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上野公園3





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上野公園2





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上野公園







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カトリック教会

 





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定点観測







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旧古川庭園





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現代人の孤独 映画「主人公は僕だった」

朝日夕刊で、映画「主人公は僕だった」の監督、
マーク・フォスター氏のインタビュー。

映画は、死の宣告を受けた人間がどのようにして、
限られた人生を輝かせるかという主題。

長生きしても意味がない、細く長くではなく、太く生きようというわけだ。

心から何かを望む。
それに向かって強く生きる。

これらはいつの時代も通用する、創作の基本線だろう。
どの年代の人も、また、どのような人生の課題を抱えた人も、
自分の問題とダブらせて、そこから何かを汲み取るだろう。

宿命論や運命論ではなく、
力強く運命を切り開くこと。

運命と諦めることは怠惰である。責任逃れである。
あくまで強く立ち向かうこと。

その根底には、人生は悪くないという信念がある。
どうせ悪いものならどんなに努力しても仕方がないだろう。

何ものも恐れず生きる。
死に直面した人間の強さはそこにある。
死が具体的になってしまったとき、
地上のすべては空しい。
だからこそ、何も怖くない。
だめでもともとという心底の決意が生まれる。

さて、そのような普遍的な話題の傍らで、
現代人の特徴として、
携帯電話やメールに代表されるような、
便利な通信が、かえって現代人を孤独にしていると考える。

恋愛は体温をじかに感じるものだ、そして、
たしかな心のふれあいがある。
便利な通信では人間は「本当」には生きられない。
恋愛をモデルとするような、直接の体験が人生をくっきりとした、本当のものにしてゆく。

確かにそうだ。
人間は何万年も、直接体験をして、この現実を生き、子孫を残してきた。
その直接性を現代人はどんどん忘れている。

あなたはどれだけの時間をコンピュータと携帯に費やしていますか?
それを直接の接触に置き換えることはできませんか?
つまり、薄くて意味のない接触は控える。
濃くて意味のある接触だけにしていく。
そうすれば人生そのものはどんどん濃くなるだろうと思われる。

人間の生活スタイルには様々なものがある。
実際、「細く長く生きる」ことだけが目標で、
「サプリの類の情報に振り回され」、さらに周囲の人間にもそれらを強要し、
従わなければ関係を断絶し、
そのような種族がいるものである。

正直言って、その人たちが、突然死んでいたとしても、
誰も悲しまないし、生存に困ることもないのだ。
そのくらい、薄い存在なのである。
それはさらりとしていてエレガントな生き方だと感じる人たちもいるだろう。
一方で、そのような手ごたえのない人生はいやだと感じる人もいるだろう。

手ごたえのなさは、例えば、定期的に配信される、メールのような存在ということだろう。
特に目新しいことが書いてあるわけでもなく、
5年前の同じ季節の文章でも、何も変わりはない。
また、本人が体調不良なら、代筆者が何かを送ることも充分に可能である。
死んでいても、何も変わらないことにもできる。

そのくらい、存在が薄いのである。
どうしようもないくらい薄い。



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フィリピン映画「母と娘」(Anak)

「出稼ぎ」がキーワードになるだろう。
しかしまた、現代日本の社会でも、共働きで、
しかも親の意識が外にばかり向いている時には、
同じような事態が生じるだろう。

「娘」の行動や感情が母や観客をやきもきさせるのだけれど、
その、ちょっとだけひっかかっていて、でも、うまく行かなくて、
素直になれば悪人は一人もいないのだけれど、
といった、もどかしい感じがよく伝わる。実際、そんなものですね、
人間関係は。
これが過激になれば性格障害と言われる世界になるけれど、
この映画ではまだまだ理解可能な範囲と言うことだろう。

それにしてもね、実際、父親との思い出の歌を母が歌って、
それを聴いて娘は涙を流しているのだから、
確かにつながってはいるのだ。

主題歌はAnakで聴いたことのあるメロディーだ。

父親が出稼ぎをして金を送れば、立派な父親といわれる。
母親が同じことをすると、非難される。
そんなことを言っていた。

フィリピンの人々にとって出稼ぎが大きな収入であり、
必然的に、家庭の問題は起こり、
起こった問題の全部が出稼ぎのせいなのかについては疑わしく、
考える暇もなく経済的現実は押し寄せる。
実際映画の中でも何人も貧乏のために生活がねじ曲がる。
しかしまた一方で、出稼ぎでお金を蓄えたら、
そのことが原因となり、家族関係がねじれてゆく。
どうすればいいのか、分からない。
その時その時は、特に欲に目がくらんだわけでもないのだ。
みんながするようにしただけ。
あるいはみんなより少しだけ元気があっただけ。

遠い結末までは知ることができないのだ。

遠い結末。
私ができれば知りたかったのも、それだ。
こんな結末があるなら、
すべての努力も、別の方向に向けていただろう。

母と娘ならば、結局は離れられないとも思う。
これが夫婦ならば、憎しみあって分かれて、それでお終いにもなる。
はかない。

主人公である母は、とにかく感情表現がexpressiveである。
大袈裟で過剰といってもいい。
子供がそのまま大人になったようだ。
しゃべり出すとひっきりなしで、内容はたいしたことはない。
だから、内容を翻訳しても、なぜそんなにはしゃいでいるのか、よく分からないくらい。
しかしその点がまさに、性格の描写なのだ。
このように単純な性格の人間が、
単純に環境に適応しているだけなのに、
さまざまな破綻を経験しなければならなくなってしまう。
見ていてもそれはつらい。
誇張もあるけれど、おおむね、人生はこんなところだと思うのだ。

未熟な人間の未熟な話と感じる人もあると思うが、
私は、このような未熟な人間が幸せになれないのは、
世の中の仕組みが間違っているからだと思うのだ。

未熟だけれど、悪辣ではないもの。



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東京国立博物館 表慶館「みどりのライオン」

教育のための施設ということらしいのですが、
奥の方でおばさま方が
銅鐸をガラガラ鳴らしていました。

ガラガラガラガラ
博物館も変わりつつあります
あと数年でハイテク解説装置と融合するでしょう
その時展示していない収蔵物もハイビジョンで紹介するでしょう

ガラガラガラガラ
その頃にまたいろいろと思い出すでしょう
その頃私が少しは幸せだといいな
ガラガラガラガラ



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東京国立博物館 法隆寺宝物館

ここは一見の価値ありと思う。
まず建築。カメラを持っていったら、きっと撮影したくなる。
美術書閲覧室がある。
ホテルオークラのレストランが入っていて、多分美味しい。

展示は何と言っても、一階第二室、観音菩薩立像や如来坐像が70点ほど、
小さめのもので、なんとなく個人的な信仰を感じさせる。
それぞれの表情や仕草などから、多分、朝鮮半島の影響が強いのだと、
すぐに分かるようなものが多い。
折しも韓国ブームである。昔の交流を想像してみたりする。

宗教的観念から遠く離れて生きている現代日本人の特殊さを思う。

また、展示の中で、仏教儀式に用いられたおびただしい数の器具を見て、
やはり宗教というものの過剰さを思い知る。
世界観を構築することが脳の根本的な癖なのだと思う。



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ソニービル

ソニービルの展示物は何となく少ないように思う。
これはソニーが方針として、採算のとれるものに
集中する方針をとっているからだろう。
なんだこれは!というような不思議な製品とか、
聞いてはいたが高価でとてもヨドバシカメラには置けないものとか、
そんな類のものがあったら楽しいのにと思うのだが。

ちょこっと耳にはさんだ会話。
美人が集まっているね、銀座のソニーに来て、
美人でないとお客さんに怒られるよね、なんて言っている。
社員さんはそれとなく距離をとって微笑んでいる。
ジェントルじゃないなあ。
ここは買いに来るところではなく見物に来るところなんだものね。
仕方ない。
職員さん、お疲れ様です。



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日動画廊

ソニービルの並びの日動画廊に入って、しばらくのあいだ楽しんだ。
もちろん買うわけはないけれど、
もし買ったとして、あの部屋の、あの壁に、こんな時、
というように思ったりする。
また、いかにも真似できそうな絵もあるので、
アクリル絵の具などを使って、変な風に真似をしてみようかと思ったりもする。
今回の日動画廊の絵は、何となく親しみが持てる絵ばかりで、
とても参考になった。
地下に降りてゆくと、いまは亡き日本の名人たちの絵が並んでいた。



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東京国立博物館・東洋館 書道

東洋館にて特集陳列 拓本の世界 槐安居(かいあんきょ)中国碑帖コレクション。
これは圧倒的でした。
高島菊次郎さんという実業家が収集したものだそうです。

文字というもの、漢字というものを、これほどまで大切にした文化というものの中で、
われわれも育ったのだと実感できました。
その執念足るや、実に、宗教そのものではないですか。
文字が崇拝の対象だったのですね。

面白かったのは、王羲之の文字拓本に取り、
その中から何百文字だか何千文字だかを選んで、
さらにそれを一文字も重複もないように使って文章を組み立てる。
その文章のセットが何種類かあるのだとのことで、
日本で言う「いろはうた」のようなものなんでしょうね。



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東京国立博物館「レオナルド・ダ・ヴィンチ -天才の実像」 受胎告知

東京国立博物館「レオナルド・ダ・ヴィンチ -天才の実像」にて
「受胎告知」、そしてその他、ダヴィンチの「手稿」と呼ばれる素描やメモ、
実にすばらしいものであった。
こんな人であり、こんなノートを残していることはもちろん承知していたけれど、
こうして整理、展覧すると、また実感が湧いてくる。

「受胎告知」のマリア様のお顔はなんとも言えず好ましい。
マザコンではないけれど、
ある程度、誰でも母親は好きなのだ。

天使の羽根の描写に、
ダヴィンチの日頃の研究の成果が生かされているとの意見、
なるほどと思った。



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巨人第45戦目

日ハムダルビッシュに予想通り抑えられ敗戦。
パ・リーグは強い。
困ったものだが、二連戦方式とのことで、
二戦目に強い投手を当てて、
二戦目は必ず勝つ、という、
意識で戦ったらいいのかなと思う。



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NHK ニュータウンを再生する

多摩ニュータウンなどの住宅が老朽化している
立て替えるにもお金がかかる
高層化すれば家賃が上がる
敷地の一部を民間に売却しようとしてもうまく行くとは限らない
駅に近くなければ話は進まない

ドイツの成功例があげられていて、
建て替えに際して、住宅を広く少なくしたというのだ。
魅力ある住宅にして、近くに企業を誘致することもできた。

多摩ニュータウンでどのような解決があるのかよく分からない。
昔、テレビドラマ「Age 35」で、主人公が、高層建築の林立するニュータウンから、
朝出勤して夜帰るシーンが何度も出てきた。
私は勝手に多摩ニュータウンをイメージしていて、
ああこんな団地に住んでみたいものだと思ったのだ。
実現はしなかった。

ニュータウンに魅力はあると思う。



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巨人第44戦目

日ハムに簡単に負けた。
しかも投手はダルビッシュじゃない。
多分明日も確率8割くらいで負けだろう。
だって日ハムは強い、パリーグは強い。
中日が強そうに見えていたなんて、
とても情けない話だ。



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ひよこ豆

ひよこ豆、別名エジブト豆。
食べると粉こなしていて、
とてもカロリー高いような印象である。
そしてしつこい。

青豆、枝豆、大豆、ずんだなどはもっとさっぱりしているけどな。



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アカデミー賞映画「月の輝く夜に」

シェール、ニコラス・ケイジ、オリンピア・デュカキスなど出演。

月も星も完全なのに
人間だけは不完全で
いつでも破滅に向かって突き進む
でも僕には今日しかない今しかないんだ

物語を浪費して楽しむ日々である
人の世の中にこんなにも物語が溢れているのはなぜなんだろう

人生に飽き飽きしている大学教授のセリフもよかった
そして彼は女が分かっていないのねと言われてしまう



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山本周五郎「虚空遍歴」3

何とも救いのない話である。
すべては最悪の結末に向けて流れ込んでゆくのだ。
これが人生だとすれば、
どうして生きなければならないのだろうか。
光はどこにあるのか。
主人公にとっても、周囲の人にとっても。

不思議なことに、
ビルの高層階から地上を見下ろす構図が
頭に思い浮かぶ。

地上では、主人公が報われない必死の努力を重ねている。
ビルの上から私はそれを眺めて、
読書の楽しみはこれかなどと思っている。
主人公は苦しいが、そのことを認識することは、楽しみの一種である。
そして色即是空とか空即是色とか考えてみる。

地上では、主人公が仕事でも人生でも行き止まりの現実に、苦しんでいる。
ビルの上から私はそれを眺めて、
しかしそれでも、主人公は、大切な何人かの人間に支えられて生きた、
そのことが人生の実質なのだと思っている。
それは生きるに値すると思っている。

私自身も、地上で生きる人間としては、
人並みに苦しみの中に閉じこめられている。

紀野一義の書くところはこうである。
般若心経の「空即是色」の風光は、自己を否定し尽くした究極に、突如ひるがえって、仏のいのちの中に生かされているという実在感・肯定感を持って生きる人生を指している。

仏のいのちの中に生かされている、空即是色、これが、
高層階から地上を見る視点であると思う。



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山本周五郎「虚空遍歴」2

山本周五郎「虚空遍歴」については、
二十歳の頃、紀野一義の本で紹介されていたのを
読んだと記憶している。

多分自分はこのような本は読まないと思っていたし、
実際その後長い間読もうとは思わなかった。
無駄に長い話で、暇つぶしに困っている人が読む本だと思っていた。
少なくとも、私はいろいろと忙しい。

それが、今回は読んでみようと思ったのだ。
紀野一義の本のことも忘れていた。
「虚空遍歴」の後書き解説の中で、紀野氏の文章が引用されていて、
二十歳の頃のことを鮮明に思い出した。

そんなことからも分かるように、
今私は二十歳の頃と似たような危機的な状態にある。
ということは、つまり全然、成長・進化・深化していなかったということなのだろう。

それにしても、二十歳の頃は思わなかったのだ。
後年になって、
山本周五郎「虚空遍歴」を、
このような苦しい状況で読み、
二十歳の頃をこのように思い出すとは。

苦しい。



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巨人第43戦目

高橋尚好投、高橋由、二岡のホームランで、快勝。
特に二岡のホームランは決定打。
二岡という人は、そんなに筋肉ついていないように思うけれど、
良く飛びます。運動神経の質がよいのだね。
やっぱり清原は方向を間違っている。
イチローは正しい。
松井も少し間違いかけている。

交流戦前を一ゲーム差の首位で通過。
言うことなし。
原クン万歳。



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