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アブラハムの口愛期の一体化願望

アブラハムは口愛期固着をうつの原因と考えていて、対象との一体化願望が強いとする。
肛門期になると自分ができていて、一体化願望は薄くなる。むしろ対象を破壊する傾向がある。強迫性になる。

この基底にある一体化願望を分析の中でどう扱っていくかが問題。たいていうまくいかない。
母との一体化と取り込み。
うつは一体化がうまくいかない。一体化願望をどのように満たしていくか。

たとえば、仕事にも行きたくないし、やる気が出ない、自分は何をすればいいのか分からない。
堂々たるだらしなさの時期を過ごす。
しばらくして自分のやりたいことはリトミックだと分かった。ことも達との一体化。関係に感激する。ほんとうに安心できる。
これは基底にある一体化願望が満たされたケース。

幼児的一体化
社会化された一体化 …… 規範意識

基本的にメランコリー性格であるが、勤勉の論理を持続するエネルギーがない。
未完成型メランコリー性格

一体化の対象を見つけると急にやる気が出たり安定したりする。

適齢期であれば結婚が一体化の課題と重なる。

躁的防衛。=「現実へ逃避する」。循環気質はこの側面がある。

1961年テレンバッハのメランコリー性格
1962年下田の執着性格
70年代には内因性うつ病が固定する

1990-2000年代にはディスチミアの傾向。
大学まではいいが就職すると困る。

パーソナリティ障害とは言えないものの、困難があるとうつ病になってしまう。
自己愛的で他罰的。趣味はしっかり守る。傷病手当金で生活は保全する。
無気力になるとネット難民かとワーキングプアにもつながる心性である。

男性は自己愛性
女性は境界型

前思春期性格の持ち越し

野心があるのは自己愛型
野心のない人が増えている
未完のメランコリー

実は今も内因性うつは多くて、未熟な内因性とも呼ぶべきものではないか

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