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価値を創造する仕事

この間までの仕事は
人の手助けをする仕事で
もちろんいい仕事だったけれど
不満はあった
それは積極的な価値を創造しないという点だ

いまこうして書くと甘ったれた話で
価値を創造なんてあやふやな話よりも
人の助けになって感謝されれば
その方がずっといいではないかと考えられる

しかししばらく続けていると
何でもそうだがつまらなくなる

自分でも創造したいと思うようになる
それが自分の生きた刻印であると感じるようになる

しかしよく考えてみると、そんなこともないのだった
たとえば創造する人として芸術家を考えてみるけれど、
直接関わらない人にとっては、
名前なんか記号に過ぎないのだ。

ますます難しくなるこの時代で
他人と関わることの危険をどう考えたらいいだろう

創造なんてしたところでどうだというのか
所詮はつまらないものだ

大切なのはそんな切り口ではないだろう
重大なのは
自分に一番合った仕事に
まだまだ私は辿り着いていないらしいということなのだ

どこに行けばいいのだろう

時間が経って
他人には理解しにくいようなのだ



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高次元の解決

ひとつ次元をあげて解決する道はある

世間をも納得させる
同時に
私の内面に居座っている目標をも納得させる
そのような解決

億劫がらないで
トライすべきだろうか
できるだろうか
いままでできなかったことが今度はできるだろうか

具体的には
どちらの要求水準も下げることから始めようではないか
外面の適応について、要求水準を下げること
内面の達成について、要求水準を下げること
低い水準でいいから、両立させることを、目標とすること
そのように設定できないか?



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五木寛之 21世紀仏教の旅 フランスと中国

21世紀仏教の旅シリーズの第四集。
禅をテーマにフランスと中国を訪ねる。

個人的には精神的にとてもつらい時、
それは二十歳の時だったのだが、
紀野一義の
NHKブックス No.35
禅 現代に生きるもの
という本がとても参考になったというか、
慰めになった。

一面では、慰めと言うより、
腹の底から虚無を悟れ
ということだったとも思うのだが。

思い返せば、人生の中で何度も思い屈する時はあり、
20歳、25歳、29歳、その後はちょこちょこ、
そんなときどのようにして自分が切り抜けてきたか、
思い返してみるのだが、
何も解決はしていないのだ。
ただ目先のことに関わり合って、
忘れているだけなのだ。

私にとっての禅のイメージがまずこのようにあって、
今回の番組を見た。
フランスでの受容は、新しい宗教体系を、カトリックに対立する形で、
新しく受け入れようというものではないとのことだった。
むしろ、生活態度として、精神と身体の修練のひとつとして、
心身を整える方法として、受け入れられている面があるとのことだった。

禅の導師は、カトリック教会で座禅を人々に紹介し、
禅を紹介しに来たのではなく、
皆さんの信仰が深まるようにやってきたと語る。

物質文明に対する精神文化の復権、
あるいは
ヨーガなどと同じような、修練の方法、
そのような側面がある。

それでいい。仏教も禅も、そのような面が確かにあると思う。

中国では、文化大革命を経験した人々に語ってもらっている。
そして達磨、六祖慧能(えのう)の紹介をしている。

慧能は実にフレンドリーな人らしく、
きつい修行なんかしなくていい、
もともと仏性も悟りも備わっているのだから、
ただそのことに気付けばいい、とまで語る。
すばらしいことだ。
このような人も是非いて欲しい。

煩悩など気にしなくてもいい、
そんな主体はもともとないのだから、
汚れようもないのだ、
気に病まなくても、よい。



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しっとりとした連休明け

ゴールデンウィークがあけて、
空気はしっとりと落ち着いている。
雨を充分に吸い込んだ緑が美しい。
緑のさかんな生命力は逞しくもある。
ぎっくり腰で動けなくなってなおさら
外の生命力が好ましいものと見えているのだろう。
こんな空気の中で命は育てられるのだと納得できる。

わたしはもう自分のDNAのこの世界への適応度は試み終えたと思う。
あとはどうするか。考えているところだ。



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朝日新聞社説21

5月3日付け朝刊の21本の社説という大胆な試みを読んでみた。やっと。
形式は斬新。内容としては常識的で穏やかなものと感じた。
これまでの延長、総まとめという感じだ。
突出した話がない分、好感を持った。
こうした地道な取り組みがないと、
派手な動きばかりが目立つことになるから。



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高銀詩選集 いま、君に詩が来たのか

高銀詩選集「いま、君に詩が来たのか」について、
各新聞で言及がある。
個人的には特に関心のない人であったが、すこしだけ採録。

中学生のときにハンセン病患者の詩集を拾い、詩人を志した。
「昨日まであった足の指が今日はないという極限状況で書かれた詩に感動しました。全国を放浪しながら詩を書こうと決意したほどです。」

高さんの詩風
1.虚無の強烈な誘惑に身を委ねた初期
2.政治的前衛として浮上した中期
3.新境地に達した後期

朝鮮戦争で虐殺を目撃
精神に異常
出家
還俗
4度の自殺未遂
70年以降は労働問題や民主化運動
投獄
拷問

韓民族の根本的感情
悲哀の恨とお祭りの興
現在の韓国は興
現代史にも絞り出すような悲哀はない

光州事件で80年に投獄
軍法会議で終身刑
暗い独房で死ぬのかと思ったとき、
幼い頃から会った多くの人々の記憶が支えになり、
生き延びられたら一人ひとりを詩にしようと念じた。

86年から出し続けている連作詩集「万人譜」は年内に30巻に達する。
(以上朝日新聞より)

最近は、このように、並外れて重い人生を生きる詩人も、読者も少なくなったのではないか。
その点で、社会は不幸を減少させたと言えるのかもしれない。
一方で、切実な言葉を期待している人も少なくなったのかもしれない。

輝く言葉に出会うよりも、
買い物でストレス解消しているかもしれない。



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再起する大リーガー

大リーガーが再起するときの一番の障害は、
多分、プライドとか、見栄だろうと思う。

自分は最大の激戦地で立派にやってきたというプライド。

しかしここで立ち止まって考えてみたいのだ。
たかだか野球ではないか。
アメリカ野球は、自分たちのチャンピオンをワールド・チャンピオンと自称しているが、
そんなものでもない。
それまでの努力の中身についても、
与えられた栄誉についても、
相対化して考えられれば、
謙虚に、また一つ一つ努力しようと思えるのではないか。

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巨人第32戦目

高橋尚が2点に抑えたけれど、
打撃陣が1点しかとれず、負け。
高橋尚は初めての敗戦。
しかし内容はとても良いので心配はない。
高橋尚はどうしてこんなに良くなってしまったのでしょうか。
どんな秘密があるんだろう。

ゴールデンウィークの連戦は、
5勝4敗で首位をキープ、合格。



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ノーラン・ライアン

録画されていた番組を見た。
ノーラン・ライアンという人がすごいピッチャーなのだと知ってはいたけれど、
まさに伝説である。

44歳で人生7度目のノーヒット・ノーランを記録。
一体どうなっているんだ。

しかしこの人にしても、最初から順調だったわけでもなく、
もうプロ野球はやめて、普通の労働者になろうと決めていた時期もあったらしい。

諦めないことなんだな。

それと、人との出会いが大きく人生を変えたことが分かる。

人生はこれからも続く。
味わいつつ、神様のメッセージを読みとっていこう。



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中国の老人ホーム NHK

NHK特集で中国の老人ホームについて。
ネガティブな面を大きく扱っての話である。
見ていると気持ちが暗くなる。

*****
私は日本の、一応高級といわれている老人ホームに入居していました。
すっかりいやになって、いまは娘の家にもどっています。

高級といわれているだけあって、管理は行き届いているのですが、
優しいのとは少し違う。
入居者の率直な感想としては、結局、新入居希望者が見学に来た時、
悪いところは見せたくないというだけなのではないかと思う。

たとえば入居者が骨折をしたら、食堂に出てはいけないのです。
自室に食事を運んでもらって独りで食べなければなりません。
見学者がいた時に、楽しい気分が損なわれるからです。

骨折が治る見通しがあれば、我慢していればいいのですが、
長引くようだと、病気の人が入居するタイプの施設に引っ越ししなければなりません。
経営は同じなのですが、いくつかレベルの違う施設があって、
引っ越しを強要されるのです。

本当に気持ちが貧しくなります。

共同生活をする時には付きまとうことですが、人間関係が難しい。
毎日食堂で顔を合わせ、その他、行事でも顔を合わせ、
そのたびに相手の機嫌をうかがうようになってしまいます。
容易ではありません。
自分の言った言葉がどう思われているのか気になったりします。
逆に相手の言葉にとても敏感になります。
歳をとってからの共同生活は容易ではありません。
いろんな人がいるものだと勉強にはなりますが、
この年になってからでは悲しいだけです。

かといって、娘宅にいて、幸せ一杯かと言えば、そうでもない。
どうにもならないことです。



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