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土建族陥落 赤い介護

道路財源を一般財源化する方向を首相が表明し、
自民党幹事長は個人的な意見だろうといった趣旨のことを述べた。
一晩たって、できるだけ支えていくが、手続きが必要で、
2009年度の話だと答えていた。
民主党は、一般財源化は賛成。しかしそもそも道路税を廃止しろといっている様子だ。前原一族は当然右より。福田案賛成らしい。

道路族はショックだろう。鳥取市長が、いままで税金を払い続けて、今度は我々の番だと思っていたら、打ち切られる、納得がいかないなどと語っていた。
土建屋は筋肉を使うなら宅配や引越し業者になる道もあるが、税金で保護されるわけではないようだ。

一般財源化とは言っても、
要するに、土木作業に使っていた税金を、年金と介護に当てようということのようだ。どうも医療にはかけないつもりらしい。
年金については、もう充分に、「いまのままではだめだ」と周知できたので、あとは、頭の悪い人がだまされるような仕組みをどう作るかだろう。
介護は、コムスンが解体されて、地ならしはできている。あとは安い労働力だけだ。
日本人が安く働くか、フィリピンや中国から人材を受け入れるかだ。赤い介護と呼んでおこう。
日本人が、最低賃金がどうとか言っていると、海外技術研修だなどと称して、安い労働力が海外から派遣される。

土建屋はアメリカ資本が入り込む余地はなかったようだ。
介護はこれからなので、余地はある。
アメリカ資本が出資して、会社を作り、安い労働力を、派遣でも中国でもいいから、雇えばいい。日本の団塊の世代の介護マーケットは小さくないと思われる。

医療保険分野は介護に先行していて、
テレビでしつこく、年齢に関係なく、医師の審査もなく、医療保険に入れると宣伝している。
加入者が得をするなら会社は損をするわけで、そんな会社が続くわけはない。それでも実際は続いているのだから、加入者は損をして会社は儲かる仕組みになっている。
保険会社の加入する保険会社もあり、そうした最終的な親玉がイギリスにある。誰が一番儲けているかは、明白である。

介護だけではなく、看護も赤い看護になるだろう。
一緒に働く医師は、赤い看護と結婚するようになる。
子孫はエリート層になり、それは中国にとって利益なので、奨励するだろう。

赤い介護の問題は、複雑だ。考えたくもない状況がいろいろと想定される。そして我々はその現実に突入する。

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鳥取市長が嘆くなら、いま道路を作る財源があるのは中国だから、この際、鳥取を中国に売却しよう。道路は造ってもらえるだろう。
中国からの合法的労働力派遣の窓口になってもらう。
ついでなので、北海道をロシアに売る。ロシアも資源があって潤っているので、道路を作ってくれるだろう。そしてロシアの労働力を導入する窓口になってもらう。原油もロシアから買おう。
日本で、混血の子供がたくさん生まれるだろう。いいことだ。戦争をしなくなるだろう。
日本語は崩れるだろう。決定的に悲しいことで、わたしはその一点だけで、すべての国際化に反対したいくらいだけれど、経済的事情には誰もかなわない。
ロシアがユーロを使い、日本がユーロを使い、中国がユーロを使えば、万事めでたしで、ロシア、北海道、東京、鳥取、中国とつながる。

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バカな話はやめるとして、土建屋さんが何をして稼いだらいいのか、決めないといけない。
勝手にしろと言っても、指示がなければ動けないように教育されている。

ゆとり世代のあとの子供たちは、介護人材として教育すればいい。
一部優秀な人はITとかアニメとか。
いずれにしても、原材料を輸入して加工して売るのは、中国に負けるだろう。
現在は安い労働力で、将来は技術力で負ける。

トヨタがGMを抜いたというのはいい例で、
このような産業は、いずれ、中国とインドに抜かれるということだ。
トヨタレクサスは残るかもしれないが、あとは残らないだろう。
日本は最初労働力でアメリカに対して優位であり、
次に生産技術で優位に立った。
次には投資技術と金融技術で優位に立たなければならないのだが、
そこで躓いた。
金融資産を伸びそうな会社や国に投資して、資本家として一人前にならなければならない。

ソニーがサムスンとかエリクソンと提携しているのもいい例だ。
ソニーは、儲けられる会社の、儲けるきっかけを演出して、つまり、投資会社となっているということだ。
アップルに負けるなとか勝とうというよりは、アップルがそんなにいい会社なら、買ってしまうか、組むかすればいいだけだと考えている。要するに儲ければいいのだ。
ミノルタが、ソニーブランドでカメラを作る。いいことではないか。電子チップはソニーが作るが、レンズはライカを使っている。技術を導入しているだけで、例によって安い場所で作っているのだろうけれど。

巨人は、今年開幕戦にヤクルトに完全に負けたけれど、
巨人というチームが、これからの日本の生き方の方向である。
生え抜きなんか気にしない。
稼げるプレーヤーがいれば引っ張ってきて、稼いでもらう。
稼ぐ場所を提供する商売に徹する。

その点では、赤い介護は、稼げるプレーヤーだろう。何と言っても、未開の民族がいくらもいる。
介護という仕事にはレベルがいくつもあり、
要するに入浴させればいいというレベルから、気持ちよく入浴させるというレベルまで、あるわけだ。
日本語が不得意なら、スピーカーから日本語と中国語を流して、イエスかノーか聞いて、動けば、たいして不都合はない。
音声翻訳機もすぐに開発されるだろう。

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そうなると、お金を稼ぐ赤い介護の女性たちと、お金がない日本の土建屋が存在することになる。どうなるか?どうなるのだろう。



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