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お得意さんがいなくなった後

アメリカの人たちが借金をどんどんして気前よく買ってくれていた
そのおかげで輸出型の国は何とか潤っていた
気前よく買ってくれていたお得意さんがいなくなった後
何をすれば食べていけるのか分からない

食料は輸入しないといけないのだが
お金がない

お金に対する期待に値段をつけて売買すれば
何も売るものがなくてもお金儲けができる

実物との交換・媒介のためのお金ではなくて
お金そのものが商品になるという不思議な状況

それは人間の期待

このお金を6パーセントで借りて事業を始める
事業の利益が20パーセントだから
充分に返せると計算する

返せたらいいけれど
事業がうまくいかなかったら
そこから損害の連鎖が逆流する

必ず報われる堅い商売なら
みんなが安心できるのだけれど
たとえば農業は非常に不安定だ
漁業も安定とは言えない
リスクを減らすことはできるけれど

というわけでリスクをお金に換えて売買を始める

あるいは環境関連はイメージがいいかもしれないので
環境ファンドを募集して運用すれば
環境バブルがすぐにでもできるかもしれないといわれている

あんなにも
日本の株も土地も日本円そのものも買いあさっていた人たちが
一斉に引き上げる
その引き潮の早いこと
素人には早く見えるだけかもしれないが

そしてその対策の遅いこと
素人には遅く見えるだけなのかもしれないが

お得意さんがいなくなった後どうするかよく考えよう
自分たちに必要なものは何なのか考えよう



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