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W.シェィクスピア

やや古い翻訳から

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真実は行為で示され、
それを飾る言葉はない
『ヴェローナの二紳士』

恋ってのは、それはもう、
ため息と涙でできたものですよ

人生は動く影、所詮は三文役者。
色んな悲喜劇に出演し、
出番が終われば消えるだけ
 『マクベス』

悲しみの耳には
素直な言葉こそ入りやすいもの

涙流すな 嘆くな乙女
『から騒ぎ』

本を読んでも、物語や歴史に聞くところからでも、
真実の恋は滑らかに運んだためしがない

君、時というものは、
それぞれの人間によって、
それぞれの速さで走るものなのだよ
 
われわれは夢と同じものでできている。
そうして、われわれのささやかな人生は
眠りにつつまれているのだ
『テンペスト』

手負いの鹿は泣かせておけ、
傷なき鹿は、たわむれ遊べ。
眠らぬ人に眠る人、
世はさまざまじゃ

仕草をせりふに合わせ、
せりふを仕草に合わせたまえ
 
愛は境遇を左右するか、はた、
境遇が愛の先達となるかは、
われらに残されたる問題じゃ

女はバラのようなもの。
ひとたび美しく花開いたら、
それは散る時
『十二夜』

口に出してお嘆きなさい。
物言わぬ悲しみは、
張りつめた心へ向けてこっそりと、
裂けるように命ずるものです
『マクベス』



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