てきて、人件費の安い部分にゼロから集中投資したいとの欲望が芽生える。それは当然だし、投資としては効率がいいし、欲望を刺激する。
熱中の時期（マニー）が過ぎると長期の停滞（デプレッション）が来て、耐え忍ぶ。
一度作ったものは、全部破壊していいほどに無価値になることも少ない。だから全破壊できない。すると過去を引きずって停滞する。いっそのこと強いリーダーシップで全破壊すれば道もひらける。ところがそこで旧勢力や既得権益者が抵抗する。
既得権益者（勝ち組・老人）と破壊待望者（負け組・若者）との対立。
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すべての問題は先送り。
外圧によって突然変わるだろう。黒船が変えるだろう。
