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発生はフーリエ級数である

複雑な周期函数は全て正弦函数と余弦函数の和として表されます 

発生を数学的に言うなら正にこういうことです 

ハエの場合は以下のようになります 

正弦函数は「前後軸」です 

1:Engralledが前後を2分し 
2;Hedghogが境界を特殊化し 
3:境界からDPPの、新たな勾配ができる 

余弦函数は「背腹軸」です 

1:Apterousが背腹をを2分し 
2;Notchが境界を特殊化し 
3:境界からWntの、新たな勾配ができる 

他の動物では「定数=使われるモルホゲンのタイプ」が変わることはありますが、原則的には 

Engralled Hedghog DPP Apterous Notch Wnt FGF の作るフーリエ級数である 

というのが発生学の基本法則ということになります


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映画監督

「何か撮りたくなると
とにかく撮ってみようというだけで撮る
意味は分からない

編集して考えてやっと意味が分かる

フィルムとしてできあがって
そのあとでやっと意味が分かることもある

わたしにとって映画を撮るとはそういうこと」ウォンカーウァイ

*****
一種の心理テスト

*****
監督が役者を使うとき

監督のイメージの中にあるものを正確に映像に移すことを要求する監督もある

しかしまた

役者に刺激を与えどう反応するかを見て、その偶然性に期待する監督もいる

あとは編集作業である


そのようなイメージで言うと

ますます心理療法に近くなる

表出技法である

*****
刺激→脳→反応

であるから 刺激と反応をみて ブラックボックスである脳の部分を推定する

映画監督は 撮影環境をコントロールする そして結果として出た反応をすべて記録する

そこをつないでいるのが役者の心理である 役者は自分で意識する部分もあるし 無意識の部分で反応してもいる




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ウォン・カーウァイ

作品紹介ビデオを見る

*****
ちょっと肩を貸して 涙が乾くまで

*****
足のない鳥がいて
疲れたら風の中で眠る
一生に一度だけ地上に降りる

*****



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恋ひ恋ひて 逢へる時だに 愛しき 言尽くしてよ 長くと思はば 坂上郎女

xx (192).jpg

恋ひ恋ひて 逢へる時だに 愛しき 言尽くしてよ 長くと思はば 坂上郎女

恋しくて やっと逢えた時くらい 優しい言葉をいっぱい言ってよ 私をいつまでも愛する気持ちがあるのなら



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音のない夢・音だけの夢

Video killed Radio star
という曲があって
ビデオを見ているとなんとも奇妙な夢のようだ

ビデオとラジオのことを考えると
音のない夢は確かにあると思う
しかし音だけの夢はないような気がする

なぜなんだろう

人間は耳をふさぐことはできない
まぶたを閉じることはできる

音は遮断できないのだ


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うつ病という『制度』

うつ病という『制度』が安定してきたからうつ病になるし、うつ病と認定しているんでしょうね
と後輩の印象
そんな中で、新型うつ病というものが発生しているわけです



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逆・トルストイの法則

すべての幸福な家庭は互いに似ている。不幸な家庭はそれぞれの仕方で不幸である。
よく知られている、トルストイの『アンナ・カレーニナ』冒頭である。

「物事を正しく理解している人は同じように正しいが、バカはそれぞれにバカである」
と池田信夫氏は語っている。
真理は一つかもしれないが、誤解は無数にある。

たしかに真理はひとつであり、
間違いは様々である

数学の正解は一つで、間違いは様々なのだ

脳の本来の正常な働きは、私の狭い定義によれば、自然界を正確に脳内に転写し生成することであって
その意味では正解は一つであり、
脳の誤作動は様々であるということになる

戦争で大砲の角度をどうすればよいかはただひとつの正解があるはずであって
それ以外はハズレである

トルストイの言う幸福が、脳の正常な働きというような意味で、全く狭義に「正しい」ものならば
お互いに似ているだろうし、逆に不幸は様々であるということになる
脳の崩壊のしかたは様々なのである

ところが、である。困ったことに、全く困ったことに、
我々が臨床で扱う不幸は互いに似ていて、だからこそ法則化できるし、一般化できる。

不幸な結婚のパターンは幾つかあって、お互いに似ている。
幸福な結婚のパターンはむしろ様々であって、意外性に富む。

不幸は、こんなにも頭の悪い私でさえ容易に「あ、あの人と同じことを言っている」と認識出来る程度に
全くそっくりなのである

ということは、なんと、
トルストイの法則とは逆なのである

不幸はお互いに似ていて、幸福はそれぞれのしかたで幸福なのである

不幸を法則化できるからいろいろな商売は成立している
占い師も医師も牧師も同じである

風俗で働いている女性も同じ感想をいう
幸せで満足している人は風俗なんかには来ないで彼女と「ただで」いちゃついている
不幸だから風俗に来てお金を使う
ついでに病気をもらう
女性としてはそんな男性とセックスのような行為をしていても幸せを感じるはずがない
恋愛のような言葉を並べられてもちっとも感じない

だって幸せを生成する能力がないから風俗に来てお金を使っているのである
この自由セックスの時代にである

だから風俗嬢は男性の不幸の源泉についてよく知っている
その意見によれば、「不幸な男性は、みんな似ているし、類型化できる」という
そして付け加えるに、幸福を生成できる男性はみんな私から去っていった、らしい

我々と同じ意見である
そしてトルストイとは逆である

ーー
トルストイはドストエフスキーに比較すると明らかに退屈な文章で
翻訳家のアタマが悪いのかもしれないが
尋常ではない退屈さであり
伝わってくるのは、トルストイは心底セックスにしか興味がない人間だということであって
それと比較するとフロイトはなんとも地味で正常な人間に思えてくるくらいだ

適切なナースのいない、どうしようもなく退屈な当直の夜がなかったら、私だって読まなかったに違いないと思う
読んだけれど何が面白いのか文章そのものには興味がわかず
どうしてこんなにつまらないものを書いて、こんなにも読まれているのか
という点でトルストイという人間と、世間の人間とに、興味を持っただけだった

ーー
いま私は老人になって、明らかに
不幸は似ていて必然的で類型化可能であり
幸福はさまざまで偶然で類型化できないと感じている
これが逆・トルストイの法則である

トルストイはその大作の最初の一文からして明らかに間違っていたと
私は思う

ーー
池田信夫氏の「物事を正しく理解している人は同じように正しいが、バカはそれぞれにバカである」
についてはまことに正しいと思うので一言すると

物事を正しく理解している人は必然的に不幸になるのであって
バカはそれぞれにバカで、それゆえに、それぞれに幸福になるのだ

だから池田氏の論は内容としては逆・トルストイの法則なのである

ーー
この地点にまで思い至ると
トルストイの言う幸福と不幸の意味内容が問題になる
ひょっとして逆のことをトルストイは言っているのではないか
トルストイほどの人である、仕掛けがあってもおかしくはない

すべての『X』な家庭は互いに似ている。『Xでない』家庭はそれぞれの仕方で『Xでない』。

どう見ても、逆から見ても、斜めから見ても、
Xにはまさに「不幸」が代入されるべきなのだ

よく読んでみると、
トルストイの言う『幸福』とは我々が言う、つまらない・地味で・変化のない・冒険のない生活であって
トルストイの言う『不幸』は冒険に満ちて・派手で・変化に富み・わくわくし・どきどきすることらしい

性的局面においても、不幸で不満足な性愛は類型化できるが
それぞれに幸福だと信じているカップルまたは複数者の性愛は類型化できないくらいそれぞれである

幸福だと信じることはそれぞれの勝手であって、類型化できない
こんな人達もいるんだねぇという具合である

不幸である現実については、それぞれの理由があり必然なのであって、それはある程度類型化できる

ーー
トルストイの言うことは
「必然は似ている、偶然はお互いに異なる」
と集約できる
理論的にはそう解釈するしかない

必然がお互いに異なるはずはない

必然に幸福を、偶然に不幸を当てたのは、やはりトルストイの意図的なものであって
人を馬鹿にした行為である
本来、論理的には必然には不幸が相当し、偶然には幸福が相当するのである

ーー
幸福は似ている、不幸は似ていない
という場合

幸福は結局ドパミン回路であるというなら、その点では似ている
不幸はドパミン回路が壊れているのであって
壊れ方にはさまざまあるというだけだろう

電話がつながるという場合を考えてみよう
電話がつながることに「さまざま」も「いろいろ」もない。ひと通りである。
電話がつながらないのは「様々な理由」がある

電車が遅れている場合も同じだ
電車が遅れない事に「さまざま」な理由はない。必然しかない。
電車が遅れるなら「さまざま」な理由がある

ここで逆転して
結局ドパミンが出ないということをいうなら似ているのであって
われわれはその点を必然とも類型的とも言いたい
ドパミンが出ない理由はなんとも類型的なのである

ドパミンが出ることに関しては
結果としてはドパミン放出となるが
そのプロセスはさまざまである
人間の数だけあると考えてよい

そんなことでドパミンが出るのかと驚かされるが
それが人間の現実であるから仕方がない
本当に心底からバカなものである

ーー
風俗嬢が言う、「みんな似てるのよ」の一言はトルストイよりも重い

実際、不幸な男はみんなよく似ているし
そのお相手をしている女もよく似ている
そのことを観察している我々もよく似ている





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BS-POPチェッカー

2009121067.JPG

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疾病利得の話 新型人間の新型うつ病

たいていは人間は病気になりたくない
虫歯になっただけでとても憂うつになる

それが通常であるが
中には自分で病気になりたいと思う(多くは無意識のレベルで)人がいて
その場合には疾病利得の問題について考えることになる

典型的な場合でいえば
交通事故のあとの後遺症をどの程度認定するかの問題があり
ここには疾病利得の問題が絡んでいる

これは制度との相関でもある
極端な話、虫歯が一本できたら、2000万円支給ということになったら
たぶん虫歯の何本かはむしろ歓迎かもしれないのだ

そこで制度を制定する側は、
どの程度ならば、基本的生活権を保障しつつ、疾病利得の問題が起こらないか、
ぎりぎりの線を考えることになる
多くの人の中には特殊な人がいるのは仕方がない

しかし誰かが書いていたが 
病気休暇をもらって平気でハワイに旅行に行く人がいるという話
その場合は子どもにも学校を休ませて一緒に行ったりもする
それは理解できないとその人は書いていた

従来の価値観でいえば、
その場合には疾病利得という短期の利益はあるけれど
人生の長期利得の点でマイナスであるから
選択しないはずだと考えられている

しかし価値観が違う人がいれば
人生利得よりも疾病利得を選択する場合もあると思われる
そんな人が多くなれば
その価値観に対応した制度を制定しなければならなくなる

戦争の頃は戦争神経症と呼ばれるものがあって
ほんとうの病気なのか疾病利得を目当てにしたものなのか鑑別する必要があった

昔の映画で、どうしたら判定できますかねといわれて、
あるお医者さんが、一つだけ方法がある、蛇のたくさん入った洞穴に突き落とすことだ、
本当に足が麻痺しているなら歩けない、うそならすたすた歩くだろう、
と言っていた

講談とか落語で、左甚五郎が仙台の旅館に泊まり、
その主人の話を聞いて心を動かし、ネズミを彫る話がある。
その主人は事故で腰が立たないのであるが、
ある日、緊急事態の時に思わず立ち上がった。
落語では2年前から立ち上がることができていたのだけれど
そうは思わなかったので立ってみなかったのだと
解説を加えている。
これなどは事故の後の神経症である。

いま日本では当面戦争神経症の問題を考える必要はないが
アメリカでは戦闘後のPTSDの問題がいろいろに議論されている

アメリカで暮らしている人の感想を聞くと
がんばる人はアメリカで仕事をしたほうが報われると言っていた
がんばりたくない人は日本にいたほうがいいという
そして年をとったら日本に帰ったほうが楽だともいっていた
個人の感想だからそれで全部だというものではないと思うが

こうしてみると、個人の頭の中にある利益の天秤がどのように設定されているかの問題のようだ
大企業のエリートコースに入れば
病気の時の福利厚生は手厚いがだいたいの人は絶対使いたくないと思っている
損をするからだ

しかしまれにその制度を全面的に利用する人がいて
周りを驚かす
周りも競争相手がひとりいなくなったくらいの認識でその後はあまり相手にはしない

制度があって規則が文章で決められているとしても運用するのは人間であるから
そこは弾力もあるしハードルもある
その微調整の部分をうまくすることで制度の問題が表面化しないように運用している

そうはいいつつも
世の中は変わってきたと思わせられる話も聞く

それが新しい価値観を持った新しい人間の新しい病気ということなのだろう
新型うつ病というのはそのあたりとの関連もあるようだ

*****
こうしてみてくると、
本当は歩けるのに歩けないと言い張り信じてもいてかつ実際に歩けない神経症と
パラレルな関係で
本当はうつ病ではないのにうつ病であると言い張り信じていてかつ実際にうつ病の諸症状を呈する
神経症があるのだろうと思う。
詐病ではない。
精神病と神経症という場合の神経症でもない。
ここは用語が混乱しているが、
「疾病利得因性」ということである。

精神障害に対して心因性というのも別の意味で使うことが多いので困るので、
あからさまに「疾病利得因性」という言葉にしてみた。
詐病でもないし、嘘つきでもないし、仮病でもない。

身体における心身症の存在を考えて、同じメカニズムを精神領域に拡大すると
どうなるかを考えてみたらどうだろう。

精神のメカニズムが精神の病を引き起こしている場合である。
ここまでくると
心の問題なんだから薬なんか効くはずがないという
世間の人の一部にある理解とつながるようでもある。

心の問題とか精神的問題といっても、
その裏付けになる物質的基盤があるはずで、
つまり生理学に対応する解剖学があるはずで、
薬はプラスになるかマイナスになるかは別にして効くに決まっているだろうが
それでもここでいう「疾病利得因性」うつ病の場合は、薬なんか飲みたくないというに決まっているだろう。
あるいは薬を持って帰っても、使わないだろう。


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改めて驚く馬頭星雲



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プレーリードッグ

PrairieDog
PrairieDog.jpg

テレビで見ていると
バイソンに破壊された巣穴をせっせと修復している

また
見晴らしをよくするために
背の高い草をかじって整理している

プレーリードッグ自身の認識としては
巣を修復するとか
見晴らしをよくするとか
未来に関心を持って目的的行動をしているのではないと思う

脳のプログラムは
そのような目的的な言語で書かれているのではないと思う

113113 とか 実際には何をいもするのかよく分からない コードが並んでいるはずだ

不思議なことにジャストうまい適応になっているはず
環境が変わればひとたまりもなくて
同じ行動を繰り返すだけだから
適応はむつかしい

人間のように未来を考えて行動を選択できる能力が
環境変化には大きな意味を持つ

人間の場合一応そのように
目的的で合理的な側面があるのだけれど
その奥には、プレーリードッグと同じような、単純なプログラムがあるのかもしれないと思う

自分も人間だから当たり前だと思っている思考や行動が
実は単純な11251125のプログラムになっているのかもしれない

多くの動物やバクテリア、植物などが共存しているわけで
それぞれのDNAのプログラミングには
1313とか5454115とか
そんな感じの、人間が読んでももすぐには分からないコードが並んでいて
しかし共通の部分もたくさんあって
だからうまく共存できているのかもしれない

関係ないけれど
ほ乳類の肺の気管支の枝分かれ、
血管の枝分かれ、
現実の樹木の枝の分かれ具合などを
総合して
共通点が多いのはいくつか理由が推定できそうだ


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少女は大人になりました

少女は大人になりました

私はね、ずっと自分がトンカチだと思っていたの
ずっと釘を打ち続けていたの

そしたらある日おじさんがきて
君はトンカチじゃなくってドライバーなんだよ
ほら、ここをこうしてねじを回してごらんと言われて
その通りにしたら本当だった

私はドライバーだったんだ
生まれてからずっとそうだった
もうまるっきり生まれつきのドライバーそのものなんだよ私は

全ては一人前のドライバーになるために設計されていたのだ

ーーー
なのにどうして途中まで私はトンカチだったのか
どうしても分からない


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三一致の法則

生育歴と
現在症と
診察室での表出と
三者の共通部分がその人の本質的シナリオである

core coflict と呼んだりする

We find it useful to distinguish between two parts of a conflict: 
the core conflict and the complicating factors. 

The core conflict involves the basic things that the conflict is about --
the incompatible interests, the unmet needs, the fundamental value differences, or the struggle for justice. 

The complicating factors are the extra issues and problems 
that occur as the conflict goes on that makes dealing with the core conflict more difficult. 

These include problems with conflict definition (disagreements about what the conflict is really about); 
misunderstandings, fact-finding problems, decision making procedural problems, and escalation. 

Each of these complicating factors tends to intensify or obscure the core conflict, 
making it harder to deal with effectively. 

Even when the core conflict is highly resistant to resolution, 
by limiting (or even eliminating) most of the complicating factors 
it is possible to deal with the remaining conflict in a much more constructive way. 

For this reason, our approach focuses on defining the conflict 
in terms of core and complicating factors, and then considering what incremental changes 
can be made in each to make the conflict more constructive.



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『Gmail』を便利にするツールたち - オススメ15選

Webサービスを活用する方に「Gmail」ユーザは多い。7GBを超える無料ストレージ、強力な検索、Ajaxを使ったスムーズな操作性、スパムフィルタなど、どれをとっても便利さにあふれている。だが、こうした標準機能だけでなく、外部から提供されているソフトウェアを組み合わせれば、さらなる利便性の向上が可能だ。もっとGmailを使い倒すためにも知っておきたいソフトウェアを紹介しよう。

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【ご注意ください】本企画で紹介しているサービス/ツールについては各自の責任のもと導入、使用されるようお願いいたします。使用による不具合等について編集部では責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。


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乾田直播

乾田直播
稲の栽培で、畑状態の本田に直接種もみをまく方法。苗が少し生長してから水を入れる。

驚くほどの省力化
そんなことができるものなのか



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上善は水のごとし

「上善は水のごとし、水はよく万物を利して争わず、衆人の恵む所に処る。」
老子

 最上の美徳とは水のようなもので、水は万物をうるおしながら万物と争うことをしない。しかも水は人のいやがる低地へ流れこむ。
 人のためになり、人と争わず、人にへりくだる。人格をみがくということは、人をみならうことである。

ーー
水のようになりましょうと
心の向きを変えてあげることも時に役立つ


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高校生

寺山修司を読み直している
『高校生』という言葉が浮き上がって見えていた

3月という季節のせいだろうか

冬が終り雪が溶けて乾いたアスファルトの上をはじめて走る春の日を
覚えている

これを忘れないだろうと思ったことを覚えている

それは卒業の季節であり別れの季節でもあった
いまから思い出してきれいな言葉で言えばそうなるのだけれど
私にとっては奇妙な時間であった
すでに遠い昔で記憶に錯誤が生じているのかもしれない

ーー
高校生

私の場合それは野蛮な挑戦の季節であった

ーー
高校生の頃、私の言葉は未熟だった
愛を語るには幼すぎた

女は意外なくらい成熟していて、この人は特別なのだと思ったものだ
公平に見て、私が未熟なだけだった

すでに言葉というものの使用法がはるかに遠く異なっていたのだと思う

真実を語る言葉
他人の心を操作する言葉

ーー
このスタートでの差はずっとついてまわり
私はずっと何周か遅れで愛を生きているのだろう




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分かることは一面では言葉を与えることである

分かることは一面では言葉を与えることである

あなたのいま感じていること、悩んでいることは、たとえばこの三つの言葉でこのように言えるのではないか
そのようにまとめることが出来れば
つまり補助線を引くことが出来れば
あるいは別の補助線を提案することが出来れば
ずいぶん違うのではないかと思われる

ーーー
精神療法の場合、どうしても既製の言葉でまとめたほうが深いことを言っているような気分になる

既製の言葉には多くの引用文献が付いているので有利なのだ

しかし、その場で発生する、抜き差しならぬ言葉が、重要である。

はやりの言葉と概念を当てはめることも悪いことではないし通用しないでもない

しかしその先を進むのも良い


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他人の心の痛みが解かり、徳を修めるための砥石

耳中常聞逆耳之言、心中常有払心之事、纔是進徳修行的砥石。
若言言悦耳、事事快心、便把此生埋在鴆毒中矣。

耳中、常に耳に逆らうの言を聞き、心中、常に心に払(もと)るの事ありて、はじめて是れ徳に進みて行いを修むるの砥石(といし)なり。
若(も)し言々耳を悦ばし、事々心に快(こころよ)ければ、便(すなわち)この生を把(と)りて鴆毒(ちんどく)の中に埋めん。


通常は聞きづらい言葉を聞いて、心に添わない事があるからこそ、他人の心の痛みが解かり、徳を修めるための基盤となる心ができるもの。もし、どんな言葉も快く楽しい事ばかりなら、自分の人生を毒の中に沈めてしまうのと同じことになります。
つまり、いやな話こそじっくり聞き、思い通りに行かない事も耐えて生きれば、それがそのまま道場のような役割を果すことになるでしょう。
言い換えれば、活人の一日は「避けたい事から挑戦しなさい」、「人が嫌がることを率先して引受なさい」と言えるのです。

『菜根譚(さいこんたん)超訳』


ーーー

後輩、こういうことも言われている

つらいが耐えよう

この人生は道場である


ーーーーー

精神療法で苦難、不愉快、納得不可能な現実をどう解釈するか、難しい場合がある

人生は道場であり、苦難は砥石であると解釈する。




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何を犠牲にして何を手にしたか

自分の人生を振り返ってみると
何を犠牲にして何を手にしたか
分かるような気がする

その時はっきりと意識していなかったとしても
いま思い返してみて
何と何を取り引きしたのかを
説明できるような気がする

大成功もないし大失敗もないのだろう
ただそれだけのことだ
所詮は人生という同一平面上での移動でしかない

そろそろこの平面から飛び出したいと思っている


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人を褒めたり人に感謝したり

人を褒めたり人に感謝したりするのは
無料だから
いいことです


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理論の当てはめと創発

理論の当てはめと
理論の創発は対極にあるはずである

古い歌を何度も歌うのも楽しいものだ
そして古い歌を期待している相手に古い歌で応えるのもいいことだと思う

しかしまたインスピレーションに打たれて新しい歌に挑んでみるのもいいものだと思う

そして時間がたって後、新しいと思った歌が実は、古い歌であったことを知るのも
しばしばであった

実は過去から一歩も出ていなかったのだ


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