一番「これ、いいなぁ」と思ったのは、
友達同士で遊ぶ時に「あいつ、呼ぼうぜ」と言われる存在、
というやつなんです
いろんなことをして遊ぼうと思うときに、
「あいつは呼びたい」と思うやつは、いつもいる。
そういうやつの価値には、名前がつかない。
そういうやつのいいところには、順位なんかつけられない
順番のつくような、どんな価値を持っていても、
その順番は、もっとすごいやつに追い抜かれるし、
その価値は、年齢や動機の喪失やなんかとともに、
だんだん減っていってしまうだろうけれど、
「いまここに、あいつがいたらなぁ」って
思われることの価値は、永遠なんだよ
糸井重里